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概要

CV:中谷一博

龍が如く6』で表舞台から姿を消すことになった前作主人公・桐生一馬の後を継ぐ、シリーズの新・主人公。『龍が如くONLINE』で初登場。その後『龍が如く7』にて家庭用機で初登場する事になった。

東城会系荒川組若衆。神室町生まれ神室町育ちの40歳。
組長の荒川真澄をはじめ、気心の知れた相手からは「イチ」という愛称で呼ばれている。

なお『龍が如くONLINE』と『龍が如く7』は一部の設定以外はストーリーや時間軸が異なっており、一番の経歴なども若干異なっている。その為、以下の概要はそれらを分けて記述する。

容姿

髪はやや茶色混じりの黒髪で、カーリーパーマのボンバーヘッドが特徴の中年男性。
こうした奇抜な髪型になったのは後述する服役期間を経て出所した後であり、少年期、荒川組在籍時代は(2000年代初頭にして既に時代遅れ感はあるが)パンチパーマでありマトモな髪型であった(ただし『ONLINE』と『7』ではこうした過去の髪型も若干異なっている)。

『7』では極道に入った20代の頃はツーブロックのパンチパーマにしており、髪には強いこだわりがあった様子。序盤の戦闘を終えた際には弟分の安村光雄に対して怪我よりも髪が崩れていないかを確認する発言をしている。長い服役期間から出所後、再びパンチに戻そうとヘアサロンに入るが、担当した若い女性美容師がパンチの当て方を知らなかったため、現在のボンバーヘッドにされてしまい、非常に不服だった模様で、以降出会った人物達からは度々その特徴的な髪型を指して「モジャモジャ頭」と呼ばれたりなど何かとイジられる羽目になる。
曰く「パンチは俺のポリシー」らしいが、今の髪型が似合っていると褒められ「もう少し今の髪型でいるか」と思い直す場面も

服装はワインレッドのスーツと黒茶の革靴、白のYシャツで桐生の服装と色が反転した物になっている。また、首には金のネックレスを付けており、それを見せつけるようにワイシャツのボタンをはだけさせている。

背中に彫られた入れ墨は「龍魚(龍になりかけた昇り鯉)」であり、前主人公である桐生の「応龍」と、その兄弟分で中谷一博が当時担当したキャラクターでもあった錦山彰の「錦鯉」の両方の要素が盛り込まれている。ちなみに龍ではなく龍魚なのは龍を背負うには相応の格が必要であり、自分は到底そこに及んでいないからとのこと。
いつか自分が成り上がる事で龍魚を龍にならぶ存在として認知させるという密かな野望も持っている

人物

クールなイメージだった桐生とは対照的にフランクで明るく、喜怒哀楽が非常に激しい性格。
一方で義理人情に厚く、また一度心に決めたことはなんとしてもやり遂げるという一本気な側面も持つ。老若男女問わず、困ってる人を見捨てられない心優しい性分は、桐生はじめ歴代主人公たちと共通する。また、無口で口下手かつ要領が悪い桐生に対して、頭の回転が早く、ときには言葉のみでトラブルを解消することもある。特に、敵対する相手を舌戦で追い詰める場面をよく見せている。

刑務所に長らく収監されていたため、世俗には疎い部分があり、出所後に神室町に戻った際は、道行く人々が当然のように使用するスマートフォンや電子タバコを初めて見て戸惑う表情を浮かべていた。パソコンに関しては入所前から存在したはずだが、当時は縁がなかったのか(もしくは薄型軽量化で別物にみえたのか)出所後に初めて存在を知ったような言動をみせていた。

上述のような浦島太郎状態だったものの、物語が進むにつれて現代社会にも徐々に順応しており、スマートフォンの使い方を覚え、7では戦闘時に助っ人を(有償で)召喚する「デリバリーヘルプ」でも華麗なタッチパネルさばきを見せたり、イベントムービー中に留守電に自分の声を設定している描写があったりなど、しっかりと使いこなしていることが窺える。サブストーリーの中には「ソージー」なる機器の開発援助などを行い、また「ドラゴンカート」では自在にカートを操作している辺り、特に機器に関して苦手意識があるわけでもなく、寧ろ知識が乏しかっただけで元々そちらの才能があったようにも感じさせる(この辺りも桐生と共通している)。

