CV:飯塚昭三(『ドラゴンボールZ』)・梁田清之(『ドラゴンボールGT』)・稲田徹(『ドラゴンボール改』以降)
概要
漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクター。
フリーザの手によって絶滅させられた惑星ベジータのサイヤ人の生き残りの一人。
惑星ベジータの王子であるベジータの側近、パートナーとして活動する。
ある星を侵攻中、苦戦が予想されたためカカロットを仲間に加えるべくラディッツが地球にやって来るが、拒否され返り討ちに遭う。その際にスカウターを通してドラゴンボールの存在を聞き、ベジータと共に地球へと襲来する。
サイヤ人の中では名門出の戦士であり、戦闘力は4000ほど。彼くらいの戦闘力がサイヤ人のエリートレベルであり、ナッパ自身もそのことについて誇りを持っている。ベジータに対しては対等な口調で話をしているが(『ドラゴンボールZ』のみ一部敬語)、彼の命令を無視し一喝された際は萎縮していた。
ベジータとは彼が子供の頃から面識があり、番外編では幼少期のベジータのパートナーとして若かりし頃のナッパが登場している。作中では純粋なサイヤ人は頭髪が変化しないとされるが、この時のナッパには髪が生えている。これは鳥山明の解説によるとサイヤ人は地球人と髪質が少し違うだけで髪事情は同じであり、ナッパが禿げているのもそのためとされている。
人物像
惑星ベジータの爆発時に他所の星を襲撃していたため、生き残ることができたサイヤ人の一人。
惑星ベジータではエリート階級の出身者で、王家の側近を務めた過去も持ち、その称号にはプライドを持っている。
だがフリーザ軍の中では戦闘力4000という数字は大したものではなく、「下級戦闘員よりは強い」という程度の認識で、下級戦闘員から「ベジータ様」と呼ばれているベジータとは違い「ナッパさん」と呼ばれていた。
地球襲来時の年齢は50歳以上で作中に登場するサイヤ人の中では比較的高齢な部類に入る。
性格は粗暴で、サイヤ人の例に漏れず自分より弱い奴には見下した態度を取る極悪非道だが、ベジータには頭が上がらず、彼に対しては従順な様子を見せた。感情的かつ短気な面があり敵の挑発に乗りやすく、ベジータからは「単細胞のバカ」と罵られていた。
ドラゴンボールの存在を知った際に「ラディッツを生き返らせるんだな?」とベジータに確認したり、サイバイマンを処刑したベジータに「なんてことを!」と述べたり、滅亡した同族の再興を考えたり、瀕死に陥った際ベジータに助けを乞い彼が手を差し伸べると礼を言うなど僅かながら仲間意識があるかの様な描写もあったが、一方でベジータが「あんな奴(ラディッツ)は生き返らせる必要はない」「子孫が繁栄すると俺たちの立場が危うくなるかもしれない」と主張するとあっさり同意したり、サイバイマンが自爆した際には「情けない奴だ」と切り捨てるなど死んでいった仲間達に対して無関心な面も見せた。
ラディッツに関しては「弱虫」と馬鹿にしており、彼がスカウターの数字に頼り切り敗北した事も見下している。実際にナッパやベジータは尻尾の弱点を克服していたのに対し、ラディッツはそれを鍛えておらず戦闘力以外にも劣る描写がなされていた。
ちなみにアニメ版では悟飯の「お前の母ちゃんでべそー!」にショックを受けていた事から、ナッパの母ちゃんはでべそだった事が判明する(ナッパ自身も「どうして知ってんだぁ!?」とそれを肯定している)。
戦闘力
実力
作中では戦闘力は登場していないが、関連書籍などでは4000と数値化されている。
当時地球ではNo.2とNo.3だったピッコロと天津飯を殺害したのは多くの読者に衝撃を与えた。
戦闘力以上のタフさを持ち、チャオズの自爆攻撃にも平然と無傷で、瀕死状態だったとはいえ天津飯の気功砲をまともに受けてもたいしたダメージに至らなかった。また当時、戦闘力が8000以上で自身と2倍以上の差があった悟空の攻撃を立て続けに食らっても倒れず、かめはめ波を直撃ではないにせよ、くらった際にもそのダメージを表情に見せず、その頑強さは当時の悟空にして「とんでもねえタフさなのは流石だな」「本当にタフ」「これじゃキリがない」と言わしめるほどだった。
