概要
“難攻不落の鉄騎兵”の渾名を持ち、キン肉マンⅡ世に登場する超人の中では最強クラスの実力者。デビュー戦から329戦、1度もタップとKO負けを喫したことがなく「無敗伝説(アンディフィーティッド)」を持つと語られる(厳密にはVSデモリッションズ戦で敗れているが、これはタッグマッチなのでシングルとしての戦績は未だ無敗のまま)。
その容姿や名前の通り、かつて人類のために戦った伝説超人(レジェンド)の1人、“超人幕僚長”ことロビンマスクの息子でもある。
作中においても読者内でも非常に人気が高く、人気投票では本編での第1~3回、加えてVジャンプ版でも第1位となり4連覇を成し遂げた。ほとんど出番が無かった第4回でも2位であった。
これに関しては、作者のゆでたまご先生も「予想以上の人気」と評しており、主人公のキン肉万太郎の不人気っぷりを絡めて、作品タイトルを『鉄騎兵ケビンマスク』に改題するというブラックジョークが振られたことすらある。
生い立ち
名門・ロビン王朝(ダイナスティ)を背負って立つ後継ぎとして、幼い頃から父ロビンにより徹底したスパルタ教育を施されて育つ。しかし、勉強とトレーニング漬けの毎日の息苦しさに嫌気がさして8歳の頃に家出する。
家を飛び出した後はそれまでの鬱憤を晴らすかのように遊びを満喫し、さらに街の不良相手にストリートファイトを繰り返し、暴力に喜びを見出すようになっていった。
d.M.p時代
15歳の頃、悪行超人にスカウトされ、父への反逆としてd.M.p(デーモン・メイキング・プラント)に加入、そこでのちの盟友となるマルスと知り合う。
3年後、キン肉マンの息子・キン肉万太郎の駐在する東京の美波理公園を訪れ、万太郎に難癖をつけ攻撃しようとするガゼルマンを軽くあしらい、その高い実力を見せつける。
翌日、MAXマンとテルテルボーイと共に武道館を襲来。試合を行なっていたプロレスラーたちを殺害(TVアニメ版では気絶に留める)、自らがd・M・pの悪行超人であることを明かし、万太郎たち新世代超人に挑戦状を叩きつける。
しかし、d.M.p.の理想と己の考えに齟齬を覚えるようになっていき、MAXマンとテルテルボーイが敗北すると、あっさりとd.M.p及び悪行超人からの離脱を宣言、万太郎たちの前から去る。
その後は正義にも悪にも所属しないフリーの超人として行動する。
フリー時代
ヘラクレス・ファクトリー一期生vs二期生入れ替え戦第2試合、テリー・ザ・キッドVSスカーフェイスの試合に観客として登場。スカーフェイスの正体がマルスであることを見破り、彼の不正を暴くため尾行する。
決勝前夜のスカーを襲うが、d.M.P時代の訓練中に命を救ってもらった恩義から正体を晒せなかった。その後、決勝にて伝説超人ブロッケンJr.の後押しもあり、大観衆の前でスカーフェイスの正体を告発する。
死闘の果てにスカーが万太郎に敗北した時は、これを機に彼が悪行超人の汚い世界から足を洗ってくれることを祈っていた。
万太郎が火事場のクソ力チャレンジに挑んでいた時は、長野の山中に籠って特訓の日々を送っていた。
『第22回超人オリンピック ザ・レザレクション編』
超人オリンピック出場のため1人で特訓をしていたが、謎の超人クロエと出会い、彼からコーチ兼セコンドとしてサポートを受けることを決意する。
その後イギリス代表として超人オリンピックに参加、大会予選を好成績で勝ち抜き、決勝トーナメントに出場する。
1回戦、韓国代表チヂミマンとの闘いでは、試合直前までサウナにて指一本の逆立ちの過酷なトレーニングにより疲労困憊した状態で闘いを迎える。序盤はチヂミマンの猛攻を受け体力が憔悴した極限状態となるが、大渦(メールストローム)パワーを発動させ逆転KOする。
