概要
セガから発売のゲーム『龍が如く』シリーズと、その派生作品である『クロヒョウ』『JUDGE EYES』などに登場する、概ね物語の主要舞台となる地で、新宿にある東京最大の歓楽街である。バブル期には「東洋一の大歓楽街」とまで称された一大街区であった。
モデルは東京都新宿区の歓楽街である歌舞伎町で、名前の由来は恐らく「歌舞伎(かぶき)」と似た語感の「禿(かむろ)」の同音異義語。禿はハゲという意味ではなく、おかっぱのような子供の髪型を指す。遊郭においては身売りした童女に幼い頃から下積みとして給仕や身の回りのお世話等をやらせていた事から、「まだ客を取れない見習い」を禿と呼ぶ。ちなみに「神室町」という地名は岐阜県岐阜市に実在する。
現総合監督・横山昌義氏によれば、『1』の開発当初は現実世界と同じ「歌舞伎町」として台詞やテキストも作られていたが、新宿区が「歌舞伎町」の名称を使用する事に難色を示したため、収録済みの台詞を録り直す必要に迫られ、既に製作済みだったキャラクターの口の動きに違和感なくはまる語感として「かむろ」が選ばれたとのこと。
およそ400m四方の敷地に数多くの飲食店や遊戯場、キャバクラ、ソープランドやヘルスなどの風俗店、果ては一般的には知られてないが非合法な賭場(カジノ)や地下闘技場までが存在する。
レジャーに富んだ活気あふれる街並みとは裏腹に、作中の巨大極道組織「東城会」を始め、国内外(主にアジア系)犯罪組織の温床と化しているため、基本的に治安は非常に悪く、90年代までの歌舞伎町のイメージを具現化したような修羅の国。当然、上述された施設の中にはこうした組織の「シノギ(所謂組織の収入源)」となっている店も多い。
街中にはヤクザやギャングは当然ながら、素行の悪いホストやチンピラ等もひしめいており、主人公達に容赦なく喧嘩を吹っかけてくる(そして大概逆にボコボコにされ金品を相手に差し出す事になる)。実際の歌舞伎町も決して治安がいいとは言えないエリアだが、ここまでではない。そればかりか、ヤクザが大人数で街を支配しようと押し寄せてきたり、突如街中でゾンビが大量発生して街が壊滅寸前にまで追い込まれた事すらあるなど、超カオスなエリア。
だが、そんな神室町に軒を連ねる店はどこも商魂逞しく、どんな異常事態が起こっても、多くの店舗が何事も無い様に通常営業する。それどころか、街中で喧嘩(それこそドスやハジキが飛び交うような流血沙汰)が起こっても、周りを囲んでやんややんやと煽り立てる住民ばかり。最近ではこうした諍いに加勢しようとする者まで現れるなど、ヤクザがヤクザならカタギもカタギである。恐らく、お隣渋谷が超常現象のせいで立ち入り禁止になった際も平常運転だったと思われる。某秘密結社の総帥に目を付けられる辺り、世界的に有名な街なのかもしれない。
実在店舗の位置こそ異なっているものの、歌舞伎町一丁目に相当する辺りをほぼそのまま再現されており、コマ劇前やゴールデン街なども登場する。関東最大の指定暴力団のお膝元であるところも現実と一緒。
区分(モデル)
天下一通り(一番街)
- 天下一通りゲート
神室町の出入り口として有名な巨大ゲート。その造形はモデルである「歌舞伎町一番街」のゲートそのままで、派手な電飾が夜の街を妖しく彩っている。
- スターダスト
神室町では有名なホストクラブ。店長の一輝が、桐生一馬の育ての親でもある風間新太郎の支援を受けて開業した。
『2』からは一輝がオーナーとなり、ユウヤが店長となって経営を回していたが、『6』においてハン・ジュンギら韓国系マフィア「ジングォン派」に買収されてしまった。その後、ハンの死によりジングォン派も撤退し一時は空家となったが、『8』にて一輝たちが買い戻した。
『0』及び『1』の序盤では同じ場所に「神室ヘルスプラザ」なる風俗店があり、桐生のシノギにて購入可能。
『JUDGE EYES』には同クラブに在籍するセイヤ(CV:木島隆一)が登場している。
- セレナ
麗奈がママを務める高級クラブ。桐生一馬にとっては神室町での活動拠点にもなっている。
『0』の頃から錦山彰の行きつけの店であり、後に桐生も別の経緯で店を訪れ、以来麗奈と顔なじみとなった。
『1』の序盤では、二人の幼馴染の澤村由美も働いていた。『1』本編での麗奈の死により閉店し『2』では空室となっていたが、『3』では新たなママ(CV:園崎未恵)が土地を買い取り「ニューセレナ」として新装開店した。
『4』では、ママが親族の不幸で不在となり、代わりに彼女と懇意にしている刑事の伊達真が切り盛りしていた。
『7』の終盤では、伊達が先輩である足立宏一からの頼みで春日一行の潜伏場所としても使用されている。
麗奈や由美がいなくなってからも、桐生たちにとっては変わらず憩いの場となっている。
何かあると大抵ここに来る様に言われる為、ストーリーガイドの「セレナに向かえ!」はシリーズ恒例と化している。
- 風堂会館
風間新太郎が率いる東城会系組織「風間組」の事務所があった建物。
- ポッポ
シリーズを通して登場するコンビニエンスストア。全国にチェーン展開しているが当初は神室町にしかなく、天下一通り・中道通り裏・昭和通りの3店舗が存在したが、『6』では中道通り裏店が七福通り東に移転し、七福通り西のMストアがポッポに統一されたため計4店舗となった。『極2』では大阪・蒼天堀のMストアもポッポに統一され『7外伝』ではあしたば公園前にも登場した。『7』では横浜・伊勢佐木異人町にも登場するが、広大なマップに対し2店舗(『LOST JUDGMENT』以降は駅ナカ店舗が追加され3店舗)と少ない。