短気で単細胞な性格から生じる油断や慢心さから隙を突かれ、格下のピッコロ達に攻撃をもらうこともあったが、ベジータの一喝で頭を冷やし冷静さを取り戻すと格上の悟空ともなんとか渡り合い、口から放つ最高の技を放った際には「今のはまともにくらったらやばかった」と悟空に言わしめ、戦闘力ばかりでなく格闘技術の高さを見せつけた。
その後のフリーザ一味との戦いでの事例を見てみるとわかるが、戦闘力差2倍というのは足掻くことすら許さずほぼ瞬殺が可能な実力差であり、そんな絶望的な力の差がありながら悟空が(界王拳なしには)トドメを刺しきれなかったというのは驚異的なタフネスの持ち主である。
もしくは『戦闘力4000はあくまで平常時の数値であり、フルパワーを出せば6000〜7000ぐらいはあるのでは?』という意見もある。
そのためか、ゲームボーイ用ソフト『ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝』ではナッパの戦闘力は7000となっている。
必殺技
- アームクラッシュ
全身からエネルギーを迸らせながら猛スピードで間合いを詰めて殴り掛かる。その名の通り、天津飯の片腕を奪った技。
人差し指と中指を揃えて「クンッ」と突き上げることで目の前に大爆発を起こす。
最大で数十kmにも及ぶ超広範囲攻撃が可能で、その気になれば歴史的な巨大地震と思わせる程の破壊エネルギーを放出する。
地球に到着して早々、「ピーピーうるさいヒヨコたちへあいさつしてやろうかな」と東の都を瞬時にして住人ごと消し飛ばし、焦土と化してしまった。
コントロールして範囲を数十メートル程度に絞ることも可能で、悟空との対戦時にも使っており、悟空が回避して爆煙から飛び出したところへ狙いを定めて攻撃を仕掛けている。
投擲するようなモーションで掌から巨大なエネルギー波を放つ。ピッコロを殺した技。
「カパッ」と開けた口から放つ強力な破壊光線。ナッパ曰く「オレの最高の技」。
倍以上の戦闘力を持つ悟空が咄嗟のかめはめ波で相殺した点から見て、自身の評価に違わぬかなりの威力があったものと思われる。
活躍
ラディッツが殺され、話が一段落した直後にベジータと共に登場。
その時は彼らが乗っ取った星で、その星の住人と思しき生物の肉を食していた。
そしてラディッツのスカウターから盗聴して得たドラゴンボールの情報を元にそれを集めるべく、約1年近くかけて地球へと出向く。
地球に到着して間もなく、一瞬にして東の都を破壊。その爆発をきっかけにZ戦士達はサイヤ人が地球に到着したのを知る。
その後、ピッコロ達がいるエリアに向かい、そこで続々と集まってきたZ戦士達と対立し、手始めにサイバイマンを使ってヤムチャを殺し、彼らがクリリンとピッコロに敗れるとナッパ自身が出陣し、その圧倒的な力で天津飯とチャオズを死に追い込み、さらに、孫悟飯を庇ったピッコロをも殺害する(ピッコロと分身同士の存在であった地球の神も、その影響で死んだ)。
しかし、再度悟飯を殺そうとした直前に駆けつけてきた孫悟空のレベルアップした戦闘能力には全く歯が立たず、至近距離から最高の技と自負するビームを口から放つもかめはめ波で相殺されてしまった(しかもこのかめはめ波、一切溜めなしで放った抜き打ちである)。
悟空を仕留められない事に苛立ちを感じたベジータに「貴様ではラチが明かん!」と下がるよう命令されるが、腹いせに近くの悟飯とクリリンを殺そうとしたせいで悟空の界王拳による突撃を喰らう羽目になり、一撃で戦闘不能に陥ってしまった。そしてベジータに助けを乞うが、醜態を晒した挙げ句戦闘不能になった事でベジータに見限られ、空高く放り投げられエネルギー波を浴びせられて爆死した。
「動けないサイヤ人など必要無い!!!」
死後は生前の行いにより地獄行きとなった。その後、原作では再登場する事はなく、名前が出たのもナメック星で悟飯を見てサイヤ人と見抜いたフリーザが「(ベジータや)ナッパにも似ていない」と言及したシーンのみ。
劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』では回想シーンにて若い頃の姿で登場。
ベジータとラディッツ、その他サイヤ人兵士2名の合計5人でとある惑星を侵略していた所、惑星ベジータ崩壊のニュースが入る。ナッパはそれに驚きベジータに彼の弟(ターブル)が大丈夫だったか尋ねるが素っ気ない態度で返され、更に弟・カカロットについて尋ねられたラディッツも同様の態度を取った為、まだ子供なのに身内に関心がない二人にはさすがの彼らも困惑した表情を見せていた。
なお本作では『ドラゴンボールZ』のアニメオリジナル話に出てきたキャラクターはほぼ全員デザインが一新され、幼少期のベジータなども髪型や戦闘服が変わっているが、ナッパだけは『ドラゴンボールZ』の若い頃と全く変わらない姿で出てきている。
アニメでの描写
『ドラゴンボールZ』では生前、惑星ベジータがフリーザによって滅ぼされたことを知りながらも彼に従属しなければならないことに憤る回想シーンが描かれている。その際頭に血が上りフリーザに歯向かおうとするもベジータに止められ命拾いをしている。
TVSP『たったひとりの最終決戦』では若い頃のナッパが登場。前述の通り、髪が生えている他、体型は今と比べると少し細め。ベジータにはこの時から既に敬語で話している。母星が消滅したにもかかわらずそっけない態度を見せるベジータに戸惑っていた。
『ドラゴンボールGT』で超17号の騒動で蘇った際には、懲りずに衝撃波で街を破壊したりサイバイマンと共に破壊活動を行っていたが、そこでベジータと再会し「相変わらずの脳足りん」と煽られ襲いかかるが、またもや彼のエネルギー波によって殺された。地獄に戻った後は、そこで知り合ったレッドリボン軍の面々とまた地上に戻ろうと考えていた所、悟空を地上へと送り返したピッコロと遭遇し、計画を邪魔された。
『ドラゴンボール超』ではアニメ版の第76話で、迷い込んだ者達のトラウマとなった人物を再現する「恐ろしの森」でかつての強敵達と一緒に悟空とクリリンの前に現れ、何十体もの超巨大なナッパがクリリンを取り囲むという何ともシュールな絵面になっていた。その際、気円斬で真っ二つになったり(とはいえ、すぐ再生したが)、栽培マンに倒されたヤムチャと同じ倒れ方をするなどある意味、一部のファンが見たかった演出とも言える。
ゲームにおいて
放送当時発売されたファミリーコンピュータ用RPG『ドラゴンボール 強襲!!サイヤ人』にて、中ボスとしてゲームデビュー。
戦闘力は公式設定同様4000で現在の地球人戦士にすら敵わないレベルだが、非常に高い内部補正値が設定されており、攻撃力がやたら高く、数値以上の手強さを見せる。
また、防御力は下だがHPはベジータを上回っており、同ソフトの敵中では最高値を誇る。
原作と同様のタフさが数値にも反映されている。
『ドラゴンボールZ3』ではPVでベジータが彼の技の破壊力に激しく腹を立てていた。
他にも栽培マンの産み(?)の親であることもあり、ゲームスタッフから栽培マンとセットで積極的に出されることが多く、上記のようにパワータイプとして出され、回によっては善人に見えるような演出をするなどかなり重宝されている。
しかし、一方でベジータから「単細胞」と言われているだけに相手を見た目や昔の経緯から自分より格下だと見下すことが多く、その結果、身を滅ぼすこともしばしばある。
『ドラゴンボールゼノバース』では、DLCのドラゴンボールGT編にて、ギニュー特戦隊と共に地獄から復活する。しかし肝心のギニューがカエルになってしまった事からチームに空きが出来たため、ナッパがギニューポジションで「ネオ・ギニュー特戦隊」として結成させる。自分を殺したベジータに復讐するために協力しているが、ギニューの決めポーズを完璧にこなす割には多少のうろたえを見せた。
『ドラゴンボールゼノバース2』では、師匠としても登場。最初は主人公をバカにしていたが本気で強くなりたいという想いに感化され、真面目に修行をつけるようになる。主人公が修行をやり遂げた後は「これからはダチだ」と声を掛け、友情を抱くに至っている。
