概要
正式名称は『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』。
2016年10月から放送されているが、元々は特別番組だった。2018年10月からレギュラー番組に昇格。
MCは東野幸治と小池栄子が務める。元々は東野とウエンツ瑛士がMCを務めていたが、レギュラー化決定と同時期にウエンツのイギリス留学が決まったため、新たに小池がキャスティングされた。
その他、恵俊彰(ホンジャマカ)が初期から、2020年より菊池風磨(timelesz、旧:SexyZone)、向井康二(SnowMan)が準レギュラーとして出演している。
タイトルを見ればわかる通りドッキリ番組の一種なのだが、一味違うのは普通のドッキリ番組ではやらないような斬新なドッキリが多くを占めていること。
コロコロコミックとコラボしている他、様々なメディア作品とコラボしていたり、あらゆるパロディドッキリを実行していたりと話題に事欠かない番組である。
また、海外ロケ、他局の番組スタジオへの越境、スポンサー企業全面協力のCM撮影ドッキリなど、多岐に渡る仕掛けのスケールも特徴。
なお、ドッキリの解説のイラストはママにゲーム隠されたでお馴染みのハップが手がけている。
青森放送では2021年春より、字幕放送を実施されていた。
主なドッキリ
秒でドッキリ
読んで字の如く、短時間で仕掛けられるドッキリ。
ターゲットに紅茶をぶちまけるキン肉マンの秒でティーパックマンドッキリや、暗がりの中からは東野の顔をした人面犬(ロボット犬に別企画で作った東野マスクを被せたもの)が現れる秒で東野の顔犬ドッキリなど。
男性のターゲットだけに仕掛けられる下ネタ系のドッキリもあり、ニセの水泳企画でターゲットに普通の水着と偽って水に溶ける特殊な水着を着用させ、プール内でいつの間にかフルチンになっていくところを水中から撮影する秒で水着消滅、ターゲットをいきなり神輿で持ち上げ、その際に神輿のロープが男性の「お宝」(金玉)に直撃する秒でお宝みこし、パンツの股間部にハッカ剤とメントールの結晶を絶妙なバランスで混ぜ合わせたスースー液を染み込ませ、ターゲットの男性器に地獄の悶絶を与える秒でスースーを差し上げます(股間スースー)などが有名。
女性のターゲットでも、ロケ現場(フジテレビ本社前)まで着てきた私服を、ピン芸人永野に着られて現れ踊りだされる、台に見せかけた体重計に乗せられ、【自分の口で体重を発表する】【ロケ自体をお蔵入りにする】【あぁ〜しらきの恰好をしてネタをする】の三択を強いられる、ネイルサロンでリラックスしてる間にG(にそっくりに作られた美術スタッフ渾身の模型)を爪に付けられるなど精神的にやられるドッキリを仕掛けられることもある。
ドッキリチャレンジ
ペットの動物が誘惑がかかるようなシュチュレーションに誘い込み耐えることが出来たら飼い主に豪華景品や賞金を与えるチャレンジ企画。
ゲゲゲの鬼太郎でドッキリかけちゃうぞ
6期鬼太郎が放送していた時期に仕掛けられていたドッキリ。ホラー関係のロケで山内健司(小豆あらい)ら芸人達が妖怪に扮し、ターゲットを驚かせるというもの。ただ、驚かせるだけでは物足りないのか、ターゲットがホラーゲームや恐怖映像を見ている間に、引っ付き虫を気づかれないよう服にくっつけたり、マジックミラーから姿を現したりして賞金を獲得するゲームをやったりしている(もちろん、ターゲットに見つかったらゲームオーバー)。なお、このドッキリの天の声役としてアニメ6期の鬼太郎(沢城みゆき)、目玉おやじ(野沢雅子)、猫娘(庄司宇芽香)の3人が声を当てている。
- 何の因果なのか、ウエンツ瑛士も実写版で鬼太郎を演じていた。
悪魔の契約ドッキリ
前述のゲゲゲの鬼太郎関係のドッキリとドッキリチャレンジを組み合わせたもの。スタッフが声をかけた一般家庭の父親が挑戦者となり、制限時間内で全国トップクラスの小学生ドッジボールチームの攻撃を制限時間内に逃げ切る(ミスは3回まで)。クリアできれば子供が指定したおもちゃをゲットできるが、失敗したら家長としての威厳を失う、ある意味リスキーな企画。進行役はゲゲゲの鬼太郎と同じ原作者水木しげるのアニメ作品「悪魔くん」のメフィスト(山内→あばれる君。2023年12月9日放送回はスケジュールの都合で忙しかったため山本賢太アナが代演)がコーナーを仕切り、天の声は前述と同じ鬼太郎と目玉おやじが担当。
