概説
1996年から97年までの間に放送されたTVアニメ。全64話。TVアニメ『ドラゴンボールZ』の続編にあたる。
内容はすべてアニメオリジナルで、時期列は悟空とウーブが修行の旅に旅立ってから5年後の世界。
「バトル漫画」としての地位が定着したドラゴンボールから一転、連載開始当初の「ドラゴンボールを探す“冒険アドベンチャー”」としての回帰を目指した作品。
悟空の肉体が幼児化し、新たなドラゴンボール&神龍の登場など冒険漫画として描かれた頃の要素を復活させるための試みが要所で展開された。
序盤以降は先の通りバトル展開の比重を大きくし、バトル展開と冒険ファンタジーのバランスを取ったアニメとなっている。
結果として原作のドラゴンボールが辿ってきた冒険→バトルという似た構成になっている。
スタッフ、制作方法等、前作アニメから大幅に変更がなされており、外面的な作風自体も大きく変化している。それにより、作中のBGMも明るくも緊張感のある曲調から、冒険を想起させる壮大で爽やかなものが増えている。
原作者である鳥山明はストーリーなど制作に直接関与はしていないが、イメージボードや原作最終回から5年後の悟空達の姿、冒険に使った宇宙船やギル、新キャラの達のデザインチェック、GTのロゴデザイン等等、デザイン面で関わっている。
作品の立ち位置としては「壮大な外伝・サイドストーリー」であるが、ドラゴンボールという作品にピリオドを打つ作品として一つの大きな役割も担っている。といっても当時そういった路線が取られたのは、ドラゴンボールの人気が落ち着いてしまったためである。
本作で登場する超サイヤ人4は『Z』からアニメ版の一部のキャラクターデザインを手掛けた中鶴勝祥が、一から全てデザインを起こしたものである。それを鳥山に提出したところ、微修正を除いてほぼそのまま合意を得られたとのことで、中鶴も嬉しかったと語っている。ちなみに鳥山明が描いた超サイヤ人4はDVD-BOXのブックレットに描かれている。
また本作のタイトルである『GT』とは【Grand Touring】(グランド・ツーリング)=壮大な旅、という意味であり、これも鳥山明本人による命名。他にも【Galaxy Tour】【Galaxy Touring】(銀河の旅)、【Great Touring】(偉大な旅)などの意味も込められている。
ストーリー
「究極のドラゴンボール」編(宇宙探索編)
ウーブとの出会いから5年後。悟空はウーブへの最後の修行を施し彼と別れたが、その直後、突如として子供の姿になってしまう。実はそれはピラフ一味が禁断の究極ドラゴンボール(ダークドラゴンボール)を見つけ出し、呼び出された赤い神龍によって叶えられた願いであった。そのドラゴンボールは『もう一度集めなければ、願いをかなえた当人の星を一年後に滅ぼす』という恐るべき魔力を秘めており、これを知った悟空とトランクス、そして悟空の孫娘・パンの3人は宇宙中に散らばった究極のドラゴンボールを探す旅に出る。
「復讐鬼・ベビー」編(スーパーベビー編)
究極ドラゴンボールの回収も終盤に差しかかっていた頃、その裏で新たな脅威が忍び寄ろうとしていた。かつてサイヤ人によって滅ぼされたツフル人の生き残りドクター・ミューによって作り出された人工生命体ベビー。彼はサイヤ人に復讐すべくサイヤ人の血が流れる悟空たちに襲いかかる。そしてその手は地球にまで拡大し、ベビーは強力なエネルギーを求め悟空の仲間達を含めた全ての地球の人々に乗り移り、地球はベビーのものとなってしまう。悟空は寄生を免れたパンやウーブと共に地球を取り返すべくベビーに立ち向かう。地球の命運を賭けた、その勝敗の行方は?
