概要
かつてニコニコ動画で活動していた男性ゲーム実況者。現在はYouTubeに活動の拠点を移している。
自らの声による実況プレイ動画の他、ニコニコ時代にはゆっくり実況の作成・投稿も行なっていた。
ファンからの愛称は「うっしー」。
2020年に、ファッションブランド「KANGOL REWARD」とのコラボで牛沢がデザインしたパーカーとTシャツの受注販売予約を発表した。
人物・実況スタイル
表現豊かな毒舌を得意とする実況者。低くて渋い声質と、それとは正反対な極度のビビリな性格のギャップが持ち味。動画では頻繁に汚い叫び声を上げている。また、かなり涙もろい一面もあり、感動シーンや悲劇シーンの実況では涙声や鼻をすする音が混じったり、時には実況が中断されることもある。
扱うゲームは幅広いが、他の実況者と比較すると不良・アウトローが主人公の荒くれた感じのゲーム(喧嘩番長シリーズ、龍が如くシリーズなど)がやや多めな感じ。
そんな彼だが、初投稿動画は「【ときメモGS2】男を磨くための乙女ゲー初プレイ実況」。
ときめきメモリアルシリーズのファンでもあり、好きなキャラクターは赤井ほむら。
しかしそれらのキャラよりも、『GS2』の音成遊や佐伯瑛、『GS1』の尽などの男性キャラが登場した時のテンションの方が格段に高いとの噂も。
ちなみに本人はときメモGS実況Part2の動画説明文にてショタコン説を否定している。……否定、している。
デートスポットは、植物園を好む。植物なめんなよ!
ゆっくり実況プレイではゆっゴリが有名。
その他、本人とゆっくりの掛け合いによるゆっくりと実況プレイも必見。
現在は中野区在住。姉がいる。既婚者。
大のビール党で、生放送中にもよく飲酒している。好きな「ビール」は金麦。
じゃがりこよりもポテロング派、『ドラゴンクエストⅤ』ではビアンカ派。
野球好きで横浜ベイスターズファン。ただし本人は中高と剣道部所属の為経験は無い。
また趣味の一つにダーツがあるが、実況を始めてからは投げる機会が減り、めっきり腕が落ちたとの事。
また、ボケとは言えかなりの露出狂でもあり、『ドラゴンクエストビルダーズ2』では後半からほぼフンドシ姿で、『The Escapists 2』では脱獄前にほぼ必ず服を脱ぎ捨てて下着一丁姿になるなど肌をさらけ出す機会があればとことん(操作キャラの)服を脱ぎ捨てて行くため、健全な視聴者からは多少問題視されていたりする。
歌い手の湯毛、実況者のtowaco、フルコンと共に「チーム湯豆腐」や、同じく実況者のキヨ、レトルト、ガッチマンと「TOP4」としても活動中。
その際のイメージカラーは緑。
また、リアル友人で歌い手の内藤さんとニコニコにて、ラジオ動画「無回転」を投稿していた。
「是非何かの片手間に聴いていただきたいですね」とは本人談。
ニコニコ動画Zeroの新機能により、視聴ページからの音源ダウンロードが可能となっている。
歴史に弱く、徳川慶喜の慶喜を「けいき」と呼んだり(慶喜自身こう名乗っていた事もあるため一応正解と言えば正解)、「縄文時代と弥生時代、どちらが古いか」というクイズが出題された際にはなんの迷いもなくで弥生時代の方が古いと発言していた。
また、過去にデグーを飼っていたり現在もチンチラを飼っていたりとかなりの動物好きでもあり、実況内でも味方のキャラそっちのけでNPCの動物を守りに行ったりする光景がときたま見られる。素材集めのために鹿や牛などを狩らなければいけないような状況では、「心が痛むぜ」などと発言したりする(でも結局狩る)。
2024年現在、主に土曜日に単発・数回程度で終わる実況、木曜日にTOP4コラボ、それ以外の曜日でメイン(長期に渡る)実況の投稿を毎日17時丁度に行っている。また、火曜日にニコ生配信を行う。突発的休みのほか、決まった休みとしては、メイン実況の完結後の休暇及び年末年始。
(一部、ニコニコ大百科「牛沢」より引用)
ネーミングについて
- よく動画のタイトルが独特と言われる。しかしサムネは動画内の一部にタイトルとパート数を入れただけのものと非常にシンプル。動画内で起こったことに対して牛沢氏が口にしたことをタイトルにしたものが多い(ただしパート1や最終回、シナリオ上重要な部分についてはシリアスなタイトルになる)。
