ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

CV:野中藍

概要

主人公糸色望がクラス担任である2のへ組の女子生徒。出席番号14番。

作中において最初に登場した女の子。本作のメインヒロインという扱いである。

ヘアピンをつけた黒いショートヘアが特徴。後頭部に「アンテナ」と呼ばれるアホ毛がある。なお、ヘアピンは服装によって違い、制服の際は向かって右側の前髪に×形のものをつけている。

あらゆることをマイナスに考える望とは対照的に、あらゆることを前向きにとらえる非常にポジティブな性格だが、奇妙な歌を歌ったり、ポロロッカ星人と交信を試みるなど、かなりの天然…というよりは電波な言動が目立つ。実際、その手の話題にはよく食いついている。

作中では両親の自殺未遂や叔父の服役など、何やらヘビーな境遇が暗示されている。

最初期は行き過ぎたポジティブを除けば(望や他の生徒たちがぶっ飛んでいるのもあって)割と常識的なキャラだった。しかし、まもなく電波キャラとなり、中盤以降はポジティブ発言の裏で何かを企んでいる黒幕的なキャラとなっている。

どんな時も冷静で腹黒い一面があり、人の心の弱みにつけ込むことを得意としている。また、生徒たちの回想に幼少時の可符香とおぼしき少女が度々登場し、相手のトラウマの原因となる発言をしている。

望のことは表立って好意を示すことはないが、隣の女子大生に変装してアプローチをかけ、恋人候補に女子大生を推すなどの真意の読めない行動をしている。

また、学校内でしか基本的に交流のない他の生徒に対し、彼女のみ休日でも望と連れ立っているシーンが描かれる。

実は、名前は本名ではなくPN。フランツ・カフカが元ネタとされる。

名簿には彼女の本名が記載されているため、望や他の教職員は本名を把握しているはずだが、なぜか本名で呼ばれることはない。また、学校に提出する書類でさえ「風浦可符香」と記名している。

名前を書くときは可符「香」の後にタヌキの尻尾のイラストを添える。

ネタバレ

以後、第290話以降のネタバレを含みます。

小節あびるの左目の眼帯が取れた時、それまで「前の角膜の持ち主を引いた車のナンバー」がフラッシュバックしていたのが、なぜかクラスメイトが全員「風浦可符香」に見える現象が起きる。あびるは鏡で母親のような瞳で見守る可符香を見るが、それを最後に301話まで(後ろ姿などで断片的に映ることはあっても)可符香は登場しなくなった。

最終回の前話における第300話において糸色命の口から、彼女にまつわる衝撃の事実が明かされ、そして、本名が判明する

なお、彼女の本名については本格的に発覚する前からそれとなく伏線が張られている。

名簿番号は13人いる男子のすぐあと、15番の大草麻菜実の一つ前(女子生徒の中で最も若い番号)である。このため「あ行」であることは明確であり、なおかつ「赤木」という生徒がクラスにいることが原作9話で示されている。

また、日塔奈美は可符香によく似た「あんちゃん」と幼稚園児のころに交流があり(トラウマを植え付けられているが)、OAD『【獄・】さよなら絶望先生・下』に収録されている原作者脚本のオリジナルエピソード「一本昔ばなし」に同じく「あんちゃん」という少女が登場する。つまり、これらをつなぎ合わせた名前が可符香の本名であるというのは早くから考察されていた。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 無題

    先生と可符香。17巻表紙をみて衝撃と興奮のあまり書き殴ったものです。
  • 絶望の中での初めての出会い。

    はじめまして、こんにちは。 さよなら絶望先生が最終回を迎えたので、 興味のある私なりに小説を 書いてみようとしました。 評価及び閲覧有難うございます(2012年10月13日追加)。
  • わたしのかみさま

    望カフ。 早く重版かからないですかね。白黒版も買うんですけど。見たいんですけど。
  • さよならする前に

    絶望先生最終回を見て。 一話までの状況を杏ちゃんサイドから 杏ちゃんは、可符香として生きれて幸せだったと思います。
  • 逝国

    さよなら絶望先生の二次です。表紙は実姉のhttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=15077685より。
  • 望とカフカの誓い

    お久しぶりです。 さよなら絶望先生最終話から301話プラスアルファを 記したくなりました。 私は夢から離れな・・・ そして、キャラ崩壊しているかもしれませんので、 ご了承していただける方がご覧ください。 (2012年8月31日追加) そして、評価及び閲覧有難うございます(2012年10月13日追加)。
  • あなたにほほえむ