後日談を描いた「∞の歴史編」では黒幕が連れて来た「別の歴史のベジータ」と対峙する。このベジータは表立ってナッパを見下しており「生き残ったサイヤ人だから仕方なく一緒に行動していたが、きさまのマヌケぶりにはいつもうんざりさせられたぜ……」「オレの知ってるナッパはオレの足元にもおよばないヤロウだった」と言ってナッパを激怒させた。実力差は歴然だが相棒には主人公がいるので、背中を預けてベジータとの決着をつけに向かう。
……と勇敢な様を見せるのだが、劣勢になると愛想笑いしながら「オレたち仲間だろ」とベジータに命乞いをする。しかし当のベジータからは「別の歴史のナッパを助ける義理はない」と冷たく撥ねつけられ、再び激怒して立ち向かっていく。逆にベジータを追い詰めると驚愕するベジータに対して勝ち誇る。
ニンテンドー3DS用ソフト『ドラゴンボールZ超究極武闘伝』では復活した悪人軍団として登場。
悪人全員が超強化されているという作中設定の例に漏れず当然彼も強化されており、ラディッツと共にベジータに復讐をするためにフリーザに手を貸すが、ベジータが「サイヤ人の誇りを捨てない」ということに感化され、ベジータ達にトドメを刺そうとした時、ラディッツと共にベジータをかばうというシーンがある。
また『ドラゴンボール Sparking!』シリーズや『ドラゴンボールゼノバース』では大猿化している。
エリート戦士らしく、ベジータのように理性を保ったまま喋ることが出来る様子。
『ZENKAIバトルロイヤル』特筆すべきは稼動開始時から初期プレイアブルキャラとして実装。
ステージ内にサイバイマンを罠として埋められるトリッキーなパワータイプ 。必殺技名は「クン」「カパッ」「ピッ」等。
『ドラゴンボールフュージョンズ』では時間と空間の狭間・第1層でラディッツと共に登場し、主人公に襲い掛かるも、後に主人公を助けるために駆けつけて来た現代トランクスと悟天に蹴飛ばされた。
作中ではチュートリアル的な存在でもあり、主人公に戦いの基本を教えたりしている。その後栽培マンを使って戦うも、負けたにもかかわらず主人公たちの活躍に期待を持つようになるほど、本来あるはずの凶暴性を持っておらず、意外と律儀で落ち着いた性格に変わっている。常にラディッツと行動しているためか、お互いの相性が抜群であるため、トランクスと悟天から見習ったフュージョンでナッツに変身し、更にはEXフュージョンでラッパに変身した。
『スーパードラゴンボールヒーローズ』ではなんとライブミッション2弾でベジータ、ラディッツ、に続き超サイヤ人3に覚醒した。眉毛がなく、ヒゲが金色になって伸びたが、ハゲであるのは相変わらず。超サイヤ人3に変身するカードは今のところプロモーションカードのみなため、オークションなどでは少々高値がついている。
『ドラゴンボールファイターズ』では、人造人間21号の策略によって地獄から復活させられ、敵側の戦士として登場する。
ストーリーによっては21号に食べられてしまうが、フリーザの配下となって悟空たちと共闘するストーリーもある。
ベジータや悟空を見るやかつての復讐をしようと無謀すぎる勝負を仕掛けたり、ヤムチャや天津飯などに対しては修行で自分を遥かに超える力を得たことを知らず、当時の戦いから雑魚だと見下した態度を取るなど相手との実力差を理解できていない。また掛け合い内でストーリー的に彼が倒れた後に対峙してきた敵と仲間となったり、数多くの共闘をしてきたという事もありサイヤ人編初登場のキャラで過去の因縁に囚われ唯一変われていないキャラという部分が強調されている。
一方、フリーザに対しては尊大な態度に腹を立てつつも表立って文句は言えず平身低頭を装って弱気な態度を取るなど情けない面も多く出ており、パワータイプだが参戦キャラの中では戦闘力が一番低い(実際、ゲーム内での性能も他のキャラクターと比べると扱いにくさが目立つ)。
そんな有様なので敵味方問わず小馬鹿にされたり、口車に乗せられた時も「単純な奴」と皮肉られている。他にも、食欲衝動で暴走した21号に食べられた際も味がいまいちと言われるなど戦闘力の低さがよくわかる。