極道として

物語スタート時点で「堂島の龍」という肩書きで知られ、極道界隈でも有名人であった桐生に対し、一番は飽くまで無名の末端ヤクザであり、尚且、家族のように慕っていた荒川組にも見捨てられ、頼るべき友人や仲間も居らず、帰るべき場所もアテもない、下っ端故金もコネもない、まさに「人生のドン底」と呼ぶべき状況から物語が開始される。
性格や境遇という意味でも、桐生とは全く対照的なキャラクターといえる。それ故に桐生ではシュールに映ったコミカルなパート(変なイベントに巻き込まれる、カラオケに行くなど)もピッタリハマる。
また、桐生は巻き込まれ、放っておくこともできずなし崩し的に、或いは無視を決め込んだが、別件で繋がってしまい…とサブイベントに関しては消極的な事が多い(勿論見過ごせない不義理の場合は自分から首を突っ込む)が、春日はシノギに影響を出す程のお人好しで義理人情の塊であるため、桐生なら首を突っ込まなかった様な頼まれ事やトラブルに自分から関わりにいくことが多い

ただし、風間新太郎に心酔している桐生同様、春日もまた荒川真澄に心底惚れ込んでおり、荒川を侮辱したり危害を加える者に対しては、普段の明るさが嘘のように激昂することもある(7の服役時代のエピソード、および終盤で顕著)。

趣向

7においては、幼少期に一世代前の『ドラゴンクエスト』シリーズをやり込んで育ったらしく(カラオケでその様子が描写されている)、常々人生をドラクエに例え、年甲斐もなく「勇者」というヒーロー像に憧れを抱くなど、強い影響を受けている模様。そのため「相手のターンを待たずに一方的に攻撃するのは卑怯」という心情があり、本作での戦闘はリアルタイムによるコマンドシステムを主体としたRPG形式のバトルアクションが導入されており、桐生が主人公だった前作シリーズとは一味違った戦闘が展開されている。アクションの演出も、古き良きファンタジーRPG作品を彷彿とさせる派手な演出が数多く見られる。(ずっと俺のターンが可能なゲーム等をプレイした時の反応が気になるところである。尤も、普通のプレイヤーでも大抵バランスブレイカーっぷりを考慮してその手の技は封印するが)

7の舞台である異人町では、ハローワークで様々な職業に転職し、それぞれの職業に因んだ戦術を体得していくという、上述のドラクエシリーズに例えるなら「ダーマ神殿」の転職システムを彷彿とさせる形で成長していくことになる。

なお、足立、ナンバとの3人パーティでの最初の戦闘以降、突如として敵が山のような大男や奇抜な出で立ちの変人に変貌したり、「デリバリーヘルプ」や、極技のハデハデな演出、カチコミの際に敵の本拠地上空に暗雲が立ち込める…などなど、これまでにはないファンタジックな演出が数多く登場しているが、実はこれら春日の妄想に依るところが大きく、こうした怪現象が実際に起こっているわけではない模様。そのため、戦闘・イベント中会話で春日がこうした(彼にしか見えない)変化を語りだした際は、仲間たちから「そういうことにしておこう」といった生暖かい対応をされている。

漫画も読んでいた様で、「長い刑務所暮らしの後、最終回が気になり立ち読みしたが、作者が休載しまくっていたせいかまだ続いていた」という話が出る為、その特徴と、2000年初頭に既に連載していた漫画ということから恐らくこの漫画のファンでもあるようだ

来歴

  • 龍が如くONLINE

1977年大晦日、無名の風俗嬢であった母の務める神室町のさびれたソープランドのマットの上で産まれる。
母親は子供に「一番」という名前を付けるととしばらくして失踪してしまい、当然父親も不明で、頼りのいなかった一番は、同ソープの店長や場末のスナックのママ、ぼったくりバーのキャッチ、前科持ちのホームレスたちに育てられて幼少期を過ごした。中学を卒業する頃には頼りであった養父の店長が他界し、貧困の為、高校には行かずアルバイトなどで生計を立てて暮らしていた。未成年でありながら、既に酒や女、賭博の味をしめ、金が尽きるとチンピラやヤンキーに喧嘩を吹っ掛けて金を巻き上げるという荒れた生活を送っていた。

しかしある日、評判の悪いヤクザの下っ端を病院送りにした報復として、そのヤクザの組に囚われてしまう。
彼らから想像を絶する拷問を受けて死の恐怖に怯えた一番は、とっさに自分は武闘派極道「荒川真澄」率いる荒川組の一員で手を出したら組が黙っていないと嘘をついてしまう。だが、荒川と敵対していたそのヤクザ達は逆に彼を呼び出しその真意を確認しようとし、荒川もこれに応じ、一人で一番やヤクザたちの元を訪れる。