チャレンジャーであるお父さんの避け方を目玉おやじが変な風に例え(羽が生えている、存在を薄くしている等)、その通りの映像加工が施されるというお約束がある(当然、スタジオメンバーからは見にくいとダメ出しを食らっている)。
2024年6月8日では後述の悪魔の契約ドッキリ……と見せかけて後述のマッサマンロケをやらされていた(ちなみにあばれる君は大の高所恐怖症………のはず)。
さらに2024年8月31日放送の(某有名長時間番組の裏に当たる4時間SP)ではこれに合わせる形で後述の白羽忍者のドッキリ(2回目)をやらされた。
また、これの前には後述の「ドッキリでことわざを学ぶ」にて、ドッジボールチームのウォーミングアップをまるで監督のごとく見ている間に、白羽の矢が立つドッキリをやられていたりする。
ドッキリ川柳575
コロコロコミックとのコラボドッキリ。コロコロコミックの読者から募集したドッキリ川柳を厳選し、実際に再現する。
微妙に可愛くない巨大ぬいぐるみ「げろっくまくん」によるドッキリは有名(公式でグッズも売り出している)。
ダジャレドッキリ
様々なダジャレ(例:「イカをいかが?」「血圧測ったら、ケツ熱い」「カマスで一発かます」など)を実際に再現する。
ドッキリのドレミのうた
タイトル通り、ドレミの歌の替え歌でドッキリを仕掛ける企画(例:ド⇒ドクター服着てない、レ⇒レフ版でどつかれるなど)。子供には人気の高い企画だそうだが、制作側からすればコストパフォーマンスが悪い(1回のオンエアにつき7種類のドッキリをしかも短時間で仕掛けるため)ので、あまりやりたくない様子(これは番組内で公言している)。
元々は「やってはいけないドレミの歌」のネタを持つ岩橋良昌(元プラス・マイナス)が歌唱を担当していたが、事務所退所後は特番で担当したことがある向井が引き継いだ。
ドッキリでことわざを学ぶ
ことわざに書かれていることを再現してことわざを学ぶドッキリ(例:七転び八起き⇒ブルーシートを引っ張ってターゲットを7回転ばせる、棚から牡丹餅⇒棚から大量の牡丹餅を落下させるなど)。
中でも「白羽の矢が立つ」がスタジオでも人気が高く、スキンヘッドのターゲットの脳天に吸盤矢を射るというドッキリ。ちなみに矢を射るオッサンは通称「白羽忍者」と呼ばれている。
全校集会スピーチサプライズ
主に学校の校長や教頭といった先生陣や生徒会長が全校集会で行うスピーチを芸人たちがプロデュースをおこなったおもしろスピーチを全校生徒たちの前で発表、どっちが面白かったか勝負する。
元正義のヒーロードッキリ
ニチアサキッズタイムにヒーロー役として出演経験のある俳優が、本当に危機的な状況に陥ったらヒーローらしい行動を取るのかというドッキリ。
現在のところ、全てのニチアサ俳優がヒーローらしい行動をとっており、中でも『機界戦隊ゼンカイジャー』で五色田介人/ゼンカイザー役を演じた駒木根葵汰氏が出演した回では、極真空手で優勝経験があることやコーンバーを武器にし始めたこともあり、仕掛け人であるスタッフ側がガチで危機に晒されたことも。
ボムマジ爆発
言いにくいフレーズを噛まずにチーム全員で回し5周言い切るゲーム。成功すると賞金10万円を山分けできるが、お題1つにつき3回失敗してしまうと、チーム全員が爆発するイスの餌食になってしまう。MCは爆弾の被り物をした「ボムバーマン」(1号:おぎやはぎ小木、2号:シソンヌ長谷川、3号:アンタッチャブル柴田のうち1名)が担当。
現在のところクリアチームはtimelesz(3人で挑戦)のみ。なお、成功すると半ば強制的に賞金倍額がかかったダブルアップチャレンジ(3周成功でクリア、ミス1回で失敗)に挑戦させられる。
バンジーロワイアル
バンジージャンプの名所に誘い込まれたターゲットが全国2~3箇所で同時中継を行い古今東西ゲームを行う。
ただし、一般的なルールと異なり、次の人は一度言った答えも言わなければならない。
※例:お題が『赤い物』だと最初の人はりんご、2人目の人はりんご→イチゴ、3人目の人がりんご→イチゴ→トマトと順に言うため難易度がどんどん上がっていく。
60秒以内に順番通り答えきれないとアウトになり、バンジージャンプをやらされる。最後まで残った1人が勝者となり賞金10万円を獲得できる。
記憶忍者隊マッサマン
リンク先を参照。
関連タグ
うわっ!ダマされた大賞:日テレ系列のドッキリ特番。こちらも様々な企画に大規模な予算をかけている。
お見送り芸人しんいち:本番組が非常に大嫌いで、本番組を一番嫌いな番組として扱っている。また、「しーち」といじられるのは、今の所本番組のみ。
NieR:Automata:何故かこの作品のBGMをよく使用している。