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小池小百合

こいけさゆり

小池小百合とは、『ゲゲゲの鬼太郎』アニメ第4シリーズに登場したゲストキャラクターである。
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CV:三浦雅子



概要編集

4期第24話『怪談!妖怪陰摩羅鬼』に登場した女性。とある荒れた寺の住職をしていた人物の娘。


寺の門前で空腹から行き倒れていたねずみ男を介抱し、食事を取らせた事で彼と心を通わせる。ねずみ男の心根の優しさを感じ取り、自分と結婚して住職となり寺に留まるよう願い出た。

大照れしながら申し出を受け、真面目に住職を務める様になったねずみ男は、大喜びで鬼太郎達に”けつこん”を報告。2人の新婚生活は穏やかに過ぎていくと思われたが…。




この先、ネタバレ注意









結婚してからしばらく経った後、ガラスに映った小百合の姿が骸骨に見えたり、村人が謎の妖怪に襲われるなどの怪異が起こり始める。

更にねずみ男は村人との会話により、先代の住職が亡くなってから寺は長い間無人のままだった事を知り、小百合の存在を尋ねた末に返って来たのは「あの人はずいぶん前に亡くなった」という台詞だった。まさかと思いながらねずみ男が小池家の墓を確かめると、そこには『小池小百合 享年十九才』の文字が……。


結婚祝いのために寺へやって来た鬼太郎達にねずみ男は助けを求め、目玉おやじの発案で対象に108の質問をする事によりその相手の正体を暴けるという『正体あばきの秘術』が行われ、小百合に取り憑いていた死者を操る妖怪、陰摩羅鬼が姿を現した。

寺を荒れたままにして、魂の供養を怠った村人に腹を立てて目を覚ました陰摩羅鬼は、寺を再興したいと願う小百合に手を貸す代わりに、小百合の体を利用して村人達から夜な夜な生気を奪っていたのだ。


陰摩羅鬼は鬼太郎達の活躍で封印され、小百合のたっての願いでそのまま土に還される事となった。しかしそれは同時に、小百合がこの世にいられなくなる事を意味していた


小百合の正体を知っても、「俺だって半分妖怪なんだから」とねずみ男の気持ちは変わらなかったが、死者の定めを変える事は出来なかった。

「ねずみ男さんは優しい人ですから、きっと良いお嫁さんが見つかります」と言葉を残し、黄泉の世界へ去っていく小百合。「俺は小百合ちゃんじゃなきゃだめなんだよぉ!」「嫌だよおぉぉぉ!なんでなんだよぉぉ……」と嘆くねずみ男の声が、満月の夜に響き続けた……。

「おれは小百合ちゃんがいないとダメなんだよォォ!」


その後、小百合の願い通り新しい住職が見つかり、荒れていた寺も再建される。その陰で小池家の墓に挨拶をするねずみ男。未だに小百合を忘れられない彼が「ほんとはその辺に隠れてるんじゃ」とふざけ半分で墓の陰を覗くと、そこには一輪の小さな純白の百合が咲いていた


余談編集

  • 設定では、その後も定期的にねずみ男は彼女の墓参りをしているとの事。

  • 演じた三浦は、アニメ版『悪魔くん』にてモス役を演じていた。


関連イラスト編集

少女小池小百合ちゃん。

温もりけつこんしました 【ビビビのねずみ男】



関連タグ編集

ゲゲゲの鬼太郎


ねずみ男 陰摩羅鬼


悲劇のヒロイン


同じく4期にて、ねずみ男が主役の感動エピソードにてゲストを務めた。


3期の劇場版とTVシリーズの6期に登場したゲストキャラクター。共にねずみ男の悲恋物語におけるヒロインを務め、なおかつ実は人間では無かったという共通点がある。後者は小百合と同様に劇中でねずみ男と結婚しているが、こちらは結婚詐欺を繰り返していた悪女であった(もっとも終盤ではねずみ男の優しさに心を動かされ、改心したと思わせる描写がある)。

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