- スカイファイナンス
秋山駿が経営する消費者金融会社の事務所。東都銀行時代の後輩である花が秘書として働いている。秋山がサボっているためか、机の上は散らかっている。『6』では秋山が祭汪会に狙われたため閉業しており、エピローグで再開しているものの『7』では再び空きテナントになっている。
- 第三公園
ポッポとスマイルバーガーを結ぶ通りにある、ブランコや雲梯が僅かにある小さな公園。
- ピースファイナンス
『1』に登場する平田が経営する消費者金融会社の事務所。物語序盤で桐生が借金の取り立てで訪れた。
- 雀荘 麻雀ららばい
『極2』、『6』~『8』に登場する雀荘。ミニゲームの麻雀をプレイできる。
- あっぷるパイ
『JUDGE EYES』『6』『7』に登場する、スターダスト隣のビル2階で営業しているセクシーパブ。
- ナオミの館
『4』『5』に登場する情報屋でもある占い師・ナオミが経営する占いの店。内部にはボブ宇都宮がおり、コンプリート特典やアイテムパックを受け取る事ができる。『5』では中道通りに移転している。
- 九鬼組事務所
『クロヒョウ』『クロヒョウ2』に登場する九鬼隆太郎及び九鬼隆昌が率いる東城会系組織「九鬼組」の事務所。
- Spica
中道通り(セントラルロード)
- スマイルバーガー
ハンバーガーショップ。注文して食べることができるが、『2』からはテイクアウトすることができる。『6』以降はテイクアウトできなくなったが劇場裏にも出店。『極2』では蒼天堀、『ロストジャッジメント』以降は伊勢佐木異人町(移動販売車)にも出店。
実在するディスカウントストアチェーン。近くを通るとあのテーマソングが聞こえる。
神室町以外にも、札幌・月見野、大阪・蒼天堀、福岡・永洲街に存在。
『7』では潰れてしまったのか(メタ的な話をすると『7』からアクションからRPGになって「驚安の殿堂」が作風に合わなくなったためとされる)無くなっており、代わりに「神室町3K作戦」の成功による治安の向上とその安定化のために新神室署が建設されている。
- クラブセガ(『0』ではハイテクランドセガ、『8』ではGiGO)
本作の販売元であるSEGAが運営する実在のゲームセンター。UFOキャッチャーやAnswer×Answer(PS4版では不可)などをプレイすることができる。
店舗内には『ボーダーブレイク』や『三国志大戦』等の有名アーケードゲームのポスターが貼られているが、大抵筐体自体が設置されてないので注意。『極』限定で、ムシキングをセルフパロディした「メスキング」がプレイできる。『5』では『太鼓の達人』と『バーチャファイター』シリーズ(ナンバリングによって遊べる作品が違う)が遊べるようになった。
『8』からはセガがゲームセンター事業から撤退したため店名がGiGOとなっている。
- えびすや
尾道仁涯町と『7』の伊勢佐木異人町以外の全国各地の都市に存在する質店。「高“速”買取」を売りとしている。
- 喫茶アルプス
1971年創業の老舗の喫茶店。その歴史は長く、『7』では荒川真澄の若衆時代から存在していた模様。値段はリーズナブル。『2』ではドラゴンペッパーを、『4』では「おすすめメニュー」という冊子で援護してくれる。『5』では札幌・月見野、名古屋・錦栄町に支店を出店している。『JUDGE EYES』では八神隆之と松金組若頭・羽村京平の話し合いの場として使用された。
モデルは恐らく歌舞伎町に実在するマイアミガーデン新宿東口店。
『3』~『5』、『極』に登場した、昼は喫茶店、夜はバーとして営業している、実在する飲食店。時間帯によって注文できるメニューが異なる。
- グッドカフェ
『1』に登場した、プロントと同じ場所にあるカフェ。
- カフェセントラル
『2』に登場した、プロントと同じ場所にあるカフェ。
『0』と『6』以降の作品で、プロントと同じ場所にある蕎麦屋。ご飯物のメニューもある。
『JUDGE EYES』に登場する、主人公・八神隆之が経営する探偵事務所(兼自宅)。「依頼人のためならなんでもしてくれる」という評判からか、探偵と言うよりも便利屋に近い。しかし経営はあまり芳しくないようで、家賃の滞納(及び従業員の給料未払い)が続いているとか。風呂・トイレなし。ベッドは接客用のソファーを代用している。『7』『8』でも存在は確認できるが、当然中には入れない。
- 神室キャッスル
『3』と『4』(サブストーリーのみ)に登場した、柏木修が設立した元極道の社会復帰を支援する更正組織「堅生会」の本部。かつてはレストランだったが改装して使用している。『0』では風間組が所有しており、ここの屋上が柏木と真島吾朗の対決の場となった。
- 金刀比羅宮
『0』に登場する神社。CPを交換できるほか、ボブ宇都宮0がおり、アイテムパックを受け取る事ができる。
『4』に登場した、ドン・キホーテの裏のビルにある実在の居酒屋。『5』では蒼天堀に移転した代わりに、系列店のわたみん家になっている。
『0』『極』『6』『7』に登場した、スマイルバーガーとドン・キホーテに挟まれた場所にある実在の居酒屋。『6』『7』では昭和通り西に移転している。『0』では蒼天堀、『7』では伊勢佐木異人町にも登場する。『8』では神室町の店舗は同じ養老乃瀧グループの海鮮居酒屋のだんまや水産になっている。
- 六蘭荘
『0』~『5』(『1』はサブストーリーのみ)でえびすやの隣に登場する雀荘。ミニゲームの麻雀をプレイできる。
- 荒川組事務所
