プロフィール
年齢 | 10歳 |
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血液型 | O型 |
星座 | 乙女座 |
所属学級 | 一年は組 |
所属委員会 | 作法委員会 |
異名 | 一年は組のカラクリ名人、兵太夫大先生、絡繰兵太夫 |
CV | むたあきこ(おシゲと兼任)、江森浩子(代役) |
出身 | 丹波国 |
成績 | 教養30点、忍術16点、兵術10点(アニメ第1期)、薬学80点(アニメ第2期) |
概要
実家は武家。お坊ちゃん育ちと明言されているがそういった一面は全く見せない。からくり作りが大好きな少年で性格はやんちゃで皮肉屋。怖いもの知らずで決断力があり、強気な一面も。本音を隠す事ができずくノ一にも容赦なく暴言を吐く。普段は同室の三治郎と仲が良く、同じ委員会に所属している黒門伝七とも交友がある。普段はあまり絡まないが喜三太と金吾は長期休暇中に彼の家へ来ていたという台詞があり3人で登校したと言われる回がある。
曲者揃いと評判の作法委員会に所属しており、実戦経験豊富でカラクリによる妨害工作にも秀でている事から綾部喜八郎や立花仙蔵など委員会の上級生とコンビを組む事が多い。同じ一年の黒門伝七とも交友があり、普段は組を見下している伝七も兵太夫には気を許している。兵太夫も乱太郎たちから伝七をかばう側に回ったり、兵太夫が伝七の部屋で談笑している姿もあるなど、この二人に限りは組とい組の対立関係が存在していない。唯一、浦風藤内との絡みがほとんど見られなかったが24期で二人のメイン回が登場した。なお、原作者からは仙蔵、伝七と共に理屈っぽいという理由で作法委員会に選ばれている。
忍者の勘を磨くため、同室の三治郎と共に部屋のあちこちに様々なからくりを仕掛けている。からくりへの情熱は三治郎以上で、三治郎からからくりの事を考える事を禁止された事がある。また、からくり愛が足を引っ張る事もあり、授業中に新しいからくりを夢想し、それが原因でしんべヱすら合格した乗り越え槍の試験に唯一不合格になっている。
アニメと原作で外見が異なり、目の造形や前髪などに差異がある他、アニメは身長がかなり高めで他の一年生以上に差がある(元々原作の一年生は小さく丸っこい造形だが兵太夫は特に差異が目立つ)。性格や口調はほぼ同一。大規模なからくり部屋を忍術学園の地下に学園長の許可を得て作り、そこが実質彼の部屋となっている。将来は忍術学園の教師を希望している。アニメ初期はカラクリ押しではなく庄左エ門をライバル視して対立する成績優秀キャラだった。当時は実技も優秀で手裏剣が唯一苦手とされていた。席は入学当初から変わらず、廊下の後ろ側。同席には、伊助、吉松、金吾、庄左エ門がいたこともあったが、第3期からは喜三太だけと安定した
能力
腕力とからくり特化。実戦に限定すれば下手な上級生よりも有能。からくりの腕前は六年生からも一目置かれるほどで、彼のカラクリには元忍者、プロ忍でも気を抜けば引っ掛かる。
実戦では主にカラクリの技術を活かした妨害工作を得意としており、一芸特化だが妨害工作に関しては上級生と肩を並べる戦力として機能している。予算会議では綾部と組んで罠を張り、オリエンテーリングでは仙蔵とコンビを組んでドクタケやタソガレドキの敵襲への対応に回った。
また、園田村防衛線では兵太夫が発案した「逆茂木の弱点を逆転作戦」が実質的にタソガレドキの軍勢に勝利する決定打となっている。一年生らしからぬ活躍を見せる一方で、は組のメンバーだけで行動するとデバフがかかり無能化する事が多い。
からくり以外では修理も得意分野でその腕前は金楽寺の和尚の耳にも届いており、学園長経由で修理を依頼されている。解錠の知識もあり六年生が外せない手錠も兵太夫なら解錠可能。馬術の成績も団蔵の次に良い。腕力も1年は組のサバイバル競争では直径1メートルほどの岩を対岸までぶん投げるなど人外気味。
落とし穴や地下室を作る都合で綾部ほどではないが穴掘りも速い。塹壕掘りは七松小平太にも匹敵する達人で、モグラのように地上を歩くような速度で地中を掘り進む。一方で通常の忍術で活躍する事はほとんどなく、身体能力も腕力以外に秀でた物はない。
余談
一年は組において生家の様子が明らかにされていない唯一のメンバーであり、一貫して意図的に隠されている様子がある。兵太夫は一年は組の忍たまとしては謎が多く、就職に有利になるようにという父の指示で忍術学園に入学したという事以外は全く不明である。
お坊ちゃん育ちとの事だが、父が兵太夫の外部への就職を考慮して忍術学園に入れた辺り、兵太夫は武家を継ぐ正当な跡継ぎではない事が窺える。一年は組は実家がクローズアップされる事が多く、各々の得意分野も実家や境遇に関わっているのだが、兵太夫の場合は得意分野のカラクリと武家の関連性が低く非常に異質である。
また、一年は組のメンバーの休暇中の姿が描かれた際には実家で過ごす、家業を手伝うといったように他のメンバーが普段の生活風景が描かれているのに対し、兵太夫は一人でカラクリを作る姿であるなど、彼が生家でどのような立場に置かれているのかは未だに明らかになっていない。
様々な個性を持つものの当初アニメでは出番が少なく、活躍の機会を逃す事が多かったが、上級生にスポットが当てられ始めたあたりで活躍が増え始め、作法委員会所属による出番も獲得。近年は単独メイン回も放送されており強い存在感を放つようになった。忍術学園に忍び込んだ悪党2人を笑顔のまま火薬で容赦なく爆破するなど時折サイコパスな一面を見せる。これらの描写から二次創作ではドSキャラと目される場合がある。
声優のむたあきこはおシゲと兼役。当初はおシゲ役が主となっていたが、現在は兵太夫がメインキャラに昇格したため逆転現象が生じており、二人が出演している場合は兵太夫役でクレジットされている。