概要
ダンボールのフィールドで小型ロボ玩具「LBX」が戦う作品。
プラモデル、アニメが先行して展開されている。これはゲーム作品が2度延期になってしまったため。
なお、ダンボール製なのはLBXの戦うゲーム・フィールドであって(それも今日のダンボールとは別次元の強度を誇る(内外の衝撃を80%まで軽減する)未来の革新的素材「強化ダンボール」である)、ロボットがダンボール製というわけではない。
そんなわけで「どこが段ボール……?」と首をかしげたりしないように。
ただ、その強化ダンボール自体が中々話に絡んでこないため、結局「どこが段ボール……?」と首をかしげてしまう人はなんだかんだでいたりする。
ダンボール(で出来た箱の中で)戦(う)機(機械…ロボット)と考えればOK。
一応無印アニメ版の前口上等では「人々からダンボール戦機と呼ばれている」と紹介されているが、劇中では一切登場しない呼称であり登場人物からは一貫してLBXと呼ばれている。
海外版では後述のとおり『Little Battlers eXperience』となっている。
2019年3月14日から、YouTubeのコロコロチャンネルでアニメ第1期の公式配信が行われた。
(現在は非公開)
これに連動するプラモデルシリーズも4月からリリースされバンダイがスポンサーのアニメでCMが流れる事もある。
2019年は上記の発表を含めて新シリーズの展開も予想されているが続報を待ちたい。
作品
シリーズ
ダンボール戦機
2050年、LBX大好き少年ながらLBXを持っていない山野バンは、ある日、見知らぬ女からLBXを託される。
託されたLBXの出会いによってバンやその仲間たちが、世界の命運を賭けた戦いに巻き込まれていく。
無印とも呼ばれ、ゲーム版は通常版の他、追加要素を加えた「BOOST」とBOOSTに追加要素を加えて3DSに移植した「爆ブースト」の計3種がある。
ダンボール戦機W
世界の命運を賭けた戦いから1年が経った2051年、バン達は再び世界の命運を賭けた戦いに巻き込まれる。
そして、2度目の世界の命運を賭けた戦いは、新たな脅威の火種となり、襲うことになる。
Wとも呼ばれ、ゲーム版は通常版の他、追加要素を加えて3DSに移植した「超カスタム」の計2種がある。
ダンボール戦機ウォーズ
バン達の戦いから時が過ぎた2055年、LBXは世界最高峰のホビーとして認定され、プロリーグの設立などビジネス業界でも絶大な存在感を獲得していた。
そんな時代、LBXプレイヤーの名門校である神威大門統合学園に、LBXのプロプレイヤーになることを夢見る瀬名アラタが転校してくる。
神威大門に設けられた巨大ジオラマ「セカンドワールド」を用いた疑似戦争「ウォータイム」が生徒達を世界の命運を掛けた戦いに巻き込んでいくことになる。
ウォーズとも呼ばれている。
本作は、無印・Wと異なり、ゲームが対応する機種にプレイステーション・ポータブル版が無く、3DS版のみとなっている。
LBX烈伝 History of Justice
ウォーズの時代から1年が過ぎた2056年、新たに開発されたLBXエンペラーM5が強奪される事件が発生する。
この事件から新たな戦いが始まる。
こちらの作品はゲーム版はなく、月刊ホビージャパンで小説が掲載されていた。
本編関連作品
装甲娘ミゼレムクライシス
Wの時に発生したミゼルトラウザー爆発は時空断裂を発生させ、ウォーズに繋がる世界と、もう1つの世界に分かれてしまう。
もう1つの世界は、LBXが軍事転用され、LBX技術を応用したパワードスーツであるLBCSを装着した少女、通称「装甲娘」が誕生。
そんな技術が生まれる一方、2054年に日本の首都で新たな脅威が発生して、日本の首都が壊滅。
装甲娘達がこの驚異の迎撃が今幕を開ける。
旧装甲娘からリニューアルした作品で、旧装甲娘と異なり、原作と繋がりがあるストーリーとなった。
リニューアルした関係で、「ミゼレムクライシス」で呼ばれている。
別編
装甲娘
ダンボール戦機をアニメやゲームと言った作品として認知する世界に住むミカヅキ カリナはある時、異世界の荒廃した日本に飛ばされる。
そんな彼女にはLBXを装備する能力が与えられ、他にもカリナと同じく異世界から飛ばされてLBXを装備できる少女達と出会い、敵と戦っていく。
従来のシリーズと世界観の繋がりがない作品。
様々な要因からサービス開始から6ヶ月で長期メンテナンスとなり、その結果大幅にリニューアルされることになって「装甲娘ミゼレムクライシス」として生まれ変わることになる。
なお、上記の理由からこちらの作品は「旧装甲娘」又は「旧版」と呼ばれている。
装甲娘戦機
最新LBX発表会にやって来たリコは、異世界の荒廃した日本に飛ばされる。
そんな彼女にはLBXの力を持つユニットが与えられ、他にもリコと同じく異世界から飛ばされてLBXを装備できる少女達と出会い、敵と戦っていく。