会った事もないヤクザの名を口走った事に後悔し死を覚悟した一番だったが、荒川は一番を本当に自身の部下の様に接し、自らそのケジメとして、その場で指を詰めて彼を救った。ここまでして荒川が一番を救った理由は、彼の為ではなく「荒川組の看板を傷つけないため」であった(他にも「こんな自分のことを知ってくれてたガキの前でカッコつけたかったのかも」とも言っている)が、見ず知らずの自分を救ってくれた荒川に男惚れした一番は翌日、周囲の反対をよそに荒川組の門を叩いた。

はじめこそ、荒川や組員から相手にもされず追い出されてしまうが、なおも一番は組に入れてほしいと毎日事務所の門の前に立ち続け、100日にも及ぶ懇願が実を結び、ついに憧れの荒川と親子盃を交わし、荒川組の組員に加わった。親を知らぬ一番は、以降は荒川を実の父のように慕って邁進し、荒川たちも彼を「イチ」と呼び、親密な関係を築いていった。

そんな生活が続いた数年後の2000年12月31日。
一番は荒川から呼び出され、同じ組の若頭の「沢城丈」が犯した殺人の罪を被ってほしいと懇願される。一番も、かつて組長から受けた大恩をようやく返せると喜んでそれを引き受け、翌日の2001年1月1日に神室署に出頭する。服役中も組長から何度も手紙を送られており、いつか仲間たちが暖かく迎え入れてくれることを信じ、その長い服役期間を耐え忍んだ。

そして17年後、ようやく釈放され故郷である神室町へと戻ってくる。
だがそこで彼を待っていたのは、激変した街と落ちぶれた過去の仲間たち。そして、信じがたい「裏切り」の事実だった…。

  • 龍が如く7 光と闇の行方
物語の改変もあり、一番の経歴も『ONLINE』から一部変更されている。
まず幼少期については、第一作目『龍が如く』にも登場する高級ソープ「桃源郷」で1978年元日に産まれ、店長である春日次郎が養父として一番を育てたことになっている。少年時代はソープの事務所で数世代前のドラクエシリーズを遊んで過ごし、勇者への憧れを強めていたという。

また、荒川組在籍中は若衆(新米組員の面倒見役)を務める傍ら、真澄の一人息子で奇しくも一番と同年同日に産まれた荒川真斗の世話役も任されていた。

服役についても、一番は真澄から身代わりを頼まれたのは2001年元日で、その日の内に警察に出頭している。当初は懲役15年の判決を言い渡されていたが、服役中に先輩囚人に目をつけられた際、彼らが敬愛する真澄のことを侮辱する発言を受けて傷害事件を起こし、刑期が3年も伸びてしまった。当初出所する予定だった15年目には真澄から手紙が送られており、再会が遠のいたことへの心痛を伝えられ涙する場面もあった。

活躍

2016年、桐生一馬という犠牲の末、東城会は広島の陽銘連合会と盃を交わし「尾道の秘密」と「澤村ハルト」に関する一連の騒動に終止符を打つ。トップである堂島大吾真島吾朗冴島大河らは東城会の立て直しを図り、一時は中国マフィアが流れ込んだ神室町もこれまで通り東城会が支配し続けていた。

しかし、2019年(ONLINEでは2018年)。関西の敵対組織「近江連合」と警察の共謀によりその支配は取って代わられてしまう。警察と近江連合によって「表」と「裏」両方の世界が徹底管理された神室町はかつての熱を失い、緩やかな死へと向かい始めていた。
そんな中、一番は長年の刑期を終え、ついに出所の時を迎える。

以下からONLINEと7でストーリーが明確に分岐する。

龍が如くONLINE

  • 第一部

出所時の出迎えが無い事に疑問を感じながらも、万感の思いで神室町に帰還するが、年月や近江の支配により、懐かしの店は潰れ、親しかった住民達の姿は消えていた。
困惑する一番の前に一人の男が現れる。男の名は北村義一。若き日の一番を何度か捕まえた事がある捜査一課の刑事だった。北村は一番に会わせたい男がいると語るが、一番はそれを無視し、荒川組事務所へと帰りを急ぐ。しかしそこもものぬけの殻となっており、一番は東城会と神室町の現状を知るべく、追いついた北村に従い、ある場所へと連れて行かれる。

