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曖昧さ回避編集

  1. 北欧神話の最高神「オーディン」の表記揺れ。
  2. オーディーン(小さな巨人ミクロマン)

概要編集

アキレスの後継機として開発されたLBXで、アーマーフレームのタイプはナイトフレーム

バンの父親である山野博士が、プラチナカプセルに送信した設計図を基として、コアスケルトン「VX-13」と共にタイニーオービット社で開発された機体。アキレスと同様、コアスケルトンとアーマーフレームの間にプラチナカプセルを収納できるスペースが設けられている。

その機体性能はアキレスを遥かに凌ぎ、あまりに高い機動力のために初戦闘時のバンが扱いきれなかったほど。また、大腿部に備えられたブースターによって、瞬間的ながら高い推力を得ることができる。

本機の最大の特徴は、飛行形態への可変機構を初めて搭載したLBXである点。

飛行できるのはCCMの電波が届く有効範囲でもある100m圏内だが、「コントロールポッド」による操作であれば半径50km圏内を自在に飛行する事が可能である。

飛行形態の可変機構を搭載したLBXは、後にオーディーンの後継機にあたるオーレギオンオーディーンMk-2、他にも、K・アーサーやオリオン等が存在しているが、そのどれもがオーディーンとほぼ同じ変形プロセスであり、この機体が後世のLBXに与えた影響力の強さが窺える。

オーディン エクストリームモード

また、特殊モード「X(エクストリーム)モード」を搭載。

アキレスのVモード同様、起動時は機体が金色に光り輝き、一時的ながらも機体性能を大幅に向上させることが可能となっている。

ゲーム版の効果は「近接攻撃無効」。さらにテンションゲージが「モードゲージ」に置き換わるため、「W」以降ではモード終了まで飛行形態で飛び続けることができる。


基本装備は、両端にビーム刃を持つ双槍「リタリエイター」。また、イノベーター研究所に潜入する際には追加装備として、強化ダンボールの技術を応用したビームシールド「ビームガーダー」を装備した。


必殺ファンクションは、槍に溜めた巨大なエネルギーを放つ「グングニル」と、

飛行形態に変形して相手に突撃する「JETストライカー」

他にも、暴走したイフリートとの決戦では、アキレスも使用していた「ライトニングランス」を使用し、レックスから教わった「超プラズマバースト」でとどめを刺した。

[https://www.pixiv.net/artworks/35751044]


続編では編集

『ダンボール戦機W』から、ゲームシステムの再構成に伴い、フィールド上での変形飛行が可能となり、ファンを喜ばせた。

オーディーン……

ダンボール戦機W』では、1話目でアキレス・ディードの必殺ファンクションを受けたことにより大破、タイニーオービット社に修理に出される事になる。

その後、ミゼル編にてようやく修理を終えたが、メンテナンス中にベクターにゴーストジャックされてしまい、タイニーオービットの社長室へと向かうバン達の前に立ちはだかる。イカロス・ゼロパンドラトリトーンアキレス・ディードの4機を単騎で圧倒する程の力を見せつけ、さらにイカロス・ゼロをブレイクオーバーさせるも、ルミナスシューターを装備したアキレス・ディードの狙撃によって再び破壊された。


さらに後のオールスターフォトバトルでは、設計図をサルベージして再開発した2号機がバンの愛機として登場。

旧世代機であるにもかかわらず、ジンゼノンとの連携によって、アラタドットブラスライザームラクマグナオルタスに勝利している。


派生機体編集

オーレギオン編集

オーレギオン

W』にて、オーディーンを含む様々なLBXの要素を取り入れた究極のLBXミゼルへの対抗策として開発された。

詳細は個別記事参照。


オーディーンMk-2編集

白い翼

こちらも『W』にて登場。

オーレギオンとは異なり、オーディーンの正式な後継機として開発されたLBX

詳細は個別記事参照。


聖騎士オーディーン編集

可変式戦闘機LBXオーディーン

アキレスカラーの白いオーディーン。

ゲーム版限定の機体だが、主題歌CDの特典としてプラモデル化もされた。


オーディーンJ編集

ゲーム版にのみ登場する、「マスクドJ」専用のオレンジ色のオーディーン。

見た目こそただの色違いだが、マスクドJの徹底的なカスタマイズによって、内部構造は全くの別物とも言えるものになっている。

ゲーム版『ウォーズ』の裏ランキングバトルでは、仙道ダイキが僚機として登場している。


オーディーンM(ミリタス)編集

あけおめ

ダンボール戦機ウォーズ』にて仮想国グレンシュテイムが所有する、オーディーンの正式な量産機。

詳細は個別記事参照。

装甲娘』において編集

適合者の本名は「ハナゾノ リリコ」(CV:高野麻里佳)。旧版、ミゼレムクライシス版共に登場している。詳細は『オーディーン/ハナゾノ_リリコ』を参照。

その他、関連・派生機体のLBXも装甲娘として、

がいる。詳細は適合者の個別記事参照。


ACCM編集

装甲娘 ミゼレムクライシス』のACCM(アシストファンクション)としてオーディーンが登場している。

ウェポンタイプが「ランス/ナギナタ」の装甲娘に装備できる。


必殺ファンクションは「JETストライカー」を使用。

効果は、敵単体に225%の格闘ダメージを与え、衝属性耐性ダウンを付与する。


数年の時を超え……編集

2020年1月に、「LBXシャドールシファー」以来約4年振りとなる『ダンボール戦機』シリーズの完全新作キットとして、「ハイパーファンクション LBXオーディーン」が発売された。

変形ギミックの都合上他のハイパーファンクションよりも価格は高めだが、全体的なクオリティアップに加え、装甲のスライド・可動ギミックにより、飛行形態への変形も手首の差し替えのみで可能になった等、非常に完成度の高いキットとなっている。


余談編集

名前の由来は、北欧神話の最高神オーディン。必殺ファンクションであるグングニルはオーディンの所有する投槍グングニルと同名である。

また、オーディンは逸話において様々な姿に変身したとされ、オーディンが鷲に変身したことがあることも、飛行形態への変形機構を備えるこの機体の由来となった一因かもしれない。


また、僚機であるフェンリルは、神々の黄昏「ラグナロク」にてオーディンを丸飲みにした巨大な狼の名であり、原典で自分を殺した狼の名を冠した機体が仲間になるとは、なんとも因縁のある組み合わせともいえる。

関連タグ編集

ダンボール戦機 ダンボール戦機W LBX ナイトフレーム 山野バン オーディーンM(ミリタス)

歴代バン機:アキレス / イプシロン(ゲーム及び漫画『ダンボール戦機外伝』のみ) / エルシオン / イカロス・ゼロ / オーレギオン / オーディーンMk-2 / アキレスⅡ

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