天国のパーパ、マーマ見てくれてますか
ようやくニコライは、ここまできました
パーパの果たせなかった宇宙最強の夢が
もうすぐ手に届こうとしているんだ…
概要
「戦う機械(ファイティングコンピューター)」や「黒い悪魔」の異名を持つソビエト連邦出身のロボ超人。
本名は、ニコライ・ボルコフ。「ウォーズマン」は超人レスラーとしての名前(リングネーム)で、ロシア語で「ヴァイナー・ムシーヌイ」。
当時最強の残虐超人と言われたラーメンマンをも倒し、一度は残虐超人界の頂点に立った。
第21回超人オリンピックにおけるキン肉マンとの戦いの後、正式に正義超人軍団(アイドル超人軍団)の仲間入りを果たす。
「コーホー」という特徴的な呼吸音を発する。無表情のマスクに違わず普段は口数が少なく冷静だが、奥底には確かな優しさを秘めており、友のために自ら犠牲になることも厭わない暖かい心の持ち主。
プロフィール
出身 | ロシア(ソビエト連邦) |
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本名 | ニコライ・ボルコフ |
生年月日 | 1957年10月1日(1981年時点で24歳。10月1日はコーヒーの日) |
血液型 | A型 |
身長 | 210cm |
体重 | 150kg |
スリーサイズ | B132 W81 H98 |
超人強度 | 100万パワー |
趣味 | 民族楽器バラライカの演奏 |
好物 | ボルシチ |
ソビエト連邦のSKGB(超人レスラー国家保安委員会)の出身。
(アニメ版では、やられ専門のレスラー養成機関「蛇の穴」の出身)
タイトル歴
●ロビン・ザ・フェイバリット・コンプリート「パロ・スペシャル編」皆伝
●レニングラード超人ヘビー級
●超人オリンピック準優勝('80)
★全米超人タッグ選手権
容姿
基本的に黒いヘルメットに黒い仮面が特徴。
原作ではのっぺりした仮面だったが、アニメでは凹凸があるような描かれ方をしている。
地肌は原作だと褐色、アニメ版ではダークグレー。原作では体・腕・太ももが露出、アニメ版ではデコルテから体の部分が違う色のため腕・太ももが露出した感じになっている。
原作では褐色に黒と白を基調したカラー、アニメ版では黒にダークグレーと黄色と赤を基調としたカラーになっている。(但しカットによっては体が露出したようなシーンがある)
またアニメ版ではパンツ横に赤いラインがある。
ビギンズによると大方は父似、髪の色は母似の模様。
目の部分は原作では白又は黄色、アニメでは縁付きで赤よりのピンク又は赤でたまに光る。
素顔は機械の部品剥き出しで目玉が一個あるような顔をしている。
過去には幼少期・青年期共にズタ袋を被っていた。そして原作でウォーズマンの出生が描かれた特別編・「ビギンズ」ではSKGBに入る時、アニメ版では蛇の穴脱走前には今の恰好になった。
ビギンズで髪があることが判明。そのためかpixivでは髪が露出したウォーズマンのイラストがそこそこ存在する。
一部媒体ではほぼ原作カラーだが一部アニメカラーになっている者があったりする。
関連用語
ロボ超人
俺のことをロボ超人だと笑わば笑え
確かに俺は身体の半分はロボットで半分は超人だ 身体の中に機械やコンピュータが組み込まれている
だが言っておくが、俺を馬鹿にする奴はこの鉄の爪、ベアークローが胸に突き刺さるのを覚悟しとくがいい!
ウォーズマンは、ロボットでもなく超人でもなく人間でもない。
後天的に改造されたサイボーグではなく、半機械の体で生まれた生来のロボ超人なのである。
従って他の地球超人(完璧超人始祖や無量大数軍、一部の非生命体ボディ系超人でないものを差す)のような年の取りかたをせず、21世紀末(ヘタすりゃもっと後)が舞台の『SCRAP三太夫』でも殆ど変わらぬ姿でフツーに登場していた。
媒体によってウォーズマン以外のロボ超人は異なり、次世代などにいたり、アニメ版ではアニメオリジナルでロボ超人になってたり、アニメ映画ではロボ超人の子供がいるような発言があったりする(アニメで言及されたロボ超人の子供はどのような出自なのかは不明)。
母親は人間で、名はナターシャ・ボルコフ。人類タイプの超人だった父親のミハイルマン(本名ミハイル・ボルコフ)が、無限の強さを求めるあまり改造手術に耐えられる超人を求めている科学者の住むチェコに渡って機械超人になる手術を受け、自らの身体を機械化しその後生まれた為、そのハーフである彼は「ロボ超人」なるどっちつかずの姿で生を受けてしまったのだという。
正確に言えば、機械の部分はロボット、身体能力に関する体質は超人、内臓など生身部分の基本的な生体機能は人間、といったように三者と部分的には共通する機能・生態を持った存在なのである(だから髭剃りや散髪をする必要もある)。なお一応利き手は「左利き」らしいが、機械的補佐が施されている為実質的には「両利き」状態らしい。また“夢のタッグ編”で死亡するまでは心臓はロボット由来の機械の物だったが“王位争奪編”で超人墓場に有る「生命の石」を加工した人工心臓を移植手術された為現在は「機械と生身の身体と超人墓場のオカルト物質の融合した唯一無二の存在」になっている。
