あ…悪魔はタダじゃ…死なねえんだぜ…!!
概要
残虐超人以上に残虐なファイトを好み、対戦相手を殺害することに何の躊躇もない。超人委員会からは超人オリンピックの参加権を剥奪されている。始祖であるゴールドマンこと悪魔将軍の思想通り「覇道」「制圧」を好むと同時に地球征服を企んでおり、その野望を達成するために正義超人と戦うことになる。
プロレスのギミックにおける「ヒール」のようなもの、と言えば分りやすいかもしれない。
彼らの住む魔界では強さ=無慈悲さという観念があり、哀れみや優しさは持てば持つほどバカにされ、敗れた者は容赦なく粛清される。しかし横の繋がりは強く、「人助けは弱者のすること」と吐き捨てる一方で、自身らと同様に敗れた同胞は即殺す完璧超人らが悪魔超人の死を嘲笑った際には激怒するなどの熱い一面も持つ(後述にもあるが悪魔超人の元々の役目は「完璧超人を倒す事」であり、二重の意味での侮辱だったと言える)。
魔界の住人だからか正義超人に比べると現世への未練が強いらしく、肉体が破壊され死亡しても、生前に流した血や汗を依代として怨霊となり一時的に現世に戻ってくることができる。
かつては後に京都となる場所を拠点としていたが、異次元空間「魔界」に拠点を移す。
首領は悪魔将軍だが、一部の権限を魔界の王族(アシュラマンの一族)に移譲している。
続編『キン肉マンⅡ世』ではその数は激減し、残虐・悪魔・完璧の三派を総じて「悪行超人」と呼ばれており、その三者の中でも最も弱小勢力となっている。また、首領である悪魔将軍は先の戦いで姿を消しており、代わりにサンシャインが悪魔超人首領を務めている。
新シリーズでは悪魔将軍が明確に創始者として描かれており鍛え上げた超人が悪魔超人とされている。
ちなみに当初の拠点から悪魔将軍による悪魔超人への指導があったがこの時点で恐ろしくスパルタでありスパーリング方式で訓練を受けていた悪魔超人2人に地獄の断頭台を叩き込み、1人の頭を千切ってしまっている程である。
もっともその目的は『ザ・マン含む完璧超人始祖と完璧超人の打倒』であり、その為には生半可な訓練では勝てないと考えていたのかもしれないという事は覚えておく事。
悪魔超人達もそれは自覚しており半ば捨て身の攻撃で完璧超人相手に相討ちに持ち込んだ例もある。
また、悪魔超人の『強さ=無慈悲さ』の具体的な説明として自害しようとしていたダルメシマンの首を切り落としたブラックホールが
『聞こえは良いが体裁よく皆の前で果てたいだけだろ?』と吐き捨てている。
これは完璧超人は敗北すると自害する為、『確実に勝った』という状態を作らなければいけないのが理由だったと言える。
なお悪魔将軍の目的の最初の成果としてアシュラマンの祖先がジャスティスマンの弟子であるミロスマンを打倒するという事があったもよう。
主な超人
黒幕
首領(創始者)
7人の悪魔超人
謎の初期メンバー
悪魔六騎士
d.M.p 悪魔超人軍
- スカーフェイス/マルス
ナイトメアズ
悪魔の種子(デーモンシード)
- ザ・コンステレーション
- ゲッパーランド
- メルトダウン
- ザ・タトゥーマン
- ボルトマン
- 再生(リボーン)アシュラマン
その他
- サムソンティーチャー
- パンダマン:漫画家・尾田栄一郎が考案した悪魔超人
- 暴留渓(ボルケーノ):スピンオフ『テリー・ザ・キッドの夜明け』に登場したザ・魔雲天の息子
- エイプゴン:悪魔将軍の最後の直弟子というゆでたまご公認の設定を持つ実在のプロレスラー
関連タグ
悪魔の種子(デーモンシード)