「いけいけどんどーん!」
プロフィール
年齢 | 15歳 |
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血液型 | O型 |
星座 | 獅子座 |
一人称 | 私 |
所属学級 | 六年ろ組 |
所属委員会 | 体育委員会(委員長) |
得意武器 | 苦無、二丁苦無 |
口癖・座右の銘 | 「細かいことは気にするな!」 「いけいけどんどん!」 |
趣味 | 塹壕掘り、バレーボール(アタッカー)、鍛錬 |
兄弟構成 | 8人兄妹の長兄 / 長男 (下に双子の次弟と三弟、長妹、双子の四弟と五弟、次妹、末弟) |
CV | 神奈延年 |
演 | 尾関陸(実写映画第1作目)、伊藤尚輝(実写映画第2作目) |
概要
陽気で豪快、明朗闊達な性格の忍術学園・六年ろ組の生徒。体力、身体能力ともに人並み外れており、鋭い観察眼と動体視力をもつ。
自身が委員長を務める体育委員会を「花形」と呼び、誇っている。委員会の後輩で癖の強い滝夜叉丸すら大人しくさせる程の奔放な言動と行動で周囲の人間(特に委員会の後輩)を振り回している。
大ざっぱな様子から傍若無人に思われがちだが、本来は面倒見が良く、普段は後輩達のレベルに合わせた特訓を行っている。
最上級生らしく知識も豊富であり、相手の反応や周りの状況を瞬時に読み、頭も切れる。実際は視野が広く、物事をよく見据え深く考える性格。
アニメでは後輩への指導が上手く“尊敬出来る先輩”といった役割のストーリーも多い。
同学年の文次郎と同室の長次は鍛錬仲間であり、彼らできり丸のアルバイトを手伝う事も多い。
忍タマ長屋では、同じ六年ろ組の中在家長次と同室。
物が飛んでくるとバレーボールのように打ち返す奇癖があり、長次がトスしたりするとスパイクするのは様式美。30期からOPでは、サビでバレーになって最後は彼のスパイクで終わる。
ちなみに(食堂のメニューでたまたま出た為、一番の好物という内容ではないが)ヒジキは好きで、煮豆が嫌いだと三治郎に話した事がある。しかし、煮豆を食べようとしていた事から土井先生の練り物嫌い程酷くはない模様。
容姿
ボリュームのあるモフモフとした髪質で、アニメでは紺黒色の長い髪。前髪は、センター部分に切れ込みのような分け目があるが、M字ではない。忍頭巾を被っている時と外している時とでは、後れ毛の出方が違う。
原作では赤茶色で同じく長髪。鼻の形や前髪、顔のデザインは若干異なる。
弟妹達の容姿はアニメデザインに準じており、兄の小平太と顔立ちや髪質、髪色がそっくり(というか同じ)である。
意志の強さを現す凛々しい眉は共通している。アニメ版設定資料には、他キャラクターは前髪で眉が隠れるが、小平太は前髪が眉にかかっていてもしっかり描かれる様、指定が入っている。
身長は一年生(10歳)時で、同学年中2番目に長身である。(長次>小平太>文次郎=留三郎>仙蔵=伊作の順)
能力
上述した通り、体力、身体能力ともに人並み外れており、その怪力によって破壊された備品や学園の建造物は数知れず、それらが体育委員会の予算削減の原因となっているが、本人は懲りていない。
学園内の修補を担う用具委員会委員長の留三郎に責められる事も日常であるが、これも全く懲りていない。
人の心理を巧みに読み解き作戦を立てる参謀役も担う。(見かけによらず)頭脳派である。
仙蔵も小平太には一目置いており、忍術学園の七不思議には「七松先輩は実は策士!?」という噂がある。
ろ組の後輩達の一日講師を担当した際、三之助が彼に“策士”なのかと訪ねたが、“作詞”と間違えた返答をして真意を有耶無耶にした。天然なのかわざとなのかは不明だが、この後すぐに自分のことより忍術の質問をする様にと、話題を逸らしている(ドラマCD)。
人の視線を見て相手の嘘を見破ることもできる。26期43話『怒りの七松先輩の段』では、金吾と喜三太の居場所を隠す一年は組の面々を震え上がらせた(細かいことは気にするな、と言いつつ自分はとても細かい所を見ている)。
30年以上続いているアニメ作品の中で、一度だけ自信喪失・スランプに陥ったことがある。その時は精神的に弱りきった落ち込み様であった(9期42話『七松小平太のスランプの段』)。
強者揃いの六年生の中でも抜きん出た身体能力から、恐らく天才肌である。
だが、上記スランプ時の様に失敗が続いたり、23期32話『憧れの七松先輩の段』で庄左ヱ門にストーカーの如く粘着視され過ぎて調子が出ずゲッソリと窶れたり、29期15話『いつも笑顔での段』では塹壕掘り中に硬い岩盤を砕けず悔し涙を浮かべるなど、失敗慣れしていないせいか上手くいかないと心身に影響が出る様子(ストーリー終盤には全て克服している)。
また身体能力は高いとはいえ、劇場版『忍術学園全員出動!の段』では飛んできた砲弾をレシーブしようとして脱臼したり、25期スペシャル『さらば忍術学園』ではドクタケに捕らわれた際に他の六年生と繋がれた手鎖が外れなかったり、26期36話『六年ろ組の挑戦の段』で険しすぎる岩山に苦戦したりする場面も見られた。
20期38話『六年生のお花摘みの段』や24期6話『お嬢さんと呼ばれたいの段』では女装姿を披露している(後者では「小平子」と呼ばれている)。
家族
原作者監修アニメ『七松家への家庭訪問』にて、8人兄妹の長男 七松家の第一子であることが公表された。弟が5人、妹は2人いる。
実家は武家のような佇まいで、由緒ある家柄である事がうかがえる。
大きく高い門に見張り台、立派な母屋や離れである別邸・別棟、馬屋、井戸などがあり、(引きで映っても画面に収まりきらない程) 広大な敷地を所有している。
母親は体調が悪く別室(もしくは別邸・別棟)におり、伊作の煎じた飲薬に対し、お礼を伝えるよう小平太に託けていた。病状など詳細は不明だが、人前に出られなかった事を考えると、当時は具合が良くなかったと思われる。
父親は仕事か留守であったのか、触れられていない。(馬屋に馬が1頭もいなかった事から、体調不良の母親を除き、歳上の大人達が外出していた可能性もある。)
同じく、実家の広々とした屋敷で 七松家一族の幼子達5人(男児3人、女児2人)も仲睦まじく過ごしていた。
弟妹達と親族の子ども達は併せて12人いるが皆まだ幼く、小平太とは歳が離れている。
次世代一族の長兄である所以か、甘え慣れていない描写もあり、留三郎・伊作・長次達に「優しい男」など口々に褒められると途端に気恥ずかしくなり、思わず照れ隠しをする年相応な反応もみられた。
彼の長男力は、七松家一族のなかで培われてきたと共に、日頃 忍術学園で周りの人達を引っ張っていく積極性と統率力にも現れているのだろう。
注意事項
pixivでしばしば見られる暴君という呼ばれ方は、彼の顕著な強さ・自由さを象徴してファンが親しみを込めて呼んだのが元々であり、言葉本来の意味を考えると決して愛称とは言えない。無論公式では一度もそう呼ばれたことはなく、これはあくまで二次創作でのことである。
以上を踏まえ、創作の際には公式に対する誤解が生じないよう注意すべきである。