なお、人間の母体から普通に赤ん坊として誕生し、幼年時代から青年期までは、人間や生身の超人と同じ経過年数で成長した。
「君ならば超人格闘技の世界チャンピオンになれる」という嘘を信じ込まされ、SKGB(ソ連→クレムリン)で生体兵器にされそうになっていたが、ある日花瓶の水を代えようとした時に教官の陰口を聞き、自分が騙されていたことを知る。憤激の末に教官たちを打ち据え、施設から脱走。そこに駆け付けたロボ超人化された戦友・カマーンダスに足止めを喰らい、再びSKGBに連れ戻されそうになるも、(こっそりSKGBに潜入していた)ロビンマスクから指摘を受け、後述のパロスペシャルでカマーンダスを撃破。チャンピオン・キン肉マン打倒のためにロビンマスク(バラクーダ)に弟子入りし、修業を積んだ。
ロビンマスクの徹底した指導により如何なる感情をも表さない冷酷・冷徹・冷血の氷の精神を持ち、相手の呼吸や手足の動きから次の行動を正確に読み、言葉を発することなく無慈悲に相手を仕留める事から、「ファイティングコンピューター」の異名を持つようになる。
しかし、転んだ子供に真っ先に駆け寄り手を差し伸べる、死刑囚相手のデモンストレーションで孫との再会を望む老死刑囚をあえて見逃す、ビビンバに手を上げようとしたバラクーダを制止するなど、心の中に封印されていた生来の優しさは残虐超人として恐れられた超人オリンピック出場時にも稀に見え隠れしかけていた。
その持ち前の残虐ファイトも当時のロビンのあまりにも苛烈な指導による強行という側面が強く、心の奥底では自分を見出してくれたロビンへの恩と、対戦相手を血祭りにあげてしまったことへの罪悪感の板挟みに苦しんでいた。
その後はキン肉マンとの闘いがきっかけで、完全に氷の精神が消えて再び言葉を発するようになった。
この他、恐怖の感情を露わにしバッファローマンのハリケーンミキサーに怖気づき「こ、こわい…」と弱音を漏らしたり、ネプチューンマンとの戦いでは「アワワ…」とリアクションする等と人間としての反応を示す一面もある。
己の素顔が醜いことに長年コンプレックスを抱いていたが…。
ウォーズマンの拳(手甲部)に内蔵されている鉄の爪。手首ごと取り外すことも可能。両手から出すこともできる。
キン肉マンは「ベアー・クローを使わない方が強い」と評している。
スペアを所持しているらしく、バッファローマン戦で片腕のベアクローが破損してしまったが、その後の展開で二刀流を披露している。ポーラマン戦でも破損したが、この時は待ち合わせていなかったようだ。
携行性がいいのか、手首ごとウォーズマンのマスクに隠れていたことがある(夢の超人タッグ編より)。
鉄仮面の口の部分が開き、笑っているような表情を見せる。
この笑顔は当時の募集超人の「スマイルマン」の表情が元となっている。
ウォーズマンが笑う時、対戦相手は概ね死ぬ。余程の実力者と出会った時しか出さない。
試合外活動となる超人ファン感謝デーではファンサービスの為か風船割り競技にこの顔で子供達と接していた事も。
ウォーズマンの残虐ファイトの象徴ともいえるものだったが超神編では…。
"天使のように細心に" "悪魔のように大胆に"
攻撃の極意。
これは師であるロビンマスクの教えであるが、後にロビンの息子ケビンマスクに受け継がれることとなる。
蛇の穴
アニメ版でロビンマスクと出会う前に所属していたやられ専門レスラー養成機関。
ロシアの山奥にあり、過酷で残虐な特訓の割に食料は少なく、試合はピエロに徹しないといけない。
闘う本能が負けることを許せず相手を打ちのめし脱走途中ロビンマスクと出会う。
元ネタはタイガーマスクの「虎の穴」だと思われる(実際劇中でネタにされていた)。
SKGB(超人レスラー国家保安委員会)
通称「狼の部屋(ヴォルグ・コームナタ)」。ソ連全域から選りすぐられた超人たちが、最強という栄誉のために寝食や休憩時間以外は敵を叩き潰すために、肉体と精神を鍛える地獄の特訓場。
だが母子家庭で困窮生活な上に先述の通り容姿などロボ超人由来の迫害差別を受けていたウォーズマンは、当初「思いっきり体を動かせ メシだって好きな物を食べ放題 あたたかい毛布だってある」と逆に「天国」だと感じていた。しかし、"国威発揚のための超人レスラー育成"と言うのは建前で、本来の創設理由は西側との戦争用のロボ超人兵士の育成にこそあった…。
必殺技
上述の「ベアークロー」を突き出し、きりもみ回転しながら相手を突き貫く技。
以下の計算式により、飛躍的なパワーアップが可能。
- まずベアークローを二刀流にすると100万パワー+100万パワーで200万パワー