『7』に登場する荒川真澄が率いる東城会系組織「荒川組」の事務所があった建物。近江連合に転身しミレニアムタワーへ事務所を移動後、フィリピンパブ、メイド喫茶、中古パソコン屋と移り変わっていたようだが、現在は空きテナントとなっている。
- 牛遊宴
『JUDGE EYES』に登場する焼肉屋。高級志向の韓来とは対照的のファミリー志向の店。店主のキム・ウォンスンとフレンドになることで利用できるようになる。『7』では外観のみ登場し、『8』にて利用可能となった。
- 喫茶ミジョーレ
喫茶店。店自体はオブジェとして『3』や『極2』の頃から全国各地にあるが、実際に利用できるのは『JUDGE EYES』から。
すっぽん通り
- 杉田ビル
『0』に登場するオフィスビル。ここに居座る占有屋の追い出しが立華不動産の社員となった桐生の初仕事となり、彼のシノギである「神室町マネーアイランド」の拠点となる。
- クラブ・アムール
『JUDGE EYES』に登場するすっぽん通り西端に位置する高級クラブ。ストーリー上で八神たちが事件の調査のため訪れることになる。『海藤正治の事件簿』では松金組組員時代の海藤正治がケツモチしていた他、海藤の元恋人・貞元美希子が妹・真帆の借金を返済するため働いていた。
昭和通り(靖国通り)
- 寿司吟
『2』以降の作品に登場する寿司屋。『4』では元ヒットマンのコータローが就職。CIAのデータベースに載っている程の名店。
- ル・マルシェ
ブランドショップ。キャバ嬢のプレゼントを買うことができる。蒼天堀や永洲街にも存在する。値段は高い。神室町の店舗は店長が直接ヨーロッパから商品を買い付けている。『7』では最強武器の素材となる武器、『8』では星6の武器を販売している。
『0』及び『6』以降の作品に登場する、実際に存在する飲食チェーン。昭和通り沿いの雑居ビルの一階に入居している。『極2』では劇場地下に入居、『6』では泰平通りに移転している。
泰平通り(仲見世通り)
- ジェラテリア神室(ジェラートショップ)
『1』~『4』に登場するアイスクリーム屋。『1』『2』では店名が「ジェラートショップ」となっている。『2』では激辛とうがらしアイスで援護してくれる。『クロヒョウ』では右京龍也がアルバイトをすることが可能。
- 築地銀だこ&ハイボール酒場
『5』以降の作品で登場する、実在するたこ焼き屋。『5』『0』『極』『極2』『7』の序盤ではジェラテリア神室と同じ場所にある。
実在する牛丼チェーン。『0』『1』『極2』『6』『7』『ジャッジアイズ』では架空の牛丼チェーン店「赤牛丸」が同じ場所にあり、ここと天下一通りに1店舗ずつ店を構えている。『6』では泰平通り店が、実在する「すしざんまい」に変わったが、新たにホテル街店がオープンした。『7』では天下一通り店で出頭前の春日が最後の食事をとった他、伊勢佐木異人町にも出店している。『LOST JUDGMENT』以降では同じく実在する牛丼チェーンの「吉野家」に変わっている。
- 神室商店街
『0』に登場する商店街。神室町再開発計画に伴い堂島組による土地買収によりシャッター街と化しており、個人商店や飲み屋がわずかに営業している程度で龍虎飯店の支店もここで営業している。ほぼ中央に「カラの一坪」があり、『0』ではここがストーリーの鍵となる。開発が進んだ『1』の1995年以降は中央の通りから西側がミレニアムタワーの敷地となり、街路はミレニアムタワー東通りとなっている。
- ミレニアムタワー
神室町のシンボルともいえる超高層ビル。シリーズのほとんどで終盤の戦場となる。元々あった神室商店街を東城会が買収、再開発して建設された。『0』ではそこの中央部に存在した「カラの一坪」という更地を巡り多くの血が流れ(実際、カラの一坪にはその犠牲者の一人の遺体が葬られている事が示唆されている)、呪いの地となっているのか、よく爆破されたり、マシンガンを装備した武装ヘリによる銃撃を受ける。
『1』では由美がクラブ「アレス」を構えていた。『2』から『3』までは柏木修が率いる二代目風間組、『4』以降は真島吾朗が率いる真島組、『6』では菅井組や染谷一家と、その時期における東城会において最も羽振りの利いた組が事務所を構える玉座の様な場所とされていた。『7』では東城会のライバルである大阪の巨大極道組織「近江連合」に経営権を奪われた上で、荒川真澄が率いる荒川組が事務所を構え、実質的に近江連合の関東における出城として機能している。クリア後モードでプレイできる「ファイナルミレニアムタワー」及び「スーパーファイナルミレニアムタワー」では亜門新が待ち構えている。『8』では東城会、近江連合共に解散した後、その後釜に座った横浜の極道組織「横浜星龍会」が東城会本部共々買収・支配している。
シリーズではラスボスとの最終決戦の舞台となることが多く、『1』では錦山彰、『4』では堂島大吾・新井弘明・城戸武・宗像征四郎、『5』では真島吾朗、『7』では青木遼こと荒川真斗、『8』では海老名正孝、『クロヒョウ』では新城零司、『クロヒョウ2』では野崎亮が立ちはだかる。
『JUDGE EYES』ではミニゲームのドローンレースの受付会場となっている。
- バッカス
ミレニアムタワー東通りで営業していたバー。神室町の飲み屋を取り仕切っていたが、『1』にて美月の情報を求めた嶋野組の襲撃でマスターが惨殺され、閉店。桐生と澤村遥が初めて出会った場所である。
- バンダム
かつてあったバッカスと同じ場所で営業しているバー。マスターの戸部が大のボクシング好きであり、店内にはグローブが飾ってあるほか、店名もボクシングの階級の一つであるバンタム級から来ている。『1』において7章から入れるようになる。『3』以降はダーツバーとなっており、ダーツを楽しむことができる。
