概要
『落第忍者乱太郎』および『忍たま乱太郎』に登場する忍術学園の委員会のひとつ。
忍術学園の武器、武具、備品(アヒルさんボートを含む)を全て管理・整備している。備品の修理も行っているが、予算が少ないためまともな修理ができないことがある。また、新しい道具を購入することができず、ボロボロになった道具を手入れしたり修理したりするなどして、なんとか賄っている。
仕事の量が多く、重い石火矢を運ぶ重労働もあるため委員は各クラスから2名選ばれている。
(ただし、判明しているのは新しく加入した浜守一郎を含め六人のみである)
備品の管理以外に学園の壁の修補なども担当しているため、漆喰を紙鉄砲の要領で飛ばす「漆喰砲」を開発した。予算会議用の武器としても使っている。また七松小平太や綾部喜八郎の掘った落とし穴と塹壕の埋め戻し作業も彼らの仕事である。
守一郎が加入するまでは、六年生の委員長と下級生のみで編成されていた。
多忙な委員会ゆえ仕事量の多さに不平をこぼすこともあるが、委員会の雰囲気は良く、みんなで協力して業務に当たっている。
ちなみに用具委員会の一年生は三人とも「ちびり」で、ビックリしたときによくちびっている。(この件に関してしんべヱは、「委員長はぼくたち三人がちびっても怒らない、優しい」と語っている-原作51巻)
委員長が熱い武闘派なため「戦う用具委員会」を自称することもあるが、アニメの公式グッズなどではアヒルさんボートの船首飾りであるかわいい「アヒルさん」がモチーフに使用されることが多い。
また、委員長改選の際の勧誘文句は各委員会ごとの特色が表れていたが、用具委員会の文面は以下の通りである。
「カワイイ後輩が待ってます お父ちゃん(←一度書いた後、打消し線で訂正されている)先輩早く帰ってきて!! 用具委員会」(原文ママ)
メンバー
委員
余談だが、い組の生徒が一人も在籍していない委員会は用具委員会のみである。
(い組は全学年に在籍者が確認できているため珍しい)
顧問
- 忍術学園道具管理主任:吉野 作造
余談
二次創作ではよく六年間通して同じ委員会という設定の作品があるが委員会活動は固定のものではなく、変わる場合がある。
なお、あまり知られていないが、現在一年は組の委員であるしんべヱ、喜三太は3期目のメンバーにあたる。
2期メンバー乱太郎・きり丸 (因みに2期の際しんべヱは図書委員会、喜三太が保健委員会)
一年ろ組の怪士丸が在籍していたこともある。