当初、旧装甲娘と連動したアニメとして計画された。
しかし、旧版がリニューアルした関係で、連動されることが不可能となり、また旧版がリニューアルする時点で計画がかなり進行していたため、旧装甲娘をベースとしたオリジナル作品となった。
ただし、従来のシリーズに登場するオタクロス本人も登場している。
作中用語
名称 | 解説 |
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LBX | 素体のコアスケルトンと外装のアーマーフレームで構成されている手の平サイズの小型ホビーロボット
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CCM | Control&Communication Manipulator。通常のCCMによる操作可能距離は半径100mで、サイバーランス社がゼノン専用に開発したものは1kmまで有効、『W』時点では一般のCCMの有効半経も同距離まで延伸した。スパークブロード通信(後述)による操作可能距離は半径50km。CCMは携帯電話の機能も兼ね、映像通話・テレビ機能(リアルタイム配信)・カメラやインフィニティネットも使え、豪華な仕様となっている。『ダンボール戦機』、『ダンボール戦機W』では、外観は伸縮式アンテナ付きフィーチャーフォンに似た形状をしている。使用者の持つ機種によって、形状やボタン数などが違うが、特に中折れ式のデザインが多い。CCMのアンテナは非使用時には収納されており、操作キーを叩くと自動的に伸張する。画面にはLBXの状態などが表示され、LBXがプレイヤーの目視視界外に出るとディスプレイがLBX視点のモニターに切り替わる。もはやスマートフォンの上位互換である。因みに機械音声は、浪川大輔・星野貴紀・渡辺明乃の御三方。 |
インフィニティネット | インターネットに替わる次世代型ネットワーク。日本語訳表記は「量子ネット」であり、かつてのインターネット漫画喫茶は劇中「量子ネット漫画喫茶」となっている。有線回線だけでなく、「パラダイス」などの通信衛星を用いた衛星無線でも結ばれている。CCMたった1つでも通信可能なのだ。 |
強化ダンボール | 内側と外側の衝撃を約80%吸収するダンボール
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エターナルサイクラー | LBXの生みの親である山野淳一郎が発明した無限稼働機関
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シーカー | 宇崎拓也が創設したテロ対策組織
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イノベーター | 海道義光が首領の組織
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アングラビシダス | 伝説のLBXプレイヤーのレックスが主催するLBXの非公式地下大会
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アルテミス | LBX管理団体「オメガダイン」が主催するLBXの世界大会
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アキハバラキングダム | LBXメーカー「タイニーオービット」が主催するLBX大会
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トキオシティ | 日本の東京をモデルとする地名で今作の舞台
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ミソラタウン | 山野バン達が暮らす町
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地名・施設に関する詳しい情報はダンボール戦機の地名・施設を参照
登場人物
詳しくはダンボール戦機の登場人物一覧を参照。
登場LBX
前編
アキレス | ||
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ハンター |
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クノイチ |
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デクー |
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ジ・エンペラー |
