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東の界王神

ひがしのかいおうしん

東の界王神とは、漫画『ドラゴンボール』の登場人物。
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概要

CV:三ツ矢雄二(Z、改、神と神)→太田真一郎(GT、超)

東西南北の銀河を治める界王大界王の更に上位に位置する神で、主人公・孫悟空たちの暮らす第7宇宙で最も偉い神とされる。

なお、名前に「東の~」と冠しているのは、かつては界王たちと同じく東西南北の界王神と、それらをまとめる大界王神も存在したが、約500万年前の魔人ブウとの戦いでそうした神々が尽く葬り去られ、東の界王神だけが唯一生き残ったという。そのため、事実上は彼が現在の第7宇宙における最高神であり、作中で単に「界王神」と言えば一般的には彼のことを指す。また、物語の中盤から彼の先祖でもある数世代前の界王神(通称・老界王神)が復活するが、彼はいわゆる隠居的な立場となっており、代わらず彼が現役の界王神である。

神と神』以降の展開では、界王神(創造神)と対をなす「破壊神」と呼ばれる存在や、彼の管理する第7宇宙以外の他の宇宙(第1~12)とその各宇宙を管理する界王神と破壊神、更には全宇宙を治める全王なども登場し、宇宙の構図とそれらを管理する神々の役職、その中での彼自身の立場などがより明確にされた。

なお、この影響か東西南北やその上の大界王神の設定は漫画版の『超』以外では葬られた気配があり、現在のところ破壊神と対になる一人の創造神として描かれている。

魔人ブウ編では老界王神の代わりに自分の命で悟空を生き返らそうとした。

人物像

外見は地球人に比較的近い構造だが、青紫の肌に尖った耳など、亜人的な身体的特徴を持つ。
髪型は白髪のモヒカン、瞳はハイライトのない黒眼で、登場初期はその不明瞭な素性と相まってやや不気味な雰囲気を醸し出していた。
低身長で体格も華奢であり、一見少年のような印象を受ける。

神らしく真面目で温厚、柔和な性格。ただし物語が進むにつれ、詰めの甘い部分も露見しており、自ら講じた策が裏目に出てしまうことも多く、終盤には予想外の出来事に驚愕・動揺するなど頼りない姿が多くなった。更には潜在能力以上の力を引き出すとされるゼットソードの伝承を誤解して伝えてしまったり、自らも身に着けているポタラの効能も不認知であったりなど、何処か抜けたところがある(なお、こうした宇宙に関わる物事についての解説役は、後に復活した老界王神にお鉢が回されてしまった)。

また、予想以上に破天荒な悟空や、トボけた性格の老界王神に次第にペースが乱され、終盤頃には彼らに振り回される苦労人ポジションとしてコミカルな描写が増えた。

また、全王の存在(または顔)を知らず、初めて謁見した際には「誰です?あの微妙にイラッとする顔をした子供は?」と失言していたことから、界王神の基準に当てはめても若く未熟な部分があると思われる。ただ、こうした点は彼自身の不勉強以外に、彼を教導するはずだった他の界王神や大界王神が死去してしまった事もある。しかし、漫画版四巻に収録されている一枚絵を見る限り、どうも師匠である大界王神の吞気な性格や指導に問題があった節がある。

能力

過去に他の界王神たちと共に魔人ブウに戦いを挑んでいるが、その中では最も非力であったとのこと。それでも神と融合したピッコロが「次元が違う」と戦うことなく棄権する、復活した魔人ブウに打ちのめされても瞬殺はされておらず、悟飯を戦闘不能に追い込んだブウの気弾を眼力で破壊する等の描写から決して戦闘能力は低くない。

なお、ブウの脅威度を説明する際に「界王神ならだれでもフリーザを一撃で倒せる」と自己申告している。
しかし、フリーザが第三形態以上の変身を披露したのはナメック星の戦闘が初めてであること、界王神たちが悟空や超サイヤ人の事を伝聞でしか知らなかったこと(超サイヤ人の出現を見ていないならフリーザ最終形態やフルパワーを知るはずがない)などから、彼の言う「一撃で倒せるフリーザ」とはどの形態のことを言っていたのかは不明。

その他、作中ではテレパシーや読心術、金縛り、物質出現など、様々な特殊能力を使用している。瞬間移動術である「カイカイ」は、原作ではキビトとのポタラ合体後に使用しているが、元々使用できたのかは不明。『超』では分離後もカイカイを使用しており、天使であるウイスが片道2日かかる全王の宮殿へ瞬時に移動できる。

活躍

初登場は、「魔人ブウ編」。
「シン」という名義で第25回天下一武道会に出場し、付き人のキビトと共に魔人ブウの復活を目論むバビディ一味の動向を探っていた。その中で、同じく大会に出場していた孫悟空とその仲間たちに接近。元・神であるピッコロは当初から彼の異質性を感じ取っており、普段見せないような動揺をしていた。

バビディの手下であるヤムースポポビッチ孫悟飯のエネルギーを敢えて吸収させるため、悟飯を金縛りにかける。エネルギーを回収した二人の逃走後、自ら正体を明かすとともにZ戦士たちに協力を要請。アジトに戻る彼らを追跡してバビディの居場所を突き止める。

