概要
『JUDGE EYES』に登場する関西系の極道組織。
組織の後ろ盾である大手ゼネコン「梶平グループ」の会長・梶平茂の協力で、東城会が跋扈する神室町に進出しており、松金貢率いる松金組とは特に犬猿の仲。また、神室町では「KJアート」をアジトとしており受付嬢も雇用している。その代紋は三つ盛り亀甲を基調とした枠に「共礼会」と書かれたシンプルなもので組織の正式名称は「関西共礼会」。
同じ関西には、東城会と敵対する巨大極道組織「近江連合」が存在するが、この共礼会が近江の系列なのか、もしくは独立した組織なのかは不明。
構成員
- 古葉
会長。神室町進出を後述の塩屋、村瀬らに任せ自身は関西に留まっているため本編中に姿を現さない。本編終盤、モグラ騒動の激化に伴う組員の死亡について梶平へ詰問していたことが梶平より明かされる。
若頭。生粋の武闘派極道で次期会長の最有力候補としてその名が挙がるほどの実力者。本編中盤より関西から派遣され、八神隆之を幾度となく阻む。
戦闘の際には『龍が如く0』の阿波野大樹に近い戦闘スタイルで襲い掛かり、八神の攻撃を見切りカウンターをとるなど若頭の名に恥じない強さを誇る。
- 村瀬晃
若頭補佐。本編序盤より登場し、プレーヤーが最初に戦うボス。松金組若頭・羽村京平のアリバイ捜しに潜入した八神に襲い掛かったことで因縁が始まった。
戦闘の際は素手・日本刀で襲い掛かり素手では『龍が如く5』の渡瀬勝と本作のチンピラを合わせたようなスタイルで襲い掛かり、日本刀では『龍が如く極』の嶋野太の剣術に蹴り技を加えたスタイル。
- 久米敏郎
構成員。敵対する羽村との口論をきっかけにアムールでリンチを受け死亡。遺体は両眼球を抉り取られており、彼の遺体発見から本編が開始する。
- 真柴健吉
構成員。本編開始より四か月ほどに神室町ピンク通りにて殺害され、その遺体からは両眼球が持ち出されていた。モグラ事件の最初の被害者。
- 国村康夫
構成員。上述の真柴に次いで本編開始以前に神室町天下一通りで殺害される。モグラ事件の二人目の被害者。
- 大森
構成員。本編1章にてエアコン修理業者に扮した八神を案内する。
- 大崎
構成員。本編1章にてエアコン修理業者に扮した八神の行動に不信感を示し上述の大森らと共に戦闘(戦闘前に彼との問答があり、ここで『別業者を装う』を選択した場合戦闘が回避できる)。
- 堀
構成員。本編1章にてKJアートに再潜入した八神と武器運搬中に衝突、そのまま戦闘に。
戦闘の際は『龍が如く3』の島袋力也に近い戦闘スタイルで襲い掛かる。
- 小野寺
構成員。本編1章にてKJアート奥部へ侵入した八神を止めるべく他の構成員と共に襲い掛かる。
戦闘では『龍が如く維新!』の桂小五郎に近い剣術で襲い掛かる。
- 宮下
構成員。本編6章にて真冬誘拐の命令を受け八神と衝突。
戦闘の際には『龍が如く3』のアンドレ・リチャードソンに似た戦闘スタイルで襲い掛かる。
- 堤
共礼会構成員。本編6章にて共礼会のアジト:「本丸園」へ突入した八神一行を迎え撃つ。組員をステージの上で躍らせているところへ八神が突入したために杉浦文也に「緊張感が無い」と評されている。
戦闘では『龍が如く3』の島袋力也に近い戦闘スタイルで襲い掛かる。
- 原
共礼会構成員。本編6章にて八神を迎え撃つ。
戦闘の際には『龍が如く極2』の飯渕圭に近いピストルと体術を活かした戦闘スタイルで襲い掛かる。
関係者
- 梶平茂
社員一万人を束ねる大手ゼネコン「梶平グループ」の会長。高齢に伴う老衰のため常に車椅子を使用しており、そのありあまる財力を利用して共礼会を私兵として操る。モグラ事件の騒動で死亡した研究員・端木の真相解明を八神に依頼し、見返りとして彼を共礼会預かりの身とした。