概要
1990年代末頃に日本で出現した不良の少年達の名称。暴走族やチーマーが衰退した一方で、アメリカのストリートギャングに憧れ各自のイメージカラーの服やバンダナを身に付けていた事が由来となっている。
カラーギャングをテーマ・パロディとして扱った作品
1997年から『オール讀物』で連載中の石田衣良によるデビュー作の小説。2000年にドラマ版、2017年に舞台版、2020年にアニメ版が公開された。
同作の派生の1つにカラーギャング松が存在する。pixivではこの内容を描いた作品が多い。
- 『仮面ライダー鎧武』
同作に登場するビートライダーズは元々カラーギャングやチーマーとして考えられていたが、最終的にダンスチームという設定で落ち着いた。それでも、作中ではライダーバトルの発端が場所の取り争いから始まるシーンで名残として描かれている。
なお、この構想は後に『仮面ライダー斬月 -鎧武外伝-』で正式に実現した。
- 『デュラララ!!』
同作ではブルースクウェア、黄巾賊、ダラーズの3組のグループが該当する。
- 『ヒプノシスマイク』
2017年に始動したキングレコードのメディアミックスの1つ。ラップで優劣を決し、領土を取り合う世界観が描かれている。