2回戦のオランダ代表レゴックス戦では、コンディションを整えた状態でリングに立つ。レゴックスの相手の姿を模倣する「センセーショナル・クローン」の前に苦戦するも、悪行超人時代の残虐ファイトで応戦。再び大渦パワーを発動させ、レゴックスを破る。
準決勝ではロシア代表イリューヒンと対戦。イリューヒンへの同郷の誼からクロエのアドバイスが滞ったことで窮地に陥るも、迷いを振り切ったクロエのアドバイスを受け、戦況が好転。
イリューヒンの命綱といえる胸部の「ジャイロ・コンパス」を破壊し、勝負が付いているにもかかわらず、隠し玉の超必殺技『OLAP』で両腕をもぎ取り、高所から投げ落とすという容赦のないトドメを刺して勝利を収めた。
万太郎のセコンド・ミートは投げ落とされたイリューヒンの救助に入り、重傷を負ったため入院。セコンドを失い1人になった万太郎を絶望へと追い込む。
決勝戦では父・ロビンへの蟠りを捨て、ロビン家から持ち出した傷入りマスクを改造し着用。ミートに代わりザ☆農村マンをセコンドに迎えた万太郎と対戦する。試合は序盤ケビンが優勢になるも、万太郎は農村マンのアドバイスを受け一転。万太郎の攻撃を受けリング外に転倒したケビンは額に傷をつけられてしまう。その後、闘いはお互いに大渦パワーと火事場のクソ力を発動させた一進一退の攻防となる。
万太郎が「マッスル・ミレニアム」を発動すると、事前に対策をしていたケビンは体を極限にまで反らし、万太郎の体を掴むことにより回避。反撃の「OLAP」で万太郎の両腕を破壊し、「ビッグベン・エッジ」で止めを刺す形で超人オリンピック優勝を果たした。
試合後、ケビンは自分の能力以上のパワーを出し戦えたことを万太郎に礼を言う。同時にキン肉族打倒を果たしたことでマスクの傷は消えた。
チャンピオンベルトを装着するも疲労からリング下へ転倒、クロエに救われるが衝撃によりオーバーボディが破壊され、クロエの正体がウォーズマンであることが発覚。
ウォーズマンから『ロビン・ザ・フェイバリット OLAP編』を伝授され、去っていく彼の姿を見送る。
また、チャンピオンベルトをロビン王朝の元へと戻した功績から、ロビンとの仲も無事修復された。
TVアニメ版では、「OLAP」を受けながらも、無意識に立ち上がる万太郎を見て追い打ちを怠り、間に合ったミート達の声援により万太郎が復活、関節を筋肉で元に戻し更なる激闘を展開。「ビッグベン・エッジ」で止めを刺そうとするも、「OLAP」で関節が外れやすくなっていたため脱出を許し、アドバイスから『マッスル・G』を編み出して万太郎が勝利して終わる形に内容が改変されている。
試合後、互いに健闘を称え再戦を誓い、キン肉族に対する蟠りも無くなり、それに呼応するかのようにマスクの傷が消え、ロビンとの仲も修復される。
『悪魔の種子編』
万太郎の危機を救うため、スカーフェイスをリーダーとしたアイドル超人軍を結成。
ジェネラル・パラストのゲートバリヤーを通過し、関門海峡・巌流島の「ジェネラル・リブ」にてスカーと「B-エボリューションズ(ブラッド・エボリューションズ)」を結成し、再生アシュラマンとボルトマンの「ザ・デモリッションズ」と戦う。
善戦むなしくスカーフェイスが消滅させられ、ケビンは1人生き残る。スカーの残した言葉の通り、万太郎とタッグを結成し、再びデモリッションズと戦うことになる。
しかし万太郎はスカーフェイスを見殺しにしたと言いがかりをつけてケビンとタッグを組むことを拒否、ケビンもそれに反発し、2人は別々に特訓を行なう。
ケビンは富士山の発電所にてボルトマンのエレクトリック・パワーに耐える特訓を開始、特訓中疲労により倒れたところを仏師に扮装したウォーズマンに助けられ、彼が見せた金箔を貼った仏像から打倒ボルトマンの秘策を見出す。