一方、化け物揃いの面々の中で自身の戦闘力が低い事を少なからず自覚しているような節も見られ、ゴテンクスから超サイヤ人になるための方法を遠回しに教わろうとする場面も。
(だが、子供で単純な性格のゴテンクスではまともな説明など出来ず、結局無駄足だった)
特にセルからの皮肉はかなり強烈で、上記の超サイヤ人になれない事を引き合いに出された挙句、「下級戦士」と馬鹿にされており、これに対してナッパ当人は「周りがおかしいだけで、俺は変身なんかしなくても強い!」「俺は中級戦士だ!」と返している。
名門出のエリート戦士という肩書きは一体・・・。
ワールドミッションでは序盤のストーリーに登場。本来ならベジータと共に地球に襲来するはずだったが、生き残ったラディッツとターレスを加えた4人でやって来る。悟空たちと協力した主人公とノートに4人まとめて倒されたが、エクストラシナリオでは超サイヤ人3となってラディッツと共に復活(ターレスだけ復活しなかった)。しかし大幅なパワーアップを果たした結果、エネルギー切れという致命的な弱点があったため敗北する。
『ドラゴンボールレジェンズ』ではストーリーモードでベジータと共に「超バトルロイヤル」に参加する。その中で破壊神ビルスからシャロットの育成を命令され、最初は彼を煙たがるが、ある勘違いから師匠としての血が騒ぎ、シャロット達にサイバイマンを使ったスパルタ修行を施す。最終的にシャロットはナッパの実力を追い抜くが、それでもシャロットの事を気に入り彼をビルスに引き渡すことを嫌がっていた。シャロットからは「シショー」「ナッパのおっさん」と呼ばれている。
『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』ではババポイントで交換可能なSSRと通常ガシャで入手可能なSRとSSRがあり、特に通常ガシャ産SSRはHPが多いほどDFFが上がり、その最大値はなんと脅威の780%UP。これは全キャラ中最高であり、その上サイヤ人編カテゴリのサポートも可能と言う通常ガシャ産の中では破格の性能になっている(ただしHP依存なため振れ幅が大きいのでそこは注意)。その為、実装された時はメインであるラディッツの性能が残念だったこともあり実質一番の目玉と言っても過言ではなかった。LR版は全体攻撃持ちだが条件を満たせばベジータに殺されて交代する。極限実装済み。
『ドラゴンボール_ザ_ブレイカーズ』ではシーズン2からレイダーとして参戦。他のレイダーとは仕様が少々違っており、サイバイマン→ナッパ→ベジータ→大猿ベジータというように進化する度に操作キャラクターが変化していく。その為ナッパはレベル2に相当する。
また、サイバイマンとナッパはHPが無くなった場合も進化ができるが、この方法で進化すると使えるスキルが減ってしまったりスキルのクールタイムが伸びてしまうなどのデメリットが発生する。
ナッパ単体の性能としては地面にサイバイマンの種を埋めることができることが一番の特徴。これは要するに罠を仕掛ける能力であり、近くにサバイバーが来るとサイバイマンが攻撃と索敵を同時に行ってくれる。
他にも格闘攻撃の発生が速かったり、ボタンを連打することで連続気弾を放つことができるなどの特徴を持つ。
原作ではとにかくタフなキャラクターとして描写されていたが、このゲームではサイバイマンやベジータとHPを共有していないという事もあってか、他のレイダーと比較してHPがかなり低く設定されている。具体的に言えば標準の5割程度しかない。
またゲージが溜まってベジータと交代する際は、原作とは違い不敵に笑いつつ律儀に引き下がる(その際「もういい!」と言われつつ後でスキルで呼び出された時は「おう!任せろ!」とちゃんとノリノリで支援してくれる)が、HPが無くなった場合はやはりベジータによってエネルギー波で粛清される演出となる。
関連イラスト
関連動画
PlayStation 4/ Xbox One「ドラゴンボール ファイターズ」ナッパ/キャラクターPV
※バンダイナムコエンターテインメント 公式YouTubeチャンネル“876TV”より転載