「その病気はきっと治せる。そして、新しい世界を作るんだ!」
CV:久保田恵
概要
ダンボール戦機(無印)
本作の主人公でミソラ二中に通う13歳の中学1年生。
温厚だが勇敢で仲間思いな性格であり、LBXバトルを通じて多くの仲間を作っていく。
LBXに限らず、メカ・プラモデル全般を好むロボットオタク的な一面を持ち、友人と一緒に近所のキタジマ模型店に入り浸っている。
父親の影響もあるのか、LBXへの思いは人一倍強く、LBXを悪用する組織「イノベーター」に対しては、怒りを露わにしている。
物語冒頭、父親に関わる出来事が原因で自分のLBXを持つ事を母親に禁じられていたバンは、キタジマ模型店でLBXを借りては、友人の青島カズヤ・川村アミらと遊ぶ日々を送っていた。
そんなある日、突然現れた謎の女性からアタッシュケースを手渡され、「この中には希望と絶望の両方が入っている」と告げられる。
言葉の意味に疑問を持ちながらも帰路に着き、アタッシュケースを開けると、その中に入っていたのは謎のコアスケルトン「AX-00」だった。
このAX-00との出会いが引き金となり、世界の命運を賭けた戦いに巻き込まれていく。
序盤の時点でLBXの操作技術はそれなりに高く、海道ジンや仙道ダイキといった様々な強敵・ライバルとの戦いの中でさらに腕を磨いていき、最終的にはLBXバトルの世界大会「アルテミス」を初出場で制覇するに至る。
物語終盤、とある出来事が原因で自室に引き籠る様になり、挙げ句LBXを手放そうともしたが、ジンの思いを知った事で再起し、改めて世界の命運を巡る戦いに挑んでいく。
余談だが、開発初期段階では首にヘッドフォンを掛けており、顔つきも少し悪かった。
ダンボール戦機W
前作から1年が経ち、14歳の中学2年生に。
イノベーターとの過酷な戦いを乗り越えた事で、LBXプレイヤーとしても、一人の人間としても、大きな成長を遂げている。
さらに、身長が伸び、顔付きも洗練されてより主人公らしくなった。
また、服装が変化した事もあり、無印では見られなかった首筋が見られる様になっている。
LBXへの熱い思いと、勇敢で仲間思いな性格は健在。
アルテミスを始め、数々のLBXバトル大会で優勝している事もあり、世界的にも有名なLBXプレイヤーとなっている。
新たな脅威である「ディテクター」「オメガダイン」に対抗する為に、新型LBX「エルシオン」を手にし、過去の戦いを経て親友となったジンや、新たな仲間である大空ヒロ・花咲ラン達と共に、再び世界を救う為に立ち上がる。
ダンボール戦機ウォーズ
『W』からさらに4年が経って18歳となり、眼鏡を掛ける様になった。
オールスターフォトバトルのスペシャルアニメでは、LBXバトルからは一線を引き、開発・研究者としてLBXと関わる道を選んだ事が語られている。
しかし、オーディーンでドットブラスライザーを圧倒する、ゲーム版の裏ランキングバトルでは2位に君臨する等、LBXプレイヤーとしての実力は一切衰えていない。
LBX烈伝
オールスターフォトバトルのさらなる後日談であり、あれから1年経過している。
容姿は『ウォーズ』の時と同じ。
LBXの開発・研究に勤しんでいたが、神谷重工の新型LBX「エンペラーM5」の強奪をきっかけに、ジン・コウスケ・アラタ達と共に、国際テロ組織「ワールドセイバー」の脅威に立ち向かう事となる。
装甲娘
ミゼレムクライシス版にのみ登場。
また、メインシナリオシーズン2では、オタクロスによる指導も受けていた。
使用LBX
※詳細は全て個別記事参照。
得意な武器はランス(槍)でバンの愛機達は全機体ランスを装備している。アキレスやイプシロン、エルシオンなどは左手に盾も持っている。
