「ドンドンドン ドンキ ドンキ ホーテ～♪ ボリューム満点 激安ジャングル～♪(ジャングルだぁ〜)」
記事名とタグについて
正式名は「ドン・キホーテ」、ンとキの間の点は「・」(中黒)であるが、ロゴや店舗の看板などでは「ドン．キホーテ」と「．」(ピリオド)のような位置になっている。これはあくまでデザイン上のバランス的な都合によるもので、公式サイトの取材申し込みフォームでも「※点(・)は、ピリオドではなく、ナカグロです。」と書かれているのが確認できる。
ただし、Pixiv内では元ネタの小説やそれに由来するキャラクター名などと区別する目的で、ピリオドを用いた「ドン.キホーテ」というタグが利用されている。
概要
店名はそのままスペインの文豪セルバンデスの小説『ドン・キホーテ』にちなむ。
略称は「ドンキ」。
日本最大級の規模を誇るディスカウントチェーン。スーパーマーケットチェーンのユニーや長崎屋などを傘下に持つ。
1989年に一号店の府中店がオープン。以降は関東圏を中心に全国に店舗を展開し、2025年前半予定の高知県進出により全都道府県への出店を達成する予定（※傘下の長崎屋はドンキの進出前から高知県に店舗がある）。他にも台湾や中国各地、アメリカ、シンガポール、マレーシアなどに店舗がある。
食品や日用品に限らず、衣類、おもちゃ、家電、家具、文具・事務用品、化粧品、自転車、ブランド品まで非常に幅広いジャンルの商品を扱っている。
「激安の殿堂」「驚安の殿堂」のキャッチコピーの通り、大量仕入れによる格安での商品販売を売りにしている…が、ものによってはそこまで安くなかったりもする。
「圧縮陳列」と呼ばれる、あらゆる棚が隙間なく埋め尽くされた陳列が大きな特徴。入り組んだコーナー配置も相まって迷路のようになっている。これは客が目当てのものを探して店内を歩き回る「宝探し的」な要素を持たせているとのこと。
また、各店舗で採用した専門のPOPライターによる、手書きのイラストをふんだんに利用したPOPも特徴のひとつ。「ドンキ文字」と呼ばれる独特のフォントを利用しており、一般的なスーパーなどのPOPとはまた異なる雰囲気を持っている。
品物が安いことに加えて店内が入り組んでるところも多い。具体的には、カー用品やブランド品、アダルトグッズなどのコーナーが広く、深夜営業している店舗が多い為か、店によってはいわゆるヤンキーの溜まり場と化していたり、拳銃や違法薬物の売買もしばしばあることから「DQNホーテ」などと揶揄される事も。実際、SNS等では客同士のトラブル（主に駐車場で起きたもの）の報告は後を絶たず、店自体やたいていの客は問題ないものの、問題を起こす前に店が客を選ぶ事は出来ない為、危ない人が集まり易い事もまた事実である。
2021年11月下旬には屋上から中学2年生がカートを落とし、殺人未遂で逮捕された他、2022年には名古屋市内のドン・キホーテを溜まり場としていた若者たちのリーダー格である「ドン横の王」と呼ばれる人物が、未成年に淫らな行為をして逮捕されるという事件も起こっているが、これは東京、歌舞伎町の新宿東宝ビル側でたむろする「トー横キッズ」を真似ただけと見られる。もちろん、ドン・キホーテは無関係な被害者である。
現在のマスコットキャラクターは、ペンギンをモチーフとしたキャラクターのドンペン(およびドンコ)。
ドンペンは公式キャラクターとしては二代目にあたり、初代はなんと『YAIBA』の鉄刃・峰さやかがマスコットキャラクターを務めていた(テレビアニメ放送終了に際し卒業)。
2022年12月には三代目として「ド情ちゃん」に交代すると発表されたがすぐに撤回され、ド情ちゃんはプライベートブランド「情熱価格」のPRキャラとして採用される形となった。詳しい経緯は個別記事を参照のこと。
テーマソング『ミラクルショッピング』は、かつてプロのミュージシャンであった元社員によって制作された楽曲である。中国語版・英語版もある。
2018年にはSEGAのリズムゲーム『maimai』とコラボし、このテーマソングで遊ぶことができるようになったほか、プレイヤーアイコンなども配布された。
ちなみに公式Twitterの中の人によれば
芋煮は豚肉味噌味だ！芋煮は豚肉味噌味だ！芋煮は豚肉味噌味だ！芋煮は豚肉味噌味だ！芋煮は豚肉味噌味だ！芋煮は豚肉味噌味だ！芋煮は豚肉味噌味だ！芋煮は豚肉味噌味だ！芋煮は豚肉味噌味だ！芋煮は豚肉味噌味だ！芋煮は豚肉味噌味だ！芋煮は豚肉味噌味だ！芋煮は豚肉味噌味だ！芋煮は豚肉味噌味だ！
とのこと。
なお、この公式Twitterは普通のキャンペーン告知や商品紹介以外では良くも悪くも暴走気味で尖った発言が多く、物議を醸すこともしばしばある。
沿革
1978年 - 創業者の安田隆夫が小規模店舗「泥棒市場」を開業。
1980年9月 - 卸売業を主体として「株式会社ジャスト」を設立する。
1989年3月 - 小売業へ業態変更し、「ドン.キホーテ」第1号店となる府中店を出店する。
1995年9月 - 商号を株式会社ドン.キホーテに変更する
2017年 - 「ユニー・ファミリーマートホールディングス」と提携、子会社のスーパー・「ユニー」との共同店舗「ＭＥＧＡドン.キホーテUNY」を展開。
2019年 - ユニー・ファミリーマートホールディングスの保有する残りのユニー株をすべて取得し完全子会社化。
2019年2月 - 親会社のドンキホーテホールディングスが「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」に改称。
郊外のロードサイド店のほか、買収した「長崎屋」「ラパーク」などのデパート跡地を再利用した駅前店舗も増加傾向にある。
関連動画
テーマソング『ミラクルショッピング』
ブランドムービー
関連タグ
コストコ、業務スーパー、ドラッグコスモス：激安及び業務用商品を販売する老舗の良きライバル。
Blu-ray：スピンドルケースパッケージで販売し、もう1つ貰える当たり券のおまけ付き。
コラボを行ったコンテンツ
龍が如く…『7』以降はゲーム中には登場しなくなったが、コラボ商品の販売などは引き続き行われている。
ブルーアーカイブ：公式キャラクターグッズを販売。
ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ：描き下ろしグッズの他、みらくらぱーく!によるミラクルショッピングのカバーソングが公開された。
レッツゴードンキ：競走馬。馬主とドンキの創業者が友人であり、名付け親となった。
ドン・キホーテ(Fate)：実装の際にドン・キホーテがトレンド入りし、公式が反応をしている。トレンド入りした方がこちらとはわかっていたようだが…。
