概要
正式名称は『龍が如く5 夢、叶えし者』。
2012年12月6日にセガから発売されたPS3専用ソフト。
前作『龍が如く4』からの約2年ぶりとなる正統続編で、本作ではゲーム設定やグラフィックを一からやり直して制作している。なお今作のようなグラフィックはPS3ソフトとしてはシリーズ最後の作品となる『極』まで持ち越されることになる。
本作最大の特徴は日本の五大都市(福岡、大阪、名古屋、札幌、東京)がまとめて登場すること。これはシリーズ最多である。
余談だが、本来は公式サイトで東京除く4都市を投票で決める予定だったが、結局は全て収録される運びとなった。
楽曲担当は、ロックミュージシャン「氷室京介」。
その後、2019年1月17日に本作のリマスター版がPS4用ソフトとして発売された。変更点は後述。
登場人物
※一部キャラクターのみ表記
主人公
桐生一馬(CV:黒田崇矢)
かつて「堂島の龍」の名で恐れられていた伝説の極道で、元東城会四代目会長。
今作では、自身が営んでいた児童養護施設「アサガオ」を離れ、福岡・永洲街にてタクシードライバーとして働いている。
冴島大河(CV:小山力也)
東城会直系「冴島組」組長で、かつて冤罪で四半世紀服役していた死刑囚だった。
今作では、過去の行いを清算し、そして東城会をもう一度強くするため、北海道・網走刑務所で服役する。
秋山駿(CV:山寺宏一)
東京・神室町の天下一通りに店を構える消費者金融「スカイファイナンス」を経営する社長。
今作では、事業拡大として大阪・蒼天堀で新たに支店をオープンさせる。
品田辰雄(CV:森川智之)
かつて「名古屋ワイバーンズ」という球団に所属していたが、野球賭博の濡れ衣を着せられ球界を永久追放されてしまった元プロ野球選手。
現在は名古屋・錦栄町にて、しがない風俗ライターとして貧しい生活を送っている。
澤村遥(CV:釘宮理恵)
桐生が最も大切にしてきた娘のような存在で、彼の幼馴染・澤村由美の忘れ形見。
今作では、桐生と同じく「アサガオ」を離れ、蒼天堀にてアイドルとして活動している。
主要人物
渡瀬勝(CV:西凛太朗)
七代目近江連合若頭及び直参「渡瀬組」組長で、かの郷田龍司を超える近江の跡目として注目されている武闘派極道。
勝矢直樹(CV:吹越満)
近江連合本部長及び直参「逢坂興業」会長で、「大阪芸能」という芸能事務所の社長という一面も持っているやり手の極道。
モデリングされたキャラクターの一人。
青山稔(CV:堀内賢雄)
東城会本部長兼会長秘書及び直系「青山組」組長。近江連合の渡瀬とは、代紋違いの兄弟分。
芹沢和彦(CV:奥田瑛二)
大阪府警の刑事を名乗る謎の人物で、事あるごとに桐生に接触してくるが…
モデリングされたキャラクターの一人。
朴美麗(CV:朴璐美)
遥が所属する芸能事務所「ダイナチェア」の社長で元アイドル。遥の秘めた才覚を見抜き、彼女を一人前のアイドルにするため、日々鍛えている。
馬場茂樹(CV:大東駿介)
網走刑務所で冴島と同部屋となった囚人。曰く組時代の兄弟のために殺人を犯したらしいが…
モデリングされたキャラクターの一人。
森永悠(CV:東地宏樹)
東城会会長護衛役で、作中で行方不明となった堂島大吾の居場所を捜索しており、最後に大吾を客として乗せた桐生に接触する。
相沢聖人(CV:安元洋貴)
森永と同じく会長護衛役で、彼とコンビを組んで行動を共にする。
PS4版の変更点
PS4にリマスターされるにあたって、以下の変更点があるが、古いゲームエンジンを使用していた『3』『4』よりは少ない。
- 画質が上昇
- パッケージカラーの変更
作品の前後
作品制作上の前後
←クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編
龍が如く5 夢、叶えし者
龍が如く維新!→
物語時系列上の前後
←龍が如く4 伝説を継ぐもの
←龍が如く OF THE END
←クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編
龍が如く5 夢、叶えし者
龍が如く6 命の詩。→