概要
アメリカ文化の影響を受けて発生したストリートギャングの一種。
東京の渋谷センター街などでたむろし、グループ同士で抗争を行ったり一般人に喧嘩を売る、パーティー券などの押し売りをするなどの犯罪行為を行い、1990年代前半に社会問題化した。
メンバーは都心出身の裕福層が多く、進学校に通う学生も夜にはチーマーとして活動していた。
チーマーを特徴づけるのはそのファッションであり、アメリカ風のストリートファッション(いわゆる渋カジ)を好むお洒落なスタイルは従来のヤンキーとは一線を画すものとされた。
ちなみに同様にアメリカ文化の影響を受けたストリートギャングのうちバイクに乗ることを好むグループはバイカーと呼ばれ、お揃いのチームカラーを身につける不良集団はカラーギャングと呼ばれる。
全盛期には夜の渋谷センター街を埋め尽くすほどの勢力を誇ったが、後に治安維持活動や世相の変化により衰退した。
関連項目
東幹久:元チーマーで、スカウトにより芸能界に進出した。