曖昧さ回避
- イタリア語で「小さい」を意味する形容詞である「piccolo」。
- 木管楽器の一種。ピッコロフルート(小フルート)の略。本稿で解説。
- スタジオジブリ制作の映画『紅の豚』の登場人物の苗字。→ フィオ・ピッコロ、ピッコロ親父
- 鳥山明の漫画『ドラゴンボール』の主要キャラクター。→ピッコロ(ドラゴンボール)、ピッコロ大魔王
- ゲーム『幻想水滸伝3』の登場キャラクター。
- 特撮『ウルトラマンタロウ』に登場する宇宙人。→ わんぱく宇宙人ピッコロ
- アニメ『ロミオの青い空』に登場するオコジョ。
- デジタルモンスターの一種。→ピッコロモン
※『にこにこぷん』に登場するペンギンは、平仮名表記の『ぴっころ』参照。
pixivでは4.の関連作品が多く見られる。
概要(ピッコロフルート)
木管楽器の一種であるフルートに、上記のとおり「小さな」という意味合いを持った語である「ピッコロ」をつけた、いわゆる「小さいフルート」である。
長さはフルートのおよそ半分であり、演奏法は基本的にフルートと同じだが、音域は1オクターブほど高くなっている。
オーケストラでは「フルートより高い音」を出すために、フルート奏者が演奏中に持ち替えて使用する場合が多い。つまり、一曲を通して使われることはまずないといっていい。
また、高音域ゆえに音色を合わせることが難しく、複数のピッコロフルートを使う曲というのはほとんどない。というよりも、そもそもピッコロを使用する曲自体が少ない。
キャラクターの名前などに使用され名称としては有名であるものの、実際どのような楽器であるかを詳しく知る人は意外と少ない楽器である。