- この点については実況者仲間のキヨとレトルトが行っている「全身ラジオ」においてもネタにされている。(下記の動画の16:01~)
- ネーミングセンスに関してはゲーム内で何らかの名前(人物名、施設名など)を設定ゲームでも発揮される(絶体絶命都市シリーズなどが顕著)。『ゲーム発展国++』では自分でゲームを作る、すなわちゲームタイトルを設定するという仕様上、そのセンスが毎回発揮され、視聴者を笑いの渦に巻き込んだ(ちなみにゲームタイトルのほとんどは何かしらのパロディ)。
- さらに同実況はカイロソフトにも認知され、カイロソフトからカイロ君人形を送られた。さらに非売品のグッズまで送られている(リンクの3:38頃から)。
- また、概要欄はタイトルに紐づいたものとなっていることも多い。ここでふざけることも多く、例えば『大厄災【ゼルダ無双 厄災の黙示録】#13』という動画の概要欄は、『の彼女の連れ おいしいパスタ作ったお前』とどこかで聞いたようなものとなっている。
アイテム節約癖
上記のとおりゲームプレイに関しては独自の信条を持っている彼だが、その1つにフィールドに散らばる(無限湧きでない)アイテムは全て回収したがるというものがある。
このためRPG(特に、後で訪れることができない可能性が濃厚のマップ)では積極的に寄り道をし、取り残しのアイテムがないかどうか確認する。
中でも限られたアイテムでやりくりするのがゲームコンセプトであるバイオハザードシリーズの実況ではビビり癖と上記の収集癖が魔合体を起こしてしまい、アイテムを探すためにした寄り道でゾンビの襲撃に遭って回復薬をかえって消耗させたりショットガンの弾をケチったせいで一気にピンチになってしまったりなどと、本末転倒なプレイの数々で視聴者を爆笑させた。
こうした癖については本人も自覚があるようで、「こっちが正規ルートだな、じゃあこっち(正規ルートでない方の道)に先に行こう、アイテム回収しよう」「いちいちアイテム回収に時間がかかってすみません」「ケチってケチりまくって、余ったアイテムの山を見て「こんなに節約できた」と満足しちゃう人なんです」と発言したこともある。
牛沢語録
ファンの間で語り草となる名言・迷言をいくつか残している。
- 「来てますねぇ!」「ちょっと待ってくださいよぉ!」
ジェイソンなどのクリーチャーに不意に襲われた時の一言。
なぜか急に敬語になる。
さらに動揺すると「かあちゃ~ん、まだ死にたくねぇよぉ!」などと口走ることも。
- 「良かったぁ、マヌケで」
クリーチャーと遭遇するも、相手が気づかず通り過ぎた時によく発言する。
クリーチャーが近くにいても無害な場合は余裕の態度だが、数秒後に気づかれて一転してビビり出すことも多い。
一部ファンはこれを「イキりとビビりの反復横跳び」と呼ぶ。
- 「ハレンチ警察がジェイソンを取り締まるぜ!」
『Friday the 13th: The Game』においてケニー・リーデルの衣装を警察官風にして、さらにその色をピンクにした状態で放った言葉。
同台詞をそのままタイトルにした動画ではレトルトに「お前が取り締まられろよピンク野郎」と言われるが、以降の動画でもほぼ全員ピンクポリスにしたり自分以外の動画でもその恰好で参加している。
なお別の動画でも取り締まってやると意気込んでいたところジェイソンに掴まれ「あぁぁぁぁ取り締まられるぅ!」と言う事態になったこともある(その時はナイフを持っていたので助かった)。
- 「人間と生ゴミのハーフじゃん」
『バイオハザードRE:2』にてGウィルスによって異形化したウィリアム・バーキンを見て一言。
- 「これは「わからせる」必要があるな。セイッ! セイッ!」
地面に倒れたゾンビに対してナイフで追い討ちをかけながら。
このような使い方をするのでナイフを「わからせブレード」と呼ぶ時もある。
- 「俺は傘さすけど相沢はささないの?」
『絶体絶命都市』にて、そもそも傘を持っていないヒロインに対して発言。
以降の実況でも「俺は〇〇するけど××はしないの?」と言った台詞を言う。
なおGhost_of_Tsushimaでも石川先生に同様の台詞を言ったが直後に馬を呼んだため驚かれている。
そして、リアルでもずぶ濡れのキヨとレトルトに対して同じ発言をした。