「究極の人造人間」編(超17号編)
ベビーを倒し、ピッコロという犠牲の末に平和を取り戻した地球だったが、その裏側で地獄に落ちたドクター・ゲロとドクター・ミューが悪魔の協定を結び、新型の人造人間17号の製造に成功し、悟空への復讐に立ち上がった。そして新たに生まれた17号は、この世で生きている17号と共鳴して洗脳。地球と地獄、二つの世界を巻き込んだ二人の『17号』による壮大な復讐劇が幕を開ける。
「7匹の邪悪龍」編(邪悪龍編)
17号の驚異を退けた悟空たちは、犠牲となった街や人々を復活させるべく再びドラゴンボールを集め始めた。しかし、集めたドラゴンボールは全て謎のひび割れを起こし、そのドラゴンボールから呼び出された神龍の様子もおかしく、願いもかなえずに真っ黒な光を放って散っていってしまう。界王神曰くその現象はドラゴンボールが持つ『人間の欲望によって穢れを溜めこむ』性質によって起きた現象であり、本来ならば一度使うと100年の休息が必要なところを、悟空たちによって30年に渡って無茶な使われ方をしたのが原因だと言う。そして穢れたエネルギーは7匹の邪悪龍となり、世界中で悪影響を及ぼしていた。邪悪龍はいずれは銀河を滅ぼすとまで言われ悟空は邪悪龍を元のドラゴンボールの姿に戻すべくパンと共に邪悪龍討伐の旅に出る。
評価
放送当時は「原作者鳥山明が関わっていない」「シナリオのテンポが冗長でつまらない」「原作からかけ離れた設定や後付け」「悟空ばかりが活躍して原作の人気キャラの活躍が少ない」など、原作ファンや「Z」を視聴していた当時の視聴者達から顰蹙を買っていた。
そのためファンコミュニティでは話題にするのも憚られ、触れてはいけないタブーとして扱われていた。
よって本作のファンは長い間隠れキリシタンが如く肩身の狭い思いを強いられることとなっており、仮に評価しようとしても総叩き……という最悪の空気感に包まれていた。
なおこの悪評は国内だけであって、海外では打って変わって本作を高く評価する声が多い。そのたゲーム作品のPVなどではGTの参戦を熱烈に求める声が上がるなど、絶大な人気を誇っている。GTの評価が低かった時代でもゲーム作品におまけとして出演出来たのは海外ファンの声があったおかげと言える。
ドラゴンボールは海外では二次創作が非常に盛んだが、その文化の背景にはある意味公式が壮大な二次創作を行った本作の存在が非常に強かったともされている。
本作を知らないファンにもその悪評の方が伝わりつつ有る一方で、放送から時が経ち、リバイバルブーム以降の再放送、そして「神と神」以降のコミュニティの多様化もあって、本作が徐々に日の目を見るようになる。また、『超』が始まる以前も若いファンからの評価は超サイヤ人4を始めとして高い傾向にあった。
『超』から見始めた新規の視聴者や若年層からは「評判よりはずっと高品質な作画」「名曲揃いOPとED」「『GT』オリジナルの変身形態のカッコよさ」「『ドラゴンボール』に再度焦点を当てたシナリオ構成」と、それなりに再評価されている。また、当時から「完成度の高い最終回」は評価が高い。というのもドラゴンボールは基本的に最終回が最終回らしくない、つまりまだまだ続きそうな終わり方が多く、『GT』でしっかりと明確にピリオドを打ったことは評価されている。
超サイヤ人4も放送当時こそ反発が多かったが、これについては終了後から少しずつ評価が高まっていき、『超』が出るまでは最強形態としてゲームオリジナルで変身するキャラクターがいくつか登場したほど。
現代ではグッズ化も盛んになった他、『Sparking ZERO』の参戦PVにおいて、他の参戦PVを抜いてトップを競える再生数を誇っていた。これは当時、「同作にGTの参戦はないだろう」とユーザーの多くが踏んでおり、その予想を良い意味で裏切った反動もあったと言える。以前ほどドラゴンボールコミュニティそのものからの反発もなく、概ね好意的に受け止められていた。なお現在参戦PVは、残念ながら楽曲の版権(GTのOPが使用されていた)の問題もあって動画が差し替えられ、再生数がリセットされている。