- 更に、いつもの2倍のジャンプで200万×2の400万パワー
- そして、いつもの3倍の回転を加えれば400万×3の1200万パワー
この時ウォーズマンの体は1200万パワーの光の矢となる。
「ベアークローを増やしただけで+100万パワー」という式を筆頭に、あまりにも強引な理屈である一方で、非常に熱いシーン故に、ネタ性と格好よさの両面で人気の高い技。
この「1200万パワー・スクリュードライバー」は、超人たちが打撃技や落下技などで勢いや衝撃で自分の超人強度以上の威力を技に加える理論を応用した、まさに捨て身の必殺技である。
PS2ゲーム『ジェネレーションズ』等では上記の技は「二刀流スクリュードライバー」と呼ばれ、ポーラマン戦で両手を使ったスクリュードライバーは「W(ダブル)スクリュードライバー」と呼ばれた。
高度なテクニックを要する幻の必殺技。元々はロビンマスクが使用していた。"ツンドラの墓石"とも異名され、脱出不可能の「アリ地獄ホールド」とまで呼ばれている。
普通は腕をへし折るくらいだが、本気になれば腕が千切れるぐらいに強烈な技である。
アニメでは、巨大な野生熊・ゴロータ(超人のファンか?)が使用していたり、他にもワンシーンのみバッファローマンがキン肉マンに使用していたが、使いこなせずキン肉マンの体から離れてしまった。
PS2ゲーム『マッスルグランプリ』ではパロ・スペシャルの状態からリングに叩きつける「パロ・スペシャル ジ・エンド」へと派生できる。後にこの技は原作へと逆輸入された。
ベアークロー系の技が派手な為に超人レスラーとしては「凶器使いで他の部分は標準的なレスラー」という感じに見られがちだが、武装を使わないレスリング自体のスタイルはどうやら打撃技は牽制寄りで関節技主体で相手の動きを封じていきパロ・スペシャルでフィニッシュするスタイルである様だ。キン肉マンが超人オリンピックでの対戦時に「ベアクローを使わない方がはるかに強い」と発言したのは王位編の対スーパーフェニックス戦で指摘された様に「関節技の使い手などのテクニカルな相手に弱い頃のスグル」故の発言の可能性も考えられる。
ウォーズ・ピストンエルボー/エンパイヤーエルボースタンプ
相手の上に肩車の形で乗り、肘打ちの連打を叩き込む。
旧作ではキン肉マン戦でのみ使用されたが、その後はⅡ世や新シリーズでも使用している。
ウォーズ・レッグブリーカー
「これぞウォーズレッグブリーカーでござーい!」
マンリキ戦で使用した技。
仰向けに倒れた対戦相手の両脚に自分の両脚を絡めて、両踵を外に開かせて股関節を破壊する。
あのバラクーダが「そこまでやれとは言ってないぞ!」と思わず止める程の残虐技で、脳天のスクリュードライバーの直撃にも耐えたマンリキもその威力の前には絶叫していた(テリーマンが「芝居ではない」と断じた程にのたうち回っていた)。
その後は使用されないことが多かったが(そもそもウォーズマンの旧作の公式戦はこれが最後で、究極の超人タッグ編では使用しなかった)、新シリーズのポーラマン戦で久々に再使用。変わらぬ破壊力でポーラマンを苦しめたが決定打にはならなかった。
弱点
ウォーズマンの最大の弱点は30分しか戦えない事である。
師のロビンマスク曰く「ウォーズマンはどんな相手でも30分以内で倒してきた為、知らないうちに相手を30分で倒すプログラムしかされていない」らしい。つまり、長らく30分以内に倒せる戦術を練り続けた弊害で、完全に30分しか処理機能できないコンピューターとなってしまい、35分以上戦うと処理や計算ができなくなってショートする特異体質と化した。
アニメでは30分以上ではなく、数時間以上という設定にされている。
この弱点が露わとなったのは初の大舞台である超人オリンピック決勝。
キン肉マンと対戦するのだが、ウォーズマンは必殺のパロスペシャルをキン肉マンに掛け勝利に王手をかける。ギブアップを口にしかけたキン肉マンは、ラーメンマンの激励を受け火事場のクソ力を発動する、いつもならクソ力で逆転勝利となるパターンだがウォーズマンは一味違った。
「火事場のクソ力返し」で火事場のクソ力をも攻略してしまうのである。キン肉マンは完全に打つ手無しとなり、ウォーズマンの勝利が決まったと思った矢先、試合から35分経っていた為上記の弱点が発動し体中から煙が吹き上げマスクにひびが入ってしまう。素顔にコンプレックスのあるウォーズマンはパロスペシャルを外して顔を覆ってしまい、その隙を突かれキン肉バスターを受け敗北してしまうのであった。
なお、アニメ版ではキン肉バスターを受けても立ち上がり、もう一戦繰り広げるが「風林火山」でK.Oされている。
これに対し、ロビンマスクは「チッ ウォーズマンのウスノロ野郎 これで奴との師弟関係もご破算 この次はオレ自身がキン肉マンをたおしてやる!!」と、全力を尽くした弟子に対し余りに冷たいコメントを残している(超人オリンピック終了後のマスコミへの見解より)。
