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鏡じじい

かがみじじい

鏡じじいとはゲゲゲの鬼太郎に登場する、鏡の中を自在に行き来できる、老人の姿をした妖怪である。
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概要

初登場はゲゲゲの鬼太郎「鏡爺」
奈良県の山奥にある廃村の屋敷に置かれた古い鏡の中に住む、頭に角のような突起をつけた禿げ上がった頭に後ろ髪を長く伸ばした、出っ歯で着物を着た老人の姿をした妖怪。
鏡の中を自在に行き来する事ができ、さらに人間を鏡の中に引きずり込む事もできる。人間の姿を奪う事もでき、姿を奪われた人間は透明人間になってしまう。美少女を見るとたちのわるい悪戯をするのが昔からの趣味で、可愛い女の子の姿を奪っては鏡に閉じ込めてニタニタと一日中眺めている。
鬼太郎は「なんてエッチな妖怪なんだ」と憤り、目玉おやじは「なんていやらしい爺だ」と呆れていた。

鏡爺に姿を奪われた少女に助けを求められた鬼太郎と対決。本体は鏡で、普段の姿はそこにあるように見えるだけの仮の姿のため、鬼太郎の攻撃は一切通用しない。鬼太郎の姿を奪い本体である鏡の中に閉じ込めてしまうが、透明人間になった鬼太郎の反撃を受けて仮の姿から魂が抜け出して本体である鏡の中に逃げてしまう。
そこを鬼太郎が石で鏡を割ったために、本体を破壊された鏡じじいは消滅し、鬼太郎と少女の姿は無事に戻ってきた。
運よく解決したものの、下手をすれば鏡じじいごと自分の姿を破壊していたかもしれず、鬼太郎にとってもイチかバチかの賭けだった。

事件後に目玉おやじは「こんどの戦いは苦戦じゃったのう」と言い、鬼太郎も「いやぁ思い出しても冷や汗が出ます」と答えたほどの恐るべき強敵である。
姿かたちのモデルは本来の妖怪画で描かれた百々爺で、鬼太郎シリーズにおける百々爺は別個に悪党面で描かれた。

アニメ版

1期

(CV:永井一郎
原作よりも痩せて頭全体が禿げ上がり、凶悪さが増したデザインになっている。

3期

(CV:宮内幸平
原作に近いデザイン。人間から大事にされていた鏡が変化した付喪神。ある山奥の村に一枚しかない鏡として、村の娘たちに大事にされていて、女の子の守り神であるやさしい妖怪とされていた。だが村が廃村になり、屋敷ごと放置されて捨てられてしまいすっかり捻くれてしまう。
その後は遊園地のミラーハウスに潜んでいたが、かつて自分を一番大事にしていた少女お花と生き写しの姿をした天童ユメコを見かけ、彼女をミラーハウスに誘い込んで姿を奪ってしまう。
その後、行方不明になったユメコを心配した弟の星朗から依頼を受けた鬼太郎がミラーハウスに行き鏡じじいと対決するが、鏡じじいの操る合わせ鏡に挟まれて閉じ込められ砕かれてしまい、鏡じじいに逃げられてしまう。砂かけ婆の術で復活した鬼太郎は、鏡じじいの本体がある廃村に行き、鏡じじいと再戦する。鏡じじいの身の上話を聞いた鬼太郎は同情し、ユメコの姿を返すのなら見逃すと持ち掛ける。だがユメコの姿を返したくない鏡じじいは、合わせ鏡に映った自分の無数の鏡像を実体化することで分身し、鬼太郎を圧倒する。だが戦いの最中に、お花の写真を見つけた目玉おやじにユメコはお花の孫であると指摘され、己の不明を恥じた鏡じじいはユメコの姿を返して鏡の中に戻っていった。
事件後は繁華街のアンティークショップのショーウインドに本体の鏡が飾られ、店の前を行きかう若い娘たちの姿を眺めながら満足のいく余生を送る事となった。

その後雲外鏡の策略で、再び少女をかどわかしてるという濡れ衣をきせられ、鬼太郎に妖怪漆喰で鏡面を塞がれて封印されてしまう。だがユメコは「鏡じじいさんはちょっとエッチでロリコンだけどやさしい妖怪よ」と言って彼の無実を信じており、その後は彼女の協力で雲外鏡の弱点である照魔鏡を在り処や、雲外鏡が塩水に弱い事を教えた。

