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「その昔… 私とピッコロは一つであった。一人の天才武道家だった…」

「ピッコロは… さ…最後の最後で…神の私を超え…た…… う…嬉しいぞ………。」

「今の地球に必要なのは神では無い。強者なのだ」


概要編集

声:青野武島田敏(『ドラゴンボール改』第66話以降)

身長250cm、体重200kg。

地球神様で、地球のドラゴンボール神龍の創造主。

付き人のミスター・ポポと共にカリン塔の更に上にある宮殿で地上を管理している。

孫悟空たちの武術の師匠でもある。

ただし悟空の修業に神様はあまり手を出さず、ほとんどミスター・ポポに任せておいた(天下一武道会での神様と悟空の会話より)とのことなので、悟空から見た実質的な師匠はミスター・ポポの方だともいえる。


その正体は幼少期の頃にナメック星の異常気象から生き延びるため地球に逃れてきたナメック星人(龍族)。

到着時の衝撃により記憶喪失となり、自分の名前やナメック星時代の記憶、そして自らがナメック星人であることも忘れてしまう。

本名は不明だが、親の名はカタッツとのこと。


ナメック星人の間では龍族の天才児として知られており、格闘センスも非常に高く、最長老からは「サイヤ人相手でも負けることはまずない」と言われるレベルであった。

ドラゴンボールを作り出したのもこの龍族の才能と頭の片隅にあったナメック星のドラゴンボールの記憶から。ナメック星のものと同様、このドラゴンボールも創造主が死んでしまうと消滅してしまう(正確には、永久にただの石になってしまう)。


上記の通り記憶を無くしたため、自身を人間(地球人)と思い込んでいた(ナメック星人だったと知った彼曰く「そ、そうだったのか……道理で他のみんなとちょっと違うなー……と……」と溢している。実際初期のドラゴンボールはモブが人型であることがデフォルトになった後期のドラゴンボールと比較して、ウミガメ、ウーロンプーアルピラフ一味カリン様をはじめとして、他にも二足歩行のトラやオオカミだの人のような骨格のプテラノドンだのとモンスター型のモブがやたらと登場していたため、「肌が緑色で、頭に妙な触手が生えている」程度ならば“ちょっと違う”で済む、実際後の時代でも次代の神様を継いだデンデや、ちょくちょく悟飯家に尋ねにきているピッコロは「顔色が悪い」で済まされている)。

カタッツからの手紙が宇宙船に残されており、遅れてやってくるという記述を信じて彼の事を待ち宇宙船が着陸したユンザビット高地で数年間生活していた(地球人と思ってたため、後年ミスター・ポポから「両親いなかったか?」と聞かれても「おらんかった」と答え、ナメック星人が単植人種と知らなかったので、来るのはカタッツだけではなく「両親」と思っていた)。

青年になると、一向に来ない親を待つのを断念してユンザビットを飛び出し、世界中を旅する。ナメック星人は地球人よりも高度な戦闘力を持つために地球でも武術を心得、神になる前は天才武道家として名を馳せていた(この時の名乗りは不詳だが、後の天下一武道会で同じ名前と思しき人間の体を借りて「シェン」と名乗ったことや、「自分以外に神の後継者になれる人間はいない」と直感して自他ともに器量を認知されてたことから、神の子の様な存在という意味で「シェン」と自称していた可能性も暗示されている)。

ある時聖地カリンへ赴き、カリン塔を登ってカリンから神の存在を聞かされ、認められて天界へ行きミスター・ポポのテストにも合格して神に拝謁する。

神にも寿命がある事を知り、しかも死期が近いと聞かされ後継者を志願するが、彼には僅かながら悪の心が芽生えており、それを神に見透かされなかなか神の座を後継する事が出来なかった。本来ナメック星人は善の種族でそういった感情は芽生えないはずなのだが、それまでに出会った地球人の邪悪な一面に触れてしまった影響で、わずかに悪の心が芽生えてしまった。


その後数年かけて苦しい修行を積み、自らの生まれ持った能力を半減させながらも悪の心を追い出すことに成功し、神の後継者として認められるようになるも、分離した悪の心を封じ損ねて地上に逃げられてしまう。

間もなく先代の神は亡くなり、新たな地球の神に就任するが、それと同時に地上に逃げた悪の心は実体化して魔族となり、「ピッコロ大魔王」と名乗って大暴れして人間たちを恐怖のどん底に陥れてしまう。