にもかかわらず、超人オリンピック終了後に始まった7人の悪魔超人との抗争ではほんの少し前に罵倒した事を忘れたようにウォーズマンと共闘している。このことから、ファンの間では、あの酷いコメントはスポーツ新聞の飛ばし記事だったのではと解釈される。また、不遇が続いてヤサグレてしまったとは言え、本当の悪党超人に対する正義超人の心までは、ロビンマスクの中に失われていなかったとも当時は解釈された。
アニメではキン肉マンの実力の査定も兼ねて自分の雪辱を晴らそうとしたが、ウォーズマン敗北後は二人にお詫びの言葉を贈り和解している。この設定は後の完璧超人始祖編にて逆輸入された。
なお、フルタイムで闘えない・動けないというのはあくまでも戦闘モード時であり、練習モードのトレーニングやスパーリングであればこれ以上の時間をぶっ続けで稼働することも可能(一睡もすることなくソ連から日本まで走破したり、太平洋を泳いで渡ったりしている程超人としてスタミナは優れている)。普段の生活における行動などとは、戦闘時のコンピューターの機能は働き方が違うことも描写で明らかとなった。
ザ・マンリキ戦のようにこの弱点を逆手に取って勝利した試合も存在するが、弱点の根本的解決はキン肉マン二世でも行われる事は無かったかに見えた…が。
超(スーパー)友情モード
ポーラマン戦で発現したウォーズマンの新しい境地にして、キン肉マンとの試合体験でコンピューターにプログラムされた火事場のクソ力能力が、独自に発達した状態でもある。
上記の通り35分経つと戦えなくなってしまうウォーズマンだったが、超友情モードを発動させる事で更に5分間通常時よりパワーアップして戦うことが出来る用になった。なんと10倍のパワーが発揮できる。
Ⅱ世での新星ヘル・イクスパンションズ戦のような30分超えても気合で頑張って戦うのとは違い5分間更に強くなる所がミソである。
尚、顔のコンプレックスも克服したようでポーラマンにマスクを剥がされても「超人はツラで勝負しているわけじゃない!」と全く動じなかった。
オモイヤリ+ヤサシサ+アイジョウ+シンジルココロ
この試合が終了した時に、体内でコンピューターモードが戦闘から通常に移行されれば、戦闘時の経過時間の蓄積もリセットされて、30分以上戦った後でも普通に動けることが明確になった(既に過去の戦いや描写でも、ショートした直後に試合終了して休養すれば、普通の生物と同じ生身部分の疲労は自然回復し、併せてメカ機能も復旧するらしきことは示唆されていた)。
またポーラマン戦ではロビンがネメシスに対し初公開した「タワーブリッジ・ネイキッド」を対戦時にちらりと見た程度なのに早速ポーラマン相手に痛めつけ用の繋ぎ技的に使用し、成功しているのでおそらくロビンマスクの使用する技のほとんどは使用出来る状態なのだと思われる。
さらにオニキスマンとの戦いでは少しでも未来を繋ぐという決死の覚悟と、涙ながらにその決断を後押ししたスグルの声援により、活動限界を大きく削る代わりに瞬間的に何倍もの出力を絞り出す「爆縮」というモードも発動している。
戦績とその扱い
勝率自体は低くないものの、後半ではやたらと強敵相手のかませ犬にされることが多く、キン肉マンⅡ世で行われた人気投票では(ほとんど出番がないにもかかわらず)「Ⅰ世の時の終盤での扱いは許しがたかった」「カッコいいのにいつも負けてばかりで可哀そう」などと大量の票が集まりなぜか3位にランクインし主人公のキン肉万太郎に勝った。
読み切り作品でも数回戦っており、以下に発表時期順で紹介する。
・『マッスル・リターンズ』
物語の開始前に超人究極チャンピオンシップの2回戦にて、BUKIボーイに敗北した事が語られている。
・『キン肉マンVSテリーマン』
テリーマンの所へバッファローマンと共に現れ、スパーリングパートナーを務めた。
・『キン肉マンの結婚式‼︎の巻』
ガチンコのスパーリングでキン肉マンをスクリュードライバーからのパロ・スペシャルでギブアップに追い込み、超人オリンピックでのリベンジを果たす。
・『ウォーズマン・ビギンズ』
前述のSKGBを脱走する際、追手のカマーンダスを氷の精神とパロ・スペシャルで撃破。
劇中での活躍
過去
基本一貫して悲劇的で地獄のような半生を過ごす。
既述の通り、母親は人間・父親は超人の夫婦の間に生まれた「ロボットでもない・超人でもない」ロボ超人として生まれる。幼き日は両親に愛された幸せな日々を送るものの、チェコ在住の科学者による改造を受けた父親のミハイルマンは暴走して対戦相手とレフェリーを血祭りに挙げてそれを後悔しての自殺を遂げる。
その後、ソビエト当局の誘いに乗って超人レスラーとなりウォーズマンの名を授かる。ソビエトの超人レスラー育成機関の中でも際立った才能を見せつけたウォーズマンは当時西側最高の超人レスラーであったロビンマスクを超えるべく超人レスラーとしての技術を叩き込まれた。
