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プロフィール

続々と改人を作り出す 狂気のマッドサイエンティスト

オール・フォー・ワンの旧友で敵連合の影の協力者

―――僕のヒーローアカデミア 公式キャラクターブック2 Ultra Analysisより

本名殻木球大(がらき きゅうだい)
個性摂生
性格骨の髄まで研究者
CV稲葉実

概要

"オール・フォー・ワン"の治療をはじめ敵連合の結成、脳無の生産に深く関わった謎多き人物。"ドクター"と呼称される。

人物

小太りな体型、禿頭で口髭を生やし、歯車型のゴーグルを装着している。

児童養護施設や個人病院などを全国に所有し、自身の研究に利用できる優秀な被験体を探し集めている。

AFOに心酔しており、その意思に基づいて当初は死柄木らを支援しているに過ぎなかった。性格は極めて自己中心的でヒーローからの攻撃を受けた際は被害者意識を出していた。

表向き

蛇腔総合病院の創設者にして理事長。

表向きの彼は気まぐれとも思えるくらいに様々な慈善事業に手を出しており、かなり広範囲で行っていた模様。

多くの人物に慕われているらしく、エンデヴァーに追い詰められた際は周囲の医師、看護師が彼を守ろうとした。

裏の顔を考えると数々の慈善事業についても、善意ではなく様々な場所から、自分たちの役に立つ個性についての情報収集や足のつかない実験材料を集めるための行動だと思われる。

研究

脳無を作る事に喜びや生き甲斐を感じており、お気に入りの個体に名前をつけたり、完成度の高いハイエンドと呼び、脳無に対しては愛着を持っている様である。またマスターピースという究極型の完成を目論んでいる。

また、個性研究の果てに個性複製という技術まで確立した。

ただし、個性の複製には専用の設備と膨大な時間が必要なため、表向きの顔はトゥワイスの個性の分身に任せて、自身は研究に専念していた。拠点が襲われた際には、これらの培養個性が失われることを惜しんでいた。

個性

個性登録には『なし』と表記されているが、個性は『摂生』。

運動能力を引き換えに、人の二倍の生命力を持つ。

本当は120歳近い高齢だが、表向きには70歳で通している。

すでにに個性を捧げており、自分の中にあるのは複製らしい。

動向

AFOと共に脳無を製造しており、人間を元に作られるそれらは手術、実験、薬物投与による非人道的極まりない改造が施されている。

初めは敵連合と直接連絡等を取っておらず、AFOを通じて支援していた。

AFO逮捕後、敵連合と直接接触し、『氏子達磨(うじこ だるま)』と適当な偽名を名乗り、死柄木の人間性を見極めていく。

死柄木の狂気を気に入り、AFOの側近であるギガントマキアを屈服させる事を条件に、全面協力すると約束する。そして、異能解放軍との戦いの後にギガントマキアを従属させた死柄木に、更なる力を与える為の改造手術を行う。

ヒーロー全面戦争の際は秘密の地下室に隠れていたものの、殺到したヒーロー達にこれまで築き上げたすべてを破壊され、プレゼント・マイクにぶん殴られて確保。

しかし、死柄木の崩壊を目の当たりにしてAFOの願い、魔王誕生が叶う事を確信。

廃墟と化した町で狂気の爆笑を撒き散らしながら、殺人幇助などの罪で逮捕された。

過去

世代ごとに個性が強力になり、身体への進化が追いつかずコントロールを失ってしまう個性特異点という終末論を提唱したが、誰も真面目に取り合わなかった模様。

しかし、AFOにとっては「複数の個性を所有する」「それらが混合され強化されていく」正に他人事では無く、将来的な破綻の可能性を抱えていた。その対策を手にするべく、彼を側に置いていた部分もあったようである。

劇場版

劇場版第2作『HEROES:RISING』の来場者特典小冊子『Vol. Rising』では、あるヴィランの志願により、実験でAFOの様に「個性を奪う」能力と複数の個性所持に耐えうる制御装置を与えた。

余談

  • ドクターに関する設定には、物語の中で変更されている部分が幾つかある。初期に発売された公式キャラクターブック『URTRA ARCIVE(ウルトラアーカイブ)』内で、ドクターは緑谷の地元の個人病院『ツバサ医院の院長』として紹介されていたが、物語に本格的に登場した際には『蛇腔総合病院の理事長』という肩書を持っており、ツバサ医院は提携先の個人病院のひとつという設定に変更されていた。一応、一個人が個人病院の院長であることと地域の総合病院の理事長であることは両立するのだが、作中描かれた彼の動向を踏まえると、物語の進行に合わせて、より自然な形に設定が変更されたと考えるのが無難だろう。
  • また、同キャラクターブック内では、ドクターは緑谷や爆豪の幼馴染の一人「ツバサくん」の祖父であるという設定も掲載されている。この「ツバサくん」は、幼少期から現在までのある時期に脳無として改造されたことが作中で示唆されており、「AFOのために血の繋がった家族さえも犠牲にする」というドクターの狂気的な一面を垣間見せる要素のひとつとなっている。
  • ただ、本編内で明かされた彼の経歴を鑑みると、果たして彼に本当に血縁者が存在していたのかどうかは疑問が残るところである。実際にこうしたキャラクターブック上のみに存在する細部の設定が後々変更されることはままあることなので、ツバサくんとの関係性についても当初とは異なる設定が与えられている可能性がある。

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氏子達磨
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