概要
キン肉マンことキン肉スグルとテリーマン、お互いをライバルとして認め合う二人によるタッグチーム。
初期の怪獣退治編以来の仲間だが、プロレスのタッグチームとしては『アメリカ遠征編』において初結成。当初はお互いの呼吸が合わず苦戦を強いられたが、次第にコンビネーションを完成させてゆき、後に様々な大会で優勝を果たす名コンビへと成長する。
『夢の超人タッグ編』では、悪魔超人たちの策略により二人の信頼関係が奪われコンビを解消したテリーマンがそのチーム名を引き継ぎ、ジェロニモとともにニュー・マシンガンズを結成している。
(後に友情をとりもどし、決勝のヘル・ミッショネルズ戦にて再結成している)
チーム名の由来は、後に外伝にてテリーマンの牧場で飼われていた暴れ馬「マシンガン号」に因んで
付けられたことが明かされる。
『キン肉マンⅡ世 究極の超人タッグ戦』では、時間超人を追ってきた未来の正義超人(新世代超人)たちを悪行超人の仲間と疑い真っ向対立し、トーナメントではキン肉マンの実の息子であるキン肉万太郎のマッスルブラザーズ・ヌーボーと、己のマスクをかけたデスマッチを行うことになる。
ツープラトンは、マッスルブラザーズと同じく「マッスルドッキング」を使用。
他に、一人の超人に二人がかりでキン肉バスターをかける「バスターバリエーションPART5(Wキン肉バスター)」、「ビルディング解体落とし」等がある。
信頼関係が強いこともあり、テリーマンはキン肉ドライバー、キン肉マンはテキサスブロンコと、互いの得意技を会得している。
余談
ちなみに、意外にも両者はライバル関係にありながら正式な対戦カードが組まれたことがない。
『Ⅱ世』の特別編『キン肉マンVSテリーマン』にて、キン肉マンの王位継承のすぐ後に、プライベートな形で対戦の場を設けられたが、結局制限時間いっぱいまで決着がつかずに終わっている。
なお、本作は『キン肉マン』37巻にも収録されている。
試合では息のピッタリあったコンビネーションをみせる両者だが、私生活ではそりが合わず些細な事(食べ物の好みとか)での喧嘩が絶えないらしい。
しかし、いざというときは共に支えあい幾多の苦行を乗り越えてきた親友同士である。
「喧嘩するほど仲がいい」のだ。
アニメ版での遠征編は「世界遠征編」になっており、タッグマッチの展開は無かったが、
夢のタッグ編の開始以前に開かれた超人タッグマッチで「マシンガンズ」を初結成している。