その様子を見ていたバラクーダの仮装をしたロビンマスクはウォーズマンの才能を見込んで自らの弟子とし、打倒キン肉マンを彼に託した。
ザ・ビッグファイト編
本編での初登場。
登場当初から優勝候補筆頭として挙げられていた。その前評判通りにティーパックマンの首をもぎ、ペンダゴンの羽をもぎ取っての完全勝利。更に当時作中でも指折りの強豪と思われていたラーメンマンを相手にせず、脳みそを抉り取って植物人間に追い込んでしまった勝利は読者に衝撃を与えた。
あまりの強さにキン肉マンは怖気づいて逃げ出そうとしていたが、言葉を発することが出来ないラーメンマンの無言の励ましにより決戦に挑む。その決戦はバラクーダことロビンマスクによりマスク剥ぎデスマッチとなってしまう。
その試合は当初はウォーズマンの冷徹なコンピューターファイトにより優勢に進めるものの、キン肉マンの熱血ファイトにより五分に押し戻される。そしてキン肉マンに感化されたウォーズマンはロビンマスクからの指令を無視してベアークローを使わないクリーンファイトに徹するようになる。
熱戦は続くが、その中でついにウォーズマンが必殺技パロ・スペシャルにキン肉マンを捉える。必勝の態勢に勝利を確信するウォーズマン陣営であったが、ここで今まで30分以上のファイトをしたことがなく、長時間の過負荷に耐えられないという最大の弱点が露呈する。
この弱点に付け込んだキン肉マンにより、キン肉マンの新必殺技キン肉バスターを決められてKOされる。
自ら自分のマスクをはぎ取って敗北を認めた。しかしキン肉マンとの全力を尽くした清々しい戦いにより幼少期より周りから受けていた差別・それによる憎しみ・恨みを払しょくして正義超人の一員となった。
7人の悪魔超人編
前シリーズのラスボスから仲間となったが、残念ながらこれ以降の旧シリーズでのウォーズマンの扱いは咬ませ犬的なポジションとなってしまい、ファンを憤慨させた。
ステカセキングの地獄のシンフォニーで聴覚器官を破壊されてしまうが、団体戦を前に復帰し、リーダーのバッファローマンと対決する。ロングホーンを怖がったり、パロ・スペシャルを力ずくで外されるなど苦戦し、独自の超理論(ウォーズマン理論)で威力を上昇させ光の矢と化したスクリュードライバーで逆転を狙うもロングホーン1本を切断するにとどまり、ハリケーンミキサーで倒される。しかしこの時にバッファローマンの片角を折っていたことで後にキン肉マンが命拾いすることになる。
キン肉マンがバッファローマンに勝利した後にバッファローマンのパワーを与えられ復活する。
黄金のマスク編
プラネットマンの人面プラネットに取り込まれ左胸に配置されると、心臓の真上にいる自分ごとプラネットマンを貫くようキン肉マンに告げ、人面プラネットを解除することに成功する。そして意識を失っているところ体内に悪魔六騎士が侵入し、これを追った正義超人との団体戦の戦場にされてしまう。その際には背骨や肺、心臓などが酷い目に合う。
団体戦後はキン肉マンに先駆けてアシュラマンに戦いを挑むが、万全ではなかったこともあり、あっさりと阿修羅バスターにかけられてしまうが、キン肉マンの妨害で事なきを得ている。
夢の超人タッグ編
タッグトーナメントにロビンマスクと超人師弟コンビを組んで出場し、1回戦でヘル・ミッショネルズと対戦する。ロビンマスクがネプチューンマンの正体暴きに固執し負傷すると、ロビンをかばって喧嘩スペシャルにかけられるがベアクローを外してこれを逃れ、パロ・スペシャルをかけるも外されてしまい、ダブル・レッグ・スープレックスをくらったショックでマスクが外れ失明し、クロスボンバーで再びマスクをはぎ取られ死亡してしまう(他のマスクマンは生存したのに…)。
ヘル・ミッショネルズと2000万パワーズの対戦では、ラーメンマン時代のトラウマから金網に恐怖するモンゴルマンを、はぎ取られたマスクからベアクローを出現させて金網を切断し救っている。
なお、アニメ版では生存し、サイコー超人軍団や極悪超人軍団、戦士超人軍団を相手に奮闘する。
キン肉星王位争奪編
超人墓場で強制労働中にミキサー大帝によって超人墓場に送られたキン肉マンと再会。それまで自身が獲得した3つの生命の玉を使い、キン肉マンを現世に送り返すことに成功する。
技巧チームの頃、キン肉マンチームに参加すべく脱走を試みようとしていたところドクターボンベと出会い、人工心臓移植による蘇生手術を受け、ミートとザ・マンリキの対戦に乱入する。ミートに代わってザ・マンリキと対戦することになるのだが、ボンベが脳を蘇生するのを忘れていたため、それまでの記憶を失ってしまっており、バラクーダに扮したロビンマスクによる再教育により、残虐ファイトを習得する。そしてキン肉マンが身を挺してザ・マンリキから庇うと、友情の心を取り戻し、かつての記憶も取り戻すことに成功。30分以上戦ったことで自身から発生した煙を利用して、パロ・スペシャルでザ・マンリキから勝利を収める。しかしこの試合での負傷を理由に続くモーターマン戦は棄権している。