魔人ブウの復活後は、強力なブウに対抗させるべく孫悟飯を界王神界へ招き、潜在能力を引き出すとされる伝説の剣“ゼットソード”を抜かせる。しばらく修行を続けている間に、あの世に戻ってきた悟空とも合流。超重量の剣を自在に扱えるようになった悟飯に対し、悟空がその切れ味を試そうという話にノリ、宇宙で最も硬いとされる金属“カッチン鋼”の塊を出現させ、悟空と悟飯に試し切りをさせる。
しかし剣は真っ二つに折れてしまい、唖然とする面々の前に自身の先祖である老界王神が復活する。彼から伝承が間違っていることを知らされ(正確には剣に封印されていた老界王神が潜在能力を解放させる術を持っているとのこと)、以降は対魔人ブウの全体的な指示司令役を先祖に奪われてしまった。

老界王神が界王神に代々伝わるイヤリング「ポタラ」の説明の際、彼から試しに身に付けていたポタラをキビトに付けさせるように支持され、言われるがままに合体(キビト界王神に変身)してしまう。瞬間移動能力(カイカイ)と回復能力を継承し戦闘力も格段に上がり「これなら一緒に戦える」と気を良くするが、老界王神からは「調子に乗るな」と窘められている。

長らく(作中の期間では5年程度)キビト界王神の姿のままだったが、アニメ『ドラゴンボール超』で、ナメック星のドラゴンボールの力でようやくキビトと分離することができた。「“未来”トランクス編」の最終決戦では、第10宇宙の界王神ゴワスと共に第7宇宙の未来の世界に現れ、悟空とベジータに自らのポタラを貸し与え、ベジットブルーの出現に協力した。

その他

アニメ『ドラゴンボール超』の追加設定

各宇宙の界王神は、同じ宇宙を管理する破壊神と生命を共有しており、片方が死ぬともう片方も死ぬという一蓮托生の関係にあるという。ただし、力の勝負ともなれば破壊神の方が上であり、さらに相手が破壊神の中でも特に癇癪持ちのビルスであることから、彼や老界王神はビルスに対して機嫌を損ねないよう敬意を払って接している。
ただし、『力の大会』直前の全覧試合では、相手がビルスでも言い返すべき時は真っ向から反論しているし、ビルスの側も理があると判断すれば忠告や進言を素直に聞き入れており、近年では一方的な力関係という訳でもないことが伺える。魔人ブウが勝った時は喜びのハグしてるし。
また一部のゲームタイトルには時の界王神なる神も登場しているが、今のところ彼女と顔を合わせた描写がないためその立場関係は不明である(ただし老界王神とは古い知り合いであるらしく、お互い砕けた態度で接している)。

界王神としての職務、担当する第7宇宙の人間レベルに対しては、「人間自身の努力でレベルが上がらなければ意味が無い」と見守るスタイルである(第10宇宙担当のゴワスもほぼ同様の捉え方)。

漫画版『超』によると、未来トランクスのいる並行世界においても同じくバビディ一味が魔人ブウ復活のために暗躍し、この世界で唯一の戦士であるトランクスを正式に界王神の弟子として迎え入れて共に彼らと戦い、その最中に非業の死を遂げたことが判明。同時に、一蓮托生の因果から破壊神ビルスも死亡し、未来の第7宇宙は界王神も破壊神も不在という悲惨な状況と化した。
また、彼もザマスのようにかつては見習いとして大界王神に師事し、後に認められ界王神として正式に昇格した事が明らかになっている。

戦闘描写もアニメより追加され、バビディを倒そうとするがダーブラの火炎弾の直撃で重傷を負い、さらにバビディの魔術で首を捻りきられそうになるも超サイヤ人2となった未来トランクスに救われ、自身も死力を振り絞った金縛りでダーブラの行動を封じた事で未来トランクスの勝利に貢献した。

さらに時の指輪を使って未来におけるザマスの悪行を単独で確認してビルスがザマスを破壊する証拠を得る、独断でゴワスと共に未来世界に渡り未来トランクスの窮地を救い界王神界で養生させるなど活躍の場が増えている。

名前について

第7宇宙の破壊神=ビルスや、第10宇宙の界王神=ゴワスなど、『神と神』以降の作品において真名で呼ばれる神々が数多く登場しているが、本項の東の界王神(および老界王神)に関しては未だ本名は不明のままであった。
そんな中、『超』の“未来”トランクス編以降は「界王神」を名乗るキャラクターが増加しており、ファンの間では差別化するために便宜上「第7宇宙の界王神」や「シン(天下一武道会でのエントリー名)」の呼称が使用されていた。

…と思っていたらなんと『超』の宇宙サバイバル編で(他の宇宙の界王神全員に名前が公表された煽りを受けた形ではあるが)シンが本名であることがようやく公式サイドから明言されることとなった。
ただし、現在でもエンドクレジット表記はあくまで"界王神"となっておりそれ(第7宇宙)以外の界王神は各々個人表記でクレジットされている。

関連タグ

ドラゴンボール
 界王神 ゼットソード ポタラ
キビト キビト界王神 老界王神 孫悟飯 孫悟空(ドラゴンボール)
西の界王神 ビルス ウイス ゴワス ザマス

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