- ことぶき薬局
栄養ドリンクを販売している薬局。他にもコンタクトレンズなどを購入することができる。『6』『7』『ジャッジアイズ』ではなぜか店がなくなっている。
- 柄本医院
泰平通り西の雑居ビルにある小さな病院。柄本が院長を務めている。作中でも度々登場する。『8』では柄本の娘も手伝っている。
- エリーゼ
『4』『5』に登場するミレニアムタワー前に位置するキャバクラ。秋山がオーナーを務めている。『極2』の新・水商売アイランドのキャバクラグランプリではミリオネアリーグで2位にランクインしている。
- 趙楽
柄本医院のある雑居ビルの隣にある中華料理屋。店自体は『0』や『3』の頃からあったが初めてストーリー上に登場したのは『クロヒョウ』から。東城会直系組織「九鬼組」幹部の戸田直樹が経営している。その裏で闇金融をしており、右京龍也が押し入った。『7』では伊勢佐木異人町、『7外伝』では蒼天堀にも出店している。
- ヴェッテキッチン
『6』に登場した、泰平通りの西に位置するハンバーガーチェーン店。『ジャッジアイズ』では八神の提案でライバル店であるワイルドジャクソンとのコラボ商品を出している。『7』では伊勢佐木異人町の伊勢佐木ロードエリアにも出店している。
- BARテンダー
『JUDGE EYES』から登場した、泰平通り東にある小さなバー。主に八神達が調査中の事件の手掛かりを得るためや依頼の斡旋のために訪れることが多い。飲食店としての利用は不可能。
『7』に登場した泰平通りの西端に位置する実在するパチンコ店。ヴェッテキッチンと同じ場所にある。ミニゲームのパチスロがプレイできる。
劇場前通り(劇場通り)
実際の歌舞伎町では、一番街通りと劇場通りは同じ通りのことを指す。『1』〜『5』では「Kamuro Stadium(神室劇場)」という大劇場が建っており、『6』ではTOHOシネマズ新宿に似た建物に改装されているが、『0』『極』ではモデルとなった新宿コマ劇場がモデルの東京コマ劇場が建っている。
- デボラ
『0』『1』『2』に登場した、劇場前広場近くにあるクラブ。『0』では桐生が堂島組の包囲網から抜けるべくピンク通りのエイジアから下水道を経て辿り着いたのがここであり、待ち構えていたのか阿波野大樹が女と踊っていた。『1』ではカラーギャングであるブラッディアイの溜まり場となっており、桐生が拐われた遥を助けるべく乗り込んだ。『極』ではムナンチョヘペトナス教の残党のチョリトス・矢澤が信者獲得のために怪しげなパーティーを開いていた。『2』でもサブストーリーで訪れる。『極2』では用心棒ミッションを受けることができる。建物自体は『5』まで存在する。
『6』に登場した、デボラと同じ場所にある実在するビジネスホテル。ストーリー上で桐生が訪れることになる。『ジャッジアイズ』では「ホテルニューデボラ」なる架空のホテルとなっており、サイドケースで八神が訪れることになる。
- QUADRA GARDEN
『6』『ジャッジアイズ』に登場したアパホテル(ホテルニューデボラ)内にあるカフェ。
- クラブセガ
中道通りを参照。
- マッハボウル
ボウリング場。ミニゲームのボウリングをプレイできる。時々、中で戦闘することもある。『1』、『極2』、『7』、『8』では存在せず、同じ場所に入れる施設もない。
- 立華不動産事務所
『0』に登場した、劇場の最上階にある立華鉄が社長を務める不動産会社。
- RIZAP 神室町店
『6』に登場した、マッハボウルと同じ場所にある実在する社名のトレーニングジム。トレーニングで経験値を得ることができる。ここで買えるプロテインは高価ながら、高経験値、高い回復量を誇る。
- VRサロンパラダイス
『JUDGE EYES』に登場する、マッハボウルと同じ場所に存在するイベント施設。「VRすごろく:ダイキュー」をプレイできる。『ロストジャッジメント』では伊勢佐木異人町に移転している。
- 劇場前広場
その名の通り、劇場前の広々としたスペース。時代によってモニュメントも異なり、年内のイベントによって様々な催しが行われる。『5』では秋山と金井嘉門の最終決戦の舞台となった。『8』では神室町で唯一アロハピルームが設置されており、ジョブ変更が可能。
- ボルケーノ
『1』以降の作品に登場するパチンコ・パチスロ店。ミニゲームのパチンコをプレイできる。『2』のWii_U版、『3』『極』『6』『極2』『ジャッジアイズ』では入れない。『0』では同じ場所に「パチンコBIGSTAR」なるパチンコ店があり、桐生のシノギで購入可能。
- 空中庭園
『4』に登場した、ボルケーノのあるビルの屋上に存在する庭園。近くでワークス上山が営業している。
『7』以降の作品に登場するボルケーノと同じ場所に位置するパチンコ店。ミニゲームのパチスロがプレイできる。
- 東堂ビル
堂島宗兵が率いる東城会直系組織「堂島組」の事務所があった建物。堂島組の本部ではなく、堂島の個人事務所。『1』序盤にて由美を拉致した堂島はここで錦山に射殺され、これの罪を桐生が自ら被ることとなった。サブストーリーでは桐生と堂島の妻・堂島弥生との話し合いの場となった。
『6』に登場する、劇場前通りにある実在する餃子チェーン店。『極2』以降の作品では蒼天堀(蒼天堀通り)に登場する。
- M SIDE CAFE
『6』以降の作品に登場する、劇場内にあるカフェ。『6』ではプレイスポット「クランクリエイター」の神室町での拠点となる。
- 劇場地下
