概要
シリーズとして有名なものはファイナルファイトのような喧嘩アクション「ダウンタウン熱血物語」、破天荒なルールで行われる運動会「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」など。また、サッカー、ホッケー、バスケットなど、ルール無用のスポーツ系シリーズが発売されている。同一シリーズのキャラクターを用いたスポーツゲーム・パーティゲームとしてはマリオに先駆けること10年も早く試みられていた。
「不良漫画のような世界観で、子供向けの頭身の低いキャラデザで、架空の物語らしいハチャメチャバトルが繰り広げられる」という珍しい設定が使われている。キャラのデフォルトネームは熱血硬派シリーズは下の名前のひらがな表記、ダウンタウンシリーズは名字のひらがな表記が使われている。
くにおくんが高校生という親しみやすい設定のためか、登場するキャラクターの大半に、かなり細かい設定がなされている。ちなみにシリーズファンのなかには5頭身のほうがいいという人もいるらしい。
ステータスが上がる魔法の杖、異世界トリップの要素などが存在するものの、基本的に物理攻撃、スポーツ、財力のみで戦う。公式曰く、主役であるくにお&りきはプレイヤーの分身や半オリキャラと解釈できるように、細かい設定を設けていないとのこと。シリーズによっては「えでぃっときゃら」もPCとして使える。
生みの親であるテクノスジャパン(くにおくんの名前は社長の瀧邦夫氏から取られている)は倒産してしまったが、版権はその後、元テクノスの関係者が設立した会社、ミリオンが管理していた。(アークシステムワークスなどのメーカーは販売を担当)その後2015年にミリオンからアークシステムワークスへ版権が譲渡され、それ以降同社が版権を管理している。
2013年には実写ドラマ化もされた。
『おれは男だ!くにおくん』
コロコロコミックの名作。漫画家穴久保幸作によるくにおくんのメディアミックス作品。連載の原典といえる読み切り漫画では5頭身のくにおくんであったが、連載開始後はどんどん背が縮み始め、最終的に3頭身に変更された(周囲は5頭身なのに)。
登場人物はあまり原作再現度が高くなく、特に原作の女性キャラは全く登場しない。
本作のくにおの強さは尋常ではなくマッハパンチで壁粉砕、マッハキックで敵をビルの屋上までブッ飛ばし、ダブルドラゴンを波止場から上野動物園まで投げ、しまいには重量200㎏のフォークを投げ飛ばすなど、もはや仮面ライダーか何かの領域に達している。
しかし、巻を負うごとにアホぶり、ヘタレぶりが増していき、序盤ではタイムマシンで幼児のころやヨボヨボになった未来に行っても瞬殺されるくらいに差があったりきに、中盤以降は互角以上に渡り合うまでに差を縮められている。
結果的に、くにおのヘタレ化・ボケ化は次回作にも色濃すぎる影響を与えるに至った。
くにおくん熱血コンプリート ファミコン編
2016年12月8日、アークシステムワークスから発売。
『熱血硬派くにおくん』から『熱血! すとりーとバスケット』までのファミコン作品11本を1本にまとめた作品。⇒公式サイト
くにおくん ザ・ワールド ~クラシックスコレクション~
2018年12月20日、アークシステムワークスから発売。
『熱血硬派くにおくん』から『熱血! すとりーとバスケット』までのファミコン作品11本に加え、海外版くにおくん4本と海外版ダブルドラゴン3本を1本にまとめた作品。⇒公式サイト
主人公「くにお」
演者一覧
CV:堀川りょう(PCE版ダウンタウン熱血行進曲)、杉田智和(乱闘協奏曲)、村上聡(イカすぜ!小林さん)、古川慎(RiverCityGirls 2・日本語ボイス)
大野拓郎(実写ドラマ版)
溝口琢矢(舞台版)
概要
弱い者いじめと卑怯者が大嫌いな、正義の不良。白ランが特徴的だが、実は熱血高校の生徒は全員白ラン。
番長だろうが暴走族の総長だろうがスケバンだろうが、果てはヤクザの組長とまで喧嘩する男の中の男。
部活はドッジボール部だがサッカーやアイスホッケーに助っ人に行くこともある。
マリオやソニックが「雲の上のスーパーヒーロー」なのに対し、彼は「うちの学校のすげえ奴」といったところ。
必殺技は基本的に殆どシリーズも「まっはきっく」という、連続で蹴りを繰り出す技を習得しており、レベルを上げてステータスを伸ばすタイプのゲームなどでもキック力が伸びやすいため、彼自身が蹴りを主体とした戦い方を得意としているのだと思われる。
RiverCityGirlsでは赤いパーカーに白ラン(?)となっている。
外部出演
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
スピリッツとして登場。ランクは★3(ACE)でアタッカータイプ。
Miiファイターの格闘タイプに憑依し、プレイヤーに立ちはだかる。
一定時間経過すると、武器アイテムが大量に出現する。
Miiファイターを倒せばゲットできる。
このスピリッツを装備すると、ファイターが装備する打撃アイテムが強化される。ただし数字は高いがスロットがゼロなので、相手を見て使うように。
にゃんこ大戦争
2021年の大運動会イベントのガチャで初実装。まさかのコラボである。ガチャは少し特殊でくにおくんはガチャから出ないが引くと貰える交換キャラである。超激レアでステータスは第1形態は近距離範囲攻撃、第2形態は遠方範囲攻撃に変わる。彼が最も強いとされる理由はにゃんコンボでくにおくん単体で発動できる「なめんなよ!」である。この効果はネコボンのレベルを最初から3に出来る。
編成する時に十分攻略できるキャラが揃っていたら余った枠にくにおくんが入れることが多い。つまり彼がいたら序盤の金稼ぎが短縮できるのである。しかし、くにおくん自体キャラパワーや形勢を逆転できるステータスではない為注意が必要。それでも初心者から上級者まで使える優秀なキャラである。
ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!
開発がアークシステムワークスであるためか、りきと共に背景キャラとして登場。
関連動画
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男女逆版(?)→るるる学園、RiverCityGirls(熱血硬派くにおくん外伝)