「ギンギーン!」
プロフィール
年齢 | 15歳 |
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血液型 | B型 |
星座 | 獅子座 |
一人称 | 俺 |
所属学級 | 六年い組 |
所属委員会 | 会計委員会(委員長) |
得意武器 | 袋槍 |
CV | 成田剣 |
演 | 池田純矢(実写映画1作目)、松田岳(実写映画2作目) |
ミュージカル | 山口賢貴(第1・2弾)→松田岳(第3弾)→渡辺和貴(第4・5弾、第10弾 - )、海老澤健次(第6~8弾) |
概要
忍術学園六年い組の生徒。口癖は「バカタレ」。アニメ版では頻繁に「ギンギン!」「ギンギーン!」と叫んでおり、後に原作でも言う様になった。
忍たま長屋では仙蔵と同室。
ミュージカル版でのイメージカラーは赤。
人物
たとえ敵であっても説教をするほど真っ直ぐな性分で、短気で熱血漢な性格の最上級生。いついかなる時も鍛錬を怠らない努力家で、忍者としては優秀。
悔しい事があると所構わず頭をぶつけ、その度に壁を損傷させている。実戦では暖かい飯にありつけないという理由から、食事も冷や飯しか食べない。
頻繁に徹夜を行うため目の下にクマがある事が多く、実年齢よりも高齢に見られがち。しかし、同級生からは目の下にクマがないと不気味と言われている。
一方で年相応な面もあり、山田先生の女装姿を見て「自分のほうがマシ」と茶化したりもした。
同じ六年生の食満留三郎とは犬猿の仲で、顔を合わせるとすぐにいがみあう。時に協力しあう事もあれば気が合う事もあるが、その際には局地的な豪雨となる(喧嘩すれば晴れる)。
かつては体が弱かった仙蔵を実習訓練で助け続けており、彼に遠距離攻撃が出来る火薬の使い手になるよう薦めた。
仙蔵は文次郎の言葉を受けて修練を積み、忍術学園一の火薬の使い手と言われる様になった。現在は対等な関係を築いているが、それらの経緯から仙蔵からは兄の様に慕われている。
同学年の小平太と長次は鍛錬仲間であり、彼等で一年は組の後輩・きり丸のアルバイトを手伝う事も多い。
ちなみに本気で怒った長次は苦手としており、彼が怒った際には平然としている小平太と違い必死に宥める側に回る。
自身が委員長を務める会計委員会では「帳簿が揃うまで三日でも四日でも徹夜だ!」と学園に泊り込んだり、後輩がヘマをするとすぐ鍛錬を強制するため、「地獄の会計委員長」と呼ばれている。
ただし、四年の田村三木ヱ門以外はついていけていない節があり、徹夜の時も三木ヱ門以外はほぼ寝ている。鍛錬の一環として委員会メンバーは全員重さ10kgのそろばんを肌身離さず所持させている。委員会中に仮眠を取る際には、そろばんを持ったまま池に入り立って寝るよう命じるなど、常軌を逸している部分がある。
三木ヱ門は文次郎の秘書的存在であり、普段のおちゃらけた雰囲気は少なく、予算案の不備を指摘するなど的確に補佐している。また、文次郎がいない際には三木ヱ門が会計委員会を取り仕切っている。
容姿
原作では右目が松の実、左目がアーモンドの形と左右で異なる目の形をしている。先述の通り徹夜作業が絶えないため、常に目の下にクマがある。
上述にもある通り、アニメ版ではクマが皺に見えるせいか、おっさん扱いする者もいる。以下はその一例。
- 原作及びアニメでも山賊から先生と間違えられた(24期41話『いっしょに来た山賊の段』)
- 尼崎で偶然文次郎を見かけた乱きりしんに文次郎本人とは思わず、「潮江先輩にそっくりなおじさん」と言われる(31期11話『尼崎にご招待の段』)
- Twitter(現X)の公式アカウントでは、文次郎が紹介された際には15歳を強調される(参照)。
- 2013年6月6日(木)放送の21期49話『責任感の強い富松作兵衛の段』において、「潮江文次郎少年だ…」と発言した際にはTwitter(現X)でトレンド入りした。
- 映画『ドクタケ忍者隊最強の軍師』での音声ガイドでは、「老け顔の文次郎」と紹介される。
一年生の頃は、流石にクマは無い上に柔らかい表情も見せていた。体格が良く身長は留三郎と同じだった(参照)。
能力
接近戦に秀でた袋槍(※)の達人。戦闘スタイルは防御寄りで、槍を回転させる事であらゆる攻撃をはじき返してしまう。
※…袋槍(ふくろやり)とは、矛と同様に穂先の根本がソケット状になっている「袋穂」という形になっており、そこに柄を差し込む形状の槍の総称。別称「かぶせ槍」「袋穂槍」とも。あり合わせの杖や棒を柄に使えるので、穂先だけを持ち歩く事で目立たず携帯出来る。
映画『ドクタケ忍者隊最強の軍師』では、穂先をナイフ代わりにして木を削り、即席の柄を作成する様子が描かれている。
また、会計委員会で使用している鉄製の10キロそろばんも武具として活用しており、敵の攻撃を自在に跳ね返している。「忍術学園一忍者している」と言われるだけあり、あらゆる技能や術に秀でており総合的な強さを誇る。
留三郎とはライバル関係にあり、同じ接近戦を主とするスタイルや喧嘩っ早い性格も相まって、頻繁に対立している。力量的にはほぼ同等だが、あえて言えば文次郎がやや優勢に描かれる事が多く、決着後に留三郎だけが手当を受けている場面がある。
本人は自信を持っているが女装は苦手(なお、同室の彼は完璧に女装を行える。右側画像参照)。
この時の姿での名前は“文子(ぶんこ)”。
余談
- 上記の通り、アルバイトシリーズがメインだが、厳禁シリーズと同室シリーズにも登場した事がある。厳禁シリーズでは27期70話『フォロー厳禁の段』、同室シリーズでは28期60話『同室の秘密の段』に登場(カメオ出演を含めると25期56話『できなさすぎ厳禁の段』、30期34話『同室の思い出の段』にも登場している)。
- 実写版2作目で文次郎を演じていた松田岳氏は、上記のプロフィールの通り忍ミュ第3弾でも文次郎を演じている(忍ミュ→実写版2作目の順)。
- 忍ミュ3代目文次郎役である渡辺和貴氏は、上記の通り忍ミュ第4弾と第5弾で文次郎を演じた後、第10弾にて文次郎役として復帰し、それ以降の作品でも文次郎を担当している。その為、渡辺氏はアニメ版でユキを担当している國府田マリ子と同様、本作の中でも稀有な経緯を持つ人物である。
関連イラスト
関連タグ