『4』『5』『0』に登場した、劇場の地下にあるスペースで、『4』では東城会系組織「初芝会」の事務所となっていたが、壊滅した後は、脱獄した冴島大河が潜伏先として利用していた。地下3階には変電室が存在する。『0』ではミニゲームのキャットファイトの会場となっている。
千両通り(東通り)
実在するカラオケ屋。『6』以降は中道通りの、実在店舗と同じ場所にある。
- ラブインハート
『1』から『クロヒョウ2』(『5』『極』では外観のみ)まで存在したアロママッサージをしてもらえる場所。体の力を入れすぎたり抜きすぎたりしてはマッサージ効果がない。セラピストは女性有名人が務める。『クロヒョウ2』では蒼天堀でも「ラブインハートウエスト」という店名で出店しており、こちらは何故か『0』の時代から存在している。
- 桃源郷(とうげんきょう)
高級ソープランド。現役のモデルやタレントが多数所属しており、完全会員制のため入館証と最低でも100万円ほどの料金が必要と言われている。田中シンジはこの店の常連で、同ソープのナンバーワン風俗嬢のアケミと恋仲にあり、彼の死後、桐生が遥を連れて彼の遺言である風間の情報を受け取るためにソープにいるアケミを訪ねるが、直後に真島組によるトラック襲撃を受ける。以降は廃墟となり、『2』では郷龍会が堂島大吾の監禁に使用し、『クロヒョウ2』では一時裏カジノとして経営されたりもしたが、『6』では再び人が寄り付かぬ場所となり祭汪会の息のかかった半グレのアジトとなった。
『7』では新主人公・春日一番の出生の地でもあることが明かされ、ソープ嬢であった母が失踪した後、当時の店長・春日次郎が養父となり育ててくれたという。2000年時点での店長も古くから一番の面倒を見ていた関係のようで「小学5年までうんこを漏らしていた」話を引き合いに彼を困らせる一幕もあった。
- KJアート
『JUDGE EYES』に登場する、関西大手ゼネコングループの梶平グループ所有のビル、というのは世を偲ぶ仮の姿であり、実際のところ梶平グループとズップリの関西大手の暴力団グループ「共礼会」の詰所になっている。東城会の縄張りに勝手に詰所を作っている事で、東城会及びその三次団体の「松金組」と激しい抗争が起きている。『海藤正治の事件簿』の頃には既に撤退しており、馬頭探偵事務所が七福通りの事務所からこちらに移転している。
- しきのま
『LOST JUDGMENT』に登場する賭場。ストーリー中のみ入る事が可能。六本木から来た半グレ集団が運営しており、ここに入り浸っているコースケを追うために八神が潜入した。その後、上納金を納めなかったためにRKにカチコミされ、リーダーの相馬和樹を追っていた八神達も再び潜入した。
ピンク通り(さくら通り)
後述の亜細亜街が一新された『6』以降の作品では北の通りが無くなっている。
- エイジア
ショーパブ。ポールダンスを見ることができる。但し座席はランダムで決まるため見づらいことがある。『0』では劇場前広場のデボラへ通じる下水道への出入口がある事が判明し、堂島組に追われる桐生がストリップ嬢の手引きでそこから逃げ込むがそれは罠であり内部では久瀬大作がバイクに乗って待ち構えていた。『クロヒョウ』では右京龍也がアルバイトすることができる。
- カラオケスナック ヒロイン
『0』に登場したピンク通り北にあるカラオケスナック。カラオケのミニゲームをプレイできる。桐生のみ利用可能。
- ビーム
『1』から登場するビデオ店。裏では武器を販売しているほか、『2』~『4』ではスキルや武器装備のレシピとなるビデオも購入できる。『5』では利用できない。『極2』では泰平通り東に存在する。
- Be My Baby
『2』に登場するピンク通り北にある赤ちゃんプレイ専門の風俗店。権田原組長行きつけの店となっている。サブストーリー中のみ入る事が可能。『極2』ではピンク通り中央部にある。
- 天極軒
『0』に登場する九州一番星と同じ場所にあった昔ながらのラーメン屋。桐生はここで錦山と食事中に自分が取り立てた相手が殺害された事をニュースで知った。
- 九州一番星
天極軒の後にできたラーメン屋。博多豚骨ラーメンがメインとなっている。『1』では店の裏で裏カジノ「ルーン」を運営していた。『3』ではエースコックの社員により店の博多豚骨ラーメンがカップ麺として商品化され(実際に販売された)、『4』では同じくエースコックの社員の説得によりダブル親方制度を導入している。『8』の桐生のエンディングノートによると、「今でこそ有名店だが最初はクソ不味かった」らしい。『クロヒョウ』では右京龍也がアルバイトすることができる。
- 龍神会館
『1』に登場する、ピンク通り裏にある彫師の二代目歌彫が営む店。桐生と錦山の刺青もここで掘られたものである。『3』でもサブストーリーで登場する。『6』では看板が外されており、営業しているかどうかは不明。
- SHINE
『1』~『6』で登場したピンク通り南にあるキャバクラ。内装が豪華な高級店。『2』では大吾がここで飲んでいた。『クロヒョウ』では右京龍也がアルバイトすることができる。
- club ageha
『3』のPS3版にのみ登場したSHINEと同じ場所にあるキャバクラ。キャストも店名の通りにいわゆるアゲハ嬢で固められている。
- QUEEN ROUGE
『JUDGE EYES』『LOST JUDGMENT』に登場した、 SHINEと同じ場所にあるキャバクラ。『ロストジャッジメント』では店をRKに乗っ取られており、経営方針が変わっている。作中では、城崎さおりが事件の手掛りを得るべくキャバ嬢として潜入した。なお、あくまでもストーリーのみでの登場であるため、八神操作時は店内に入ることはできるが、キャバクラで遊ぶことはできない。