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後編
オーディーン |
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パンドラ |
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フェンリル |
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プロトゼノン |
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ゼノン |
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イプシロン |
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あれこれ
ゲーム作品に関するデータ
無印 | BOOST | 爆ブースト | |
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機種 | PSP | 同左 | 3DS |
ジャンル | プラモクラフトRPG | 同左 | 同左 |
発売日 | 2011年6月16日(木) | 2011年11月23日(水) | 2012年7月5日(木) |
希望小売価格(税込み) | 5,980円 | 4,980円 | 4,400円 |
開発・発売元 | レベルファイブ | 同左 | 同左 |
CERO | A(全年齢対象) | 同左 | 同左 |
無印版の特徴
BOOST版の特徴
- 操作キャラクターに「大口寺リュウ」「三影ミカ」「矢沢リコ」「八神英二」「真野晶子」「オタレッド」「北島沙希」「神谷コウスケ」「マスターキング」「宇崎拓也」が追加され、既存キャラ含め、全キャラに特殊能力が追加
- 武器に二刀流(同じ剣を二本装備)・二丁拳銃(同じ片手銃を二丁装備)が追加
- オートバトル機能追加
- AC(アーマーフレームごとに設けられているレベル)の上限が100から200に上げられた
- ランキングバトルに裏ランキングバトルが追加
- 通信ポイントで過去に入手したLBXパーツと交換できるポイントカタログを追加
- エピソード0の収録
- LBX・LBXカード・武器・必殺ファンクション・クエストなどが追加
爆ブースト版の特徴
- BOOST版の追加要素は基本的に引き継がれた
- ただし、オートバトル機能・ポイントカタログは削除された
- 操作キャラクターに「マスクドJ」「マスクドM」「マスクドB」「山野バン(W仕様)」「大空ヒロ」「花咲ラン」が追加された
- やりこみ要素としてアルテミスレジェンドが追加
- LBX・武器・必殺ファンクション・クエストなどが追加
- 3DSのすれちがい通信を利用してアーマーフレームを交換できるキタジマウェブショップが追加
余談
検索について
LBXの名称は、「ハンター」など一般名詞が用いられているものが多いため、「ダンボール戦機」などの絞り込みワードの利用を推奨。
タグとしては、「○○(ダンボール戦機)」「○○(LBX)」のいずれかを使用している。
なお、プラモデル商品名としては「LBXハンター」など、「LBX」が頭につく。
設定について
ダンボール戦機の年代設定(2050年)は武装神姫の年代設定(2036~2040年)に近く、「発売された玩具が等身大(1/1)」、「バトルさせる」、「カスタムにより強化する」と類似点もある。
また「プラモデルによるバトル」という題材はプラモ狂四郎・ガンプラビルダーズやプラレス3四郎(その本歌取りであるエンジェリックレイヤー)などから連綿とつながる由緒正しいジャンルでもある。
つまり↓こういうことである。
関連動画
関連タグ
カテゴリ | ゲーム プレイステーション・ポータブル レベルファイブ |
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略称 | ダン戦 |
二次創作 | ダン戦[腐](腐向け専用タグ) ダン戦男女カプ ポケモン戦機 LBX擬人化 ダン戦大人組 ダンボール神姫 |
評価タグ | ダンボール戦機50users入り ダンボール戦機100users入り ダンボール戦機500users入り ダンボール戦機1000users入り |
- あたりまえ体操…イナズマイレブンコラボ映画の公開でギャグが披露。
- メガトン級ムサシ…レベルファイブから新たに発表されたロボットを主体とするゲーム作品。本作がホビー用小型ロボットなのに対し、メガトン級ムサシでは巨大ロボットを操縦する。本作にあるカスタマイズ機能も存在する。
- マンホール戦記アオイ:名前の響きが似ている。