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ド情ちゃん

どじょうちゃん

ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の3代目マスコットキャラクターとして発表されたキャラクター。ドン・キホーテのPB「情熱価格」をアピールしている。
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概要編集

2022年12月16日に、ディスカウントストアドン・キホーテの公式Twitterにて、それまでの公式マスコットキャラクター・ドンペンに代わる新公式キャラクターとして発表された。

その姿はカタカナの「ド」の形をした体に、手足とドン・キホーテのPBである「情熱価格」のロゴマークが付いただけという非常にシンプルな姿である。「ド」の部分は立体的であり、Pixivユーザー的にもわかりやすい例えで言えば「Pヘッド」や「T督」のようなイメージとなっている。

ド情ちゃんのコンセプトとしては「ドンキのオリジナルブランド『情熱価格』を皆様に知ってもらいたいという真摯な想い」というものが掲げられていることがTwitterにて言及されている。後に第三のマスコットキャラクターとして使われた。「ドドド」しか喋れない。


交代劇編集

キャラクター交代発表後は一般のフォロワーだけでなく各企業公式アカウントからも大きな反響があった。


ドンペンは公式キャラクターとしては二代目にあたるが、1998年から長きにわたって親しまれてきた存在であり、ファンからは「ドンペンくん辞めないで」など悲しみの声や、キャラクター交代に反発するような意見も数多く寄せられた。

また、肝心のド情ちゃんがドンペンと比べるとかなり直球な「文字の擬人化」というデザインであり、かつ情熱価格のアピールがメインという点で汎用性が低いこともあって、「ドンペンに『情熱価格』のロゴが入ったタスキをかけさせたり、立て札を持たせたりするだけでも良かったのではないか」という指摘もあった。


ちなみに、発表前日深夜には公式アカウントがキャラクター交代を匂わせるような投稿を行っているが、わずか数時間で削除されている。このため公式アカウントの「中の人」はすでに把握していたものと見られるが、中には「突然交代を言い渡されたドンペンの気持ちを代弁したのでは」と考える人もいた。

株式会社ドン・キホーテの社長である吉田直樹も、発表直後に「自分も聞いていない」とドンキ公式アカウントにリプライしており、まさにサプライズ発表であることが窺える。




…このように各方々で良くも悪くも話題となった「ド情ちゃん」であるが、ドン・キホーテ公式サイトに設けられたキャラクター交代・キャンペーン告知ページにはド情ちゃんの着ぐるみ写真や、有名俳優を起用したCMが掲載されており、社長が「聞いていない」という割にはかなり大規模で気合が入った出来栄えであることがわかる。このため、上層部に全く話が通っていないとは考えにくい。サプライズとして社長だけに伝えられていなかった、という可能性もあるが、社長本人が2022年12月に作成したアカウントでリプライを送り、それを本人だと確かめた様子もないままにドンキ公式がリツイートしているということから「仕込み」の可能性が高いといえる。

ほかにも、「ド情ちゃん」の商標登録が2022年12月16日時点で確認されていないこと、ドン・キホーテのチラシには変わらずドンペンが採用されていることなどから、キャラクター交代は本気ではないのでは、という見方も早々に広まっていた。


さらに、ド情ちゃんがメインの告知画像では横読みで「こちらはほんき(こちらは本気)」、ドンペンがメインの告知画像では同じく横読みで「たたかいます(戦います)」と読み取れるようなギミックがあり、ケロッグある企画のようになんらかの形で2人が対決し、勝者が正式なマスコットになるというプロモーション企画なのではないか、と推測されていた。



そして、発表からわずか8時間後、ドンキ公式Twitterに「ご報告」として謝罪文が投稿された。


この度は弊社キャラクター『ドンペン』の交代投稿についてお騒がせしております。

発表から現在に至るまで、お客様から大変多くのご意見をいただき、私たちが考えている以上にお客様の「ドンペン」への想いを再確認することができました。ありがとうございます。

皆様のご意見を受け止め、社内で協議させていただいた結果、公式キャラクターとして今後も「ドンペン」が続投することに決定いたしました。

今一度ドンペンへの想いを強く持ちPPIHグループ全従業員一同未来永劫ドンペンを愛していく所存です。この度は大変お騒がせし申し訳ございませんでした。


キャラクター交代は撤回されることとなり、ある意味ではプロモーションに翻弄される形となったドンペン・ド情ちゃんを憐れむ声も多かった。


一方、ドン・キホーテ公式Twitterを含めた広報の対応については、Twitterなどで「キャラクターやそのファンの感情を悪戯にもてあそんだ」「安易な炎上商法」などと批判の意見が目立った。


ド情ちゃんへの批判も一部あったが、基本的に批判の対象となっているのは「既に多くの人に親しまれているマスコットがいるのに、突然現れていきなり主役級の扱いを受けたこと」「ドンペンと比べると親しみにくいデザイン」に関してであり、さらにこれもド情ちゃんの問題ではなくこの企画およびその運営方針を通した会社側の問題であるといえる。

キャラクターそのものや制作に関わった人物への誹謗中傷はくれぐれも控えるようにしていただきたい。


プロフィール編集

名前ド情ちゃん
誕生日2021年2月24日
身長・体重ひみつ
性格やりすぎがち
好きなカタカナ
尊敬する人ドンペン先輩
チャームポイント内側に書かれた「JONETZ」の文字
特技みんなを驚かせること
座右の銘ドンドン驚キ

関連タグ編集

ドン.キホーテ ドンペン

不憫 不条理

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