チャンピオン街(新宿ゴールデン街)
『6』では建物の老朽化により全面改修工事が行われており、立ち入ることが出来なかったが、『7』では工事が終了して立ち入りが可能になった。『JUDGE EYES』では南東奥の空き店舗に賭場があったが松金組の襲撃を受け爆破された。因みに『極2』以降は南北に走る路地の数が減っている。
- シェラック
『6』以外の作品で登場する酒場。『4』では青木からサブストーリーの場所を教えてもらえる。『5』ではほたるゲンジの二人が働いており、ネタを聞く事ができる。
- 亜天使
『1』『6』以外の作品(『極』では外観のみ)で登場するオカマバー(PS4版『4』では女装バー)。従業員は全員オカマだが、料金は安いため通う客は少なくない。
- パレス
『1』に登場するスナック。『極』では入れない。ミレニアムタワーに店を構える「アレス」の噂を利用して客を集めていたが、それが災いしてママを務めていた女性が錦山組に「美月」と誤認され拉致、拷問を受けて死亡する。サブストーリーによってその経緯が桐生からオーナーに告げられ、店は閉店する。『2』以降は同じ場所で「亜天使」が営業している。
- 大女優
『4』に登場するオカマバー(PS4版では女装バー)。東城会の直系組織「柴田組」の人間が雇われ店長をしていた。ストーリー上で秋山が訪れる場所である。
- スカーレット
『クロヒョウ』シリーズに登場するスナック。右京龍也の姉・冴子が働いている。
- スナック道代
『7』に登場したスナック。ストーリー上で春日が訪れ、彼の出所後は健康カフェ「Organic cafe MICHIYO」にリニューアルされた。『LOST JUDGMENT』『8』では「神々の水」という怪しい水を販売している。
七福通り(花道通り)
現実の歌舞伎町では、1丁目と2丁目の境目となっている通りだが、神室町においては、この通りより北側になると歌舞伎町との差異が激しくなる。
- 韓来(はんらい)
『1』以外(『極』には登場する)の作品に登場する焼肉店(『2』のみ韓国料理店)。メインストーリー中よく舞台になることがある。『4』では花ちゃんがよく特上カルビ弁当を購入している。モデルは恐らく歌舞伎町に実在する焼肉屋『遊牧 新宿店』。
- 七福パーク
韓来の隣にあるホストクラブなどの広告看板が特徴的な広大な駐車場。実在するシティーパーク歌舞伎町第8駐車場がモデル。『0』『2』~『4』ではここで挑戦料を貰って攻撃を当てたりダウンさせたら賞金を支払うという商売をする「殴ってみろ屋」がいる(『0』では桐生自身が修行で「殴ってみろ屋」をやる)。
- ポケサースタジアム
『0』『極』にて登場。七福通り西ビルに特設された、電動式自動車型玩具「ポケットサーキット」のレース大会の会場。ポケサーファイターによる初心者向けの指導や実況の下、老若男女問わず多くのレーサーが熱い対決を繰り広げていた。桐生…もといカズマ君は、ここでポケサーの魅力にのめり込み、ついには「神室町最速の男」と呼ばれるようになった。『極』では新たにゴローくんも参戦し、急速な成長ぶりでカズマくんとデッドヒートを繰り広げた(ちなみに『0』ではポケサーを「ガキのお遊び」と内心バカにしていた)。
- 曽田地道場
『4』から登場。ポケサースタジアムと同じ場所にある格闘技道場。冴島大河が同道場で師範を務める曽田地康夫を手伝ったこともある。『6』以降は曽田地が道場を売り払ってしまったためなくなっており、『8』では再びポケサースタジアムとなっている。
- Mストア
シリーズを通して登場する、全国展開をしているコンビニチェーン店。神室町、蒼天堀、琉球街、永洲街、錦栄町の各地に存在する。『5』ではオンラインストアもあり、携帯電話でも商品を購入できた。『6』以降の作品ではコンビニはポッポに統一されたためなくなっているが、『8』ではエンディングノートにて桐生が言及しているため、存在自体がなかったことにされた訳ではない模様。桐生曰く「弁当はポッポ派、ホットスナックはMストア派」とのこと。
『JUDGE EYES』『LOST JUDGMENT』に登場した弁護士事務所。八神のかつての職場であり、所長の源田龍造を始め人情派の弁護士が在籍している。八神はよく源田から探偵の仕事を請け負っている。『7』以降の作品でも存在が確認できるが、中には入れない。
- 松金組事務所
『JUDGE EYES』に登場した、東城会の三次団体「松金組」の事務所。八神と懇意である松金貢が組長を務める。八神の探偵助手・海藤正治は元・松金組の構成員。
- 鯉女房
『JUDGE EYES』に登場する釣り堀。地下に裏カジノ「ラ・マン」があり、その存在を目溢ししている悪徳警官の綾部和也がアジトとして利用している。最終的に綾部が嵌められ逮捕されたことによりラ・マンが摘発され店主も逮捕されたことにより閉店した。
- マリエッタ
キャバクラ。『2』で桐生が経営を手伝った事がある。『6』以降は中道通りにも出店している。
- JeweL
『1』~『クロヒョウ2』で登場する七福通りの中央部にあるキャバクラ。内装と価格をカットし、キャストの質で勝負している。
- Club Koakuma
『3』のPS3版にのみ登場したJeweLと同じ場所にあるキャバクラ。アゲハ嬢が多く在籍している。
- フォーシャインTOKYO
蒼天堀に本店を置くキャバクラ、『8』の時代まで本店の経営が好調であった事と、オーナーのユキが昔からやりたかったちらし寿司店を開店し、小雪に引き継いだ事で、小雪が神室町に出店したのがココ。JeweLと同じ場所にある。
