声優
概要
500年以上前、ナメック星が異常気象に襲われた際、地球へ脱出したカタッツの子(のちの地球の神)を除きただ一人生き残ったナメック星人(龍族)で、当時は7人の長老の中の一人だった。本名は不明。
その後、唯一の生き残りにして最長老となって自ら110人以上ものナメック星人(ムーリやネイル、デンデ、カルゴなど)を産み、再び繁栄に導いた。ブルマ・孫悟飯・クリリン一行がナメック星に到着した頃には死期が迫っており、大きな体をほとんど動かすことができず玉座に座ったままで目も閉じた状態であった。
頭脳明晰博覧強記、民からの信頼も厚い。その時点のナメック星の最高責任者であり、ナメック星のドラゴンボールとポルンガの創造主でもある(ただし、彼がドラゴンボールそのものをオリジナルで作ったのか、先代の最長老(及び歴代最長老から代々)受け継がれたのか、さらにかつての繁栄期には龍族の優秀な者たちの力で複数種のドラゴンボールが存在していたのかなどは不明である)。潜在能力を引き出す能力を持ち、この力で悟飯やクリリン達がパワーアップを果たした。
ドラゴンボールを全て手に入れたフリーザが願いの叶え方を聞きに襲来してきた際にネイルに時間稼ぎをさせ、自分の寿命が尽きる前にクリリン達の願いを叶えさせる為にデンデを彼らの元に向かわせた。
目算通りネイルが命懸けでフリーザを引きつけている間にデンデはクリリン達の元に到着し、ドラゴンボールからポルンガを呼び出した。
デンデがポルンガに3つ目の願いを言おうとした時に一度息を引き取ったが、フリーザ襲来によるストレスで寿命が縮まったという解釈から、地球のドラゴンボールでの「フリーザ一味に殺された者たちを生き返らせる」という願いによって、わずかに縮まった寿命の分だけ復活。ポルンガも復活し、3つ目の願い「フリーザと孫悟空以外のナメック星にいるものすべてを地球に瞬間移動させる」で地球に脱出したあと、異常気象後最初に産んだムーリ長老に最長老を引き継がせて息を引き取る。このシーンのアニメオリジナル描写として、ムーリ長老の手を取り、ドラゴンボールを司る力?を引き継がせている(悟空がクリリンに元気玉を渡した時と同じような要領である)
この際の死亡の様子は1度目とは違い、亡くなった瞬間に『ふ・・・』と擬音をたてて、瞬間移動のようにその場から消えてしまう、というモノだった。わずかに縮まった寿命の分だけ生き返ったという特殊なケースが生んだ一種の副作用だろうか?(死亡の状況は違うが、同じナメック星人である地球の神様が、サイヤ人に殺されたピッコロの道連れの形で死亡した際にも、同じようにフッと消えている)
バトル漫画の傾向が強く出ていたこの時期に、自然死で天寿を全うした様子が描かれた作中唯一の人物。
余談だが彼の座っていた椅子はピッコロ大魔王の座っていた椅子にデザインが似ている。
ピッコロ大魔王の無意識のうちに残った故郷の記憶から再現したと思われる。
別表記
大長老(放送当時発売されていたカードダスでは、なぜかこの表記に統一されていた。)