概要
国内版タイトルは『熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls』。
アメリカのゲームメーカーWayForwardとアークシステムワークスによる、公式くにおくん外伝。
『ダウンタウン熱血物語』の海外版アレンジ作品『River City Ransom』をタイトルの由来としているが、本家くにおくんのキャラクター名はそのままに、海外風にアレンジした独自の世界観が舞台。
くにおとりきが何者かに誘拐され、それぞれのガールフレンドであるみさこときょうこが冒険に出る。
主人公たちは『新・熱血硬派くにおたちの挽歌』に登場したくにおとりきの彼女が元になっている。
しかし同作は国外未発売であり、アメリカではマイナーなはずのタイトルである(作中でもこれをイジる一幕がある)。
また、オリジナル版ではなかった本家『くにおくん』の主人公二人のガールフレンド(公式で明言されているのはまみだけだが)であるはせべとまみがパラレルワールド的なキャラ付けで登場しているのも見どころ。みさこ&きょうことはせべ&まみが共演するのは『それゆけ大運動会~オールスタースペシャル~』以来となる。
メーカーの作風でもある萌えを意識したキャラデザと、ポップでカラフルだが所々不衛生で治安の悪い本家くにおくんのヤンキーな雰囲気が合わさっているのが特徴。
セリフ回しもアメリカテイストやメタネタ(あと直接的な翻訳)が混ざり合った、これまでのくにおくんシリーズには無かったものとなっている。
同時にストーリーは割と大雑把で、よくも悪くもメリケンなゲームである。
作中随所に見える旧作群への愛は本物だが、本家とは別路線の「外伝」と割り切って女主人公ゲーとして楽しむのが良いかもしれない。
続編として「RiverCityGirls2」が発売。
登場人物
主人公コンビの天然娘。素早いキック攻撃が得意。
極度の天然ボケだが人懐っこい性格で、猪突猛進なみさこの女房役。ボーイフレンドはりき。
日本版ではみさこを先に紹介しているが、ゲーム内ではきょうこが1P側である。
主人公コンビのぶっこみ担当。重量級のパンチ攻撃が得意。
豪快で暴力的だが人情に篤い男前な少女。ボーイフレンドはくにお。
曲がったことが大嫌い、いわずと知れた熱血硬派。
りき共々誘拐された写真が、きょうこの携帯に送られたことが発端となる。
当然ストーリー開始時は姿がないが、クリアすると・・・。
くにおのライバルであり、よき相棒。
くにお同様、開始時に姿はないが、こちらもクリアすると・・・。
主人公コンビと仲の悪い二人組。自分たちの方がくにおとりきのガールフレンドであるかのようにふるまっている。
ダウンタウンシリーズのヒロイン格でありながら本作では嫌味な悪役になっているが、主人公たちと同様相棒とは友情で結ばれている。
ストーリー中、各所に表れては思わせぶりな発言をくりかえすが・・・。
ドSな雰囲気に魅力があるのか案外ファンアートが多い。
カラダがでかくて声も態度も何でもでかい、番長のなかの番長。
生徒の脱走阻止のため雇われた、熱血高校の警備員として立ちふさがる。
妬みはパワー。「力が欲しい」「人望が欲しい」「女の子にモテたい」そんなよこしまな気持ちから悪のパワーに目覚めた不良。
建設中の建物屋上を隠れ家と称して居座っている。黒魔術として、旧作における「やまだのじゅつ」を振るう。
ひばり
礼儀知らずで上から目線。だけど、魔法のような仕立て技術を持つインディーズのファッションデザイナー。
ファッションに頓着しない人間が大嫌い。失礼な態度を取る人間も大嫌い。
筋肉をこよなく愛する巨漢。
誘拐で稼ぐ極悪人としてダウンタウンで噂になっている。
ノイズ
忙しすぎてプライベートの時間が全く無いほど世界的に超絶人気を誇るギターボーカリスト。
町でライブがあれば、町中の男が実質行方不明になるらしい。
さぶこ
色々知ってる変態情報通。
各所で(ゴミ箱の中から)登場し、報酬と引き換えに様々な頼みごとをしてくる。
彼女たち以外にも、くにおくんシリーズ・ダブルドラゴンシリーズ・コンバットライブス等のキャラが多数カメオ出演している。
ストーリー中の協力者やショップ店員や雑魚敵など多岐にわたり、大体のキャラにRCG版のデザインが存在する(逆にごうだのように、主要キャラであっても影も形もない者もいるが)。
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