オクトリアラッハ

おくとりあらっは

オクトリアラッハとはケルト神話に登場する巨人、フォモール族の王インジッヒの息子である若き長。

概要

オクトリアラッハ（Octriallach）とは、ケルト神話で魔族もしくは巨人族といわれるフォモール族の王インジッヒの息子で、大きな武勲を上げ若き長として一族を率いた。

オクトリアラッハはトゥアハ・デ・ダナーン（ダーナ神族）との間に起きた「第二次モイトゥラの戦い」の際、いくら敵兵を倒しても同じ兵士が何事もなかったように戻ってきていることに気づいた。

ダーナ神族側は、どんな大けがを負っていたとしても、さらには命すら失っていても、医療の神ディアン・ケヒトの魔法の泉に入ると何もなかったかのように復活してしまうのである。

そこでオクトリアラッハとその部隊は夜襲をかけ、川底の岩を集めて魔法の泉を埋めてしまったので、それ以降ダーナ神族は復活することができなくなった。

またヌアザの息子のカスムエール（Cassmaer）と一騎打ちを行い勝利した。

関連タグ

ケルト神話　フォモール族　巨人　魔族