主な登場人物
究極ドラゴンボール(ダークドラゴンボール)で子供の姿になってしまう。宇宙に散ったドラゴンボールを集めるために宇宙に旅立つことになる。当初は小さくなった体のためにパワーも思うように使えなかったが、すぐに慣れて通常形態すら作中で最強レベルに。そして新たな変身を得ることに…。
悟空・パンと共に宇宙へ旅立つ。二人に振り回される苦労人の役回り。外見は未来トランクス寄りだが性格は未来と現代を足して2で割った感じに。中盤以降はレギュラー扱いされなくなってしまう不遇な扱いであるが、OPで消えることはなく、本編の総括的な台詞も担当するなど一応存在感はあった。
孫悟飯とビーデルの一人娘で悟空の孫。ヒロインポジション。悟空・トランクスと共に宇宙へ旅立つ。10代前後の好奇心旺盛なおてんば娘。
イメッガ星で悟空たちと出会い、ドラゴンレーダーを食べてしまったことから一緒に旅をすることになったロボット。
悟空のライバル。悟空と実力が近いとされる唯一のキャラクター。父親のようにヒゲを伸ばしているが似合っていない(後に娘のブラにその事を指摘されてショックを受け、結局剃った)。中盤からはレギュラー化し、地球を第二の故郷として命懸けで守っている。かなり修行しまくっていたはずだが、悟空には大きく水を開けられてしまった。『超』や他の作品との心境の大きな違いとして、『Z』ラストを踏まえて一切戦闘服を着なくなり、年甲斐もなくワイルドな服装になったことが挙げられる。
ベジータとブルマの娘。ブルマに瓜二つな容姿をしている。
悟空の弟子で悪い魔人ブウの生まれ変わり。本作で少し成長している。
ツフル人が作った人工生命体。相手に寄生し、肉体を操る事が出来る。
地獄で新たに作られた17号と現世の17号が合体した人造人間。
ドラゴンボールの副作用で誕生した悪い神龍。
名前はドラゴンボールの球の名前に忠実。
全部で一星龍・二星龍・三星龍・四星龍・五星龍・六星龍・七星龍の計7匹。
超サイヤ人4同士のベジータと悟空のフュージョン姿。強さは邪悪龍を上回るが…………。
主題歌
OP
作詞-坂井泉水/作曲-織田哲郎/編曲-葉山たけし/歌-FIELD OF VIEW
ED
- 『ひとりじゃない』(第1話~第26話)
作詞-池森秀一/作曲-織田哲郎/編曲-古井弘人/歌-DEEN
- 『Don't you see!』(第27話~第41話・番外編)
作詞-坂井泉水/作曲-栗林誠一郎/編曲-葉山たけし/歌-ZARD
- 『Blue Velvet』(第42話~第50話)
- 『錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう』(第51話~第64話)
作詞・作曲-小松未歩/編曲-池田大介/歌-WANDS(第三期)
各話リスト
話数 | サブタイトル |
---|---|
第1話 | 謎のDB(ドラゴンボール)出現!!悟空が子供に!? |
第2話 | 主役は私!パン宇宙に飛び立つ!! |
第3話 | 超ガメツイ!!商人の惑星イメッガ |
第4話 | ウォンテッド!!悟空が指名手配!? |
第5話 | 強い奴見っけ!!用心棒レジック |
第6話 | ちょっとイテェぞ!?悟空の歯医者 |
第7話 | 愛しのハニー!?花嫁はトランクス |
第8話 | 悟空もドッカン!!おヒゲパワー全開 |
第9話 | シマッタ!!悟空飛び込む罠の星!? |
第10話 | 踊ってアタック!?ボンパッパー!! |
第11話 | ルードの呪い!?人形にされたパン |
第12話 | 神のお告げは超迷惑!!ルード起動 |
第13話 | こいつが親玉!?謎の科学者ミュー |
第14話 | リズムでバッチリ!?ルード攻略!! |
第15話 | もうグレてやる!!パンの家出!? |
第16話 | マシン惑星M2…裏切りのギル!? |
第17話 | パンにおまかせ!悟空救出作戦!! |
第18話 | データにゃないぜ!!悟空の超本気 |
第19話 | 出陣!!最強ミュータント・リルド |
