概要
『キン肉マン』の登場人物・ウォーズマンの主要武器である手甲部分に収納された鉤爪。拳を握り締める動作によって手甲から展開される。
現在は円錐型の四本のスパイクブレード型クローだが、初期デザインの物は先端にフック部を持つまさしく鉤爪状で、ペンタゴンの顔面に突き刺し腹部まで引き裂いていた。
作中では、この爪を展開した状態で身体を高速回転しながら突撃し相手を突き刺す必殺技「スクリュードライバー」が有名である。
なお、本来のプロレスでは原則として「武器・凶器の類を用いるのは反則」であるが、本作での超人プロレス界では「本人の身体やコスチュームの一部に相当する物」は例外として許可されている。実際、本作をはじめ続編の『キン肉マンⅡ世』などでも、彼と同系統の武器を使用する超人も少なからず存在している。
また、ベアクローはロボ超人である彼の手そのものに収納されているため、本当の意味で「本人の身体の一部」とも言え、交換の際には手首ごと外す必要がある。
しかし、「夢の超人タッグ編」ではロビンマスクがウォーズマンの手甲パーツを取り外して自身が装着してスクリュードライバーに似た突進攻撃をしていたり、「王位争奪編」のザ・マンリキとの試合でも装着式になっており、投げつけたり、足に嵌めてクロー付きの両脚ドロップキックを喰らわせたり、ロメロスペシャルから逃れる際に手甲パーツのみ外し手自体は残して「ウォーズ・レッグブリーカー」を極めていたりしていた。
ちなみに、手首の着脱機能は相手の攻撃を躱す際に使用される事もあった。
当時の読者・視聴者のみならず、現代においてもポッキー等の棒状の物を用いて、ベアクローの真似をする現象は続けられているらしい。
Pixivでの扱い
ウォーズマン本人のイラストが大半を占める一方で、ベアクローに似た武器(鉤爪系)やベアクローの真似をするキャラクターのイラストにもこのタグが使用される傾向にある。ただし本物は手甲の指の付け根から生える様な形式で有り、模した物は指の股で爪相当の物を挟んでいるだけの場合が多いことに注意。