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4期鬼太郎

よんききたろう

『ゲゲゲの鬼太郎』アニメ版の第4シリーズ。またはその主人公である鬼太郎の愛称。 「原点回帰」をテーマとした作品であると同時に最初の平成鬼太郎アニメでもある。
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「君の後ろに黒い影……」



概要編集

1996年1月7日から1998年3月29日まで、全114話が放送された。前作の終了から約8年後の放送開始。


「原点回帰」をテーマに、原作及び1期2期のエッセンスを加え、妖怪譚らしく薄暗い雰囲気を復活させたシリーズ。ただし2期ほど絶望的に救いがなく怖いといったエピソードは少なく、どこかノスタルジックな点も4期の特徴である。


鬼太郎のキャラクターも正義感が強く弱者に優しい、と言うヒーローとしての要素は保ちつつ、どこかドライで浮世離れした部分もあり、人とは異なる存在であることを感じさせるという、原作の雰囲気を漂わせるものとなっている。


これらは人間との融和をテーマとし、鬼太郎が明るく勧善懲悪な熱血ヒーローとして描かれた3期と非常に対照的な作風・キャラクターとなったため、何かと比較されることが多い。


出演としては前作の鬼太郎ファミリー路線を踏襲し、鬼太郎と目玉おやじは全話登場した。が、これまで1期1話を除いて全話出演だったねずみ男は、第49話と第59話のみ例外的に未登場となった。さらに前半では本作オリジナルの準レギュラーとして、村上祐子・鈴木翔太・谷本淳という小学生の人間側キャラクターが登場するが、後半においては一部を除きフェードアウトしてしまう。


後半には有名脚本家を起用した特別エピソード(小中千昭京極夏彦)や、東映に当時在籍していた細田守が演出を担当した回など、変わり種的なエピソードも増えた。結果、全114話という話数は1話差ではあるが前作とほぼ同じ話数放送された。


日曜朝の時間帯という、現在で言うところのニチアサの流れで見ることができた時代で、当時も子供にとっては華と言える放送時間だったことも追い風となって視聴率は優秀で、平均視聴率13.6%。最高視聴率は20%を越えた。


しかし後期には急速に勢いが失われて番組としては打ち切りとなり、そのため最終回はやや違和感が残る形となっている(余談参照)。後にスタッフ及び、5期のシリーズ構成を担当した三条陸は、本作のみならずシリーズ全体として長寿アニメが抱えるマンネリ化が原因と分析している。


ただし当時としては3期が異例なだけで、それまでの1期・2期の鬼太郎はこれといった最終回らしいエピソードは用意されていない。


主題歌編集

OP:「ゲゲゲの鬼太郎の歌憂歌団

ED:「カランコロンの歌憂歌団(第1話 - 第76話)、「イヤンなっちゃう節」(第77話 - 第114話)


EDには「カランコロンのうた」が復活。OP・EDとも、憂歌団の得意とするブルース調である。

劇伴は和田薫が担当し、全体的に和のテイスト溢れるおどろおどろしい雰囲気が漂っている。


作風編集

当時の怪奇ブームとも相まって、全体的に薄暗くホラー寄りの演出が施された。一方で昭和を懐かしむ風潮も当時は目立ったため、昭和感溢れる回もしばしば見られた。


各エピソードには原作や過去アニメシリーズへのオマージュが随所に見られるが、その一方でより大胆なアレンジが加えられ、中にはほとんど別物と言っていいようなものも存在する。また、京極夏彦の手による特異なシナリオも話題となった。


基本的には1話完結方式であり、各話がそれぞれ独立した作りとなっている。そのためゲストキャラクターの再登場や各話をまたいでの伏線はほぼ見られず、またキャラクターの設定があやふやになっている個所もある(例:ねずみ男の妖力の差など)。


バブル崩壊後という時代を反映し、強引な開発により棲み処を奪われたり、封印を破壊されたりした妖怪が人を襲う、という展開が多い。ただし、相手を選ばず八つ当たり気味に暴れ回ったために事態を悪化させたり、ねずみ男やぬらりひょんに唆されたのが動機だったりと、妖怪側に問題のある場合も少なくない。最初から邪悪に生まれついた妖怪が大義もなく暴れて退治されるだけの、短絡的な勧善懲悪で終わっている話も多い。


