概要
『夢の超人タッグ編』に再登場した悪魔六騎士の残党アシュラマン・サンシャイン(ニューサンシャイン)のタッグチーム。
二人は『黄金のマスク編』にて死亡して悪魔将軍の肉体の一部となっていたが、将軍がキン肉マンに倒された直後に正義超人たちの目を盗んで将軍の肉体から分離し逃亡した。同時に正義超人に敗れた将軍との決別と、以降は二人で正義超人たちと闘うことを宣言する。
その後超人タッグトーナメントに乱入し、姿を見せないキン肉マンのチームに代わって出場を希望する。しかしキン肉マンがキン肉マングレートを連れて姿を現すと、正規参加チームであったビッグ・ボンバーズ(カナディアンマン・スペシャルマン組)を「弱小チーム」と挑発し、戦いを挑んできたビッグ・ボンバーズを返り討ちにしてトーナメントに参加する。
ニュー・マシンガンズ戦
一回戦ではかつて二人が五重のリングで死闘を演じたテリーマンとジェロニモが組んだニュー・マシンガンズと対戦。序盤はテリーマン達の息の合った連携に手こずらされたがジェロニモの未熟さに乗じて形勢を逆転し、降伏に追い込んだ。そこに二人を助けるため乱入したキン肉マングレートを呪いのローラーに巻き込ませ無惨な姿にするが、グレートの乱入により試合後の処刑行為は事故処理とされ不問に付され、準決勝進出となる。
マッスルブラザーズ戦
準決勝ではマッスルブラザーズ(ただしこの時点で既にキン肉マングレートの中身がテリーマンと入れ替わっていた)と対戦。一回戦以上に多彩な連携攻撃を繰り出し、キン肉マン達を苦しめるが、キン肉マンとグレートの友情を見せつけられたサンシャインの心に迷いが生じ、アシュラマンとの連携が乱れていった。最期は初代グレートだったプリンス・カメハメの霊に助けられたマッスル・ブラザーズのツープラトン・マッスルドッキングを食らって敗北した。
モデスティーズ戦
新シリーズの超神編にて再結成する。アシュラマンの師匠サムソンティーチャーの仇であるザ・ナチュラルに怒涛の猛攻を仕掛けるが、感情任せの攻撃をナチュラルに(ザ・ナチュラルでないので"自然に"という意味)見切られ追い詰められるも、サンシャインのカットに助けれ(←方言)二人は冷静さを取り戻す。アシュラマンを鉾に、サンシャインを盾の役割を務めるように戦う。そしてナチュラルに(自然に)狙いを定めた結果、怒らせたザ・ナチュラルのナチュラルボーンクラッシュをサンシャインが受けてしまいほぼ戦闘不能に陥る。サンシャインの残る力を使わず最後の地獄のコンビネーションPART FAINAL竜巻砂塵地獄でナチュラル(大自然)を破り、ザ・バーザーカーを悪魔六騎士の腕を使った新型阿修羅バスターで撃破する。
ツープラトン
PARTⅠ、PARTⅡ、PARTⅢ、PARTⅣ、PART FAINAL、PARTβ、PARTΩはこちらまで。
- 地獄の砂団子
ボール状の砂に変形したサンシャインの一部をアシュラマンが投げつける。砂団子は相手に着弾すると頭や手足に変化する。
- 地獄のクロスライン
名称はアニメより。相手をローブに投げ飛ばし、反動で戻ってきた所を、アシュラマンとサンシャインの掴み合った手を喉元に炸裂するツープラトン。
- サンシャイン・マグナム
アシュラマンがサンシャインの身体を背中から拳で打ち抜き、円柱状の弾丸として発射する。余談ではあるがこちらのところ天の助はパロディ技のところ天マグナムを使う。
- キャノン・ボール
サンシャインがアシュラマンの腕に巻き付き、巨大な球体に変化したもので敵を殴りつける。
- 悪魔霊術将軍復活
二人が合体することで悪魔将軍の下半身や胴体に変身することもでき、地獄の断頭台をキン肉マンに対して仕掛けるが、その威力は本家とは比べ物にならないほど弱いとキン肉マンに評されてしまう。
- 砂塵迷宮投げ
サンシャインがアシュラマンの両手首を掴み、回転による勢いをつけて投げ飛ばし、クロスチョップで叩き込む。
ザ・マシンガンズとの試合で別のツープラトンが破られた際にアシュラマンが重傷を負った為に新しく編み出した阿修羅火玉弾の低リスク版だと思われる。
余談
『夢の超人タッグ編』が始まる以前に行われた人気投票「夢のタッグチーム」部門において、彼ら二人の組み合わせが当時の読者からの希望がもっとも多かった。
ちなみに、その際のチーム名は悪魔最強最悪コンビ。
「読者しょくんは目がたかい。
じつは、オレたちは地獄でなん度もタッグを組んだことのある名コンビなんだぜ!!
近いうちにキン肉マン、テリーマン組を血まつりだ!!」
悪魔超人のタッグの名手っぷりは本編でも言われていたがこの2人は正に名タッグと言われている。
偶然ではあるが、2人とも師弟関係に人馬型超人が関わっている共通点を持っている。