概要
アニメ『ドラゴンボールGT』にて初登場。
この世の人造人間17号と、あの世でドクター・ゲロとドクター・ミューによって無より造られた新17号(ヘルファイター17号)が合体して誕生した究極の人造人間。17号としての戦闘力は段違いに上昇し、卓越した強さと明晰な頭脳を併せ持つ完全な戦士として進化を遂げている。
外見は長身痩躯、オールバックの長髪、眉毛がない。必殺技は「電撃地獄玉」。
最大の特徴は新17号の時点では手のひらにしかなかった気功波吸収装置が、全身で吸収出来るようになっていること。しかも吸収すればするほど力が増す。
これはドクター・ミューがゲロに内緒でつけていた機能とのこと。更にミューの命令だけを聞くように調整されていたことにより、ゲロはまたしても17号に裏切られて殺されることになった。
ベジータ、ウーブ、超サイヤ人4の孫悟空を圧倒する力を誇るも、特徴である気功波を吸収する能力の発動中は、吸収体勢を崩すことが出来ないゆえ無防備になるという弱点がある(また悟空曰く双子の姉である18号に対する情があったためか本気を出せなかったのではと言っており、一部の作品ではそれが弱点となっている)。
夫クリリンを殺され怒りに燃える18号のエネルギー弾を吸収するも動きが取れなくなり、そこへ悟空の龍拳で腹をブチ抜かれ、最後はかめはめ波によって消滅した。
なお17号は、最終回の神龍の願いにより復活している。
ゲーム
バンダイ『ドラゴンボールヒーローズ』 9弾より
【HG9-SEC 超17号】「完璧な人造人間」 - かつて自身を吸収した「セルを吸収し、さらに強大な力を得た超17号ッ!!」
アーケードゲーム版オリジナル・パワーアップバージョン、とはいえ公式が病気だ。
また、ドラゴンボールヒーローズでは完璧な人造人間以外に「気弾吸収能力」がある。気弾攻撃を受けると毎回ダメージを大幅に軽減、更にパワーが3000アップするという優れもの。ただし、きぜつはするので大幅に軽減するからといって気弾攻撃を受けすぎると危険。
敵専用のアビリティでは「18号の記憶」がある。ガードが異様に高い超17号だが、自分のチームに人造人間18号を入れると超17号のガードが1になるというアビリティだ。ガードを大きく下げる手段が他にない場合はとりあえず人造人間18号を入れるといいかもしれない。
10弾で今度は人造人間16号も吸収するハメに(めちゃくちゃである)。見た目はセルを吸収したムキムキの姿に変わりないがセルの成分がないので完全なマッチョである
更にゴッドミッション第5弾では、18号を吸収し更にパワーアップした形態が登場。
髪の色と目の色は18号をベースにした色に変わり、髪型はGT以前の18号と同じ髪型に変わる。
アビリティ「2つの永久エネルギー炉」はラウンド終了時に自分の気力が回復し、自分のパワーかガードのどちらかが永続で5000アップするというもの。
ロックオンは「冷静な分析」。狙った敵に1.2倍のダメージを与え、自分のチャージインパクトスピードを超遅くする。自分と同じバトルタイプの敵を攻撃した時は与えるダメージが2.5倍になる。
ビッグバンミッション2弾(プロモーションアニメ)で再登場。
フューによって連れて来られた存在だがどのような経緯で連れて来られたかは不明だがターレスやボージャック同様に孫悟空に倒される前に連れてきたと推測されている。
自身の存在を認めさせる為にフューの計画に加担する。
そして、別次元の自分と邂逅。過去の自分よりも骨のある17号を相手にトワから預かった仮面を装着し、増幅したパワーで彼に挑む。
その後、宇宙モドキ内で再び交戦。過去の自分と18号をも吸収し、自分が“本物”であることを証明するべく戦うも、激闘の末敗北してしまう。