    望カフ。 最終回を読んで。……というか、最終回の拡大解釈。あくまで私個人の解釈です。 タイトルは、桜の花言葉から。 パチ屋の早売りで皆さんより一日も先に読んだというのに、このざまである。だって、パソコン壊れてるんだもん。 ……ううん。これで良いのか、考えれば考える程、わからなくなっていくから。 だけどね、笑って、泣いて、笑ったこの作品への愛を、私なりに伝えないと。 本当は、わからないままです。きっと、これからもずっと、私の心にはこの作品が在って、疼くのだと思います。それで良い。 絶望先生は、墓まで持って行きます。 沢山願えそうもないから、たったひとつだけ願いました。それが叶った上に、切ないけれど、こんなに幸せな気持ちをくれた久米田先生、ありがとうございます。 カフカちゃん、大好きだよ。こんなに抱き締めたくなった女の子は、あなたが初めてです。
  • 絶望先生過去ログ

    過去サイトに掲載していた小説ログです。可符香さまマジ神。可符香と望の話は躁鬱のギャップ激しいです…いや甘鬱のギャップ…?
    25,048文字pixiv小説作品
  • 赤と緑

    未完です 最終回+30X話を踏まえた上で、望や医師組や書店組や糸色家はどんな景色を見てどんな気持ちで日常を過ごしていたんだろうと。(追加 2015/5/21) ■ご注意 *絶望先生 最終回+30X話ネタバレ含みます。 *望カフ・准カフ *糸色望・久藤准・糸色家中心に過去などの捏造。 *作中の台詞の個人的な解釈。
    14,000文字pixiv小説作品
  • 愛しき貴方

    閲覧ありがとうございます! ここ最近、絶望先生熱が凄くて、短いですが、思いついたお話を投稿させて頂きました…(  ̄▽ ̄)ゞ 『糸色望』という名前を平仮名で区切ってみるとアラ不思議、そんなお話です ほんのり望カフ?
  • まだ、

    ※性転換 先生と一緒に寝ようとする可符香の話
  • けむりがめにしみる

    望可符。 ついったでつらつら書いた小話。会話だけ。 まだこの二人に煙草を吸って貰っていなかったな、って。それだけ。
  • 仕返しの行方

    望可符。 そこはかとないバレ。 縁が望を叩きましたよね。私は、そうやって天使を追い出さないと、望が危なかったんじゃないかと思っています。いつまでも卒業が迎えられず、望はそのうち……。 名前呼ぶようになっちゃってたし。 叩かれてから、望はまるで憑き物が落ちたようでした。 でも、ね。きっと、大丈夫だったんですよね。あんな言葉、笑って掛けてあげられたんだから。
  • 遭難

    望カフ、望可符、望杏。 殺伐・ヤンデレCPお題小話詰め。 メインキャラが指定CPと違う場合もあります。 私は、301話でバスを降りようか物凄く迷った末にボタン押したんだけど降りずに車庫まで行った系、です。車庫に行ったら降りても暗くて帰り道わからないし、とりあえずバスで待機中…みたいな。 最後の最後に「絶望した!」のは私だった。のに、やっぱり「私は幸せでした」。ありがとう、本当にありがとう。 今日は久米田先生のお誕生日ですね。おめでとうございます!
  • 右手に希望、左手に絶望

    望可符小話詰め。 本当に小話。昔書いたの。 最終回を読んでの話も書いてるんだけど、上げて良いものやら。まさしく、蛇足だよ。 想い入れがあり過ぎるのも問題だ。
  • 望カフSSつめ

    こんばんは。 以前ブログに載せていたお話だったのですがブログを閉じてから年月が経ったのでこちらにも投下いたします。 なにせ書いたのが原作最終回前だったのとアニメの一期~二期を見たぐらいの時だったのでで矛盾する部分がありますのでご注意ください! 1ページ目〜5ページ目はすべて望カフ。 おまけの6ページ目だけは木野加賀風味のまとい→望風味です。 すべてとっても短いです。 1ページ「ネガティブとポジティブの間」 ※隣の女子大生ネタ 2ページ「カフカと千里」 ※アニオリネタな上に普通に可符香がみんなから名前で呼ばれています。 3ページ「死が二人を別つとき」 カフカ→望 4ページ「また明日」 望→カフカ 5ページ「旅路の果て」 駆け落ちオチのような 6ページ「加賀さんの憂鬱」 ※この話だけ木野加賀です
  • 嫌よ嫌よも松の内

    「すみません! 年末年始で原作一気読みしちゃってつい時期遅れも時期遅れの二次創作を作ってしまってすみません!」 作品内には出てこないので。個人的には小森さんか加賀さんの二択です。

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

風浦可符香
62
編集履歴
風浦可符香
62
編集履歴