アキレス
バンの原点とも言えるLBX。
謎のコアスケルトン「AX-00」に専用のアーマーフレームを換装した姿。
従来のLBXとは一線を画す、ある種のアートとも呼べる機体。
オーディーン
無印の中盤、とある理由で破壊されてしまったアキレスの遺志を継いだLBX。
LBXとしては初めて可変機構を搭載しており、多くの次世代機の原点となった存在。
イプシロン
ゲーム『BOOST』『爆ブースト』及び漫画『ダンボール戦機外伝』で使用。
オーディーンのさらなる後継機として開発された次世代型LBX。
エルシオン
『W』で使用。
突出した長所こそ持たないが、総合的なスペックに優れた万能型のLBX。
イカロス・ゼロ
同じく『W』で使用。
A国の軍事衛星「パラダイス」攻略の為に、宇宙空間での戦闘に特化した機体としてプロト・Iをベースに開発されたLBX。
オーレギオン
その名に違わず圧倒的な力を誇るが、最終的にミゼルに奪われてしまった。
オーディーンMk-2
同じく『W』の「ミゼル編」及び、映画『イナズマイレブンGOVSダンボール戦機W』で使用。
アキレスⅡ
ゲーム版『ウォーズ』及び『LBX烈伝』で使用。
2056年の技術を以って再生された新生アキレス。
※また、上記以外にも、無印ではムシャを、『W』ではブルド・アキレスD9を使用した事もある。
ゲームキャラとしての特徴
無印
主人公という事もあり、ストーリー上では最も多く使用する事になる。
初期時点では(当然だが)Lv1、使用機体はAX-00・アキレス(どちらもNG)。
ストーリーの進行に伴い、NGオーディーンも使用可能となる。
セオリー通り上記の機体を使って戦うのも良いが、一部のイベント戦を除けば使用機体・パーツの制約は存在していないので、自分の好きなLBXを使っても構わない。
固有のキャラスキルは、特殊モード「V(ブイ)モード」⇒「X(エクストリーム)モード」。
ストーリー中のあるイベント以降使用可能となり、最初に使えるのはVモードだが、さらにストーリーを進める事で、一部性能が異なるXモードへと変化する。
両者の共通項として、バトル毎に1回、バンの使用機体の体力が25%以下の時に発動可能であり、一定時間の攻撃力・機動力上昇に加え、状態異常も回復してくれるスグレモノ。
さらに、Vモード時は必殺ファンクションの発動に必要なC(チャンス)ゲージを自動充填させる機能を備えているが、Xモードに変化した後は、相手の近距離攻撃無効に変わる。
また、初期時点で既に槍(ランス/ナギナタ/棍)の熟練度が1つ上がった状態になっている他、ストーリーの進行に伴い使用可能となる必殺ファンクション「超プラズマバースト」は、同作ではバンだけが使用可能という特別なものになっている。
爆ブースト(山野バンW)
無印の3DS移植・完全版である『爆ブースト』では、エンディング後の追加要素のひとつである「アルテミスレジェンド」にて、続編の『W』仕様のバンが登場。
勝利すればプレイアブル使用が可能となるが、同一人物である通常のバンを使用・チームに入れている場合は、出現しないので注意する事。
加入時点で既にLv60であり、MGエルシオン一式を所有している。
また、彼の加入により、必殺ファンクション「ホーリーランス」が全キャラクターに開放される。
固有のキャラスキルは、特殊モード「アドバンスドV(ブイ)モード」。
発動条件と効果は通常のバンが使用可能だったVモードと同様。
また、加入時点で既に槍(ランス/ナギナタ/棍)の熟練度が最大の10なので、熟練度アップで習得する槍系必殺ファンクションは全て使用可能となっている。
ただし、通常のバンとは異なり、超プラズマバーストを使用する事は出来ない。