タチの悪い同業の妨害を受けオープニングセレモニーが危うかったがたまたま立ち寄った桐生と一時復帰したユキ、即戦力として一時連れてきた向田紗栄子によって無事スタートを切ることが出来た。イベント用施設であるため利用はできないが「黄金の桐生一馬像」も本店同様鎮座している。
ちなみに店前には神室町で唯一OKAスポットが設置されており、OKAサーファーの充電及びカスタマイズが可能。
ホテル街(歌舞伎町2丁目のホテル街)
- 吉田バッティングセンター
老舗のバッティングセンター。真島吾朗が若い頃からよく遊んでいる場所で、現在も物語の中で戦場として使用されることもしばしば。モデルは歌舞伎町に実在するオスローバッティングセンター及び新宿バッティングセンター。
- アダム
ホストクラブ。『2』で桐生が一時的にホストとして働いた事がある。外観自体は『3』以降の作品でも登場。
- ムッシュ・リー
『JUDGE EYES』に登場する廃墟となっている元ラブホテル。ここで厚生労働省の主導の下アドデック9の治験が行われていた。『LOST JUDGMENT』にも登場し、刑務所を脱獄した変態四重奏が身を隠す他に「変態達の独立国家」を興す場所として勝手に占拠していた。『8』でも外観のみ登場する。
亜細亜街
『0』『4』『6』『ジャッジアイズ』に登場する七福通り、ピンク通り、泰平通り、千両通りに囲まれた地域。主に在日中国人をはじめとするアジア系外国人の居住区となっており、中国語・韓国語・タイ語などの看板が散見される。表通り沿いの建物の裏手に当たる狭く細かい路地がいくつも繋がって構成されている。2015年(『6』)に東城会が意図的に引き起こした火事によってほぼ全域が焼失し、香港マフィア「祭汪会」の息がかかった飲食店が立ち並ぶ、一見開放的な中華街と化している。宇佐美勇太が起こした放火により再び焼失してからは『8』の頃に至るまで未だ封鎖されており、『JUDGE EYES』ではフェンスを飛び越えて入る事が可能で喫煙所では龍が如くシリーズに関する話を作業員から聞くことができるほか、夜にはミニゲームの路上将棋がプレイできる。
- 味道好
『0』に登場。亜細亜街の元締めである陳との面会に使われる中華料理屋。現在「故郷」がある場所に存在した。
- 故郷
『4』に登場。谷村正義の友人である趙が店主を務める中華料理屋で、谷村がアジトのように使っている。『6』の火災で全焼した。
- 太宝楼
『6』に登場。香港マフィア「祭汪会」の神室町における本拠地となる中華料理店。ストーリー後半で勇太が起こした放火により全焼した。
公園前通り
西公園(賽の河原)の南側を東西に走る通り。『6』では神室町ヒルズ周辺で下水工事が行われている影響で立ち入ることが出来ない。
- 神室 湯乃園
日帰り温泉。湯に浸かっているときに妄想することができる。『4』から登場した。さらに卓球(『5』ではエアホッケー)が可能であり、ボール(パック)を打ち返して女性の胸元をガン見することができる(相手が遥の場合は不可能)。『8』ではなくなっている。
- 龍宮城
『0』ではアパートだったが『1』では廃ビルとなっており、錦山組から追われる身となった田中シンジと麗奈がここへ逃げ込んだ。さらに『2』からは賽の河原から追い出されたホームレス達のコミュニティになり、中でカジノ(九州一番星から移ってきた『ルーン』)や賭場が開かれている(元々は仲間内でやっていたものを開帳して客をとるようになった)。『7』では無くなっており、そこにはラブホテルが建っている。
- 古牧道場
龍宮城の中にある、古牧宗太郎が師範を務める古武術の道場。ここで主人公の能力強化が行える。
- ヴィンセント
『0』『極』に登場する公園前通り東のT字路に面したダーツ&プールバー。ミニゲームのダーツとビリヤードをプレイできる。
- FASCINANT JARDIN
『極2』に登場する、公園前通りのビル2階にある撮影スタジオ。グラビアアイドルを撮影するミニゲームができる。
- ワークス上山
上山蓮次が開いている武器屋。ここで武器及び装備品の購入や改造を行うことができる。『OF THE END』では大型トラックで活動。
- キャバレー 本丸園
『JUDGE EYES』に登場するキャバレー。ストーリー中でのみ入ることが可能。表向きはキャバレーだが、実態は共礼会のアジトと化している。松金組の襲撃によって放火される。
- ゲームセンター シャルル
『JUDGE EYES』『LOST JUDGMENT』に登場するゲームセンター。階段を降りた地下に店を構えており、アーケードゲームなどが所狭しと並べられた、非常に小規模な店舗。元々は松金組若衆・東徹のシノギであったが、東城会解散に伴い、東が店長に就任。主に八神達の神室町における活動の拠点となることが多い。『7』『8』でも外観だけ存在する。
- 神室町ヒルズ
西公園を再開発し、真島組が『2』から『4』にかけて建設したビル。中には吹き抜け構造となっており、ショッピングモールなどがある。『2』ではジングォン派及び郷田龍司との最終決戦の場となり、『3』では建設計画が中止になったためか建設中の神室町ヒルズが無くなってアジトとなる真島組の事務所のプレハブ小屋のみの更地となっており、マック・シノヅカからチェイスの修行をつけてもらえる。『4』では建設計画の利権がストーリーの鍵となり、葛城勲率いる上野誠和会との決戦の舞台となった。『5』では施設の運用が始まっており、桐生・冴島・渡瀬・勝矢らの決戦の舞台となった。『極2』では新・クランクリエイターの拠点となる。『JUDGE EYES』からは西半分がヒルズガーデンと呼ばれる広場になっている。ストーリー中にのみ入ることができ、通常時は利用不可能。