知性チームとの戦いを前に、対マンモスマンを想定し、竹やぶで罠から放たれる竹槍を避ける特訓を行い、ウォーズマンスマイルでビッグタスクを受け止める戦術を習得するが、特訓による負傷で対戦会場にたどり着けなかったところをマンモスマンに襲われ、ビッグ・タスク・ドリルでマスクを破壊され奪われてしまうも、来日したジェロニモに発見され、病院に運ばれ戦線を離脱する。
その後は入院中にネプチューン・メッセージを受け、試合会場に駆けつけている。
完璧・無量大数軍編
シリーズのトリを飾る。ポーラマンと対決。対決の前に師匠ロビンマスクがネメシスに敗れて死亡してしまうという事態に、悲しみとロビンの敵を討ちたいとの心から「自分がどうなっても良い」というような自暴自棄なファイトをしてしまい、ポーラマンのパワーファイトにボコボコにやられてしまう。
しかしここでバラクーダ(=ロビン)の「死ぬための戦いをしてはいけない」という教えを思い出し、テクニックでポーラマンの巨体とパワーをいなして相手の関節を痛めつける戦い方にシフト。これによりポーラマンを圧倒して追い詰める。
必死の反撃に出るポーラマンの熊嵐固めに囚われ、更にポーラマンの必殺技、マッキンリー颪を決められてしまう。絶命したかと思われたがラーメンマンを初めとする正義超人たちそして観客の声援を受けて復活。
オモイヤリ+ヤサシサ+アイジョウ+シンジルココロ=超友情パワー
ロビンが見せたタワーブリッジネイキッドでポーラマンを痛めつけ、更にマイフェイバリットであるパロ・スペシャルにポーラマンを捉える。技の最中に雨が降り出し、かつポーラマンの最後の抵抗によりウォーズマンのマスクが剥がされてしまう。かつてキン肉マンに敗れたシチュエーションを彷彿とさせる状況の再現に周りは心配するもウォーズマンは「超人はツラで勝負しているわけじゃない!」との力強い言葉でパロ・スペシャルを続行。ポーラマンの四肢を砕いて勝利した。
この戦いにより力強い成長を遂げたウォーズマンはロビンマスクの遺志を継いで正義超人のリーダー役を務めることとなる(その後でロビンは復活したが)。
完璧超人始祖編
サイフォンリングにてネメシスに挑もうとするキン肉マンを静止し、まずは自分が戦おうとするが
それをラーメンマンに止められ、戦いを見守る事に。その後のキン肉マンとネメシスとの決戦においてはテリーマンと共にセコンドを担当した。
オメガの民の襲撃時、漁夫の利を得ようとしたサタンの結界により他のアイドル超人共々キン肉星に閉じ込められる。
オメガの民との和解後、今度は超神12名が地球に来襲、迎撃に出た超人の一人であるマンモスマンと襲撃側のコーカサスマンの戦いを見届ける。
そして超神側が超人の実力をある程度認めたことで、両陣営は”バベルの塔において残った超神8名と超人代表の8名が試練として戦う”ことに合意。ジェロニモとアシュラマンとサンシャインとバッファローマンが名乗り出た後に「悪魔超人ばかりいい格好させるわけにはいかない、自分も立候補する」と名乗り出る。
その後、バベルの塔にて「維新の神」ことオニキスマンと対峙。
彼が自身と同じく、機械と生身の身体を持った「ロボ超神」である事と、非常に似通いつつもウォーズマンのそれの上位互換のバトルスタイルの前に苦戦を強いられていくが、その最中で自ら望んで機械化し、またその事を誇るオニキスマンのスタンスにウォーズマンの心境にも変化が生じて行く。
その最中、勝利のために「計算から本能へシフト」する事を導き出し、あえて首を傷つけて回線をショートさせる。
その甲斐あってか、オニキスマンの攻撃に対して反撃できるようになっていき、そこからキン肉バスターを炸裂させ
パロ・スペシャルでフィニッシュを決めようとするが中々決定打を与えられず、両腕を完全に破壊されてしまう。
そこで、かつてのバッファローマンとの戦いで放った「1200万パワー・スクリュードライバー」を応用し
オニキスマンの超人強度9999万パワーを上回る捨て身の攻撃を繰り出す事を決心する。
その計算式は
「二刀流ベアクローで200万パワー、いつもの2倍のジャンプで400万パワー、
いつもの5倍の超回転で2000万パワー、更に超友情モードの爆縮を発動させて1億パワー」
というもので、それをもって放たれた「1億パワー・スクリュードライバー」は
オニキスマンのオニキスガントレットを貫き、腹部を切り裂く事に成功。
しかしウォーズマン自身の身体もオーバーヒートを起こし、一時は完全に機能を停止してしまった。
結果、試合は両者ノックダウンの引き分けと言う結末で幕を下ろした。
キン肉マンは涙ぐみながらウォーズマンの健闘を称え、倒れたウォーズマンもそれに応える。