万太郎らと合流し、仲違いしながらも共に悪魔の胎内に入場してリングに上がる。
「ザ・坊ちゃんズ」とデモリッションズに揶揄されるが、ケビンが身を呈して万太郎の窮地を救い、タッグの「勝利に貢献する心」を見せることで、当初はバラバラだった万太郎とのコンビネーションが完成する。
ボルトマンと対峙したケビンは、自身の肉体に金メッキ(原料:サンシャイン)を施すことでボルトマンのエレクトリックパワーを攻略し、万太郎とのツープラトン「NIKU⇒LAP」でKOする。
これを最後にケビンは力尽きて大黒柱骨の一部となるが、万太郎がアシュラマンに勝利したことでリボーンダイアモンドの力により復活を遂げる。
『究極の超人タッグ編』
物語序盤で時間超人ライトニング、サンダーの暗躍により肉体消滅の危機に陥る。
肉体消滅の進行を抑えるためにX字型のクリアベッドに収容され、時空船「ケビンマスク号」(命名:万太郎)で20世紀にタイムワープする。
見張り番のイケメン・マッスルが持ち場を離れた隙に時間超人に連れ去られ、ロビンマスクとテリー・ザ・キッドの『ジ・アドレナリンズ』を窮地に陥れる道具として利用される。
タッグトーナメント準決勝の最中、ウォーズマンが提供したデバイスにより母・アリサが完治すると、ケビンの肉体も完全復活してクリアベッドから脱出する。満足に動けない身体で樹海をさ迷っていたところをキン肉マンとテリーマンとロビンマスクの3人に発見され、リハビリおよび特訓のサポートを受ける。
準決勝終了後にパートナーのカオス・アヴェニールを失い、一人でライトニングとサンダーの『世界五大厄』との決勝に臨もうとする万太郎の前に、キン肉マングレートのマスクとコスチュームを身に纏い現れる(「そのままの姿で行っても万太郎はパートナーとして認めないだろう」というキン肉マンの考えから)。カオスが復活したと万太郎が喜んだのも束の間、世界五大厄に正体を見破られてしまう。
「自分にとってのパートナーはカオスただ一人」
「ケビンに何かあったら死んだカオスに顔向けできない」
上記の考えからケビンとの共闘にわだかまりを持っていた万太郎だったが、ケビンの心からの懇願(DO・GE・ZA)によりわだかまりが解け、『ザ・坊ちゃんズ』を再結成し、世界五大厄に立ち向かう。
戦いの中でタッグの「絆」を深めていき、新ツープラトン「マッスルキングダム」で世界五大厄に勝利する。
万太郎とケビンは優勝トロフィーを引き抜き、諸悪の根源である完璧球根(コンプリートバルブ)を抹消、長きにわたる戦いで傷つきまたは命を落とした超人たちを復活させる。
トロフィーをザ・マシンガンズに返還し、仲間たちと共に未来へと帰還した。
『オール超人大進撃』
本編同様、d.M.pの悪行超人として活動していたが、正義超人警察に自首し留置場に入る。出所の際に万太郎と手合わせをし、彼の潜在能力に目を光らせ、いつか雌雄を決する事を誓う。
その後はどの派閥にも属さない一匹狼となり、万太郎たちとd・M・pに洗脳されたヘラクレス・ファクトリー二期生との戦いでは戦いを陰から見守る。万太郎の勝利後は首謀者である屍魔王と麒麟男を捕縛・逮捕した。
超人一等祭では1回戦Aブロック第2試合にてナンキーマンに勝利。先に行われた第1試合では、ドゥームマンに敗戦し服を破られたフィオナにコートをかける気遣いを見せている。
準決勝でドゥームマンと対戦。ドゥームマンのメテオスライサーに対し鎧による防御で対抗する。しかし、ドゥームマンがリング状の鉄柱を破壊しリング外の人間を巻き込むと、ケビンはメテオスライサーにより破壊された線路の裂け目に鎧を投げ込み、電車の脱線事故を防ぐ。ケビンは生身でドゥームマンのメテオスライサーを受け止めるものの、出血多量で気を失い敗北した。
最終回では万太郎たちとともに悪行超人軍団との戦いに参加している。
