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「オレが貴様に飲ませてやるのは、この煮え湯のみだーーーーーっ!!」


概要編集

CV:広瀬正志


キン肉マン』に登場するスリランカ正義超人どう見てもティーカップマンだがラーメンマンも全然ラーメンじゃないので気にしてはいけない。

年齢は第21回超人オリンピック時で19歳(1962年生まれ)、身長170㎝、体重78㎏。

 

第21回超人オリンピック決勝トーナメント第1回戦でウォーズマンと対戦、数コマの描写ながら圧倒していたが、ティーバッグをコーナーポストに引っかけるという隙を見せてしまい、スクリュードライバー刺殺された挙句首を引きちぎられ頭の紅茶を飲まれてしまった。その後、キン肉星王位争奪編では超人墓場にいる事が確認されたが決勝戦の終盤に生き返ってキン肉マンの応援に駆け付けた。

その後はキン肉マンの帰還式(『キン肉マンⅡ世』10巻及び『キン肉マン』37巻に収録)にも招聘されている。

なお、アニメでは黄金のマスク編で復活しており、悪魔将軍VSキン肉マンのリングを支えていた。


そのくらいしか出番が無かったものの、2017年6月から連載が開始した新シリーズ(舞台は1988~9年ごろ)にて、まさかの再登場を果たす。


地球制圧を目論む大魔王サタン悪魔将軍の黒幕であり、悪魔将軍本体たるゴールドマンからは切り離されている)の配下として登場したオメガ・ケンタウルス星団からの刺客に窮地に陥ったウルフマンを救援する正義の五本槍の一人として、全身ビルドアップした筋肉質な姿で再登場を果たした(その後の回想シーンでは比較的スリムだったので画風の変化だけでなく、鍛えなおしたという描写を強調した物であろう)。


カナディアンマンベンキマンカレクックといった超人五輪ファイナリストトリオと共に、オメガ・ケンタウリの六鎗客立ち向かう。

214話にてオメガマン・アリステラ率いる六鎗客の一人ヘイルマンと交戦する。

ティーバックウィップや新必殺技「死のティータイム」を用いて善戦するが、ヘイルブレスによってティーバックウィップが氷漬けにされ粉砕されてしまい、手詰まりとなってしまう。それでも戦い続けるが最後はフリージングボディに捉えられ肉体を氷漬けにされた後、ブリザードソードによって首を切断され敗北・死亡した。


2015年が舞台の『キン肉マンⅡ世』ではヘラクレスファクトリー教官に就任する。


能力編集

の中の紅茶を吸わせて重くしたティーパック(後述の備考を参照)を鎖分銅のように振り回して殴打するのを得意とする。新章では投げ縄のように空中に放り投げて相手を拘束するという新技を披露した。

新章によれば技名は「ティーバックウィップ」(216話のみティーパックウィップ)。

ケンダマンなどのように体の一部というわけでなく、完全に手持ち武器のように思えるのだが反則は取られていない。これが無くなるとそれこそティーカップになってしまうからだろうか。


一見ひょろい外見であり超人強度は高くなく、正義超人の中でも圧倒的に低い25万パワーしかないが、一応これでも新幹線アタックでは浜松より先まで新幹線を進ませている。また、常に頭に紅茶を満たして戦ってきたことで平衡感覚を磨き上げた技巧派の超人である(横たわっていても紅茶が零れない描写があるが突っ込んではいけない)。


ヘイルマンとの戦いでは、過去にウォーズマンに首をもがれ紅茶を飲み干されて敗れた屈辱から首を徹底的に鍛え直し、首をもぎ取ろうとしたヘイルマンを逆に振り回してしまうほどの強靭さを見せている。