そして、オニキスマンのマスクが割れそうになったのを目にし、咄嗟に布を被せ、顔を隠す。
当のオニキスマンは機械化を恥じていない自分にはこの気遣いを不要と断じて払い除け、自ら機械化された素顔を晒すも、一方でその「優しさ」自体については評し、自身がそれに敗れた事を認めると共に、機械の身体を恥じているのかと言う問いかけに対して、オニキスマンの立ち振る舞いに触れてこの一戦を通じて生まれながら機械の体故の過去とトラウマを克服したウォーズマンの返答を聞くとウォーズマンに合格を告げ、最上階へ案内するのであった。ウォーズマンはオニキスマンの思いもロボ超人の誇りに掛けて背負うことを誓った。
刻の神編
リアル・ディールズのメンバーとして共に戦ったバッファローマン・アシュラマン・ロビンマスクがザ・ワンの側に付き、ウォーズマンはキン肉マン、ネプチューンマンと共にザ・マンの側に付く。
その後、刻の神が生み出した時間超人・五大刻が向かった先の一つでに見覚えを感じたウォーズマンは、一同に先んじて現場へ急行する。
その場所である「パトムスキー・クレーター」の近隣には、かつて自分が在籍していたSKGBの拠点が存在しており、既にペシミマンが襲撃を行っていた。
ペシミマンの暴挙を止めようと思い立つも、SKGBの脱走者である自らがこの騒動に介入すれば混乱が加速する事を悟り
突如襲い掛かって来たアンドロイド・サルダートからスーツを拝借。それを装着して騒動への介入に臨む。
その後、SKGBのコワルスキー長官からの総攻撃命令を一芝居打って阻止し、ペシミマンがマグネットパワーを使って生成したリングの上に立つ。
更に宇宙超人委員会のヘリコプターが現地に到着。それに同乗していたザ・マンリキからの質問に対して「俺の名前…そう、クロエ…クロエだ!!」と返答する。
なお、アンドロイド・サルダートのスーツは後に『漆黒の脳細胞』クロエとして活動する際に装着していたものと全く同じで、クロエという名もこの時咄嗟に名乗って以降定着したものと思われる。
『キン肉マンⅡ世』での活躍
ロボ超人ゆえに老いがなく、仲間の殆どが全盛期を過ぎていった中でも長年のメンテナンスと蓄積された経験値によって若年時以上のスペックを持つ…筈なのだが、第一話冒頭では他の正義超人達と共に新世代悪行超人に敗れていた(だってゆでだから…)。
その後はヘラクレスファクトリー創設の会議に参加している姿が確認できる程度で、殆ど出番がなかったが…。
超人オリンピック ザ・レザレクション編
師であるロビンへの恩を返すため、謎の超人クロエに扮して彼の息子であるケビンマスクのコーチ兼セコンドを務める。「OLAP」を始めとする数々の技と戦術を教え込むだけでなく、過酷な特訓の末にロビン王朝版火事場のクソ力とも言うべき「大渦(メイルストローム)パワー」を開眼させ、ケビンを超人レスラーとして大きく成長させた。
また、ケビンを優勝へ導くために彼に対戦相手を徹底的に叩きのめした上での完全勝利を促すなど、かつてのバラクーダを彷彿とさせる冷徹さを見せたが、時折本来の情に厚い部分が顔を覗かせることもあった。
特に上面ばかりの流血試合を求めるジャクリーン・マッスルの思慮の浅さには残虐超人時代の経験からか腹に据えかねるものがあったらしく、決勝戦では
「女だてらに男の真剣勝負の場にしゃしゃり出てくるもんじゃないぜ!」
「これでわかったろ 血が凍り肉が竦む闘いはあれど血沸き肉躍る闘いなどないことが!」
と一喝している。
試合後は、彼に「ロビン・ザ・フェイバリット OLAP編」を授けて去っていった。
第3回キャラクター人気投票ではクロエとして2位、ウォーズマンとして9位にランクイン。同一人物であることを考慮すれば総投票数では実質的な1位という結果となった。
悪魔の種子編
打倒ボルトマンの特訓で倒れたケビンを人知れず保護し、仏師に扮して彼にアドバイスを送った。
究極の超人タッグ編
世界五大厄の暗躍によって消滅の危機に瀕するケビンを救うため、新世代超人達のタイムシップに密航し、20世紀の地に降り立つ。
そしてこの時代ではまだ無名の存在だったマンモスマンをパートナーに迎え、熊のぬいぐるみ姿に扮してタッグチーム「ヘルズベアーズ」を結成し、究極の超人タッグトーナメントに出場。
予選のバトルロイヤルでは万太郎の窮地を救うなど、正体を隠しながら新世代超人達を支援していた。
そのメルヘンチックな装いから他のチームは歯牙にもかけていなかったが、一回戦で同じソ連出身のスプートニックマンとメテオマンのタッグ「チーム・コースマス」を圧倒的な実力で破り、直後に熊のぬいぐるみを突き破りその正体を現したことで一躍注目チームの一角となる。
続く二回戦の組み合わせ抽選会では、かつてのタッグトーナメントで敗北を喫したネプチューンマンへの雪辱と、彼に洗脳されたセイウチンの内に宿る正義超人の心を取り戻すため、「ヘル・イクスパンションズ」との対戦を選択。