4期

丸山詠二
小学校の渡り廊下に飾られていた古い鏡に住む妖怪。本来は子供を見守るやさしい妖怪だが、古くなったからと本体の鏡をゴミに捨てられたために、人間に復讐しようとする。
子供たちを鏡の世界に閉じ込め、鬼太郎も閉じ込めようとするが、鬼太郎に敗れて降参する。
改心した後は本体の鏡が田舎の小学校に寄贈されて大事に扱われるようになり、再び子供たちを見守るやさしい妖怪に戻った。

5期

石塚運昇
本来は封印されていた大妖怪ヤトノカミが復活しないよう監視していた善い妖怪だったが、ヤトノカミの策略で人間から忘れられてしまい、人間に失望してヤトノカミ側に寝返ってしまう。

かつて自分の本体の鏡を大事にしていた少女の娘である風祭華の姿を奪いとった事が切っ掛けで鬼太郎と対決する。その後、ヤトノカミに騙されていたと知って怒り、ヤトノカミに立ち向かうが返り討ちにあい重症を負う。だが最後の力で華と母親の絆を復活させる手助けをした後に、華の母親の枕元に現れ「華と仲良くな」と言い残して本体である鏡とともに砕け散った。

6期

塩屋浩三
ある山村の老婆が母親の代から嫁入り道具として受け継いで大事にしている古い三面鏡に住んでいる妖怪。内気で小心者だが心優しい性格で、子泣き爺砂かけ婆とも知り合いである。

社会見学で村にやってきた犬山まなに三面鏡を磨いてもらって感謝していたが、まなの同級生たちがふざけて古い石碑を倒してしまい、危険な妖怪がしゃどくろを復活させてしまったのを目撃し、まなを護るために彼女を鏡の世界に引き込む。
まなを探して鬼太郎が鏡世界に来るが、内気な性格のせいでうまく事情を説明できず、鬼太郎に誤解されて対決する羽目になり一時撤退する。
その後、がしゃどくろに攻撃されたまなを救うために駆けつけて、がしゃどくろの目から発射されたレーザーを鏡で跳ね返した。

事件後は誤解がとけて感謝されるが、まなを助けようとした動機を聞かれて「初恋の人に似ていたから」と顔を赤らめて告白したために、まなと鬼太郎と猫娘にドン引きされていた。
さらにまなを救ってくれた礼を言った猫娘の顔を見ても「初恋の人に似ている」と言い、目玉おやじに「ただの女好き」と言われ、砂かけ婆からも呆れられた。
その後はゲゲゲの森で旧知の仲である子泣き爺と酒盛りをするが、酒が入ると途端に下品になり、猫娘を「姉ちゃん」と呼んで絡んで「うざい!」と吐き捨てられるなど、酒癖の悪さを露呈した。
その醜態を見て目玉おやじは「お前はああはなるなよ」と鬼太郎に諭していた。

彼が登場したエピソード「脅威!鏡じじいの計略」の次回予告では、明らかに鏡じじいが敵役にしか見えなかった。本編でも、鏡じじいは確かにまなを守ろうとしているのだが、カットの組み合わせでまなを追っているように見えるという工夫が凝らされていた。さらに、真の敵であるがしゃどくろの姿はクライマックスまで伏せられるという徹底ぶりである。この仕掛けにまんまと乗せられた視聴者も多く、鏡じじいをミスリード要員として上手く利用したシナリオの勝利となった。


備考

  • 6期鏡じじい役の塩屋浩三氏は過去に4期の子泣き爺役をしており、ラストの酒盛りシーンは中の人的に4・6期子泣き爺の共演となった。「子~泣きのハゲ頭」と会話シーンにて子泣き爺を演じてた当時の独特なイントネーションを再現していた。また、今期のたんたん坊も演じている。
  • 目玉おやじは鬼太郎に鏡じじいのようになってくれるなと心配したが、皮肉なことに、原作では鬼太郎は何度も色仕掛けにやられており、更には後年に酒と女にだらしない青年になってしまう編の『続ゲゲゲの鬼太郎』が存在する。そちらでは、目玉おやじもアレコレやらかしているが。

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