- 賽の河原(神室西公園)
ホームレスの巣窟となっている公園。北端にあるのに西なのは担当者のミスでつけられそのまま定着してしまったため。『0』ではホームレス達が賭場を開帳しており、一般人も自由に公園に出入りが出来たが、『1』からサイの花屋が「賽の河原」としてホームレス達をまとめ上げ、取り仕切るようになってからは一帯がバリケードで封鎖され、警察やヤクザも迂闊に立ち入れない無法地帯と化した。公衆トイレを通して限られた者だけが出入り可能で、その地下には地下鉄の廃駅と下水道を改修して造られた秘密の大遊郭があり、カジノを楽しんだり、地下闘技場に参加したりできる。奥では伝説の情報屋・サイの花屋が待ち構える。『2』以降は西公園は神室町ヒルズの再開発用地となったため地下施設のみとなっている。『4』からは児童公園からもマンホールから下水道を経由して行くことも出来るようになったが『5』では神室町ヒルズが完成しているためか児童公園からのルートのみとなり、下水道と屋敷の池では釣りができる。『6』以降は入れなくなっており、現在どうなっているかは不明。モデルは恐らくかつてホームレスの溜まり場として有名だった大久保公園。
神室地下街
『4』『5』に登場。通称「カムチカ」。飲食店や衣料品店などの商業施設がある。
- Cuez BAR
『4』『5』に登場したプールバー。ビリヤードが楽しめる。
- マイルストーン
『4』に登場した衣料品店。キャバ嬢の衣装を多く揃えている。
- 神室中央パーキング
『4』に登場。神室地下街と直結している大型の地下駐車場。ここのマンホールからミレニアムタワー正面入口前に通じる下水道へ入ることができ、『5』でも冴島と品田が終盤でここを利用した。事天下一通り裏やピンク通り裏、タクシーからも直接向かうことが可能。
神室町近郊
- かむろ荘
『0』で桐生が住んでいたアパート。物語の中盤で堂島組により放火され全焼する。
- 東城会本部
関東最大の指定暴力団「東城会」の本部。シリーズで度々戦場となる。劇中では本家会長や傘下組織の組長の葬儀場としても使用されている。『5』では桐生と相沢聖人の最終決戦の舞台となった。『8』では、東城会の解散後に「横浜星龍会」に買収された後、劇中の事件を経て焼失してしまった。
- 堂島組本部
『0』に登場。当時、東城会直系組織の中でも最大勢力を誇っていた堂島組の本部となる事務所。東城会本部に負けず劣らぬ豪勢さと広大さを誇る。序盤では桐生と久瀬大作との対決、終盤では真島と老鬼の最終決戦の舞台となった。
- ビリオネアルーム
『0』の神室町マネーアイランドに登場した「神室町ファイブビリオネア」を操る金融王の居城。
- 埠頭
『3』『6』を除く作品に登場。メイン・サブ共にストーリーで登場する他、海釣りをすることができ、作品によってはエサの購入や釣った魚の売却もできる。
- 芝浦埠頭
実在の埠頭で、レインボーブリッジらしき巨大橋梁が見える。『0』では東城会傘下の極道組織「日侠連」のアジトである大型船が停泊しており、桐生編の最終決戦の場となっている。『1』でもここで寺田行雄が自身のクルーザーで風間を匿っていたが、その後嶋野組と風間組で抗争となった。
- 闘牛場
『0』『4』『5』に登場。亜門一族との対決の場となった。
- 湾岸カントリークラブ
『4』に登場したカントリークラブ。ミニゲームのゴルフをプレイできる。ただしナイター設備がないのかプレイできるのは昼のみとなっている。
- 日本ドーム
『5』に登場する野球場。遥とT-SETの特別ユニット「DREAM-LINE」のライブが行われた。また、その裏で遥の暗殺を命令されていた馬場茂樹とそれを阻止しに来た品田の最終決戦の舞台となった。
- 東京高等裁判所
実在の裁判所。『JUDGE EYES』『LOST JUDGMENT』に登場。ストーリーに関わる重大事件の裁判が開かれる。
- 東京拘置所
実在の拘置所。『JUDGE EYES』『LOST JUDGMENT』に登場。ストーリーの根幹に関わる事件の被疑者が収監されており、八神が面会し捜査の現状報告などを行う。
- 先端創薬開発センター
『JUDGE EYES』に登場した厚生労働省所管の試験研究機関。アルツハイマー型認知症の治験薬である『アドデック9』の開発が行われていたが、組織ぐるみでの不祥事が明るみになり、解体に追い込まれた。八神とモグラの最終決戦の舞台となった。
新宿区に実在する駅。『LOST JUDGMENT』冒頭にて江原明弘が公然わいせつ容疑で逮捕された現場。現場検証のため、八神と星野一生が訪れることになる。埼京線・湘南新宿ラインが乗り入れる1・2番線ホームが忠実に再現されている。『7』では駅近くのコインロッカーにて生まれて間もない頃の春日一番と荒川真斗が入れられていた。
- 東都大学医学部附属病院
『0』から登場する附属病院。『1』では錦山の妹・優子、『3』では大吾、『6』では遥と、シリーズを通して多くのキャラが入院していた。『3』では桐生とリチャードソン、そして峯義孝との最終決戦の舞台となった。
- 白樺診療所
『海藤正治の事件簿』に登場した千葉県の田舎にある診療所。白樺康隆が所長を務めており、行方不明の貞元美希子の手掛かりを得るために海藤らが訪れる。終盤では美希子を巡った海藤と白樺との最終決戦の舞台となった。