人間には妖怪と仲良く共存している者もいれば、強欲の為に妖怪に危害を加える者もおり、鬼太郎はそんな妖怪と人間の間を取り持つニュートラルな立ち位置として君臨。共存が可能であれば優しく見守るが、片方の被害が深刻であれば、反省させる為に懲らしめる。また作中で暴れる人間の犯罪者たちは、やたらとピストルを所持し安易に撃ちまくるという、当時の悪役としてはトレンドだったギャング的な描かれ方をしている。この頃は拳銃の取り締まりがより厳しくなる中でニュースになる拳銃関係の事件がしばしば取り沙汰されており、これも手伝ったのかもしれない。


基本的にホラーテイストではあるものの、暗すぎず明るすぎないバランスの取れた作風と、原作に近いキャラクターデザインとなっている。


平成鬼太郎のお約束の確立編集

4期は平成鬼太郎三部作のトップバッターとして、平成期に受け継がれる以下のお約束を確立している。

  • 放送時間が日曜朝9時に固定。
  • 鬼太郎の性格に多少の違いはあれど、2期や原作同様に同様にどこかドライな部分を持っている。
  • 演出面においても初期作品へのオマージュが見られ、あくまでも鬼太郎は妖怪であることを強調。
  • 必殺技の名前を叫ぶ(4期では異なる場面も目立つ)。
  • デジタルアニメ制作(但し4期は前半はセル画。完全デジタル化となったのは放送2年目から)。
  • クールがある程度進むとEDが新しい曲に切り変わる(1期の鬼太郎ナイナイ音頭や鬼太郎オリンピックは短期間限定の特殊EDなので除外)。
  • 3期のヒーローアクション要素をある程度受け継ぎつつ、それ以上に2期のホラー感をリスペクトしている。

美術編集

落ち着いた色使いは妖艶とも表現され、高い評価を受けている。これは原作者・水木しげるによる「ジブリっぽい感じで」というオーダーに応じたもの。作画も当時としてはかなり高クオリティだが、バブル崩壊後の不景気な時勢ゆえ予算は少なく、製作現場は常に余裕がなかったという。


第64話以降は仕上げの作業がデジタル化され、現場での作業量を軽減し、経費節減に貢献した。ついでにこの時ステレオ対応にもなっている。これは日本のTVアニメーションシリーズの本格的なデジタル化としては、最初期の作品で、東映アニメーション(当時は東映動画)としては初の試みであった。


しかしデジタル製作初期によく見られた独特のビビットな色合いは、客観的に見て絵の雰囲気を大きく変えてしまったのは客観的にも否めない。このため視聴者からは現在でもセル画特有の色合いを惜しむ声が散見される。ただそれでも手慣れてきたのか、後期には彩色も徐々に落ち着いたものに調整されていった。


なお、デジタル化されたのは本編のみで、OPとEDの映像(クレジットはVTRテロップ)、アイキャッチは従来のセル画のままである。ただしデジタルの色彩に合わせてか少しだけ色合いが明るめになっているものもある。


Blu-ray化を期にリマスター化された際は、後期のデジタル化部分のみフルHD対応となり、これに対応した視聴手段であれば、ビビットカラーなイメージも(SD画質の時代と比べれば)比較的落ち着いて視聴しやすくなっている。


キャラクターデザイン編集

鬼太郎登場!~月下を翔る2022~鬼太郎まとめ(Twitter)

大御所アニメーターで、美形キャラを得意とする荒木伸吾姫野美智のコンビがキャラクターデザインを務めた。


本編中は総作画監督であり明確に作画監督を行っている回は無いが、劇場版のうちの2本では作画監督を担当している。

原作の特徴と今風のスタイルを上手く融合しており、4期のデザインは評価が高い。


他期に比べると、鬼太郎がねこ娘より背が高い、ねずみ男の服の裾がズボン型、一反木綿がとても長く質感がヒラヒラしているといった特徴がある。

初期は作画によって3期鬼太郎とそっくりになることもあったが、これは3期のスタッフが制作に参加していたためである。


鬼太郎は原作の特徴を踏まえながらも、現代のアニメに映えるようなスマートさを備えている。

髪は原作のように直毛で毛束が細かい。他期と比べると質感がサラサラしており髪の動きの描写も豊富である。アホ毛が長め。口を開けた時に見える歯は前歯が2本(これは原作や1~2期と同様)。頭身が歴代と比べて高め(『ゲゲゲまつりだ!!五大鬼太郎』でも全シリーズの鬼太郎の中で一番背が高く描かれている)。


