CV:西村知道
概要
『JUDGE EYES』に登場する関東最大の極道組織「東城会」の三次団体「松金組」組長。
古き良き極道らしく任侠に溢れた男だが、現在は組の稼ぎ頭である羽村京平に実権を奪われ、半ば隠居状態となっている。
日侠連総裁だった入江曰く、「稼ぎが苦手な昔ながらの極道」だったとのこと。
主人公・八神隆之にとっては、弁護士時代にお世話になっていた「源田法律事務所」所長・源田龍造と同じく「親父」と呼べる存在で、両親を亡くし荒れていた八神に対し、夜学の学費を支払い、タニマチとして彼が弁護士になるまで支援しており、かつて松金組に在籍していた海藤正治と同じく、父親代わりとして息子同然に可愛がっていた。そのため、20年以上経った今でも二人からは深く尊敬されている。
また、源田とは40年来の親友で、弁護士となった八神を面倒を見るよう彼に頼み込んでいた。
余談
八神や源田のような実在人物のモデルが発表されているキャラクターではないが、プレイヤーの中には俳優の前田吟をイメージする者もいる様子。
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※以下、ネタバレ注意
Chapter11において、八神と共に、モグラと共謀していた羽村を拘束し、共礼会のアジトであるキャバレー「本丸園」に連れて行く。
観念した羽村の証言を八神や共礼会若頭・塩屋聡と共に聞いていたが、松金組の組員が羽村を救出しようと、本丸園に放火。
さらに、共礼会の村瀬に爆弾を巻き付け、爆破させた。
松金は組員に対し、「ウチの組はいつからこんなに武闘派になったんだ」と困惑していた。
この脱出の際、八神は戦闘においては松金の体力が減らないよう注意する必要がある。
なんとか包囲網は潜り抜けるも、羽村を始末しに来たモグラが現れるが、とっさに羽村を庇い、その凶弾に倒れる。火事で建物が崩壊したこともあり、モグラも退却した。
死の間際、羽村ばかりに汚れ仕事をさせてしまったことを謝罪し、息を引き取った。
あくまでも親と組のために動いていた羽村は、モグラと手を切ることを決意し、モグラの正体を八神に伝え、逃亡した。
八神も、第二の親を殺した敵として、モグラへの借りを返すことを決意した。
死後、東城会本家で葬儀が行われるも、無名の三次団体の組長ということもあってか参列者は松金組の組員以外では八神・源田などごく僅かであり、逃亡中の羽村も顔を出さなかった。
組長・若頭共に不在となったので、松金組は事実上解散状態となってしまった。
続編の『ロストジャッジメント』では埋葬され、八神や海藤等は定期的に墓参りに行っているとのこと。
なお、東城会が解散したため、松金組も完全に消滅した。