- 「誉れ玉ァ!」
『Ghost of Tsushima』のとりもち玉のこと。
劇中では闇討ちをしたりこのような道具を使うことは武士の誉れに反すると言われることが度々あるのだが、そんなことは関係なく使う際の言葉。
ただし蒙古が爆発物を使うと「誉れのないヤツら」「姑息なことしやがる」と発言する。
また、同作のくないは「誉れカッター」、『ドラゴンクエストⅪ』でも見られたジャンプして着地する時に場所が変わるという昔のバラエティで見るような演出を「誉れワープ」と呼ぶ。
- 「桐生一馬かよ……」
『FINAL FANTASY Ⅶ REMAKE』にて、純金で作られた巨大なプレジデント神羅の像を見た際に発した一言。『龍が如く0』にて桐生が金にモノを言わせて自分の像を純金で作らせるイベントがありそれを連想した様子。
この後も「東城会四代目と同じセンス」「つまり神羅は指定暴力団」と発言している。
- 「何ちょっと面白くしてんだよ」「こいつ、面白ければいいと思ってんだから」
『ゲーム発展国++』にて、グラフィック・サウンド担当者が本来上げないはずのパラメータ「面白さ」を上昇させた時に。
冷たく突き放しているように見えるが実は褒めている。
同じくカイロソフトの『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』でも新メニューの仕上げでおいしさに偏るドラえもんにも似たような発言をしている。
- 「社運……かけちゃいましょう!」
ゲーム開発に会社の金を全てつぎ込む時に。
『ゲーム発展国++』序盤ではほぼ毎回これをやっていた。社員の胃が心配である。
- 「こんなもんお覚悟ですよ」
元は『ゼルダ無双 厄災の黙示録』にてインパが必殺技を放つときの台詞。
同作のキャラにおいてインパは序盤から使用可能であり、かつ分身によって素早くゲージを溜めることができるので重宝され、この語録も多用された。
しかしゲームが進むにつれてキャラが増加し、隠しキャラを除き各キャラ一度は使うという方針、ダルケルやシド、テバなどの(牛沢氏の基準で)使いやすいキャラを使うようになったため、インパを見る機会は減った。しかし最終回で再び起用、ゲージの溜まるスピードに再び驚いた。
なお同ゲーム上ではインパを選択しても他のキャラからの掛け合いがないため、英傑ハラスメントという言葉も生まれた。
- 「人殺しました、この人ぉーーっ!」
龍が如くシリーズの技(主にヒートアクション)の中でも、どう考えても即死、あるいは致命傷を与えたとしか思えない攻撃が繰り出された際に上がる絶叫。
詳細については「俺は誓って殺しはやってません」の記事を参照。
- 「お肌の角質落としていきますねー」
『龍が如く5』の桐生編でとあるヒートアクションを使った際の台詞。その内容は倒れた相手の頭を両手で押さえつけ、地面に擦り付けるというシリーズ史上屈指の凶悪さを感じるヒートアクション。技自体の威力も高く発動条件も難しくないため、お肌の角質を落とされワンキルされたチンピラは数知れず。コンクリートの地面だとより凶悪さが増す。
- 「この世の全てが手に入る」
『バイオハザードRE:4』などで、文字通りこの世の全てを手に入れるほどの財を手にしたときに飛び出すごきげんな台詞。価値の高いトレジャーを商人のおっちゃんに売りつけ、品のない笑いとともに言ったりする。
- 「味の分からねぇサル」
『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』にて、新メニューの試食会で低い評判を出したキャラクターに対しての台詞。
- 「お前船降りろ」
同じくドラえもんのどら焼き屋さん物語より。ドラえもん達メイン5人が思った成果を出せなかった時に言う。
元ネタはONEPIECEの言ってない台詞。
- 「ドラミぃ~。お兄ちゃんさぁ~…」
同じくドラえもんのどら焼き屋さん物語より。カイロソフト特有の「所持金が少なくなると一度だけお金をくれる」システムに味を占め、ドラミに何かをねだる時の台詞。
- 「廊下に立っとれ」
同じくドラえもんのどら焼き屋さん物語より。原作ドラえもんで先生がのび太によく言っていた台詞。牛沢はのび太に対して失敗しようが成功しようが発言する。