「わたしミスターポポ。神様の付き人」
概要
声:西尾徳→川津泰彦(『ドラゴンボール改』以降)→斉藤貴美子(『ドラゴンボールDAIMA』)
古くから地球の神の付き人をしている、実質的な神殿の管理者。年齢は1000歳以上。
肌が黒く、ずんぐりむっくりの体型、丸い眼に厚い唇でほとんど表情の変化を見せない(ベビーに寄生されたときも同様)。普段から(古い西部劇映画の吹き替えのインディアンのように)助詞の少ない片言で喋ることが多い。
着ている服はアラビア風で、ターバンも身につけている。また装束に合わせてか、空を飛ぶ魔法のじゅうたんも所持している。ターバンの下には二本の角が生えている。
作中で登場した神の2代前から、神殿で代々の神の付き人をしており、アニメでは先代の神や神仙界のことを詳しく知っている。
作中では語られていないがカリン様同様あの世から派遣された人材。神龍の模型を作った人物であり、神龍が殺された際には模型を作り直して再生させる。ボンドで。また、ナメック星人以外でナメック語を話せるのも珍しい点である。
神殿に上がって来た者をテストすることもあり、ピッコロ大魔王を倒した当時の悟空をあっさり打ち負かすほどの武術の達人で、心を空にすることで、雷よりも早く動ける。戦闘力は1030だが、気を操作できるのか、スカウターを使って地球で最も強い戦闘力の持ち主を探し出したラディッツは、ポポではなく悟空の方にやって来ていたりする。
天界での悟空の修業には神様はあまり手を出さず、殆どミスター・ポポに任せておいた(天下一武道会での神様と悟空の会話より)とのことなので、悟空から見た実質的な師匠は彼だともいえる。
ポポの武術については、後に『ドラゴンボール超』に登場した「身勝手の極意」の前段階ではないか、とする説もある。
1995年版『少年ジャンプ』誌上にて展開された「みんなの考えたフュージョン大募集」企画の入賞作品でチチとのフュージョン体「ポチ」というものがあった。「これじゃあいされねーべ」と涙目になったポチの姿は必見である。
ドラゴンボールDAIMAで彼、もしくは彼の親の系譜が魔界出身であることが明らかになった。
海外では黒人差別に当たると判断された為か、肌の色が青くなっている。