神と大魔王は元々同一人物のため、命を共有している片方が死ねばもう片方も死ぬ。しかし神である身から自殺する訳にもいかず、人間達に彼の対処を任せる他なかった。


武泰斗が編み出した秘技・魔封波でピッコロ大魔王は封印されたが、300年後に封印が解かれてしまう。その時現れた少年・孫悟空の手で大魔王は倒されるが、執念で自らの分身とも言える息子を死の間際に生み出していた(皮肉にもこの事で結果的に神の命は繋がった)。そして「ピッコロに殺された神龍を復活させドラゴンボールでピッコロや魔族によって殺された者達を生き返らせる」条件として、手を出せない自らに代わってピッコロを倒してもらうべくポポと共に悟空に厳しい修行をつける。


しかし3年後、戦士タイプとして生まれ変わったピッコロ(マジュニア)を封印するため、自らも地球人の身体を借りて「シェン」を名乗り天下一武道会に出場。武泰斗の魔封波を真似て封印を試みるも失敗し逆に封印されてしまうが、決勝戦で悟空の奇策により救われ、更にピッコロも悟空の手で倒された。


その後、ピッコロは悟空達と共闘していく中で改心していき、神も彼の存在を認めつつあった。ピッコロがナッパの攻撃から孫悟飯を守って死ぬと、一心同体であった神も死んでしまうが、故郷ナメック星のドラゴンボールでピッコロが復活したことにより神も復活。


そして人造人間との戦いでは、強大な敵に対抗するためピッコロと融合、一人のナメック星人に戻った。ただし、ベースは戦士タイプのピッコロの方であり、ピッコロが既に同じ戦士タイプのナメック星人・ネイルと融合していたため正確に元に戻ったわけではなく、本来の龍族から新たな戦士タイプのナメック星人になった。この影響でドラゴンボールは力を失い使えなくなったが、同じナメック星人であるデンデが新たな神様になり、ドラゴンボールを復活させた。


ドラゴンボールZ』ではかつてガーリックと神の座を競っていたが、先代の神がガーリックの野望を見抜いたことから、神の後継者として選ばれた。この事が原因でその息子のガーリックJr.からは恨まれている。『ドラゴンボールGT』では、神となる以前に試作品として作った「究極ドラゴンボール」が登場した。


ドッカンバトルでは編集

天下一武道会チケットガシャで実装。パッシブスキルは味方のサポートのみと言う圧倒的にシンプルな性能となっている。


後に極限Z覚醒が実装。だがその性能はドッカンバトル史上最低の失敗極限と名高い

まず肝心のステータスがまあ酷い。まず火力はたったの329万。だが最近のドッカンバトルにおいては守りの方が重要なためあまり問題ではない(まあ低すぎて大問題なのだが)。だがその守りはたったの5桁。これは現環境どころか2019年水準ですらお荷物にすらならないレベルの貧弱さであり、3年前に実装された極限最弱キャラと名高い超サイヤ人3ブロリーにすら劣ると言うもはや何のために生まれたのか分からないレベル。しかもサポートありでこれである。イベント産とは言えいくら何でも酷すぎる……

一応フォローする点も僅かにあり、回避が付与されたことで守りの低さを補っている。行動前だと更に回避率が上がるため先手の弱さもマシな方。……が、その回避もたったの30%、行動前で60%と行動前ならともかくはっきり言って全く当てにならない。サポートも地球育ちの戦士か天才戦士には更にサポートできるようになり、ピンチになったら1度限りだが回復もできるためサポーターとしてはまずまずなのだが今の環境(当時の環境もそうだが)だとこいつより強いサポーターはいくらでも居るためわざわざこいつを使う必要がない

……と、フォローが何一つフォローにならないレベルで救えない


運営さん。どうか強化お願いします。


余談編集

作者の前作『Dr.スランプ』にも地球の神とは全くの別モノのキャラだが「神様」がちょっとだけ登場しており、なまじレッドリボン軍編で『Dr.スランプ』のキャラが少し出演して2作品が世界観を共有していた為に、神の宮殿の入り口からポポと悟空の前に姿を現すその瞬間まで、そこに現れるのは『Dr.スランプ』の「神様」に違いないと予想し思い込んでいた前作時代からの読者が、ほんの少しだけいたり、いなかったりした……。


初代担当声優の青野武は神様やピッコロ大魔王以前にはムラサキ曹長を演じていた為、役のギャップに驚いた視聴者も少なからずいた模様。

また、青野はドラゴンボール改でも当初は神様役を演じていたが2010年に病気降板した為に人造人間編となる第66話から島田敏と交代となり、青野死去後の2012年以降発売のゲーム作品ではピッコロ大魔王役も引き継いでいる。


関連タグ編集

ドラゴンボール ドラゴンボールZ ドラゴンボール改

ナメック星人 ミスター・ポポ 神龍 デンデ


別名・別表記

神様 カタッツの子

ピッコロ大魔王 ピッコロ(ドラゴンボール)(マジュニア)

神コロ様 シェン(ドラゴンボール)

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