ちゃんちゃんこの柄が波打っており、他期の鬼太郎と並んでいる場合には手っ取り早く4期鬼太郎を見分ける手段になる。なおこの波打った柄は、実はしわの表現であったらしい。

学童服も他期と比べるとはっきりした青色ではなく、くすんだ色合いである(強いて言うなら薄い青緑色、納戸色)。デジタル化後は深緑色になっていることもある。


レギュラーキャスト編集

特別出演


鬼太郎役には、それまでにも少年役を多く演じてきた松岡洋子が選ばれた。

レギュラー声優陣は目玉おやじ役の田の中勇を除きキャストが一新されたが、砂かけ婆役で山本圭子が、閻魔大王役で柴田秀勝が、それぞれ2期と同じ配役で出演している。



キャラクターとしての4期鬼太郎編集

90’おはよう。


性格編集

寛大で落ち着きがあり、他期と比べて声のトーンも低め。

読書をしていたり置き手紙が達筆だったりと優等生のような雰囲気があり、美人や美少女に鼻の下を伸ばすこともない。真面目で大人びているが、実はおっとりとした天然ボケな一面もある。


父親である目玉おやじの前では、子どもっぽい反応を見せたり感情の起伏が激しくなることが多い。このため視聴者からはファザコンとしてネタにされる傾向がある。


暴れている妖怪と対峙したときには、まずは鎮まるように説得をし、相手が仕掛けてきてから反撃をする。


妖怪・人間問わず基本的に礼儀正しく接するが、酷い悪さをする妖怪や、妖怪を蔑ろにする人間には冷淡・冷酷な一面も見せる。人間と妖怪が争っている場合、お互いの言い分を聞き、必要ならば人間の方を懲らしめる事もある。本気で怒ったときは静かにドスを利かせるようにキレるが、時には激高したり涙を流すなど熱い感情を見せたこともある。


「ぬらりひょんと蛇骨婆」では、徹底的に鬼太郎を封じる策を取られて窮地に陥るも、妖怪であるはずのぬらりひょんや朱の盆が恐怖で顔が引き攣るレベルの悍ましさを発揮した


声を担当した松岡も「大人しくて物静かだが、二面性を持っていた」と語るように、普段の性格と激しい感情をむき出しにしたときの落差が大きく、ファンの印象に強く残っている。特に第5話「ダイヤ妖怪・輪入道」で、ねこ娘をダイヤモンドに変えた輪入道に、拾った鉄パイプでいきなり殴り掛かった姿は後々まで語り草となった。

4期鬼猫


一刻堂に仲間や父親が祓われた際には、自分を見失い、普段は冷静な彼からは考えられないほど取り乱している。妖怪ノイローゼに罹った時は、妖怪ポストを漁っていただけのねずみ男を犯人扱いし、掴みかかって問い詰めている。


29話で囮になるためにわざと身勝手な言葉を発してダイダラボッチを誘き寄せていた(ねこ娘たちも一瞬耳を疑ってしまうほどの迫真の演技)。100話では影女を誘き出すために不平不満を口にしていたが、この時はかなり棒読みだった。


ねずみ男との関係編集

ねずみ男は基本的に人間界で過ごし、鬼太郎は必要以上に出歩かないため、事件先でバッタリ合うというパターンが多い。結果的に日常的な絡みは、過去作と比べて少な目になっている。


強欲なトラブルメーカーであるねずみ男のことはあまり快く思っていないようだが、たまには和気藹々と食事をしていたり、怪しみながらもねずみ男の頼みを引き受けたりと、困ったところの多い友人、といった接し方である。


