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概要

CV:前田このみ


準レギュラーの小学生三人組の紅一点。第1話で見上げ入道にさらわれた所を鬼太郎に助けられた事をきっかけに友達となる。戦績を見るに、物理的に歴代最強の人間のレギュラーヒロインかもしれない。


三人組の他2人は鈴木翔太(CV:松井摩味)、谷本淳(CV:沼田祐介)で、翔太は気弱な面がある眼鏡少年、淳はやんちゃながら祖母より妖怪の知識を伝授されてもいる。


祐子は紅一点だけに3人の中で出番が最も多く、登場話では、鏡爺の鏡に鬼太郎を案内する・カラスに乗ってのっぺらぼうの出た場所を報告に来る・対ヤマタノオロチ戦ではぬらりひょんから草薙の剣を奪い鬼太郎に渡す、などの活躍を見せた事もある。


が、そもそも小学生三人組の登場話自体10話程度しか無く、2年目にはわずか3話とフェードアウトしてしまった為、3期天童ユメコほどの知名度は無い。

中期以降は、49話、52話では鬼太郎に事件を連絡するのみで出番は終わりで、59話では「祐子ちゃんを通して君の友達から手紙をもらったよ。」と鬼太郎が彼女の名を言うだけと、徐々に出番が減り、次に目立った活躍ができたのは前出の74話、対ヤマタノオロチ戦のみとなってしまった。

それでも連絡係として彼女だけは登場する話があるだけ、他の2名よりはマシだったとも言えるが。


水木御大の弟子である京極夏彦氏は、この祐子と他の2人の存在を軽視せず、終盤に自身が担当した101話の脚本にも律儀に登場させた。その為、事実上その回が最後の登場となった。以来、TVシリーズにおけるオリジナルの人間ヒロインは6期犬山まなが登場するまで21年近くも不在となる。(風祭華5期映画のゲストヒロイン)


人物

怪事件があればすぐに鬼太郎に知らせ、協力してくれる仲だが、祐子がゲゲゲハウスを訪問した事は作中で一度も無く、全て手紙でのやりとりか、偶然居合わせている。あくまでも友達止まりの仲である。

主に純・翔太と3名で通学したり、休み時間や放課後に一緒にいる。アウトドアに出かけるなど、仲の良さがうかがえる。三人組は子供同士の友人関係で、恋愛感情などの描写はない。3人とも他の同級生たちとの仲は良い。


鬼太郎以外の妖怪に関しては、互いに顔見知り程度の仲と言う所で、鬼太郎ファミリー達とは怪事件で協力したり、ねずみ男の暗躍を見かけては呆れているなどしている。が、怪事件が身近で起きない限りは、普通の小学生の生活と人付き合いである。


ねずみ男も祐子、純、翔太ら『4年3組のガキ共』と三人組とは顔見知りだが、『大人のやる事に口出すなよ』と言う調子で、互いに積極的には関わってはいない。

また3期の夢子や6期のまなとは対照的に祐子と猫娘の両者が共演する話自体が少なく、2人が直接会話する場面も一度も無く(猫娘の発言を受けて祐子が感想を述べる台詞は何度かあった)、女子同士の友情や三角関係の様な関係は描かれなかった。


家庭環境は、両親と共にマンション住まいである。鬼太郎は祐子の家を第4話で訪問しているが、描写はこの一度だけで、両親の職業や兄弟などは不明。(唯一母親の名前が明美である事だけが判明している)

戸建て住まいで、ゲゲゲハウスに何度も出入りし、母方の先祖が妖怪と関わりがあり、妖怪に好かれるなどもして兄弟とも多くの話に絡んだ天童ユメコや彼女以上に存在感を発揮して物語に大いに関わった犬山まなと比べても影が薄かった。


なお、祐子たちが通う小学校の教師として、先述の京極夏彦氏が担当した回に関口先生木場先生(体育担当)が登場し、2人とも鬼太郎たちをおびき寄せるために陰陽師一刻堂の術で脅かされているが(関口先生は寝込んでしまう)、『京極堂』シリーズに登場する人物と同じ名字なうえに特徴まで共通している(一刻堂からして、素性や言動は『京極堂』シリーズの主人公・中禅寺秋彦との共通点が多い)。


外見

服装はEDで見せている長袖に赤のキュロットの他は、ノースリープの夏服、海水浴のスクール水着(メイン画像)、山登りでのジーンズなど、動きやすさ重視で、スカート姿は無い。

髪型もいかにも子供らしいおかっぱ頭で、作中で特に美貌を強調されたり、モテたりする描写も無かった。(充分可愛い顔なのだが。)


その他

4期を立ち上げるにあたって「3期のユメコを続投させるか否か?」も議題に登り、結局「3期をリメイクするのでは無く、原作から新たにリメイクする。」と言う方針で、続投は立ち消えになったとの事である。


そこで、新たにデザインされたのが祐子ら小学生3人組で、番組開始時の番宣ポスターでは、鬼太郎ファミリーらと共に3人組はかなり大きく描かれていた。また、前期EDの『カランコロンの歌』では、妖怪達に追われる役で出演している。本作のキャラクターデザインは、ある種一番原作の画風・特徴を前面に再現されたため、祐子の顔つきや表情にも多少アレンジは成されているが、水木御大が漫画で描かれる地味な小学生少女のデザインテイストを持たせたうえで、なお可愛らしい雰囲気となった。


歴代の人間側の女性レギュラーの中では、鏡じじいに捕らわれていない唯一のキャラである(話には関わっており、捕らわれそうな所を鬼太郎が庇って代わりに捕らわれてしまった)。他にも6期37話で犬山まながゲゲゲの森に入った事で歴代の人間ヒロインでゲゲゲの森或いはそれに類似した場所に出入りしていないのは彼女だけになってしまった。


上記のユメコとは違う人物像や友人関係などを見ても、ユメコとは別の個性の人間の友人達として描きたかったものと思われるが、結果的には登場回数の少なさやホラー要素が重視された4期の作風ゆえに鬼太郎ファミリーとは薄い関係になり第4シリーズの劇場版にも登場していないなど、余り使われずに終わってしまったのかもしれない。(まなも劇場版に登場していないがこちらは理由あり


とは言え、「ユメコと違い、ごく普通の女の子と言う事が良い。」「地味に可愛い。」と、彼女を評価し、そのフェードアウトした事を惜しむ声も決して少なくは無い。 6期の放送開始によって、犬山まなとの対比として、ユメコ同様に祐子の存在もファンから思い起こされている。


関連イラスト

鬼太郎全期集合春コミ新刊サンプル


関連タグ

ゲゲゲの鬼太郎 4期鬼太郎

天童ユメコ 風祭華 犬山まな…他シリーズの人間側ヒロイン達。

寝子…猫娘の前身的存在にして人間側ヒロインの始祖的存在。

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