主な技
シングルマッチ
相手を天高く捻り上げ、空中で相手の側面から腕、足、頭をロックした状態で逆さまに固定し、そのままマットに叩きつける大技。
新シリーズでは父であるロビンマスクがこの技の前身となると見られる技「ブリティッシュ・スティール・エッジ」を披露している。
- マッハパルバライザー
ケビン版「スクリュー・ドライバー」。
両手を合わせた状態で前方に突き出し、そのまま高速で回転しながら相手に突撃する。
つまりスクリュードライバーの要領で貫手をする技。
- ロイヤル・ストレッチ
ロープ技。ロープを挟んでケビンが上下逆さまの状態で組み付く。ケビンの両脚で相手の両肩を、ケビンの両腕で相手の両脚を締め上げつつ、相手の背中を大きく反らせて痛めつける技。
キン肉マン(および万太郎)の超人絞殺刑と似ており、あちらは組み付く箇所が首と両手首になっている。また、ロープが引っ掛かる位置も異なる。
- OLAP(オラップ)
パロ・スペシャルのリバース技。相手が技をかけられる体勢はパロ・スペシャルと同じだが、技をかける側が相手に背中を向けることでよりダメージを引き上げる。
超人オリンピックの中頃からは、父・ロビンマスクの技である「タワーブリッジ」や「ロビンスペシャル」も使用する。ただしロビンのものとは若干技のかけ方が異なる。
タッグマッチ
B-エボリューションズ
- 戦術-B(サドンインパクト)
スカーフェイスが相手を持ち上げて、水平状態にして相手の首をロープに当て固定。ケビンはスカーの頭を飛び箱のように飛び上がり、相手の背中に勢い良くのしかかる。
- 戦術-C
スカーフェイスが相手の両脚にタックルして、そのままフロント・スープレックス気味に後方目掛けて投げて、同時にケビンは前方のロープに跳ね返り反動を付けて、相手の首を鎧のトゲで刺して捕らえ、スタナーの体勢で落とす。
- 戦術-D
後ろ向きに相手の首を捕らえたままコーナーポストをかけ上り、コーナー最上段より体を反転させながら落下。同時にスカーフェイスがロープをかけ上がり、無防備な相手のボディに得意技のスワロウテールを突き刺す。
- 戦術-F
ケビンマスクが相手の顔面目掛けてパンチを狙い、同時にスカーフェイスが相手の後頭部に延髄斬りを狙う。
- 戦術-G
相手の両脚にタックルしてそのまま相手を持ち上げてコーナーポスト上段から、体を反転させて落下。同時にスカーフェイスが飛び上がり、相手をブレーンバスターの体勢で捕らえてキャンバスに落とす。
ザ・坊ちゃんズ
- 坊ちゃんズコラボレート・1(プレピーコラボレートワン)
お互いに相手をデスバレーボムで持ち上げ、脳天同士をぶつける。
- NIKU⇒LAP(ニクラップ)
キン肉バスターとOLAPの複合技。万太郎が対戦相手にキン肉バスターをかけ、ケビンが逆さまの状態で上昇し相手にOLAPを仕掛けその状態で落下する。
- バスターバリエーションPart5
連載時はダブルバスター。2人で相手の脚を1本ずつつかみ、キン肉バスターを掛ける。元はザ・マシンガンズのツープラトン。
- 日英クロス・ボンバー
万太郎の合図と共に前後から首を挟むように打撃を加える技。元は父ロビンとキン肉マンのブルー・インパルスが使用していたツープラトン。
マッスル・スパーク"地"とビッグベン・エッジの複合技。万太郎がマッスル・スパーク"地"の落下時に頭が下に来るよう傾け、ケビンがもう一人の相手にビッグベン・エッジを仕掛けながらマッスル・スパークを掛けられている相手の首をつま先でクラッチし、さらにビッグベン・エッジでクラッチされていない相手の片足を万太郎が足で捉えたままキャンバスに落下する。
特殊系
- 大渦(メイルストローム)パワー
あえて過酷なトレーニングで心身に強い負荷をかけることで覚醒したケビンの潜在能力。
