概要
『ファイナルファイト』のような喧嘩アクションに、RPG要素を取り入れたアクションRPG。
海外では『River City Ransom』のタイトルで、キャラ名のほか学ランをTシャツ&ジーンズに変えるなどローカライズされている。
海外版の続編として『River City Ransom Under Ground』がSteam等で配信されており、前作から25年後が描かれている。
記録はパスワードでの記録…だが、正確には進行記録ではなくステータスや所持金の記録である(それ故に最初から所持金最大・ステータスMAXのパスワードが存在する)。また、ソフト単体でのセーブはできず、ターボファイルが必要となる。
X68000版
FC版がベース。花園学園と冷峰学園の各高校のエリア(外部は花園高校、内部と屋上は冷峰学園のエリアの流用)と各高校の副番と総番が登場。
会話シーンが追加され、ボイスが搭載されている。(一部のキャラと各総番のみ)
PCエンジン版
FC版ベース。主要人物全員にフルボイスが搭載されている。
GBA版
『ダウンタウン熱血物語EX』(海外名:『River City Ransom EX』)としてリメイク。
海外版でもキャラ名以外は国内版と同じになっている。
ドット絵もリファインされている。セーブ可能。
3DS版
『ダウンタウン熱血物語SP』(海外名:『River City Rival Showdown』)としてリメイク。
ドット絵がPS3版熱血行進曲準拠となっており、各キャラもFC版のドット絵をベースに新規モーションを追加。
主要キャラに後付け設定を追加。
上記と違って背景がHDとなっており、背景キャラも追加。
ストーリーもFC版の原型を残しつつ大幅に追加。くにおとりきが冷峰学園に向かう前の3日間の空白が描かれている。
時間の概念だけでなく、至る所に分岐点があり、マルチエンディング制となっている。
必殺技だけでなく、超必殺技も搭載し、やられ状態で復帰できる熱血カウンターも搭載。
3DS版専用のオリジナルキャラも登場。
ある条件を満たせば、あの男のエピソードも遊べるようになる。
もうひとつのモードとして、格闘ゲーム「Fighting of Double Dragon 2016」も搭載。
海外版では国内版がベース。字幕が英語になっている他、キャラ名が国内版のローマ字表記になっている。
ニンテンドースイッチ版
「Nintendo SWITCH Online ファミリーコンピュータ」にファミコン版そのものを収録。ターボファイルの項目があるが再現されてはいないものの、まるごとセーブが4つまで可能。※遊ぶにはニンテンドースイッチオンラインに加入する必要がある。
ストーリー
ある日、「花園高校」の女子生徒である島田真美が、最近悪の巣窟と化した「冷峰学園」の何者かにさらわれた!
最愛の彼女を助けようと「冷峰学園」に向かう鮫島力の前に、ライバルのくにおが現れる。
実はくにおは「冷峰学園」にいるかつての仲間に会うのが目的だった。
目的は違えど、手を組むことになったりきとくにおの前に、「冷峰学園」の手先となった他校の生徒たちが襲い掛かる!
そして「冷峰学園」には、恐ろしい黒幕が存在していた…!
『熱血硬派くにおくん』シリーズとの違い
『ダウンタウン熱血物語』はキャラクターが3頭身であり、(りきなど一部の連中を除き)キャラの名前が「名字」で、ハチャメチャ、カオス、ギャグメインの展開が多い。
『熱血硬派くにおくん』シリーズは大半のキャラクターが「下の名前」であり、5頭身であり、雰囲気もシリアスでドラマティックである。この二つはキャラの頭身以外に世界観も違う…気がする。要は、ガンダムとSDガンダムの違いのようなものだと思えばいい。
『熱血硬派くにおくんすぺしゃる』以降の作品には、『熱血硬派』のキャラと『ダウンタウン』のキャラが同時に登場していて、両方が『ダウンタウン』の絵柄で描かれている。
関連タグ
くにおくん 鮫島力 長谷部和美 沢口靖夫 西村成孝 豪田剛 五代奨 山田大樹
ダウンタウン熱血行進曲:国内版での続編
ケンカアクションゲーム ファミコン レトロゲーム ファミリーコンピュータ PCエンジン ゲームボーイアドバンス ニンテンドー3DS
ターボファイル:オリジナルのファミコン版はターボファイル対応ソフトの一つ。