プロフィール
年齢 | 10歳 |
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血液型 | A型 |
身長 | 125cm |
体重 | 67.5kg |
星座 | 牡牛座 |
所属学級 | 一年は組 |
所属委員会 | 用具委員会 |
出身 | 堺 |
CV | 一龍斎貞友 |
演 | 木村風太(実写映画版)、神月朱里(夏休み宿題大作戦!の段) |
視力 | 1.0 |
成績 | 1.0点(第1期、夏休み前)、教養:10点、忍術:6点、兵術:5点(アニメ1期、夏休み明け)、薬学0.5点(アニメ2期) |
概要
忍術学園一年は組の生徒。実家は大貿易商『福富屋』。機敏さを身につける為、父親の意向で忍術学園に入学した。カメ子という5歳の妹がいる。
人物
おっとりかつのんびりとした性格で大食漢。たまに金持ち的な発言をして乱太郎やきり丸に避けられる事もある(大抵は生活に苦労しているきり丸が切れて、それを乱太郎が宥める形)。
趣味は寝る事、食べる事。長期休暇の度に体重が増える。文次郎曰く十八貫(約67.5kg)。ダイエットにトライし続けているがその度に失敗し、「体だけ爪楊枝の様に痩せる」「尻が物凄く肥大化する」などの怪奇現象を引き起こす。
虫歯、耳垢の量が凄く、特に耳垢は聞いた知識を吸収して脳まで届かなくしてしまい、物覚えの悪さの原因となっている。
そして掻き出した耳垢を火で炙ると、聞いた言葉が音声で再生されるという蓄音機のような機能まである。
基本的には何でも食べるが、唯一ワカメが苦手(大木先生の手助けで治った?)。アニメでは団子が大好物。
理解出来ない話が続くと、目の間隔がどんどん離れていき、分かりやすく説明してもらうと元に戻っていく。
容姿
「簡単な顔」をしているらしく、有隠那和尚が自分の人形を作るのに1年かかるのに対してすぐに大量生産できたり、先輩の変装名人曰く変装しやすく楽らしい。ただし本人曰く不愉快とのこと。また劇中で、しんべヱを描いてる時の失敗作みたいな顔の城主が出た。
その癖毛の為、寝る前のリンス(原料は馬の餌になる大豆の煮汁)は欠かせない。髪の毛を解く時は熊手を使っている始末。
能力
水に浮かぶ体質で水中に潜れず、足が遅い(ただし緊急時や食べ物が絡んだ時は速い。また初代OPでは泳いでいるシーンがある)など忍者として不向き。これは実父も認めるレベルであり、学園長に相談に行った事もある(※)。
しかし物凄い怪力の持ち主で、劇場版第2作では足軽の鎧(4kgほど)を10個以上まとめて担いでいたり、小型でも82kgはある臼砲を載せた荷車を押す場面がある(ただしすぐに空腹を訴えており、満腹である必要があった)。コミックス第3巻では、壊れた巨石を担ぎ上げ、その馬鹿力で盗賊を降参させた。
石頭でもある他、鼻炎気味だが犬より優れた嗅覚を持ち、教師陣やヘムヘムより先に毒や火縄の臭いを感知し、仲間の命を救ったことも度々ある。
その人懐っこい見た目と性格で相手に警戒心を抱かせずに情報を引き出す『順忍』の素質がある等、忍者として有能な一面もある。
この他アニメ16期9話の時点では山田先生ですら知らなかった、ドクタケ忍者隊部隊長大黄奈栗野木下穴太の「歌に乗せられると重要な機密情報も聞かれたままベラベラ喋ってしまう」という弱点を把握しており、見事情報の引き出しに成功して見守っていた山田親子を素直に感心させた。またこの時ドクタケに雇われていたフリーの忍者からは、しんべヱの素性を知らない上で上述の順忍に加え音や声を巧みに操り任務を行う『音声(おんじょう)忍』としての素質の高さも認められて、警戒されていた。劇場版第3作『ドクタケ忍者隊最強の軍師』でも、ドクタケの砦に潜入した際にしんべヱが大黄奈栗野木下の姿を見付けると率先して情報収集を図り、こちらも成功している。同作では他にも集められた兵糧から食べ物の匂いがしない事に気付いたり、城に閉じ込められた際には空腹のあまり壁を食って(籠城戦の非常食として、土壁の繋ぎに芋縄が使われている)脱獄したり、食べ物の匂いを嗅ぎ当てて隠し通路を見付けたり、さらにその際に痕跡(食べカスと涎)を残しながら走ったため山田先生が助けに来れたりと、一部のファンから「真のMVPはしんべヱ」「しんべヱがいなければ詰んでた」と評されるレベルで役に立った。
鼻水は武器に使われ、癖毛は鉄より硬い剣山状の武器へ変わる(刀が折れ、手裏剣を弾き返す。なお、コミックス第1巻では、自分の熊手を折られたきり丸が、「わ、わたしのベアークロー」と呟くという、ウォーズマンのパロディネタがあった)。
おつむは壊滅的に悪く、三人組の中でも特にヒドい。
更にランニングでは彼をフォローするため、乱太郎ときり丸もビリになってしまう。
とある話では、設計図の数字一文字すら覚えられなかった程である。
しかし、上記の能力で活躍し、仲間の窮地を救った回も一度や二度ではない。
かつその性格もあってか、二年生や一年い組は例外としても、同級生や先輩も邪険にしない。
纏めると、総合的な身体能力(特に俊敏性)や頭脳は一般的な忍者(忍たま)として求められる能力には到底至っていないが、怪力や嗅覚の強さ、警戒されずに人に取り入れる人懐っこさなどといった得意分野の能力はずば抜けて高く、長所を十分に活かせる状況では忍者としてプロも認める程の優れた実力を発揮する。
ある意味では、成績は悪いものの実戦経験が豊富で、各々自分の得意分野については並外れた実力と才覚を持ち、学園内外問わず人脈も広い一年は組というクラスの特徴をもっとも体現したキャラクターと言えるかもしれない。
※…学園長は孫のおシゲの為なのか、退学を留まる様に説得していた。
人間関係
乱太郎・きり丸と親しくなったのは、きり丸がアルバイトで稼いだ(忍術学園に入る前から40種類以上のバイトをしていた)小銭で入学金を支払い、その根性に2人が感嘆したためである(ただ、しんべヱは「小銭を担いできた体力」に感嘆した様だが)。
それ以降、なかなか勉強が身に付かない乱太郎、バイト漬けで勉強に精が出ないきり丸共々、同じ落第生同士何とか助け合いながら学園生活を送っている。
性格も境遇もまるで異なる3人だが、互いに思いやり尊重し合う精神と生来の善性が固い絆の源になっているのである。
同じ用具委員会に所属するクラスメイトの山村喜三太とも仲が良く、先輩の食満留三郎には可愛がられている。
ただアニメになると、喜三太共々留三郎の同級生・立花仙蔵と何故か絡みがちになるジンクスが発生し、年中洟を垂らしたしんべヱとナメクジを飼っている喜三太では、火器を扱う仙蔵との相性がすこぶる悪い。
仙蔵は先輩として2人を大事にはしているものの、大体悪意無き2人の行動に振り回されて任務の邪魔をされた挙句、得物が誤爆しブチ切れた仙蔵にしんべヱと喜三太がとっちめられるのがお約束となっている。
またアニメではくの一教室で学ぶ学園長の孫のおシゲというガールフレンドがおり、は組随一のリア充となっている。もげろ。