そこには巨大スクリーンがあり、謎の男が写し出される。"X"を名乗る男は一番に荒川の殺害を依頼する。当然それを断る一番だったが、Xや北村から荒川が神室町と東城会を近江に売った張本人で、現在の神室町の支配者である事を聞き、Xの暗殺依頼の狙いは近江を神室町から追い出す事だと知る。

真相を確かめる為、荒川に会うべく一番は現在の荒川組の事務所を調べ上げ、ミレニアムタワーへと向かい、待ち構えていた沢城率いる近江の組員を倒していき、遂に荒川と再会する。
荒川との再会に喜ぶ一番だが、荒川はそうでもなく一番に用済みだと伝え、笑みを浮かべながら銃を発砲する。撃たれた一番は倒れ込み、走馬灯の様に、かつて荒川が言った『ヤクザが笑うのは本当にヤバい時だけ』という言葉を思い出す。

三週間後、一番は病院のベットの上で目を覚ます。至近距離で撃たれながら何故か急所が外れていたのと、Xが事態を予測し救急車を手配してくれていたお陰で助かったのであった。
Xに恩義を感じる一番だったが、同時に発砲前に浮かべた笑みと急所を外した点から荒川が自らに助けを求めていると予想し、Xの神室町から近江を追い出す作戦に乗る中で、荒川と再会し彼を救う事を決意。

現在、神室町を支配しているのは荒川の傘下の「近江四天王」と呼ばれる四つの組で一番はこれらを潰すべく仲間を集める。そして北村を始め、ある男の意思を継ぎ神室町を取り戻そうとする街金融社長・秋山駿、かつて一番が通っていたスナックのママの孫・瀬戸真弓、一番が荒川組に属していた頃の弟分・安村光雄、神室町の半グレのトップ・辻 隼人らと力を合わせ、近江四天王に立ち向かっていく。

修行や仲間割れを経て一番達はより成長し、近江四天王を続々撃破する。そして遂に四天王最後の1人で、かねてより因縁のある荒川組若頭の沢城丈に辿り着き、「本物の龍」の名を掛け最後の一騎打ちに挑み、死闘の末に勝利した。後日一番が病院で目を覚ますと、携帯に一本の電話が入る。

「俺に用があるんだってな。……なら、蒼天堀に来い。全部、終わりにしようじゃないか。……イチ。」
それは一番が救おうとしている荒川からの電話だった……。

  • 第二部 黄龍放浪記
1999年を舞台に郷田龍司を主役とする第二部。第四章より登場。
東城会本家より荒川組に課された龍司とハン・ジュンギの暗殺の仕事を荒川に任される。
二代目代行の二井原の命により、出所してきた元堂島組の久瀬大作とペアを組み、福岡に滞在していた2人を襲った。

相変わらず武闘派の久瀬を鎮めながらも、当時の一番も「殺しの荒川組」の一員であった為、敵には容赦が無く、ジングウォン派の意向でそれまで行動を共にしていた龍司を裏切って殺害する事を躊躇していたハンから拳銃を奪い取り、龍司に向けて発砲し、彼を海へと沈めた。

………というのは見せかけで、実は龍司を殺したと見せかけて匿っていた(その理由は龍司がハンを庇ったのを見て、悪い奴ではないと考えたため。ちなみに、銃を使うのは初めてだったため、龍司が生き延びられるのかは殆ど運任せだった)。
龍司が蒼天堀に向かった後は、彼の助っ人として参戦した。事件終結後は、殺しは行っていないが荒川から「殺しの荒川組」として認められる。


龍が如く7 光と闇の行方

  • 荒川真澄の裏切り

出所した一番は早々に、彼が出てくるのを待ち伏せていた警察官の足立宏一に呼び止められる。自身の経歴を洗いざらい話してみせる足立を警戒して距離を置きつつ、ヘアサロンで髪を整え(春日本人はパンチパーマを所望していたものの、ヘアアーティストがパンチパーマを知らなかった為ボンバーヘッドになってしまった)、一番が被った殺人事件で犠牲になったヤクザの墓参りを行うが、なおもしつこく足立に付きまとわれることになる。丁度そのとき、近江の幹部の墓参りに向かう荒川の姿を確認し、一番は再会を喜び声をかけるが、荒川はまるで気付かぬ素振りでそのまま目的の墓へ向かってしまい、取り巻きのヤクザや足立からも制されてしまう。