また感情が高ぶると紅茶が沸騰する描写も存在している。


そのヘイルマン戦では、新必殺技「死のティータイム」も披露。

ティーバッグウィップで相手の首を締め、自らの両足を絡めて背骨をへし折りにかかるというかなりえげつない技。


身体を鍛えている一方で、基本的に変動しない超人強度そのものの低さは弱点であり、ティーバッグを失うとまともな反撃もできなくなってしまい、ヘイルマンにも「お前の超人強度は30万にも満たない程度じゃないのか?」と言われて「死のティータイム」から技術もクソもない強引な力任せで脱出されてしまっている。



余談編集

正義の五本槍の死亡組の中では唯一旧シリーズで一度死亡して超人墓場に浮遊していた超人である。(とはいえ死亡描写自体は多く、ウルフマンは五本槍で唯一生き残ったが、言わずもがな死んで生き返るを繰り返し、作者からもそうした死に芸が見せ場扱いされた他、ベンキマンも六鎗客戦まで死亡したことがなかったが、Ⅱ世では故人扱いで、弟子が髭をたたえた遺影を掲げており、カナディアンマンも負け描写の多さに反し実は六鎗客戦でパイレートマンに敗れるまで戦死したことこそなかったが、プラネットマンにパワーを奪われ老衰死したものの、人面プラネットに閉じ込められ、プラネットマンが倒されたことで生還している)

また理由は語られていないが、正義の五本槍の中では足の負傷で引退中だったウルフマンと共に、完璧・無量大数軍戦に参加していなかった(カナディアンマンはスペシャルマンと共にマックス・ラジアルに倒され、カレクックとベンキマンはストロング・ザ・武道零の悲劇で人間にされている)。


実は彼の頭を模したティーカップも販売されている。セット内容は黒目の有無でそれぞれ生死を再現したティーカップに、スリランカ産紅茶のティーバッグ2つ。そして自前のカップに貼れるティーパックマンの目のシールが新旧の黒目の有無を表現した4種類からランダムで1つ。


ドッキリGP編集

2023年1月21日放送のバラエティ番組、『ドッキリGP』にて、まさかの登場

本編ではあまり活躍しなかったがドッキリにしたら面白そうというのが選出の理由であった。

(ちなみに作者ゆでたまごは出演を快諾したとのこと。また資料画像は終始ウォーズマン戦の場面が使われ、六鎗客編でのビルドアップした姿は掲載されなかった)


お辞儀に合わせてターゲットに頭の紅茶を浴びせるドッキリを仕掛けるが、最初のターゲットとなった品川庄司庄司智春を相手したところ、目測を誤り浴びせるはずの紅茶はほとんど背中を流れ、代わりに見事な頭突きを決めた(さすがに陶器勢ではないと思われるが、ヒット時は『キン!』と甲高い音が鳴っている)。作品ファンでもあるなすなかにしの中西茂樹に対しても、タイミングを合わせて紅茶を浴びせることには成功したものの、やはり頭の大きさはネックになったようで、生え際の辺りにカップの縁で頭突きを当てている。

なお、紅茶をかけた後はティーパックウィップによる追撃が行われる。


本放送を見た作者ゆでたまご嶋田は「傑作やね」と評している。


放送後、当番組の人気キャラクターとなり、お台場冒険王のイベントブース、ドッキリGP博物館にも登場した他、番組グッズとしてTシャツが販売された。


戦績



備考編集

ティーパックマン ☕

本来はティーバッグ (Tea bag) なのだが、キャラクター名も含め作中ではティーパックで通している。新章では初登場の216話のみ『ティーパックウィップ』だった新技名が以降は『ティーバックウィップ』に変更され、得物も含めキャラクター名以外はティーバッグと呼称されるが、本人はあくまでティーパックマンである。

上述したように『ティーカップマン』と勘違いされることも多い(ドッキリを仕掛けられた庄司も言い間違え、ウォーズマン戦の結果を言及した中西共々ティーバッグウィップの餌食となった。余談だがテロップでは終始ティーバックだった)ため、様々な意味で名前を勘違いされがちな超人である。



関連項目編集

お茶 ティーカップ ティーバッグ

野球仮面:『ドッキリGP』に出演した際の頭部のバランスやカラーリングが類似している。

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