ねずみ男の言い分が正しかった時は手を組んだり(「毛羽毛現とがしゃどくろ」)、彼が結婚したと報告した時は仲間たちが疑惑の目を向ける中で素直に喜んでお祝いに向かったり(「怪談!妖怪陰摩羅鬼」)、弟ができたと喜ぶ彼に静かに優しく「良かったな」と語りかける(「仰天!おりたたみ入道」)など、ねずみ男の良い部分にもちゃんと向き合っている。

また、ねずみ男がマンモスフラワーと化した時は、人間たちに攻撃される彼を救おうと奮闘している。


ねこ娘との関係編集

ねこ娘の方が精神的にも体格的にも鬼太郎よりやや幼いので、まるで兄妹のようにも見える。妖怪の攻撃から身を挺してねこ娘を庇うシーンが多いが、あくまでも大切な仲間といった様子で、ねこ娘を異性として特別視している描写は皆無に等しい。ねこ娘の前で全裸を晒しているのに、顔色一つ変えていないというシーンもいくつかある。


ねこ娘の方は明らかに鬼太郎に対する恋心を抱いているとわかるエピソードがあるが、普段は仲の良い友達として振舞っており、恋愛感情が示唆されるシーンも他のシリーズよりは少なめ。

とはいえ、彼女の危機をおぼろげに感知したり、傷心中の彼女にソフトクリームを買ってきて一緒に腰掛けるなど、鬼太郎もねこ娘を大切に思っている様子が度々描かれている。


本作では鬼太郎は美人にデレデレする事はないため、ねこ娘が嫉妬する場面がなく、ねこ娘との距離感はかなり近い(デートに誘う旨の手紙に察せなかったが、「会いたければいつだって来ればいいのに」とサラリと口にしている)。


武器・技編集

実は武器の名前や技をほとんど毎回叫ぶようになったのは4期から。

お馴染みの先祖伝来の霊毛ちゃんちゃんこリモコン下駄がメイン武装。

髪の毛針の発音は4期のみ「髪の毛針」ではなく「髪の、毛針」である。これはそれまで髪の毛針が「毛針」と言われてきた名残か。

髪の毛を長く伸ばして敵を拘束したり牽制したりする。4期の髪の質感が細かいキャラデザもあってか、4期の鬼太郎は二次創作では長髪状態で描かれることが比較的多い。

3期のオカリナ武器を引き継いでおり、吹き口からステッキを出したりムチを伸ばして武器やロープとして活用している。

設定上は3期と同じような剣にもなるが、この形態は今期の作中には登場していない。

もちろん普通の楽器のオカリナとして曲の演奏も出来る(実際に作中で演奏していた)。また味方の妖怪を呼ぶ際の合図としても使われている。

体内電気の使用頻度は少ない。

総じて技のバリエーションはアクション性の強かった3期よりも少なめ。そもそも戦う前に相手を諫めようとする姿勢が強く、戦闘抜きで事件を解決するケースも多い。敵を倒すのは大抵ちゃんちゃんこを切り札としており、どんな凶悪妖怪もちゃんちゃんこを被せて締め上げるだけで消滅してしまい、他の妖怪たちが耐えられないような過酷な環境下でもちゃんちゃんこを身に着けた鬼太郎だけは余裕で生還できるなど、その万能性はほとんどチートレベルである。