その後、足立から現在の神室町と東城会の悲惨な状況を作り出したのが荒川であり、その褒美として荒川が近江のナンバー2になった事を知らされる。当然、荒川を信望する一番にはそんな話は信じられず、そのまま神奈川へ向かおうとする足立の車から降りると、一人荒川組の事務所を目指した。18年振りに戻った神室町は、一番の知る面影をまるで残しておらず、出生の地である桃源郷も、当時の荒川組事務所も、現在はもぬけの殻となっており、昔から世話になっていた知人達も長い月日の中で故郷に帰ったり、ライフスタイルを改めたりと面影を残しておらず、自分だけが取り残されている思いを強くする。
同時に、"近江連合"荒川組構成員とのいざこざで、先程の話が真実だと痛感した一番は、再び一番を追って現れた足立の言葉に折れ、現在、警視総監を務める堀之内の鼻を明かすため荒川を探っている彼と協力関係を結ぶ。

その後、町内の高級中華料理店「平安樓」に荒川が出向いている話を知った二人は店に侵入し、近江連合組員やかつての兄貴分・沢城の妨害を撥ね退け、なんとか荒川の元へとたどり着いたが、それを出迎えたのは自身に銃口を向ける荒川の姿だった。実の父のように敬愛した荒川からの無情の銃弾で胸を射抜かれた一番は生死の狭間をさまよった。

  • ホームレスとして異人町へ
なんとか意識を取り戻した一番だったが、神室町から遠く離れた横浜のホームレス街「伊勢佐木異人町」に打ち捨てられていた。信頼した荒川に裏切られ、18年を無駄にし、帰る場所も何もかもを失った一番だったが、捨てられた自分の命を救ってくれたホームレス・ナンバや足立、伊勢佐木異人町で働くキャバ嬢・向田紗栄子と協力し、このドン底から成りあがることを決意する。

また、こうした仲間たちとの邂逅と同じく、横浜を牛耳る極道・マフィアの三大派閥、通称「異人三」とそれぞれ対立していたが、紗栄子との出会いのキッカケにもなった4人の共通の知人・野々宮の変死の捜査に乗り出した末に、この三派閥がせめぎ合うことで形成されていた“肉の壁”というパワーバランス、その裏で三者が結託して長年隠し通してきた偽札製造業などを各組織代表の三名から明かされる。

更には、異人三の一つである中国系組織「横浜流氓」の重役で、今回、組織の方針を無視した独断で野々宮殺害に動いた馬淵の背後に、近江連合とNPO法人「プリーチジャパン」の暗躍があることが浮き彫りとなっていく。そして、馬淵を追って潜入したブリーチジャパン横浜支部に飾られた新聞記事をみた一番は、その発足人の一人で現在の東京都知事でもある青木遼が、出所時に「病死した」と伝えられていた荒川真斗であることを知る。

  • 青木遼こと荒川真斗との対立
実は真斗は、表向きは死亡したことにした上で新たに青木遼という別人の戸籍を入手し、海外の病院で胚移植手術を受けて長年悩まされてきた障害を克服していた。しかし、「ヤクザの息子」というレッテルに苦悩してきたコンプレックスの反動から「ヤクザを利用して表の世界で成り上がる」という野心に駆られ、アメリカの大学卒業し、帰国後はブリーチジャパンを立ち上げて政治活動家として活動。耳当りの良い主張の裏で近江と繋がり、邪魔者を封殺しながら知名度を上げ、ついには政界へと進出した。

その後、「神室町3K作戦」という政策を完遂するため、父・荒川に東城会の内部情報を渡すよう要求。結果、荒川の提供した情報により的確に東城会のライフラインが摘発され、会長を含む大幹部は神室町から失踪し、事実上の消滅、近江連合の流入こそ許したものの、入り込んで日が浅いためか長年根を深く張っていた東城会程の勢いはなかったため、真斗こと青木はその功績から「やり手の若き政治家」として支持を集め、都知事として大成した。そして今回、新たな躍進の足掛かりとして今度は横浜の違法入国者たちを退去に追い込み、自身の傘下であるブリーチジャパンから議員を排出しようと目論み、馬淵を使って異人三のパワーバランスを崩そうとけしかけていた。