そこで、家族のいる別次元の自分に滑稽と言い放ち嘲笑うも、紅き仮面のサイヤ人の弱点を告げ、機能を停止させた。
アビリティは「地獄からの使者」でアタッカーにして戦闘力バトルに勝利すると、敵全員の与えるダメージがそのラウンドのみ弱くなる。カードアクションアビリティを持つ敵が多ければ多いほど効果がアップする。一回限りと戦闘力バトルで勝利という厳しい条件の中だが敵のダメージを緩くするのは大きい。カードアクションアビリティが多いほど効果が上がるので現環境に適している。
ドクター・ゲロとドクター・ミューを組ませたデッキが見かけ、比較的に使用する人は上がっている。
3弾から今度は仮面のサイヤ人や黒仮面のサイヤ人同様に仮面を付けた新形態「仮面の人造人間」で登場。ブロリーダーク以来の仮面戦士である
何処まで変わるんですか…。ただし体や髪色が変化しないので見た目はさほど変わらず。
アビリティは「新たなる仮面の力」でサポーターにした戦闘力バトル終了時、敵サポーター人数に応じて敵チームのHエナジーをダウンし、自分チームのHエナジーをアップする。かなり強烈なアビリティで毎回発動する。
ドラゴンボールZドッカンバトル
期間限定ガシャ「ドッカンフェス」限定の速属性SSRとして実装。同時開催の「超激戦」という強化イベントでのドッカン覚醒(いわゆる進化)も実装。
フェス限定版と同時実装されたSR人造人間17号、SRヘルファイター17号を、同じ超激戦でドッカン覚醒することでも超17号に変化する。
フェス版は極速属性(悪の戦士系の速属性)の気力とステータスを超大幅上昇できるリーダー時限定スキルを所持。
キャラ固有スキル・パッシブスキルは「ダメージを30~40%軽減、攻撃を受ける毎にATK上昇(最大100~120%UP)」というスロースターター。
率は低めだが無条件のダメージ軽減が優秀で、DEF値をしっかり確保していれば完全ガードも可能。
敵の集中攻撃を受けてATKを上げて攻撃するのが基本。
SR17号のドッカン覚醒で手に入る超17号は、元がSRなのでパワーは弱いが、必殺技発動に必要な気力を溜めるために必要な「気玉」を効果が倍になる自属性色に変化させつつATKを上昇するので、単属性パーティのサポートとして優秀。
また、ゲームの仕様上、同名キャラクターを合成すると、メイン側の必殺技Lvを確率で上昇できるため、フェス版の必殺技Lv上げの餌という重要な役目もある。
ワールドミッション
エクストラシナリオに登場。異変の影響で出現したゲロとミューの手下としてビートたちの前に立ち塞がる。合体13号と協力したり、19号と融合した強化形態や18号を取り込んだ変身形態を披露するが、ビートたちには及ばず追い詰められる。しかし彼を倒せば18号まで死んでしまう。そこで17号のパワーによって超17号を抑え込み、その間に18号は脱出。超17号は大爆発を起こして消え去った。
直後、ゲロとミューも17号と18号の合体攻撃によって消滅した。
sparking!シリーズ
初代、NEO、METEORの3作にてプレイアブル参戦。自身で気力チャージが出来ず、気力が自動回復する永久式と気弾攻撃を吸収する吸収式の両方を持つ唯一の人造人間。ブラスト技のヘルズストームは脅威的なヒット数を誇り、一発でも当たれば全弾命中する恐ろしい技である。
最新作sparking!_ZEROではGTキャラが参戦する中、GTボスの中で唯一不参戦ということが発表され、Xで「超17号」がトレンド入りするほどの衝撃が起こった。果たしてDLCにて参戦するのだろうか?
関連タグ
ジャネンバ:同じく現世と地獄が繋がるという騒動の元凶。こちらは悟空とベジータの二人と戦った。
ドラゴンボールGTボスキャラクター