第20話 | たまげたぞ!!悟空を襲う金属津波 |
第21話 | 何てこった!!金属板になった悟空 |
第22話 | 暴かれた野望!!邪悪生命体ベビー |
第23話 | 隠された危機!?難破船と謎の少年 |
第24話 | ベビー逆襲!!狙われたサイヤ人!! |
第25話 | 大変だ!!地球にベビーが現れた |
第26話 | 悟飯と悟天…最悪の兄弟ゲンカ!? |
第27話 | 野望完成!?乗っ取られたベジータ |
第28話 | 悟空帰る…地球は全部オラの敵!? |
第29話 | 超ヤバイ!?超サイヤ人3敗れる!! |
第30話 | 悟空消滅!?オラは死んじまっただ |
第31話 | アッと驚く!?スゴロク空間大崩壊 |
第32話 | 悟空を返せ!!怒りの戦士ウーブ |
第33話 | くらえベビー!新生ウーブ必殺光線!! |
第34話 | 変身失敗!?悟空の大ザル大暴れ!! |
第35話 | 最強!!悟空が超サイヤ人4に!! |
第36話 | 不死身の怪物!?凶悪大ザルベビー |
第37話 | 壮絶!!ベビーと悟空ダブルKO!! |
第38話 | みんなの力(パワー)で…超サイヤ人4復活 |
第39話 | これで最後だ!ついにベビー消滅 |
第40話 | 地球爆発!!ピッコロの重大な決意 |
第41話 | 天下一武道会 サタンの後継者は誰 |
SP | 悟空外伝!勇気の証は四星球 |
第42話 | 死ね悟空!!地獄から蘇る強敵たち |
第43話 | 地獄の魔戦士!セル&フリーザ復活 |
第44話 | 究極の人造人間!二人の17号合体 |
第45話 | 急げ悟空!!地獄からの脱出大作戦 |
第46話 | 激突!!スーパーサイヤ人4VSスーパー17号 |
第47話 | 大逆転!悟空と18号の二段攻撃さく裂 |
第48話 | これはビックリ!神龍が敵に?! |
第49話 | 最強の敵?!恐怖の裏ワザを使う龍 |
第50話 | サイヤパワー玉砕!?電気獣五星龍 |
第51話 | 六星龍!大竜巻攻撃の弱点を弱点を探せ |
第52話 | パンあぶねぇ!七星龍のとっておき |
第53話 | パンが消滅!?涙の10倍かめはめ波 |
第54話 | 摂氏6000度のパワー!太陽の戦士 |
第55話 | ブルマ動く!ベジータ改造計画 |
第56話 | 太陽の次は極寒!炎と氷の兄弟龍 |
第57話 | 強さ圧倒的!!邪悪竜を支配する龍 |
第58話 | 反撃開始!スーパーサイヤ人4を超えろ |
第59話 | 敵か味方か…大猿ベジータ大暴れ |
第60話 | フュージョン!!究極のスーパーゴジータ |
第61話 | 絶対勝つぞ!四星球を食った悟空 |
第62話 | 悟空を救え!最後の味方登場 |
第63話 | 奇跡の逆転勝利!!宇宙を救った悟空 |
第64話 | さらば悟空…また逢う日まで |
正史か非正史か
本作は原作者の関わりが非常に薄い上、完全なアニメオリジナルのストーリーな為、2024年現在では、公式で非正史である事が明言され、公式では「外伝」としての扱いで公称されている(『超』は正史)。鳥山明自身も「GTという”外伝”をお楽しみ下さい」と、放映当時コメントしていた
ただ『Z』の後番組としてそのまま放映開始した『GT』は、当時の制作環境を知らないキッズも多く、その当時の視聴者の中には『GT』が正史と勘違いしてる場合も多かった。最終回でも「これでドラゴンボールのお話はおしまい」と言われる等、当時はストーリーの終焉をアピールする事もあった。
鳥山明が監修した『ドラゴンボール超』が登場して以降は30周年記念の公式ヒストリーからも本作は除外されており、『超』の「宇宙の神々編」の後には原作最終回である「平穏な世界編」でヒストリーは幕を閉じている。