口実をつけて直接再会した真斗から、上述のようなこれまでの事情を明かされた上で、今回の件から手を引くように要求された一番だが、ホームレス生活や異人三との接点から知った、自身のような行き場のない者たちの「最後の受け皿」となっている異人町を守ること、また味方であっても不要ならば容赦なく粛清する真斗の現状を「兄弟」として見過ごせず、以後対立を激化させていくことになる。
以降の端末は青木遼の記事で詳しく語られている。

龍が如く8(仮題)

2024年に発売予定のナンバリング最新作。
当初から「春日一番のその後を描く」と謳われていたが、本作では桐生一馬とのダブル主人公となることが後に発表され、2022年公開のPVでは、老いて新ビジュアルとなった(というか今までが変わらなさ過ぎた)桐生と並んで神室町のいつもの通りの奥から現れるシーンが描かれた。また、前作では共闘・対戦こそすれ正体を語らぬまま別れた両者であったが、PV内では春日が「桐生さん」と呼んでおり、より密接な関係になったようにも受け取れるが…

龍が如く維新!極

幕末が舞台の外伝タイトル『龍が如く維新!』のリメイク作。
本作ではリメイク前作品からキャスティングが一部変更され、『7』からも足立、真斗、馬淵などが新たな配役で登場することが公表されている一方、春日については特に触れられていなかった。後に更新された情報によると、新撰組一般隊士「春日一之丞(かすが いちのじょう)」として、スキル編成で使用する隊士カードとして実装される模様。

なお、中谷氏が演じる岡田以蔵(錦山)は続投。

戦闘スタイル

龍が如く7

専用ジョブ:勇者、フリーター
本人が好きなドラクエで言う『勇者』ポジションのキャラクター。
具体的に言うと体力・攻撃力・スピードのバランスがよく、これといった弱点がない。
代わりに、仲間たちのように無二の個性(状態異常耐性など)を持っているわけでもない。
(とは言え、勉強やコミュを経て人間力を高め、様々な耐性を得てカバーすることは可能である。要はプレイヤーの努力次第)
また、札束ビンタやサテライトレーザー等強力な固有技を全ジョブで使用できるのも特徴、しかしその分MP消費が重いので考えなしの使用は御法度

勇者

ナンバの発破によって「勇者になりたい」という幼い頃の夢を再び志し、その後街中でまさに某ゲームに出てくる勇者の剣のように真っ直ぐ地面に突き刺さっていたバットを引き抜いたことにより得たジョブ。
バットや鉄パイプといった長柄の武器を装備する、という、元ネタを強く意識した戦闘スタイルになる。
単体攻撃と範囲攻撃が揃っており、仲間全体の回復や号令で攻撃力を上げてサポートもすることができる。
因みに、真島の兄さんが使っていた『バットヌンチャク戦法』を春日も使う。

フリーター(荒川組組員→見習いホームレス→フリーターと名前が変化する)

こちらはステゴロの喧嘩殺法(プロレス技や環境利用)をメインとしたスタイル。前作主人公に近いともいえる。
仲間のサポートもできる勇者と違い、スウェイ&チャージという唯一のバフ技を除き全て攻撃技で、上がるステータスも攻撃と俊敏性のみ、しかし武器は素手(武器による攻撃力補正0なので男女全ジョブ中最低の攻撃力)という極端なスタイルでありハッキリ言って強みが全くない、強いて言うなら高会心技(はぐれメタ…もといはぐれホームレス狩りに使える)があることくらいか
因みに前作までのヒートアクション技の一部は「路上凶器の極み」としてこちらに纏められている。
ラストバトルではこれに固定されるが、その戦闘ではそれまで一切育てていなくても全ての技が解放されている上、そもそもラスボスが途轍もなく弱いため普通にやっていれば負ける方が大変である

余談

声優について

一番の声を務める中谷一博は同シリーズの桐生一馬の兄弟分「錦山彰」の声を務めている。
過去の出演者が別役で登場するという例はシリーズ内では珍しくない話ではあるが、一番に関してはオファーではなくオーディションで決定していたことが『新・龍が如くプロジェクト』発表後のインタビューにて制作陣から明かされた。

一番は当初名前やビジュアルのほうが先に決まり、その上でスタッフ間でも声のイメージで意見が飛び交うほど難航したため、大規模なオーディションを実施していたとのこと。そして最終選考時の中谷氏による錦とはまた違う演技とアドリブから伝わる作品愛が監督たちの心を捉えたとのこと。

