説明
その語感から、番組のタイトルやキャッチフレーズに用いられることが多い。なお、一人の場合に「大笑い」、大勢の場合に「爆笑」を使うというのは俗説である。
国語辞典などの語釈では、誤って「大勢」や「どっと」と人数を限定して記載されているものが多かったが、最近発売されたものは一人でも爆笑するのを認めた語釈を記載することが多くなってきた。
国語辞典の語釈
ばく‐しょう〔‐セウ〕【爆笑】
[名](スル)大勢の人がどっと笑うこと。また、その笑い。「ギャグに爆笑する」
[補説]一人または数人が大声でわっと笑うことの意でも用いられる。
《デジタル大辞泉》
ばく しょう[爆笑]((名・自サ))
ふき出すように大きく笑うこと。「大口をあけて—した・会場が—の うずになる」
[!]「一人で笑う場合に使うのは誤り」と言われることがあるが、このことばが広まった昭和戦前から一人で爆笑する例は多く、人数を問わず使える。
《三省堂国語辞典第八版》
広辞苑は、第六版では「大勢が大声でどっと笑うこと」と書いてあったが、2018年に発行された第七版では、人数の制限が撤廃され「はじけるように大声で笑うこと」に書き換えられた。
三省堂現代新国語辞典でも、第五版では「ふきだすようにどっと大声で笑うこと」と書いてあったが、2018年に発行された第六版では「ふきだすように、大声で(どっと)笑うこと」に、第七版では「(どっと)大笑いすること」に書き換えられた。この辞典での括弧()は省略可を意味するので、一人で爆笑しても問題ないということを示している。
※「どっと」は「おおぜいの人がいっせいに声を出すようす」という意味。
大辞林と岩波国語辞典も、2019年に出版した最新版(それぞれ第四版・第八版)では「大勢」の主語が除かれた。
中学生向けの例解新国語辞典も、2021年の第十版で「その場にいる人がどっと大声で笑うこと」から「大声で笑うこと」に書き換えられ、2024年発売の第十一版では、単に語釈で「大笑い」と書き換えられた。
新選国語辞典も、2022年の第十版で「大勢で一時にどっとわらうこと」から「はじけるように一時にどっとわらうこと」に書き換えられた。
「一人で爆笑」は誤りじゃないの?
近年、一人または数人で笑うという意味でも使う、新しい言い方であると解説をしている辞書もあるが、誤り。
そもそも「爆笑」は以下の記事と三省堂国語辞典の語釈のとおり、昭和時代から用いられるようになった言葉で、笑う人数は一人だろうが大勢だろうが、人数を問わず使われていた。
しかし、複数の辞書がことさら「大勢」と記載してしまったことにより、本来は大勢でしか使わないという誤解が広まってしまったと見られる。
https://www.google.co.jp/amp/nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/1801/26/news015.html
https://kangaeruhito.jp/article/3571
曖昧さ回避
syudouが投稿したオリジナル曲。
マヂカルラブリーの歌ではないかと考察されており、本人達も曲を知っているようでラジオで語っている。