言うなればロビン王朝版・火事場のクソ力とでもいうべきもので、ピンチになるほどその力強さを増す性質を持つ。発露時に身体の一部や全体が光る「発光現象」が起こる。
容姿
ロビン家伝統の鉄仮面(色はブルー)をかぶっている。キン肉族同様、人前で素顔を晒すことはご法度であるらしく、飲食時も常に装着している。
仮面のデザインはロビンマスクと酷似しているが細部に微妙な違いがあり、ケビンの甲冑は全体的に刺々しいデザインをしている。また、左耳にあたる部位に羽根のピアスが付けられている。
髪を伸ばしており、仮面から金髪がはみ出して背中に届くくらいの長髪。
また前髪の一部に赤いメッシュを入れたり、モミアゲからあごにかけて薄めの髭を生やすなど独特のこだわりが見られる。
鎧の色は、ロビン家の白い甲冑に反する意味を込めての黒。父を始め、ロビン家の当主たちが闘いの中で破損した鎧の断片を集めて作られたものらしい。父と和解後は、仮面と同じブルーに変色している。
プライベートでは黒のロングコートにadidasなどの有名ブランドのTシャツ、腕時計はNIKEのデジタルランニングウォッチ、黒いグローブを装着するなどストリートファッションを意識した服装をしている。
背中には大きな蜘蛛の巣の刺青(スパイダーネスト・タトゥー)があり、試合で超人を倒す度にその超人が巣の餌食となった姿を追加している。
性格
ドライな個人主義者で馴れ合いを好まない一匹狼気質の持ち主。
自由を尊び誰の指図も受けず、超人としての属性や派閥にもさしたる関心は無い。
中身の無い建前や権威・伝統といったものに対しては常に反抗的な態度を示す。
ただし、ケビンの非行に関してはあくまで父・ロビンの存在を前提にしており、それに反抗するだけの主体性の無いファッション的なものである。
決して大多数の性根の腐った悪行超人のように心の底から悪事を楽しんでいるわけではない。
あくまで箱入りのお坊ちゃんが未知の刺激に触れてハイになってるだけの状態といえる。
芯の部分では人並み以上に負けず嫌いで血気盛んな人物であり、正義感も強く卑怯な振る舞いや筋の通らないことを嫌っている。
リングの中では残虐ファイトも躊躇いなく実行に移すが、試合のルールそのものを破ったことは一度も無い。
また、常に『最強の超人になりたい』というストイックな意志を抱いており、自己実現のための努力は惜しまない。
クロエに出会ってからは、かつての頑なさが氷解し、相手の気持ちを思い遣って飾らない優しさを見せたり、最良の結果の為にプライドを殺して頭を下げるなど、精神的にも大きな成長を遂げている。
余談
ケビンという名前の由来は、プロレスラーのケビン・フォン・エリックから。
作中では両親が恋人時代によく通っていたパブ「Kevin's bar(ケビン・バー)」から名づけたと語られている。
実は『キン肉マンⅡ世』が連載開始される以前に特別編『マッスル・リターンズ』にて登場している。その時の姿はロビンマスクをそのまま10代半ばぐらいの背丈にしたような風貌であり、現在のデザインとは大幅に異なっていた。キン肉マン37巻に収録された同作品では、現在とマスクを被った幼い少年の姿に改稿された。
勝利時に特徴的な開脚ジャンプを見せるパフォーマンスは、これもケビン繋がりで格闘家のケビン・ランデルマンのムーブから来ている。
他にも武藤敬司のムーブをとることがある
関連キャラクター
ロビンマスク(父)
アリサ・マッキントッシュ(母)
キン肉万太郎(ライバルでありパートナー)
スカーフェイス(悪行超人時代からの友人)
三井寿(中の人が同じで不良から更正したキャラ繋がり)
ウルトラマンゼロ(「レジェンドの息子」「初登場時はグレていた」「父親の弟子に師事」と共通項が多い)