曖昧さ回避
・古代日本の、官吏の職としての番長。
・不良少年グループのリーダー。
・特定の派閥などのリーダー。
古代の官吏の職としての番長
古代の日本において、当番制の勤務グループの長を指した。特に近衛府や兵衛府では、「番長」という官職が存在した。
……が、pixivにはほぼ確実に関係ないので、Wikipedia「番長」とかを参照してほしい。
一般・創作ジャンルとしての番長
フィクションの世界では、番長キャラクターは多くの場合制服は学ラン(特に長ラン)タイプである。ブレザーや近代的な学生服の番長ポジションは、番長と別の名称で呼ばれていることが多い(『今日から俺は!!』など。パロディのニュアンスで「番長」と呼ばれていることもある)。
上着はしばしば開いた状態で、袖を通さずマントのように羽織っているケースも多い。
煙草のように葉っぱをくわえていることもあるが、これは70年代に放送された時代劇「木枯し紋次郎」の影響らしい。
ぼろぼろの服や帽子を着用するバンカラは、旧制高等学校などで流行したものだが、これもフィクションでは、番長をはじめとする不良の記号と化している。
女性の場合は番長ではなくスケバン(スケ番)と呼ばれる。
どちらの場合でも、長身であることが多いようだ。
かつては「番長漫画」が一大ジャンルを築いていたが、1980年代後半あたりからは時代の流れで下火になってきており、近年の作品では時代錯誤感を意図した半ばギャグ、パロディ的な設定で置かれることが多い。
特定のキャラクターとしては、ペルソナ4の主人公を指すことが多い。
番長のイメージ
- 反骨精神の塊
そんじょそこらの不良とはワケが違う別格の不良である。
- 一匹狼
- 硬派
- 男の中の男
- 最強すなわち頂点を志す
- 弱き者、特に女子供に手を上げない
- 好敵手(ライバル)の存在
キャラクターとしての番長
ペルソナ4の「番長」
ペルソナ4(P4)の主人公(CV:浪川大輔)の愛称。
ペルソナシリーズは3以降、ゲームリリース当初は主人公にデフォルトネームを設けずユーザーに好きに決めてもらうシステムを採用している。そのため主人公を呼称するための共通の愛称が必要となり、ペルソナ4の場合それが「番長」だったのである。
初期ペルソナはイザナギ。良く発する言葉は「落ち着け」と「そっとしておこう」。
なお、メディアミックスの際には名前を決める必要が生じており、漫画版では「瀬多総司(せた そうじ)」、アニメ版では「鳴上悠(なるかみ ゆう)」がキャラの名前として採用されている。
「鳴上悠」の方は後にアニメ以外のメディアミックスにも適用されたが、この鳴上の二つ名として「番長」を採用しており、彼が「番長」であることは公式設定化した。
→鳴上悠
押忍!番長の「番長」
押忍!番長の主人公のこと、または遊技機やシリーズそのものを指す。
モデルは空条承太郎。
→轟金剛
呼称として、〇〇番長と呼ばれるもの
ファッションセンスに秀でた人物を「おしゃれ番長」などと主にマスコミが称することがある。
このように、特定の用途/要素に特化している人物やものや、転じて得意分野以外の物事が疎かなことへの皮肉として使われることがある。
特定のタグが存在する番長
関連イラスト
関連タグ
番長モノ・番長キャラをメインに扱っている作品
動物番長
金剛番長
くにおくんシリーズ
エリートヤンキー三郎
不良番長
ばんからさんが通る
風紀番長
喧嘩番長
ろくでなしBLUES
男坂
スケ番あらし
男一匹ガキ大将
ガクラン八年組
大番長
恋愛番長
押忍!番長
喧嘩番長乙女
ファイティングバイパーズ
愛称が番長である人
実在
清原和博(プロ野球選手)
三浦大輔(プロ野球選手)
松風雅也(声優)
フィクション
『ダンボール戦機』の郷田ハンゾウ。
『デジモンセイバーズ』の大門大、バンチョーレオモン
『ペルソナ2罪』・『ペルソナ2罰』の登場人物、三科栄吉の異名(パンツ番長)。
『ペルソナ4』の主人公(公式ではない)。
『みなみけ』の南春香(作中での誤解から)。
『ときめきメモリアル』シリーズ(特に初代)の主人公(育成かれこれと成り行きで番長の称号を頂戴する事がある)