我ら七人の悪魔超人は超人オリンピックチャンピオン、キン肉マンに挑戦状を叩きつける!
我々を倒さずしてチャンピオンを名乗ることは許さん!!
概要
『7人の悪魔超人編』において、主人公・キン肉マンたち正義超人の明確な敵として登場した悪魔超人の集団。
ダウンしただけのKOもギブアップも認めず、反則負けも気にせずに対戦相手をほぼ100%殺し(運よく一命を取り留めても再起不能は確実)、残虐超人たちを子供のお遊び扱いするそのあまりにも残虐な戦闘スタイル(ただし各々のプライドから残虐な反則はしても自身の身体的な特徴の武器以外のいわゆる凶器攻撃などはほとんど行わない)から、超人委員会から超人オリンピックの参加資格を剥奪され、超人警察及び10万人の超人有志の協力で「超人ホイホイ」によって封じられ宇宙に投獄されていた。
第21回超人オリンピック直後の優勝セレモニーでの胴上げで、デブな女の子にブン投げられて宇宙まで吹っ飛ばされたキン肉マンが超人ホイホイの解除スイッチにぶつかり、図らずして解放される。そして日本に降り立つと、オリンピックV2チャンピオンであるキン肉マンに闘いを挑むが、恐怖に怯えたキン肉マンが挑戦を拒んだため、彼のお目付け役であるミートの肉体を7つに分解し、キン肉マンに挑戦の受け入れを強要した。
初期は7人全員とキン肉マン一人が闘うことになっていたが、後に彼を助けるために集結したアイドル超人(テリーマン、ロビンマスク、ウォーズマン、ブロッケンJr.、ウルフマン)たちも参戦し、二派閥入り乱れての激戦を繰り広げた。
後の『黄金のマスク編』では、彼らよりも格上の悪魔超人である悪魔六騎士や悪魔将軍の存在が明らかになり、7人の悪魔超人は悪魔将軍の命で動く兵隊(後述の『完璧・無量大数軍編』では「特殊部隊」)であると判明した。正義超人に敗れる醜態を咎められて全員斬首され、首領のバッファローマンは悪魔将軍により生き返る。
残りのメンバーは怨霊になったりいつの間にか復活したり、超人墓場から脱走しようとしてオメガマンに捕まったりしていたが、新章『完璧超人始祖編』にて何の説明もなく再集結。六騎士のサンシャインやジャンクマンも生き返っていたのでオメガマンが死んだことと因果関係があるか、フェニックス戦後のキン肉マンのフェイスフラッシュで人知れずライバルとして彼らも生き返っていたのかもしれない。
突如飛来した完璧・無量大数軍なる一軍が、正義超人代表のテリーマン一人を相手にした抗争の最中、既に正義超人に鞍替えしたはずのバッファローマンを筆頭に参陣。「あのお方」の為、たとえ刺し違えてでも完璧超人を倒さんと闘い続け、多くの犠牲を払いつつ完璧一派に一矢報いる活躍を見せる。
『キン肉マンⅡ世』の時代においても、元・悪魔六騎士であるサンシャインが「結局真の悪魔超人と呼べるのは、六騎士と七人の悪魔超人くらいのものだった」と嘆いていることからも質の高さはうかがえるだろう(同時にザ・マンが後に語った完璧超人の劣化もうかがえる)。
メンバー
正規メンバー
7人の中のリーダー格で、超人強度1000万パワーを誇る超人。ミートの頭を所持。
全身バネの肉体を持つ超人。ミートの左腕を所持。
半魚人のような姿の超人。ミートの右足を所持。
全身岩石の巨大な超人。ミートの腰を所持。
古代エジプトの王族のような装いの吸血超人。ミートの左足を所持。
顔面に大きな穴の開いた黒ずくめの超人。ミートの右腕を所持。
ステレオカセットのような姿の超人。ミートの胴体を所持。
謎の初期メンバー
初登場回の最後のコマにのみ現れたメンバー。その後、翌週にはまた別のメンバーに入れ替わっている上に8人になってたり、さらに翌週には上記の正規メンバーになってたりと、メンバーが一貫しなかった。
別の世界線では、リング上にいた理由が色々と付け加えられている。
40周年記念ストップムービーで再現されている。
顔面が尻の超人。後に『キン肉マンⅡ世』にて再登場している。
テリーマンのように愛国心あふれる星条旗柄のマスクとパンツを身につけた超人。
上半身(とくに腕)が隆起したマスク超人。後に完璧超人の一人として再登場している(ただしモブ)。
グッシュマン(謎の超人A)
全身一色のボディースーツを纏った超人。1人だけ名前が長い間不明だった。
顔面が蜘蛛のような形をした大柄な体型の超人。「クモの子チラス」とも呼ばれる。後に読切『奇跡の救世主伝説』(黄金のマスク編と夢の超人タッグ編の間のお話)にて悪行超人タイラントの手下として登場。
特撮ヒーローのような見た目の超人。
顔面が球体の超人。名前からおそらくその頭部は風船とおもわれる。