龍が如く8では春日と桐生が組んで事にあたる事が示唆されており、0以来のコンビ復活と話題になった

名前について

春日一番(かすが いちばん)というキャラクター名については、TGS2017のセガゲームスブースでのトークショーによると、「世界でも通じる名前」として“一番”という名のほうが先に決まり、同時に「不幸な生い立ちを持つ主人公にせめてめでたい名前を付けてやりたい」という気持ちを込めて“春日”という性を付けたことが語られている。

ゲーム内での経緯としては、『ONLINE』では名の「一番」はソープ嬢だった母親が名付け、その後、養父として引き取ったソープランドの店長から性をもらったことになっている。『7』では母が名付け親という設定は触れられておらず、店長の春日次郎が自身の名前(次(=2)郎)や一番自身の誕生日(1月1日)に因んで名付けたものと思われる。

また、『7』の主題歌「一番歌」の中には「カスが一番取る下剋上」という歌詞があるが、一番自身は実際、ソープ生まれという経緯から幼少期より周囲より「カス」と蔑まれており、恐らくこの点もかけたネーミングと思われる。

その特徴的な名前故か、序盤に偽名と間違われ、それ以後「偽名じゃなくて本名」と良く言うようになる。また作中では会う人物によって姓か名かで呼び方が分かれることが多く、大抵は「春日」、「春日さん」、特に名前呼びについては荒川組の上役たちからの「イチ」、紗栄子からの「イっちゃん」などの愛称を付けられることもある。

ドラクエについて

『7』では一番をはじめ、彼の趣向を理解する面々から『ドラゴンクエスト』にまつわる単語(「パーティー」「勇者」「薬草」など)がたびたび飛び出している。とくに一番については、物語中盤で既に世間では死人扱いされている伝説の極道に打ちのめされ昏睡した際にドラゴン退治をする夢を見ておなじみのレベルアップ音まで口ずさんでいる。そのため、一番が主人公の『龍が如く』のタイトルには「どん底から龍のように成り上がる」ことと「ドラクエ主人公のように人生を渡る」という意味合いをかけているとおもわれる。

なお、ここまで他社のゲームのネタが多分に含まれているが、制作陣によるとドラクエの生みの親である堀井雄二氏には承諾を得ているとのこと。また余談ではあるが、『7』の物語が開始される2000年12月31日時点でのドラクエシリーズ最新タイトルは、奇しくも本作とナンバリングが同じ『ドラゴンクエストⅦ』だったりする。

関連イラスト

春日一番
龍如詰め④



関連タグ

龍が如く 主人公
東城会 極道 ヤクザ ホームレス 勇者
ドラゴンクエスト

秋山駿…春日同様一度どん底を味わった主人公その①にして、元祖ワインレッドスーツの主人公。ただしコチラはストライプ入りでワイシャツは黒。また、本編外ではあるがホームレス生活の経験者で、サブストーリーで一番製菓社長となった春日同様、コチラも金融会社スカイファイナンスの社長として成り上がった人物でもある。
品田辰雄…春日同様一度どん底を味わった主人公その②にして、バットに深い縁がある主人公。ただし、バットを得意武器にしている春日に対し、品田は元野球選手のポリシーからバットを一切武器にしない。
海藤正治…番外タイトル『ジャッジアイズ』シリーズに登場するキャラクター。春日と同じく東城会系三次団体に在籍した過去を持つ元・極道であり、続編『ロストジャッジメント』のDLCシナリオ『海藤正治の事件簿』にて主人公を務めた。ときに乱暴かつ横柄な態度になることもあるが、面倒見と気風の良さや、何処かヌケた茶目っ気のある人柄、また組員たちとの関係性(敬愛する組長敵対する若頭愛着ある弟分)など似通った部分が多い。…ついでに言えば、片や「モジャモジャ頭」、片や「ゴリラ」と、周囲から外見でイジられる点でも似ているかもしれない。
勇者(ドラゴンクエストⅣ)…名実ともに正真正銘の「勇者」で、自身の出自を知らぬまま養父(+養母)に育てられ、襲撃によって故郷を失い天涯孤独の身となるなど境遇が似ている。また2種類選べる姿のひとつが春日寄りの個性的な髪型をしている。
ネス(MOTHER2)…舞台が現代社会(こちらは90年代のアメリカをモデルにした完全に架空世界)、武器がバット、因縁の深い幼馴染と、何かしら共通点があるRPG主人公。

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