一回戦と二回戦を通じて持ち前の知性を開花し始めたマンモスマンとのコンビネーションでイクスパンションズと互角以上のファイトを繰り広げ、その中で自らの経験を元にセイウチンに残虐ファイトの虚しさを説くが、セイウチンの心には届かず、噛みつきによる反撃を喰らってしまう。
しかし、観客席にいた若かりし頃のセイウチンの母と、これまでイクスパンションズに倒された新世代超人達の精神体の説得によって、ついにセイウチンに正義超人の心を取り戻させることに成功し、彼の正義超人としての再生のためにパロ・スペシャルで制裁を加えKOした。
観客の誰もがヘルズベアーズの勝利を確信するが、その直後に何度も残虐ファイトを制止され不満を募らせたマンモスマンが反逆を起こし、ネプチューンマンに同調。さらに試合時間が30分を過ぎたことで身体に不調をきたし、一転して劣勢に追い込まれてしまう。
最後まで正義超人としての道を貫こうとするウォーズマンはスクリュー・ドライバーでネプチューンマンとマンモスマンを道連れにしようとするも、あと一歩のところで力及ばず、ツープラトン「地獄の氷結落とし」を受け、変則的な惜敗という結果に終わった。
しかし、担架で運ばれる直前に身体に組み込まれていたデバイスを残し、後にこれが重傷を負ったアリサや改心したネプチューンマンの命を救うきっかけになるなど、敗れても尚正義超人達を支え続けた。シリーズのラストシーンで新世代超人達に連れられて21世紀へ共に帰還した。
Ⅱ世ではいずれも変装して活躍していることから、一部のファンからはコスプレが趣味なのではとネタにされることも。
番外編 SCRAP三太夫
かつての正義超人たちが地球を離れ宇宙開拓に旅立ったという『キン肉マン』『キン肉マンII世』とは異なる世界にてロボ警官バトルマンとして最終2話にゲスト登場。
ロボ超人である自分がキン肉マンたちと上手くやっていく自信が無いとの理由で地球に残ったが、後にその判断に後悔して自暴自棄となり、危険の多いロボ警察に志願しそのなかで三太夫たちに出会う。
ある時、超人博物館よりキン肉マンのチャンピオンベルトが盗まれる事件が発生。三太夫に自分の正体を明かし奮起、封印したベアークローを使い犯人逮捕に成功した。
関連キャラクター
…『キン肉マンⅡ世』でのウォーズマンの変装した姿。
…ウォーズマンの師。多くの戦闘テクニックを伝授される。
また、タッグチーム「超人師弟コンビ」のパートナーでもある。
…恩師ロビンマスクの息子。師に恩を返すために、彼のコーチ兼セコンドに付く。
…第21回超人オリンピックにて対戦。スクリュー・ドライバーによってこめかみを貫き、植物人間にする。この出来事はラーメンマンにとって大きなトラウマとなり、その後もウォーズマンの気配を感じた瞬間古傷が疼く描写がある。
完璧・無量大数軍編では追い詰められたウォーズマンをラーメンマンが鼓舞し、逆転に繋がった。
…第21回超人オリンピックにて対戦。結果敗北するものの、彼とのファイトを通して、ウォーズマンは正義超人に目覚めることになる。
新シリーズでは特にスグルとの友情がクローズアップされており、超神編でのスグルとのやりとりは一見の価値あり。
…7人の悪魔超人編で対戦。全霊を尽くした一撃も紙一重で届かず敗れるが、バッファローマンの正義超人加入後は戦友関係となり、超神編ではスグルと三人で行動を共にした。
…旧作“王位争奪編”では決勝戦での対戦を想定して特訓に励むが闇討ちされた。Ⅱ世“究極のタッグ編”にてタッグチーム「ヘルズ・ベアーズ」を結成するが…。
…旧作“夢のタッグ編”とⅡ世“究極のタッグ編”の二度にわたり苦杯を喫した仇敵。一方、旧作“王位争奪編”では密かに特訓の出助けをしてもらった事もあった。
同じソ連生まれのロボ超人達。特にメテオマンとスプートニックマンとは究極の超人タッグ編で戦っている。
キン肉真弓
本編にてウォーズマンのコスプレを披露。後年のゲーム作品にて彼の別衣装としてちゃっかり実装されている。
担当声優
なお媒体によっては機械加工されている。
- 田中亮一(アニメ初代※/TVスペシャル/CRぱちんこ)※決勝戦後からバッファローマン戦まで
- 堀秀行(アニメ2代目※/テーマソング/マッスルグランプリなど各種ゲーム等)※復活から最終回まで
- 掛川裕彦(王位争奪編)
- 田中秀幸(Ⅱ世)
- 竹本英史(Ⅱ世ULTIMATE MUSCLE)
- 梶裕貴(完璧超人始祖編)
余談
- 花粉症の時期にはマスクが欠かせない。そんな中、リアルウォーズマンが出演するCMが制作された。この会社は前例として、リアルロビンマスクも起用してのCMを放送した経歴を持っている為、ある意味でも本気を見せてくれるであろう。
詳しくは、以下のリンクを参照していただきたい。
- パロスペシャルの真似をすると脱臼などの危険があるので、旧シリーズの連載当時はパロスペシャル禁止令を出していた小学校もあったとか。