概要
超人強度1000万パワーを誇る元・悪魔超人バッファローマンと、1000万の技を持つとされる
『夢の超人タッグ編』において、キン肉マンとバッファローマンの両方からタッグチーム結成の誘いを受けていたモンゴルマンが、はぐれ悪魔超人コンビの策略により友情の精神を失い、友情よりも現実的な考えを優先し実力者であるバッファローマンを選んだことで結成された。
結成の経緯こそアレだが、それぞれが多くの闘いを乗り越えてきた歴戦の猛者であり、「力」と「技」、それぞれの特性を生かしたいぶし銀の技を繰り出す名コンビとなった。
チームコスチュームとして、両者それぞれ「闘(モンゴルマン)」「猛(バッファローマン)」の一文字の刻まれた肩当てをしている。ちなみにこの肩当てとまったく同じデザインのものを同作者の漫画『闘将!!拉麺男』のラーメンマンも着用している。
(当時は両作品を同時連載しており、セルフパロディ的な要素のひとつといえる)
代表的なツープラトンは、バッファローマンのロングホーンとモンゴルマンの俊足を組み合わせた技「ロングホーントレイン」。
ちなみに、後年のゲーム作品では、ラーメンマン・バッファローマンのコンビでも「2000万パワーズ」のタッグ名が付けられる。
続編『キン肉マンⅡ世』での活躍
超人オリンピック決勝前のエキジビションマッチにて、モンゴルマンがラーメンマンの姿でチームを再結成。キン肉マン・テリーマンのザ・マシンガンズと対戦し会場を大いに盛り上げる…ハズだったが、キン肉マンの姑息な攻撃(屁)で怒り心頭しまるで子供のケンカのような醜態を晒し試合は強制終了となった。
時間超人たちの介入により改変された過去(ある種のパラレルワールド)を描いた『究極の超人タッグ編』では、マシンガンズと同じく悪衆・時間超人や得体のしれない未来の超人たち(新世代超人)に対抗してトーナメントに参戦。
キン肉万太郎とカオス・アヴェニール(キン肉マングレートIII)のタッグ、「マッスルブラザーズ・ヌーボー」と対戦。
ヘル・ミッショネルズからマスクを取り戻したモンゴルマンと、キン肉マンの肉体で熟成された「ストロンゲスト・ロングホーン」によりパワーアップしたバッファローマンの両名。
(なぜ本編の『王位継承者編』ではパワーアップしなかったのかは、だってゆでだから…。)
選手紹介では「悪行超人から正義超人に生まれ変わった、正悪の技術を両方持つコンビ」と紹介され、戦法もそれに違わぬかなり血生臭いものだった。
衣装は「闘」「猛」の胸当てに変更、さらにモンゴルマンのマスクデザインに合わせてバッファローマンも顔に隈取のようなメイクを施している。
ツープラトンは前述のロングホーントレインの他、「20ミリオンアバランチクラッシュ」「猛闘・日月脚」など、バリエーションが豊富になった。また、モンゴルマンが若き超人カオスを奮い立たせるためにあえてマスクを外し、ラーメンマンとしてロングホーントレインを使用する熱い展開は必見である。
余談
『夢の超人タッグ編』が始まる以前に行われた人気投票では、バッファローマンとサンシャインのタッグがこの名前で発表されていた。
(サンシャインも、バッファローマンと同じく1000万パワーである)
それに準じてか『キン肉マンジェネレーションズ(PS2)』など一部のゲーム作品では、バッファローマンとサンシャインでタッグを組むとタッグチーム名が「真・2000万パワーズ」に、さらに支配されたバッファローマンとニューサンシャインで組むと「極・2000万パワーズ」になる。
漫画『家庭教師ヒットマンREBORN!』に登場する幼馴染コンビ・ランボとイーピンは、それぞれバッファローマンとラーメンマンがモデルになっている。