また劇場版『神と神』『復活の「F」』、TVアニメおよび漫画版『ドラゴンボール超』は時系列的には『GT』より前の話だが、子供に若返った上、一連の出来事で悟空達と友好的な関係を築き未来トランクスのタイムマシン復活に協力するなど、いつの間にか悟空達の仲間扱いされるようになったピラフ一味、分離した界王神とキビト、生き返ったうえに修行で大幅強化され悟空達と再び肩を並べたフリーザ、同じく大幅強化された悟飯、悟空達の仲間になり超サイヤ人3以上の強さになった17号、『GT』とは違う形態に変身する悟空達、『GT』とはまた人間関係が違う、『GT』に登場しない新キャラと交流関係を作るなど、本作につながらない要素が数多く存在する。
派生作品を含めると、『たったひとりの最終決戦』と『ドラゴンボールマイナス』(及び『ドラゴンボール超 ブロリー』)のバーダックの性格や悟空の出自も異なっている(後者の作品は鳥山明が原作と脚本を手掛けた為)。
一方で『神と神』公開時点では、『神と神』は『GT』に繋がる物語とされ、当時発売された超全集などでも同じヒストリーに分類されていた事があった。『超』放送時に行われたドラゴンボール展のパンフレットでも時系列が『超』→『GT』の順で解説されており、海外のイベント等では『超』は『GT』に繋がるとスタッフが想定していたことを語っていた。
とはいえドラゴンボールは設定を覆すことも多いので、繋げて考えてもパラレルでも、各々の解釈次第と言えるだろう。強いて言うのであれば、最新の公式での説明が最も正確な扱いと言える。ただ本作に限らず不評作品のパラレル扱いは黒歴史扱いと同義であったため、非常に反発が強かった。しかし現在は『超』とも違う次元として『DAIMA』が登場したこともあり、原作以外は全てパラレルという認識がネガティブに捉えづらい環境も生まれている。
ゲームでは、『ゼノバース』シリーズでは『超』と『GT』が繋がる様な会話やイベントがあったかと思えば(例として、GT悟空と破壊神ビルスとの掛け合いで、悟空がビルスに「久しぶりだなぁビルス様」と言う等)、ミッションで超サイヤ人4より上の形態として超サイヤ人ブルーや身勝手の極意が登場したりとあやふやである。
『ヒーローズ』シリーズではそれぞれ別時空の話として解釈し、お互い相手の変身を知らない状態で超サイヤ人4と超サイヤ人ブルーの悟空が戦っている。ゲーム版では超サイヤ人ブルーが勝利したがアニメ版では互角の勝負を繰り広げていた。
その後のハーツが一星龍の心を読んだ際「別の世界の君(悟空)が戦った相手」と説明している。
余談
- 上述の通り鳥山明先生が直接制作に関わっていないためファンの間で一時期「『GT』は『ごめんなさい、鳥山先生』の略ではないか」とする失礼な都市伝説が広まったこともあったが、後に鳥山本人のコメントで否定されている。
- スーパーベビー編から『Z』のようなバトル路線へと変更したこともあってファンの中では賛否両論である。また、3話制作終了の時点で「このままやっても面白くならないのでは?」ということで「バトル路線に戻そう」という案が出たらしく、製作初期で路線変更の構成が行われた事で、結局『GT』では少ない鳥山明要素であった「グランドツーリング」の意味は消え去ってしまう事になる。もっとも邪悪龍編は少し旅をするので多少持ち直したか。
- 一応他のスタッフの証言として自然とバトル路線へと戻っていった、という話も存在する。少なくとも人気がでずにテコ入れとして戻した、という話は嘘である。
- 本作では「ファイン・ネガ・ビデオシステム」によるD2-VTRマスターでの納品になったため、本編中の色味が変更されたが、DVDではフィルム原盤からのリマスターで収録されている。その弊害として本編の音質が劣化し、『無印』と『Z』、『GT』のハイライト映像をバックにスクロールで全主要声優と主要スタッフの名がVTRテロップで流れた最終回のエンディングがDVDだとノンクレジットになっている。
本放送
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ドラゴンボール DRAGONBALL DB ドラゴンボールシリーズ
マシュランボー:20世紀最後の年に放送された東映アニメーションオリジナル作品。こちらは視聴率低迷により冒険物からバトル路線に変更された。