概要
ゆでたまごの漫画『キン肉マン』シリーズに登場するバッファローマン、モンゴルマンによるタッグチーム「2000万パワーズ」のツープラトン(連携)技の一つ。ロングホーントレインを喰らった者はキラキラときらめく血飛沫をあげてマットに沈むことから"きらめきの流血列車"という異名を持つ。
バッファローマンのロングホーンとモンゴルマンの俊足を組み合わせた技で、モンゴルマンがバッファローマンを背中合わせに担ぎ、そのまま相手に突進していく非常にシンプルな技。いわば二人がかりで行うハリケーンミキサーである。
ハリケーンミキサーは技の威力こそ絶大であるが、バッファローマンが前かがみの姿勢で突進するためか作中では躱されてしまったり、クリーンヒットせず掠めるだけのことが多々あった。それに対しロングホーントレインは突進しながら下にいるパートナーが細かに軌道修正をしていくため命中精度が格段に高くなっている。
モースト・デンジャラス・コンビとの対戦前に突如乱入した殺人遊戯コンビの凶技「地獄のネジ回し」に対抗するために、モンゴルマンが負傷したバッファローマンを担ぎ突進することで偶発的に編み出された。
そのせいかその後のヘル・ミッショネルズ戦でも使用されるが上手く決まらず、最終的にはネプチューンマンのスライディングでモンゴルマンの足を掬われ、更にマグネットパワーで引き離され逆に磁気嵐クラッシュで衝突させられ敗北。
Ⅱ世の『究極の超人タッグ編』では、万太郎とカオス(キン肉マングレートIII)のタッグ、「マッスルブラザーズ・ヌーボー」との対戦で再度使用される。技のセットアップからが描かれ、何度も命中させるなどツープラトンとしての練度が上がったことが窺える。しかし、万太郎に担ぎ上げられたカオスが足を真っ直ぐ伸ばした「ビッグフット・エクスプレス」との激突した際には空気抵抗を抑えた彼らの技にスピードで差をつけられてしまい、ロングホーンを折られてしまう。
完璧・無量大数軍との戦いではバッファローマンがスプリングマンとのタッグ「ディアボロズ」を再結成した際にスプリングマンがモンゴルマンの役割を担うことで使用される。
スプリングマンにとってかつて自分を倒したモンゴルマンは「あのお方の命が無ければ真っ先にそいつを殺し返してやりたい」と言い放つほど憎い存在であったが、それ以上に勝利への執念のために「たとえ相棒がオレ以外のパートナーと組んで使っていた胸糞悪い技をパクってでもな!」とロングホーントレインを披露。ボロボロの身体を押して親友ステカセキングの仇ターボメンを三度にわたって撥ね飛ばし、最後は両足が崩壊しながらもバッファローマンを投げ飛ばしてターボメンをリボルバーフィンごと貫通。相打ち同然となりながらも見事ステカセの敵討ちを果たした。
表記ゆれ
ロングホーン・トレインと記載されることもあるが、タグとしてはメイン画像以外使用されていない
関連タグ
2000万パワーズ バッファローマン モンゴルマン/ラーメンマン
マンモスタスク・トレイン:別の作品で放たれたこのツープラトン技のパロディ技。