解説
『究極の超人タッグ編』より登場。
記憶を無くし、孤児院「がきんちょハウス」で暮らしていた少年。
身長188cm、体重94kg。頭にヘッドギアを付けている。
実は正義超人の流れを引く時間超人の出身。幼少期の精神的ショックが原因でその事を忘れ人間として過ごしていた。
重度の超人オタクであり、キン消しを始めとする様々な超人グッズを自分の部屋にコレクションしている。また、アイドルやプラモも大好き。
普段は偽者の超人レスラー・ブタ肉マンとしてインチキ超人レスリングショーの興行を手伝っていたが、彼の潜在能力を察知したキン肉万太郎にグレートⅢとして勧誘され、タッグチーム「マッスルブラザーズ・ヌーボー」を結成する。
2000万パワーズとの戦いの最中、自ら失われた記憶を取り戻し、世界五大厄を倒し両親や村民の仇を撃つために、魔時角を折り、80年代以前にタイムワープしてきた正義時間超人であることを思い出す。それ以降は完全にイケメン。ただアイドル好きは相変わらず。
ザ・マシンガンズとの戦いの中、精神体となったラーメンマンや万太郎とのチームプレイ、さらにキン肉スグルとテリーマンの正義超人精神に打たれ、友情パワーに目覚める。
そして世界五大厄に敗れたネプチューンマンを救い、21世紀まで送り届ける。エキゾチック物質を多量に排出したこと、また15歳になる前に魔時角を折ってしまったことで、その身体は急速に限界を迎えた。
しかし、万太郎とケビンマスクにとっては最大の援護射撃となり、カオスの友情パワーを糧にして2人は世界五大厄を打ち破った。
そして・・・
超神編には彼と思わしきシルエットの人物が登場したが…?
以下、最新話のネタバレ注意!
モハーヴェ砂漠に降り立ったキン肉マンとミートの2人は五大刻の1人、エクサベーターを発見する。
しかしエクサベーター自身は戦わず、超人製造機「降誕のメガフォン」を用いて新たなる時間超人、ザ・ガストマンを差し向け自身は見物を決め込む余裕を見せた。
その態度に怒りを示すキン肉マンだが、そこに何者かの声が響く。
「そのとおりだ!お前にも今すぐこの場で戦ってもらうぞ!時間超人エクサベーター!!」
突然聞こえた声の方を向くと、そこに着地したのは…
「間に合った」
「今日この日オレは…あんたの助っ人のために…」
「ここへやってきたんだ」
「共に戦おう、キン肉マン!」
なんとプリンス・カメハメ、テリーマンに次ぐ、額から髪が大きくはみ出した3人目のキン肉マングレートであった。
彼はキン肉マンの体力の消耗を抑える為に「露払い」と称しエクサベーターとガストマンにタッグマッチを申し込む。
しかしキン肉マンからしてみれば偉大な師匠と最高の相棒が被った大事なマスクを被っている謎の人物以外の何者でもなく、今までの疑り深さよりも怒りを込めて「もし悪趣味なハッタリでそのマスクをつけているとしたら、エクサベーター達よりも前にこの私が許さない」と言われてしまい、その隙にガストマンの「サーキュレーションイレイザー」で吹き飛ばされそうになる。
だが彼もグレートのマスクがキン肉マンにとってとても大事なものである事は知っていた。それでもグレートのマスクを被っているのは「ある男」の代わりにやって来たからだと語る。
(※469話時点ではあくまでも3代目グレートの登場であり、カオスかどうかは確定していないのて注意)
得意技
シングル技
- キング・ジャーマン・スープレックス
美しいブリッツを描くジャーマン・スープレックス。タッグ技の繋ぎとしても使われる。
- シュバイン
1980年代にはまだ存在していない、変形の水車落とし。
この他にキン肉バスターも一応使えるが、記憶喪失時に超人相手に初めて使うが、失敗《人間相手のショーレスリングならW・キン肉バスターを成功させている》。
タッグ技
マッスル・グラビティ、キング・ジャーマン・スープレックス、ジャパニーズ・レッグクラッチホールドの合体技。
ロングホーントレインのコピー技。本家ロングホーントレインと真っ向勝負で競り勝ち、ロングホーンをへし折っている。
対戦戦績
タッグマッチ《キン肉マングレートとして》
超人強度について
長らく不明だったが、学研の図鑑「超人」にて200万パワーであることが明かされた。これは正義超人としては極めて高い数値だが、時間超人としてみるとサンダーの3000万、ライトニングの2400万と比べると非常に低い。おそらく時間超人も一般の超人と同じように正義とその他で超人強度に大きな開きがあるのだろう。
関連タグ
キン肉マンⅡ世 キン肉万太郎 キン肉マングレート マッスルブラザーズ・ヌーボー 時間超人