余談編集

  • 次回予告では鬼太郎と目玉おやじが一緒に会話する形式で毎回予告をしている。「君の後ろに黒い影」という決め台詞で締めるのがお約束だが、話の内容によっては稀に違うセリフを言うことがある(例:「妖怪大裁判」では自身の無実を叫び、第63話「メンソーレ!妖怪ホテル」ではホテルマンになりきり紳士的なおもてなしをしている)。
    • なおこのフレーズについて、後に6期で鬼太郎を担当することになった沢城みゆきは、「このセリフが怖くて、洗髪中につい思い出してしまい、思わず後ろを振り返っていた」と語っている。
  • 公式文献ではないものの、水木御大公認のファンクラブである「水木伝説」発行の同人誌・『ゲゲゲの鬼太郎 フハッ 増刊 4 ゲゲゲの鬼太郎 アニメ版 4作目』にて行われた当時のスタッフへのインタビューによると、4期は番組全体のマンネリによって打ち切りになった作品であると語っている。最終回となった第114話が「最終回らしくない内容」とよく言われるのはそのためなのだが、ラストシーンは一応最終回らしく演出されている。
  • 妖怪王編の最後において、本来であればぬらりひょんは死亡(=退場)するはずだったが、ゲスト脚本として参加した京極が、それを聞かされておらずに担当回でぬらりひょんを出してしまったため、生存することになったという逸話がある。実際、妖怪王編のラストにおいてぬらりひょんの生存を強調した描写はなく、敗北して身体が小さくなるぬらりひょんに、朱の盆が駆け寄っただけで終わっており、そのまま主とともに死んだとも取れる描写でもある。
  • 第19話では(妖怪の術によって)現実の昭和30年代をイメージした世界が登場、さらにその中で「墓場鬼太郎」の紙芝居が上演されるという、スタッフの遊び心溢れる演出が施されている。
  • 鬼太郎を演じた松岡洋子は、過去の鬼太郎作品と触れる機会がなく、名前と概要はなんとなく知っていたが、アニメも原作もあまり知らなかったという。そのためオーディション後はフラットな気持ちで作品に望んでいたが、後に先代のキャストが野沢雅子というレジェンド戸田恵子というスターであることを知り「とんでもない役を受けてしまった」という心持ちになったとのこと。『5大鬼太郎』で再演した際は、約10年ぶりということもあって不安だったが、絵を見た途端すっと鬼太郎を演じられたとのことで、脚本にあった次回予告の締めフレーズである「君の後ろに黒い影」をまた言えて嬉しかったとか。
  • 昭和期の鬼太郎は人間と妖怪が同じ世界に住んでいたため、人間がゲゲゲの森に訪れる事が度々あった。しかし、平成に入ってからの4期以降は人間と妖怪は違う世界の住人である事が強調され、人間がゲゲゲの森に訪れる事は一部例外を除いて無くなっている。特に5期や6期では、人間が容易に入れない異空間に存在するという設定になった。
  • 本作の最終回の放送日は3月29日であるが、本作以降の5期、6期も同じ3月29日に最終回を迎えている。
  • 同時期の1996年4月13日より、同社製作で同じ妖怪退治系のアニメ地獄先生ぬ~べ~も番組がスタートしており、土日連続で当時の子供達を震え上がらせた。当時の怪奇・妖怪ブームのほどがうかがい知れる。また、当時の東映アニメフェアでも同時上映という形で全劇場作品が鬼太郎とともに上映された。特に夏は雰囲気たっぷりだったと言えよう。これもあってか、平時はともかく妖怪とのバトルシーンの色使いには本作と幾分か似た部分が見られる。同作はTVシリーズは最後までセル画で製作され、OVAの最終巻でデジタル彩色化されたが、作風の差か本作ほどデジタル移行における違和感などは指摘されていない。


関連動画編集



関連タグ編集

水木しげる ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎

ゲゲゲの鬼太郎(アニメ)

1期鬼太郎 2期鬼太郎 3期鬼太郎 5期鬼太郎 6期鬼太郎

墓場鬼太郎


大映特撮水木しげる作品との関係性が強く、本作の音楽を担当した和田薫大海獣に影響を与えたと思わしい『鯨神』や、3期鬼太郎や『悪魔くん』でカメオ的な登場をしている(ガメラの敵としてデザインされた大魔神の音楽も担当した伊福部昭の教え子である。


ウルトラマンティガ:同じ年に放送開始された特撮。同作には本作のレギュラー声優やゲスト声優がゲスト出演しており、本作の効果音にはティガタイプチェンジする効果音も使われている。そして、『ティガ』、『小さき勇者たち~ガメラ~』、『デジモンテイマーズ』は、『ガメラ大怪獣空中決戦』の初期稿から派生した兄弟作品である。


犬夜叉:同じ妖怪のアニメ。ちなみに該当作品の劇伴音楽を手掛けた和田薫は、本作と続編の『半妖の夜叉姫』の劇伴音楽も手掛けている。


表記揺れ編集

4期

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